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【アメフト】リーグ戦開幕まであと3日‼「甲子園に帰って日本一になりたい」リーグ戦直前インタビュー② 〜須藤晃也ディフェンスリーダー・谷口雄仁オフェンスリーダー編〜

リーグ戦直前取材
2024年8月20日(火) 法政大学川崎総合グラウンド

いよいよ今週の日曜日からリーグ戦が開幕する。勝負の秋の第1戦は9月1日(日)アミノバイタルフィールドで桜美林大学を相手に17時半にkick off予定だ。今年はチームを引っ張る4年生と、アメフト部の方から推薦されたこの秋注目の選手、計8名と矢澤正治ヘッドコーチにインタビューを行った。今回のインタビュー記事はディフェンスリーダーである須藤晟也(経4=法政二)とオフェンスリーダーの谷口雄仁(営4=法政二)編である。

インタビューを受ける須藤

 今回のインタビュー選手

ポジション 名前
LB  ディフェンスリーダー 須藤晟也(経4=法政二)
QB  オフェンスリーダー 谷口雄仁(営4=法政二)

インタビュー

LB 須藤晟也(すとうせいや)

【プロフィール】
学部・学科/経済学部
出身高校/法政大学第二
高校
身長・体重/170cm・76kg

ーー春シーズンを振り返って
春シーズンを振り返ると練習で起きてたミスが試合で起きてたのかなと思います。

ーー具体的には
練習で突き詰められてなかったタックルとか、あんまりこだわってなかったところが試合に大きく出ちゃったかなっていう印象です。

ーー春の反省を踏まえて、この夏取り組んできたことは
大まかなところよりは細かなところ、小さな1歩2歩単位のところをこだわってきましたね。

ーー個人的に強化した部分やトレーニングしたところは
個人的にはウエイトトレーニングをメインにこの春から夏にかけて頑張ったかなと思います。週10回くらいウエイトしてた時期もあるので、ウエイトトレーニングは頑張りました。

ーー今のチーム状態は
試合を意識しつつあるのかなっていう感じです。結構オフェンスとディフェンスがバチバチしてることが練習中多くなってきたかなって思うのと、もっと試合を意識して練習できるのかなと、より求めてしまうところはありますね。

ーー開幕が近づいてきての緊張感は
ありますね。結構緊張しいなんで。寝る時は「やば、あと何日だ」みたいな、いつの間にか「あと2週間だ」みたいな感じですね。日に日に眠りが浅くなってます(笑)。

ーー秋リーグ特に負けたくない相手は
全員ですね(笑)。なんか絞った方が面白いコンテンツになるのかもしれないですけど、全員ですね。去年も関東王者みたいになってるけど結局(早稲田に)1回負けちゃってるので。全員に勝つっていうところですね。

秋の目標としてインターセプトの獲得を目指す

ーーこの秋注目してほしいプレーは
ラストイヤーの強気なプレーというか、このシーズンだけで終わりなので、4年生の気合いのプレーを見ていただけたらなと思います。

ーーラストイヤーという言葉があったが4年生はどんな同期だったか
熱いやつらが多いですね。思った以上に熱いやつらが集まってるかなと思います(笑)。

ーー秋リーグの個人的な目標は
個人的に目標はインターセプトをしたいですね。あんまりしてないので。インターセプトをしてチームに流れを持って来れるようなプレーヤーになりたいです。

ーーチームとしての目標は
日本一です。

ーー秋リーグに向けての意気込み
ラストイヤーで最後のシーズンで正直アメフトを続ける気はなくて、学生生活で終わるつもりなので、僕の7年間をぶつけたいと思ってます。

(取材:白戸大貴)

谷口雄仁(たにぐちたけひと)

【プロフィール】
学部・学科/経営学部
出身高校/法政二

身長・体重/181cm・81kg

ーー春シーズン試合に出場できない中でどのようなことを意識していたか
試合に出場できない中でもできることもありました。プレーコールを出す手伝いや試合前の準備に関しても、昨年の知識を活かしてチーム全体の進め方の部分で貢献できたのかなと思います。試合に出られない中でもチームにどう貢献するかというのを、突き詰めて考える良い機会になったと思います。

ーーフィールドの中と外から見るアメフトの動きは違ったか
改めてフィールドの外から見ることで気づけることがあったので、良い機会になりました。

ーー今季の法大QB陣の強みは
自分が出場できないこともあって、2人が出場することが多くなりました。2人とも走力があってパスも投げられるので、大きな武器になると思います。

ーー怪我からの復帰はいつ頃だったか
夏合宿に復帰したので、8月の頭から本格的に復帰しました。

ーー怪我を治すためにどういったリハビリをメインにやってきたか
チームドクターの指示に従って、計画的にリハビリを進めて行きました。早い段階で良い状態になったのは、冬の間にチームのドクターやトレーナーに毎日見ていただいたからだと思います。

ーー去年のシーズンで得たものは
試合を通じてQBとして出続けたことが経験として大きかったです。下級生の頃はポイント起用でしたが、去年からは1試合を通して勝つ試合を作らなくてはいけないと感じていました。試合の作り方を学べた1年になりました。

ーーご自身のどういったプレーを見て欲しいか
自分たちのオフェンスはボールを回したら、爆発的なプレーをしてくれる選手が多いので、自分がボールを供給し続けるようにしたいです。そして、相手が止められないプレーをすると思うので、注目して欲しいです。

けがも完治した谷口、この秋の大暴れに期待したい

ーーQBの魅力は
QBはチームの命運を左右するポジションなので、責任と重圧を背負ってプレーするのが楽しい選手にとってはたまらないポジションだと思います。試合前の準備も主体的に進められるので、オフェンスの進め方を決める楽しさもあります。

ーーQBの後輩からの刺激はあるか
自分にできないことが彼らにはできたりするので、刺激になります。あとは、自分に対しても恐れることなく言ってくれます。

ーー後輩とコミュニケーションを取る時に意識していることは
QBに限らず答えを言いすぎないというのを意識しています。自分でたどり着いた答えは忘れないし、体にも定着すると思います。自分も先輩から考えさせて教わるというのを、してもらっていたので意識しています。

ーー今秋にチーム全体としてどういったプレーを見て欲しいか
ボールを持った時に爆発的な力を発揮する選手が多いので、いかにその選手にボールを渡すかを考えて準備してきたので、その点に注目して欲しいです。

ーー4年間を振り返って
甲子園が特別な舞台だなと思いました。1年生の時に自分が出場していたプレーで、TDを決めたのは大学フットボール生活の活力になりました。また、甲子園で大怪我をした際も甲子園に戻ってリベンジしたい思いが、今年の試合に出られない半年自分を動かしてくれました。甲子園に帰って日本一になりたいという想いは強いです。

(取材:野田堅真)

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