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【硬式野球】フレッシュでは4回無失点と素晴らしい投球を見せた山床志郎は長い回を投げられる投手を目指し成長中 テンポよく打ち取る投球スタイルにも注目 (春季リーグ戦直前インタビュー⑧)

山床 志郎 投手

ーー1年の頃はどのようなことをしていたか
練習内容というか、1年生の頃はたくさん素晴らしい先輩方がいたのでその背中を追いながら毎日トレーニング頑張りました(具体的には)高校の時よりかはウエイトトレーニングを増やして、どちらかと言うと体を大きくする方をメインでやってました

ーー辛かったことは
練習の中でオープン戦に出るようになって、僕とのレベルが違くて、簡単には抑えられなくていろいろ配球だとかにも苦しみました。

ーー転機は
秋のリーグ戦で一回ベンチ入りしたことがあったんですけど、その時の球場の雰囲気を味わってみてそこで活躍したいなって。印象深い一日ではありました。(監督とは話したか)監督とは何もなくて、ただ一軍に来てくれと。メンバー発表で呼ばれた感じです。

ーー倉重聡(営2=広陵)との関係は
倉重は1年間リーグ戦でも活躍してて、試合とか見るときはすごいなって。ライバルじゃないけど自分も頑張らなきゃいけないっていう刺激はもらえるし、寮の中とかプライベートではいつもキャッチボールとか練習でも仲いい存在で、左投げっていうのもあるし、2人でずっとAチームにいたっていうのもあるし、話とかもあってお互いいい刺激にはなってると思います

ーー高校時代の経験は生かされているか
高校の時から自分で考えて、練習しろっていう監督にやらされるっていうよりかは自分で考えて練習しろトレーニングしろっていう練習方針だったんで、大学に来てより任されることが多くて。それは高校の時に考えて練習させてくれたことが生きているんだと思います。

ーーチームメイトからは何と呼ばれているか
同期には基本下の名前で呼ばれてるんですけど、先輩にはいろんな呼び方で呼ばれてます。(一つ挙げるなら)山床の床からとこって呼ばれます。いろいろありますけど。

ーーオフにはどのようなことをしたか
秋のシーズンは結局メンバーに入ったけど、出れずに終わって、なので ボールに強さだったり自分の良さ回転数にもっと磨きをかけたいという思いで練習してました。(誰と練習したか)倉重と練習終わってからまた違うところに練習しに行ったりとか、ワールドウィングとか行ってたんですけど、一人でやることも多かったし、結構倉重とは行動してた気がします。

ーー鴨川キャンプではどのようなことをしたか
鴨川キャンプからチーム内では、紅白戦などが始まったんですけど、実践的なものもやりながら、体力的な評価の部分も並行して行ったので、実践的な部分を主に磨いたり、試合をイメージした練習。今まではトレーニングを中心にやってきたんですけど、グラウンドの中で野手と合わせたりバッターと対戦したりという練習が入ってきて、チーム力を上げるようなキャンプでした。

ーー新入生の印象は
私は結構1年生の野手がAチームに多く入っててAチームに多く入ってて、結構戦力となる選手が多いんで、自分も負けないように、下級生に負けないようにというのがいい刺激になってます。

ーー槙野遥斗(営1=須磨翔風)選手のことを気にかけていたが、どういった関係か
槙野もAチームで練習してて、一緒にキャッチボールも最近やってるんですけど、入ってきたばかりで自分も興味あって、結構練習中とかでも話す仲良い後輩なんで、そういう意味でも見てました(彼の凄さは)1年生なんですけど、マウンドでの立ち姿というかバッターと対戦する時は、学年関係なくオーラというか、雰囲気はあって、それでいてコントロールがいいなと思います。

ーーオープン戦の調子は
結構思ったようなピッチングはできてなくて。自分のピッチングができてなかったんですけど、リーグ戦までまだ1か月あって、大島さんとかにも「今の結果じゃない。1か月後のお前らを見てるから」という風にミーティングでも言ってたので、反省を一つ一つ潰していって、最近では自分のピッチングスタイルがマウンドで発揮できてるかなと思います。

ーー国士舘大戦では自分の力が発揮できたか。
そうですね。ストライクを先行して投げられたし、マネージャーさんや高村助監督と話してた課題がしっかり克服できたというか、ピッチングに出せたとは思います。

ーー配置にこだわりはあるか
先発で完投できるぐらいの体力というか、そういうピッチャーにはなりたいんですけど将来的には。今年の自分はピッチャーもつないで最終的に抑えるチームだと思うので、どの場面で来ても冷静なピッチングができるようにはい信頼してもらえるようなピッチャーであろうと思ってます。

ーー目標にしている選手は
ソフトバンクの和田(毅、元ソフトバンク)投手みたいなピッチャー。球速はそこまではないけど1試合完投、ゲームを作れる投手にはなりたいです。

ーーリーグ戦優勝に向けて必要だと感じていることは
リーグ戦優勝するためには、自分たちピッチャーが0点に押さえたら負けることがないんで、自分たちピッチャーができるだけテンポよく、野手の攻撃につなげられるピッチングをするか、どれだけ少ない点数で抑えるかだと思うんで、チームの勝利に貢献できるように自分も精一杯力発揮したいです。

ーーリーグ戦で負けられない相手は
どこにも負けられないです!

ーーリーグ戦の目標は
リーグ戦の目標は、チームのリーグ優勝と日本一、個人で言うと防御率0点台です

ーー警戒している打者は
怖いバッター?いや特にないです。もう全部怖いです(笑)でも抑えます!

ーーファンに向けて一言
いつも応援してくれて本当に力になってるので、その応援や期待に応えられるように、神宮では精一杯執念持って頑張ります!よろしくお願いします!

(取材:加納正義)

山床 志郎(やまとこ・しろう)
文学部2年・2005年5月16日生まれ
宮崎県出身・高鍋
174cm72kg・左投左打
『昨秋のフレッシュトーナメント東大戦では、先発し4回を無失点と見事な投球を披露。持ち味は正確なコントロールで打ち取る投球が武器の左の技巧派で、本人は長い回を投げるためのスタミナを課題としている。目標とする選手は元ソフトバンクの和田毅。』

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。

【秋季リーグ直前インタビュー一覧(公開次第更新いたします)】

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山床志郎(文2=高鍋)
中西祐樹(法3=木更津総合)
土肥憲将(キャ3=鳴門)
今泉秀悟(キャ2=石見智翠館)
中村騎士(営2=東邦)
熊谷陸(人2=花巻東)
小川大地(営2=大阪桐蔭)
浜岡陸(法4=花咲徳栄)
藤森康淳(営3=天理)
境亮陽(営1=大阪桐蔭)
大島公一監督
髙村祐助監督

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