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【バレー】 秋季関東大学男子1部リーグ戦 対駒大 昨年秋以来の対戦はフルセットの僅差勝ち切る

バレーボール

【バレー】 秋季関東大学男子1部リーグ戦 対駒大 昨年秋以来の対戦はフルセットの僅差勝ち切る

2024年秋季関東大学男子1部リーグ戦
2024年10月13日(日)小田原アリーナ

リーグ第10戦は昨年秋の入替戦以来の対戦の駒大。この一戦を勝利しなければ入替戦行きの法大は何としても勝たなければならない。この日のヒーローはWS小竹飛斗(法3)とMB村岡蓮斗(法2)。最終セットで彼ら2人の活躍によって一気に点差を離しチームの勝利に貢献。入替戦に進むかどうかは運命の最終戦に委ねられた。

試合結果

トータル試合結果

 

3
法 大


27 1セット 25  

2
駒 大


23 2セット 25
20 3セット 25
25 4セット 21
15 5セット 11

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
10 川波颯(文3) WS
11 小竹飛斗(法3) WS
12 渡邊秀真(法3) WS
13 五十嵐健人(営3) S
14 藤野颯(文3) L
15 小田周平(営2) MB
16 村岡蓮斗(法2) MB
20 関大斗(営2) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

背番号 選手名
1 原海斗(営4)
3 伊藤貴将(文4)
5 三谷浩太郎(営4)

第1セット、大事な1点目を2年生MBの一角小田周平(営2)がブロックで先制。序盤から相手を引き離したい法大だが相手も絶対に落としたくない一戦。一進一退の攻防がセット中盤まで続く。15-15の場面、試合はこう着し流れを変える一打が欲しい法大はこの日好調の小竹にトスが集まり4連続得点をあげる。終盤、相手の追い上げでデュースにもつれ込むもなんとか小竹の活躍で27-25で第1セットを先取。

第2セットは打って変わって逆の展開を繰り広げられる。序盤こそサイドアウトを取り合うものの、中盤で相手スパイカー陣の勢いに押され13-17と4点差に広げられる。終盤で追いつき巻き返しを図るも23-25であと一歩追いつかずセットカウントは同点に。

第3セット、流れを巻き返し相手スパイクに対応したい法大であったが、このセットも第2セット同様相手の勢いが勝る。序盤から相手はエンジン全開で法大に向かってくる。4-8の場面堪らず法大はタイムアウトを要求するもズルズルと試合は終盤まで相手リードのまま。そのまま相手に主導権を握られた法大は20-25でこのセットを落とす。

第4セット、このセット落とせば敗北すなわち入替戦のコート全体に緊張した雰囲気が漂う。第2セット、第3セットは法大のプレーに固さが見られた。しかし、このセットで一気に吹っ切れる。背水の陣で望むこのセットMB村岡の得点がチームに追い風を吹かせ10-7の場面で相手に1回目のタイムアウトを取らせる。終盤まで法大がこのセットの主導権を握り25-21で勝負は最終第5セットへもつれ込む。

最終第5セット、このセットを取りきらなければならない法大は1点目から村岡のブロックが炸裂。直後、WS川波颯(文3)がノータッチサービスエースを決め一気に会場が沸く。堪らず相手監督はタイムアウトで落ち着かせようとするも法大の勢いは止まらない。13-10の場面残り2点で勝利を手にできる法大はこの場面でS五十嵐健人(営3)は村岡の速攻を選択。1点返されるも14-11、最後の1点はWS小竹に託され15-11でこの試合を制する。

第10戦にして切望の2勝目を手に入れた法大。1部リーグの高い壁に阻まれ苦しい場面が続くも、最後まで諦めず戦い抜く姿勢を崩さない。秋リーグも残すところあと一戦、最終第11戦の日体大戦に全力で挑む。

インタビュー

小竹飛斗(法3) 選手

ー今日の試合を振り返って
ずっと負け続けてきて、もう結果を気にせずに自分たちのバレーをやろうということでやってきていたけどいい所も悪い所もあったのでその部分を振り返りながら次に活かしていきたいです。

ーどんな気持ちで臨んだか
自分たちのバレーをしようという思いで試合に臨みました。

ー駒澤大学への対策は
相手が背がそこまで高くなくて、ボールを拾って繋げてくるバレーをしてきていたのでその部分に誤魔化されないように自分たちはパワフルなバレーをしていけるように対策をしてきました。

ー今日の試合での自分の点数は何点くらい
100点中50点くらいです。いい時もあったけど2セット目取り切れる場面で決めきれなかったところが1番痛かったと自分の中で思っているので振り返ってみても50点かなと思います。

ー最後の一点を決めた時どんな気持ちだったか
正直自分の中で絶対決めきれると思っていたので勝つことができて良かったです。すごく安心しました。

ー次の試合に向けて
勝たないと入れ替え戦に大きく一歩近づいてしまうので、しっかりと自分たちのバレーをして悔いの残らないようにこの秋リーグを締めくくりたいと思います。

村岡蓮斗(法2) 選手

ー今日の試合を振り返って
本当はストレート勝ちをしたかったけれど最低限勝つことができたのはよかったかなと思います。

ー入れ替え戦がかかった今日の試合に出るにあたってどんな心境だったか
まずは今日負けたら入れ替え戦がほぼ確定ということであとがない今だからこそとにかく楽しもうとチームで話しました。あとは出だしから勢いで押していこうという感じで試合に臨みました。

ーブロックがよく決まっていたが何を意識してプレーしていたか
相手があまり高さのあるチームではなかったので抜けるコースを読んでそっちに手を出したりみたいな感じで。感覚でやったら意外と止まりましたね。

ー得点した際に喜びを大きく表現していたがその意図は
ブロックを止めた時は喜ばないと僕のブロックというデータにならないのでデータ班に伝えるようにしていました。あとはシンプルに1点1点喜んで盛り上げたいという気持ちがあってしていました。

ー最終戦に向けて
日体大とは現在1勝1敗なので最終戦しっかりと勝ち切れるように頑張ります!

(記事:渡辺龍空、撮影:佐藤桃香、鈴木穂香)

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