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【バレー】2018年度東日本大学選手権 2回戦 対日大 リベンジを果たすことができずストレート負け…2回戦敗退となる

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【バレー】 2018年度東日本大学選手権 2回戦 対日大 リベンジを果たすことができずストレート負け…2回戦敗退となる

2018年度東日本大学選手権 2回戦
2018年6月22日(金)
葛飾区水元総合スポーツセンター

1回戦を突破して、迎えた2回戦の相手は日大だ。入れ替え戦からまだ日が浅い中で迎えたこのリベンジマッチ。制することができれば、法大にとってさらなる飛躍に繋がるだろう。流れに乗るためにも第1セットは確実にものにしたいところ。しかし、序盤はリードする展開に持ち込むも、日大の勢いに押され第1セットを落とす。ここで日大に勢いをつけさしてしまい、その後のセットも落とし、ストレート負けとなった。

 DSC2565 R
途中出場ながらも、活躍を見せコートに明るさをもたらした村岡

試合結果

トータル試合結果

0
法大
31 1セット 33 3
日大
18 2セット 25
20 3セット 25

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
15 大村翔哉(営2) WS
8 前田隆二(営3) MB
16 佐藤優弥(文2) WS
9 伊元幸正(営3) WS
24 緒方悠大(法1) MB
12 西田寛基(営3) S
10 三木裕人(文3) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ
 

途中出場選手

背番号 選手名
17 中田啓貴(文2)
19 竹田将也(法2)
21 村岡拓海(経2)
23 袴田智己(営1)

戦評

 第1セット、伊元幸正(営3)のスパイクで先制すると、佐藤優弥(文2)のブロックなどが決まり6-2と序盤からリードを奪う。中盤以降もリードを保ち、24-23で法大のマッチポイントを迎えると、そこから日大のブロックがうまく決まり同点に。その後一進一退の攻防が続くも、相手のエースが決まるなど、粘り切れず31-33で第1セットを落とした。
 第2セットも流れは日大へ。緒方悠大(法1)の速攻などで得点を挙げるももの、日大の高さあるアタッカー陣を止められず、18-25で第2セットを落とす。
 流れを変えたい第3セットだったが、序盤から5連続ポイントを奪われる。途中出場の村岡拓海(経2)のスパイクが決まるも、流れを変えることができずに、20-25で第3セットを落とした。
 入れ替え戦の雪辱を果たしたい一戦だったが、ストレート負けと悔しい結果に終わった法大。しかし、課題に挙げていたブロックが序盤から機能するなど、力を付けてきている。 秋季リーグ戦でも今季敗れた青学大や専大との戦いが控えており、入れ替え戦へ進むにはその2校に勝つことが必須だ。 入れ替え戦へ進めたことを自信に、来季での1部昇格に期待だ。(滝澤智也)

インタビュー

吉田康伸監督

ーこの東日本インカレの総括を
組み合わせ的に激戦ゾーンに入りましたが、昨日に関しては東北1位ということで、ある程度互角の戦いをするだろうなということで意地を出して勝ち切ってくれたかなと思います。今日に関しては入れ替え戦のリベンジでもありましたが、入れ替え戦を終えて2週間あまりというところも含めて、個々でコンディションが悪い者もいて、メンバーが固定できなかったというのは誤算でした。

ーそれがストレートで負けてしまった要因でもあるのでしょうか
敗因ということで言えば、今日の1セット目が全てかなという感じです。あれだけ相手もミスしてくれて、リードしていたのに、終盤ところも含めて逃げ切れなかったというところで相手に勢いをつけさしてしまいました。こちらも2セット目以降は後手後手といいますか、追いかけるような形になってしまい、それが結果ストレート負けに繋がったかなと思います。選手にも今日、1セット目が全てだよという話をしました。

ー入れ替え戦後にブロックが課題と言われていましたが、その点は今日はいかがでしたか
入れ替え戦終わってからも選手たちも自覚はありましたし、ほとんどブロックが決まっていないことも含めて、ブロックだけはかなりチームとしては取り組んでいました。評価としてはブロックをサボらなくなったというのと、手に触るようにはなってきているのでブロックに関してはかなり収穫はありました。ブロックを触ることも含めて、リベロは今回三木君でしたが、レシーブとブロックの形は強いチームに対しても対応はできていたと思います。例えば昨日にしても、1セット目取られると相手に勢いがつきますが、2セット目から冷静にブロックの対応とかもできていました。そういったところはやった分だけ少しは良くなっているかなと思います。逆にこちらがブロックされてしまうという意味においてはブロックの高いチームになると、スパイカーが多少通用しない部分があります。夏以降の秋に向けての課題としては最終的にラリーが続いたときに最後の決めきれるアタッカーがどれだけ出てきてくれるかが課題かと思います。

ー三木裕人選手を入れ替え戦同様に、東日本インカレでもリベロとして起用していました
今回は春先からアタッカーとしても良かったですし、ポジション的にもレシーブもするアタッカーのポジションでしたので、そのような流れから起用しました。さらにキャリアもありますし、結構ムードもあり、後ろから指示を出したりなどしていました。本人の希望もあり、思い切ってリベロにしましたが、かなり良かったと思います。

ー佐藤優弥選手もけがから復帰し活躍を見せていますが、どんな選手でしょうか
佐藤君に関しては身長はそこまで大きくないですけども、アウトサイドとしてきっちりサイドアウトを取ってくれるなどスパイク力では今一番、状態も含めていい部分があると思います。あとは昨年から課題であるサーブレシーブが伊元君に比べるとピッタリ返っていないところはあります。彼に関してはそこの部分が課題かなと思います。入れ替え戦から今回の試合を含めて、アタックに関しては佐藤君が活躍してくれたおかげでここまで来れたと思います。

ー秋季リーグ戦に向けて
9月の初めに始まりますので、意外と時間があるようでないと思います。授業がなくなった8月にどれだけチーム力を上げて、リーグ戦に入ることができるか。9月の下旬からが上位校との戦いになりますので、春のリーグ戦では上位校、特に青学、専修には歯が立たなかったのでそこに何とか互角の戦いをできるようにしたいと思います。そしてできれば2位以内に入ってもう一度入れ替え戦にチャレンジしたいなと思います。

 村岡拓海

ー今日の試合を振り返って
1セット目はこっちが優勢で入って最初はいい試合展開でした。入れ替え戦の時ブロックが課題で、今回の1セット目はブロックは良かったんですが、勝てる流れで最後相手の粘り強さに負けてこっちにミスが出てきて負けたところがあります。そこの紙一重の部分で負けるというのが入れ替え戦の時もあって、この短い期間でそんな簡単には変わらないなと思いました。大事な1点をいかにこっちがどう取るかを考えて、そこを決めきれるエースがチームにいないとまた同じ結果になってしまうのではないかなと思いました。

ー途中出場されましたが、どのような気持ちでコートに立ちましたか
1セット目が取れずコートの中が暗くなってしまうというところで、やはり2、3セット目で自分が途中から入ってムードを変えて、(チームの)息を吹き返そうという気持ちで入りました。特に3セット目はスタートからなので勝ちたかったんですけど、相手にサーブやブロックでやられてしまいました。前からブロックの課題もそうだったんですけど、自分たちサイドのスパイカー陣が個々の能力を上げないといけないと思います。トレーニングもそうですし、技術などのスパイク力もサイド陣がつけないといけないと思いました。

ー前回の入れ替え戦から修正したことはありますか
ブロックです。ブロックは少しは成果が出たと思います。次の秋リーグを自分たちの中では一番の目標としているので、ブロックを引き続きやりながらもこれからの課題としてはスパイクですね。

ー秋リーグに向けての意気込みを
春リーグでは自分たちは青学と専修に2敗して入れ替え戦に行きました。ちゃんとまずは青学と専修に勝って入れ替え戦に向かうという一番いい流れで臨んで、また日大と当たることになるかもしれませんし、1部のどこが来るのかはわからないですけど、力で勝てるようにしたいです。どの試合を観ても1部同士の試合は1点、2点で大きく変わる試合ばかりなので大事な1点2点と取れるようなチームなって、頑張っていきたいと思います。

フォトギャラリー

  •  DSC2565 R途中出場ながらも。活躍を見せコートに明るさをもたらした村岡
  •  DSC2403 R日大に高さのある攻撃に苦しむ場面も見られた
  •  DSC2453 R高さのあるバックアタックを打つ大村
  •  DSC2604 Rハイタッチをかわす村岡(左)と西田(右)
  •  DSC2656 R入れ替え戦後のブロック練習の成果も見られた
  •  DSC2630 R東日本インカレでの戦いに大いに貢献した佐藤
  •  DSC2574 Rワンハンドトスを見せた途中出場の中田
  •  DSC2588 R秋季リーグ戦入れ替え戦出場に向かって走り出す選手たち
 

 

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