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【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対青山学院大 強敵相手に勝利!

バレーボール

【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対青山学院大 強敵相手に勝利!

2023年春季関東大学男子2部リーグ戦
2023年4月22日(土)
会場非公開

今季リーグは4戦を終えて1勝3敗。最後の勝ち星は開幕戦までさかのぼる。これまでの戦いは1部昇格を目指すチームにとって思わぬ苦戦を強いられていると言えよう。しかし、この日の青学大戦は3連敗中のチームを活気づける快勝となった。

試合結果

トータル試合結果


法 大
 
25 1セット 16
青学大
 
22 2セット 25
25 3セット 15
25 4セット 15

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
1 山本帯刀(文4) MB
4 中田拓斗(営4) S
14 高橋慶帆(営2) WS
15 川波颯(文2) WS
16 小竹飛斗(法2) WS
20 小田周平(営1) MB
19 藤野颯(文2) L
25 関大斗(営1) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

背番号 選手名
2 安部翔維斗(法4)
21 村岡蓮斗(法1)

第1セット、昨年春まで1部リーグに在籍していた青学大の強力攻撃陣に押され、2連続失点で幕を開ける。連敗中であるだけに悪い流れを引きずっているかと思われたが、その後は小田周平(営1)の高さを生かしたブロックや、ムードメーカー・小竹飛斗(法2)の攻守に渡る活躍が光り一気に逆転。終わってみれば25-16と青学大を圧倒しセットをものにした。昨季の同カードはストレート負けを喫していただけに、なおさら嬉しいセット先取だ。

最高の幕開けとなった今ゲームも第2セットは状況が一転。青学大が昨季リーグ2位たる所以(ゆえん)を見せつける展開となった。第1セットを取られ、尻に火の付いた青学大の攻撃陣の猛攻を好調の小竹に加えて高橋慶帆(営2)がギアを上げ食い下がる。シーソーゲームの様相でゲームが進んでいく。セッター・中田拓斗(営4)が技ありのツーアタックを決めるなど見応えある展開となるも、中盤での連続失点が響き22-25でセットを落とす。

第2セットを落とし、再び流れが断ち切られたかのように思われた法大。しかし、第3セットでは見事な切り替えを見せた。同セットでは川波颯(文2)が大活躍。持ち味の強烈なスパイクを次々に打ち込み相手に流れを渡さなかった。終始制圧的なゲーム運びを見せた法大は25-15と10点差をつけてのセット獲得を果たす。

最終セットとなった第4セットも法大の勢いは止まらない。15-14と1点リードの場面、日本代表登録メンバー入りの高橋による怒涛(どとう)の4連続アタックを含む7連続得点が決まり、一気に試合を決定づける。25-15で第4セットをものにし、3連敗からの脱却となる値千金の勝ち星を奪った。

これでチームは2勝3敗。昇格戦出場のためにはこれ以上の敗戦は許されない。強豪・青学大への大勝を確かな自信とし、これから残る6戦を最高の結果で締めくくりたい。

インタビュー

川波颯(文2)選手

ー今日の試合を振り返って
リーグ戦が始まって、ずっと負けが続けていて、あまり試合を楽しめている雰囲気ではなかったので、今日は勝つというよりも楽しんでプレーしようというのを心がけていました。

ー連敗中ではあったが、チームの雰囲気はとても良さそうでしたが
自分たちは、相手にリードされてミスが増えてきた時に雰囲気が悪くなってしまうことがあるんですけど、今日に関してはいつもよりミスが少なくて、逆に相手がミスをしてくれたことによって自分たちがリズムを作りやすかったのかなと思います。

ー個人として良かったところは
よく、「絶対にスパイクを打ち落として決めるんだ」という意志が強すぎて、肘が下がってしまうことがあるんですけど、今日はとにかく力を抜き、高いコースに打ってブロックに捕まらないようにすることを心がけました。リラックスしながらやることが出来たのが良かったと思います。

ー終盤に連続得点で押せ押せムードの中、勢いをつけるサーブがいくつも見られました
大前提に、チームが乗っている状況なので、サーブは絶対に入れるというのは意識しました。また、チームの課題として攻めきれてない、というのがあるので、ミスをしないようにする、且つ相手を出来るだけ崩すことを心がけました。

ー今日の試合で見つかった課題は
今回は相手のミスで勝った、という試合内容だったのでとにかく自分たちのミスを減らすようにすることが大事だなと思います。

-来週の青学戦に向けて一言
次の相手(国際武道大)は綺麗なバレーをしてくるという印象があり、自分たちとしては、勢いで来るチームよりはやりやすいのかな、と思っています。また、相手に身長の高い選手が多いので、ブロックの高さに捕まらず、相手の勢いに飲まれないように試合中に早く対策できるようにしていくのが大事かなと思います。

攻撃の中心として活躍した川波颯(文2)
(記事:嘉藤大太、写真:八色悟史)

 

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