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【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対国士館大 相手の勢いを止められず3連敗…

バレーボール

【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対国士館大 相手の勢いを止められず3連敗…

2023年春季関東大学男子2部リーグ戦
2023年4月16日(日)
会場非公開

2連敗中と苦しむ法大。第4戦の相手は昨年度インカレベスト8の強豪国士館大だ。接戦に持ち込むも、トータルディフェンスを攻略できずストレート負け。開幕から4戦で1勝3敗と苦しいスタートとなった。

試合結果

トータル試合結果

0
法 大
22 1セット 25 3
国士館大
23 2セット 25
21 3セット 25

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
4 中田拓斗(営4) S
6 伊藤貴将(文3) MB
14 高橋慶帆(営2) WS
15 川波颯(文2) WS
16 小竹飛斗(法2) WS
20 小田周平(営1) MB
19 藤野颯(文2) L
25 関大斗(営1) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

背番号 選手名
2 安部翔維斗(法4)
9 原海斗(営3)
18 五十嵐健人(営2)
21 村岡蓮斗(法1)
23 坂本遼太郎(法1)

上位校との対戦が続き2連敗中と苦しむ法大。第4戦の相手は強豪・国士館大。昨年は春秋と負けている相手だけにこの試合に勝利し勢いづけたいところだ。この試合の見どころは両校の2年生エース対決だろう。法大の高橋慶帆(営2)、国士館大のサウスポー・工藤築の2人がどこまでスコアを伸ばしチームを勝利へ導けるか。

第1セット。伊藤貴将(文3)のAクイックで先制するも先に流れをつかんだのは国士館大。法大は相手のトータルディフェンスの前にスパイクが決まらない苦しい展開。5-7の場面では国士館大・工藤がライトから強烈なストレートスパイクを決めると、今度は法大・高橋もライトから強烈なストレートスパイクでやり返す。互いに連続得点を繰り返す不安定な展開も、相手の強固なディフェンスの前に徐々に点差を付けられる。法大も何とか食らいつくが最後は相手エースに決められ、22-25でこのセットを落とす。

続く第2セット。相手のミスつけ込み連続得点で点差を広げるも、すぐさま追いつかれ流れを掴めない。13-12の場面ではミドルブロッカー伊藤が2連続でブロックし4連続ポイントでリードする。しかし課題のブロックとレシーブの関係が上手くいかず、相手の攻撃を止められない。両チーム20点台にのせると積極的にエースに託す展開に。高橋は20点以降全ての点数を決めるも、ブレイク出来ずにこのセットも落とす。

第3セット。序盤から高橋にトスを集めるセッター中田拓斗(営4)。同点の場面では小田周平(営1)が高さのあるブロックで相手の勢いを止める。しかし10-9とリードする場面でまさかの4連続失点。相手のマークが厳しい高橋もなかなか決められず苦しむ。点差を広げられるも小田がフェイント、クイック、ブロックと立て続けに得点し食らいつく。さらに小竹飛斗(法2)得意の中に切り込む攻撃で得点を決めチームを盛り上げるも、勢いづいた相手を攻略できず。21-25でこのセットも落とし、ストレート負けを喫した。

強豪・国士舘大に果敢に挑むもストレート負け喫した法大。守りからリズムに乗っていく相手に自慢の攻撃陣も苦しんだ。早くも3敗と入れ替え戦進出が厳しくなったが、上位進出へ向けて戦いは終わっていない。これからも一戦必勝で突き進んで欲しい。

インタビュー

小田周平(営1)選手

ー今日の試合を振り返って
序盤に相手に点を取られて自分たちのリズムがつくれなかったので、そこが今日の1番大きな反省点かな、と思います。

ー国士舘大のプレーの印象は
アタッカー全員がまんべんなく決定力が高いので、すごくマークしにくい印象でした。

ー攻撃がワンパターン化している印象もありましたが、改善したい部分はありますか
やっぱり序盤の余裕があるときに、エースの高橋(慶帆、営2)選手だけではなくて他の選手をもっと使っていけたらいいなと思いました。

ー個人のプレーで良かった点と課題は
今日良かったところはあまりなくて、課題が多かったのかなと思います。
ブロックで自分の失点が多くて後ろと連携が取れなくてっていうディフェンスの部分で自分が乱してしまったので、それが課題です。

ー連敗の中、チームの雰囲気は
あまり良くない雰囲気で暗いムードになっているので、次は勝ってしっかり切り替えられるようにしたいです。

-来週の青学戦に向けて一言
相手関係なく自分たちのリズムでバレーが出来たら良い勝負になるのかなと思っているので、自分たちのリズムがつくれるように序盤から気持ちを入れて頑張りたいです。

攻撃で存在感を見せた小田周平(営1)

藤野颯(文2)選手

-今日の試合を振り返って
最初に国士舘のサーブとかに押されて、自分たちのサーブカットが乱れてしまいました。ボールが(セッターに)かえっても攻撃パターンが少ないので、相手に負けてしまいました。

-個人としては良かったところは
キャッチ(サーブカット)の波が抑えられてたので、キャッチは問題ないかなと思いました。

-反省点はありましたか
練習の時からやってないことは試合でも使えないと思うので、 練習の時からちゃんとやっていきたいです。

-リベロとして、心がけていること、意識していることはあるか
自分は攻撃に参加しないポジションなんで、縁の下の力持ちじゃないですけど、 みんなを鼓舞したり、支えてあげなきゃいけないと思っています。

-来週の青学戦に向けて
青学は自分たちと一緒で高校の時からすごい選手の集まりなので、サーブから負けずに攻めていきたいと思います。

(記事:矢吹大輔、写真:熊谷芽歩季)

 

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