【ラグビー】新体制発表!第五弾・今季注目選手インタビュー!

ラグビー

【ラグビー】新体制発表!第5弾・今季注目選手インタビュー!

新体制発表に伴い、新宮孝行監督、北川拓来クラブキャプテン、田中大誠ゲームキャプテン、細川幹太バイスキャプテン、福本耀選手、福本亘選手にお話を伺いました。今回は第五弾として今季注目の福本耀選手・亘選手、兄弟のインタビューをお届けします!

2024年4月5日 @法政大学多摩キャンパスラグビー場

左:福本亘(1)、右:福本耀(2)

 

インタビュー

福本耀選手(2年、CTB、報徳学園) & 福本亘選手(1年、SO/CTB、報徳学園)

ーー兄・耀選手は高校入学当初に大阪から兵庫への通学で体の変化に苦労されていたようですが、入寮から一年これまで何か変化はあったか

耀(兄): ウエイトや食事を意識するようになって、通学とかもないので体も変わって…。本当にちょっと怪我もしていてあまりいい状況じゃなかったんですけど、ウエイトとか毎日やって継続できたので、筋量も増えて今はいい感じです。

ーー大学と高校で離れていましたが、その間連絡は取っていたか
耀(兄):はい、ぼちぼち取っていましたね(笑)。

亘(弟):公式戦の時に結構連絡くれたりして。花園とか県予選前とかは「頑張れ」みたいな感じでくれたりしていました(笑)。

ーー弟・亘選手が入寮して感じたことは
亘(弟):やっぱりラグビーをする時間が増えて、好きなことに打ち込める時間が増えるのは本当にいいことというか…。毎日が充実しているなと感じています。

ーーお兄さんから入寮時に伝えられたことは
亘(弟):荷物くらいですかね?。必要な荷物を聞いたくらいです。押入れの幅とか!。どれくらい入るのか、収納の量などを聞きました(笑)。

ーー今一年ぶりに一緒にプレーしていてお互いに感じたことは
耀(兄):前に見ていた時よりかは、いろいろ周りが見れるようになってて。もともと兄弟なので、やっぱり悪いところも目につくし、良いところも目につくんですけど…。まだちょっと悪いところも目についてはしまいますね(笑)。それでも良いプレーが増えていて、いいなとは思っています。

亘(弟):(兄・耀が)帰省してきた時に、すごく体重が増えて帰って来ていて。それでこっちにまた戻ってきたら今度は絞って、体重も増えて筋肉も増えていたので…。見た目もごつくなっていて、それがまずはびっくりしました。プレーに関しては、一年怪我してできていなかったと思うんですけど、それでもやっぱり仕上げてきているなと思いました。

ーー先輩・キャプテン陣の印象は
耀(兄):本当にみんな頼れる先輩方なので、見習ってというか、いろいろ教えてもらうことも多いので、たくさん聞いていきたいなと思います。

亘(弟):やっぱり頼りになるという感じで、特に大誠さん(田中大誠、4年、ゲームキャプテン、CTB、國學院栃木)は同じポジションなんですけど、自分とはやはりレベルの差というか、全然違うなと思います。自分じゃ通せないパスをするところとか、パスが来ないと思っても予想外のところで来るので、そういうスキルは本当にすごいなと思います。

ーー報徳学園出身の先輩方について
亘(弟):柚斗くん(炭竃柚斗、3年、CTB、報徳学園)と慎仁くん(植浦慎仁、3年、FL、報徳学園)とは結構しゃべっていた方でした。柚斗くんとはCTBを一緒に組んだこともあり、仲良くしてもらっているので、良い関係というか(笑)。先輩としてとても頼りにしています。

耀(兄):慎仁くんは当時キャプテンだったので、それで良くしてもらっていました。柚斗くんも同じポジションで、良い刺激というか、見習っていました。こっち来てからは慎仁くんにご飯連れて行ってもらいました。お好み焼き…広島焼きを食べましたね(笑)。

ーー兄弟二人でご飯を食べに行くことは
耀(兄):さすがにこっちではないですね(笑)。帰省したときにはたまに行くことはありました。

亘(弟):(兄・耀が)帰省してきたときは、一緒にウエイトに行ったりとかもしていましたね。

耀(兄):あとは、報徳学園のグラウンドにも一緒に帰ったりとか…。ちょっと体動かしたいなって思ったら、一人で行くのもなんか違うなって思ったので一緒に行ってましたね。

ーーポジション遍歴について
耀(兄):最初にWTBから始まって、FBにいってSOとCTBをやって、中学の最後にCTBで定まって、高校はずっとCTBをメインでやりました。

亘(弟):僕はCTB/SOで始まって、小学校5,6年でFBになって、中学上がってもFBをやっていたんですけど、途中からCTBとSOがメインになって、高校はほぼCTB、少しSOもやるくらいで、大学ではSOとCTBで頑張っています。

ーーお互いに同じポジションとして意識はするか
亘(弟):やっぱりトイメンにいたら絶対お兄ちゃんに抜かれるわけにいかないので、少し意識はしますね(笑)。

耀(兄):たしかにトイメンだと嫌ですね。こっちはデメリットしかないので(笑)。「弟に抜かれた」って言われる、でも弟側は「お兄ちゃんに抜かれた」で、抜かれても「まぁ弟だから」ってなるんですけど、兄貴が抜かれたらなんか「うわ弟に抜かれてるやん」みたいになりますもんね(笑)。

亘(弟):まぁ抜いたことあんまないけどな(笑)。

耀(兄):それはそう(笑)。

写真:福本亘(1)

ーー兄弟関係なくラグビーを1から始めるとしたらやりたいポジションは
耀(兄):ポジションは兄弟関係なくても、たぶんCTBが一番楽しいかなと思いますね。

亘(弟):僕はSHで(笑)。理由はパスが好きなのでというのと、高校でSHをやっていたらもっと上のレベルにいけてたんじゃないかな、なんて思います。

ーーこれからの目標は
耀(兄):これからの目標は、やっぱりメンバーに入りたいですし、それが兄弟揃って…になればなお良いというか。それがやっぱり一番良いですかね。とりあえず個人としてはメンバーに絡んで、より多くの試合に出たいです。

亘(弟):自分はちょっと体が小さいので、まずしっかり一年目は体づくりを頑張りたいです。今は上のチームで使ってもらっているので、そのチャンスを逃さないようにして、Aチームにどんどん絡んでいきたいです。

ーー最後に、ご家族・応援してくださっている方々へ
耀(兄):家族には本当にいろいろ応援してもらって、二人でこうして同じ大学、同じ部活で寮にも入らせてもらって本当に感謝しかないので、その気持ちは忘れずにずっと持ってプレーできたらなと思います。

亘(弟):僕が高校2年の時の花園で、兄と一緒に出場して恩返しをするということができなかったので、大学で公式戦に一緒に出て恩返しできたらなと思います。

(取材:北川築来、堀川風和里)

関連記事一覧