2024年6月2日(日)
国士舘多摩体育館
戦評
春季リーグ戦を終え、1勝1分7敗の法大は2部リーグ1位の立教大との入れ替え戦に挑む。あいにくの雨模様ではあったが会場には溢れんばかりの観客が集まり、彼らが見守る中のスローオフとなった。法大は先制点を取ったものの、その後はリードを許す展開が続き、一時は追いつくも、最後は3点差に離されそのまま試合終了。無念の2部降格となった。
しかしこのままでは終われないのが法大男子ハンドボール部。必ず、秋季リーグで勝ち進みまたこの場所に戻ってくることを期待し、ハンド班一同引き続き取材を継続していきたいと思う。
試合結果
トータル試合結果
28 法政大学 |
10 | 前半 | 12 | 31 立教大学 |
---|---|---|---|---|
18 | 後半 | 19 |
個人得点
岩崎 …7点
渡邊 …5点
竹中(柊)…4点
早川 …3点
西村 …2点
栗田 …2点
石川 …2点
大島 …1点
長谷川 …1点
親泊 …1点
前半5分、法大が立教大のファールによる7mスローをとると、ここは#10渡邊桂也(経4)がしっかりと沈め、先制点を取る。続けて#22竹中柊翔(社3)、#11岩﨑琢未(スポ4)がシュートを決めるなど、一部リーグ所属の力を見せつける法大。しかし、前半10分を過ぎたあたりから法大のシュートミスが目立ち始める。対照的に立大は徐々に流れを掴み始め、前半12分、ついには逆転を許してしまう。なんとか追いつきたい法大だったが、点差を縮めることができないまま10-12で前半を終える。
2点を追いかける法大は後半開始直後、#12宮田怜(社2)が3連続相手シュートを止めるスーパーセーブを見せると、さらにOF面では主将の#10渡邊が激しいDFに阻まれ倒れ込みながらもシュートを決め会場を沸かす。しかし、その後も点を取っては取られの拮抗とした展開が続く。3点を追い果敢にゴールを狙うが刻々と時間だけが過ぎていく。選手の焦燥感がこちらにも伝わってくる。そしてついに、ゲーム終了のブザーがなった。点差を埋めることができず28-31で試合終了。立大に一歩届かず敗戦。無念の2部降格となった。
喜びを分かち合う#20石川純也(社2)と#22竹中柊翔(社3)
#10渡邊桂也(経4)トップ写真
(取材・記事 真中咲輝)
記事更新が大変遅くなりましたことお詫び申します。