2025年6月5日（木）
神宮球場
早大との乱打戦を制し、喜ぶ選手たち
試合結果
トータル試合結果
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 法大 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 8 | 12 | 2 |
| 早大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 1 | 0 | 0 | 6 | 10 | 1 |
（法大）○小森、山床、槙野ー井上和
（早大）●佐宗、池、岡村、小松—尾形
[本塁打]
早大：なし
法大：なし
打撃成績
| 打順 | 位置 | 選手 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 | 打率 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | (８) | 境 | 4 | 2 | 2 | 1 | .500 | 左安 | 見三振 | 空三振 | 左２② | 四球 | ||||
| 2 | (４) | 中村騎 | 5 | 2 | 1 | 0 | .400 | 二ゴロ | 遊ゴロ | 中安 | 左２① | 二ゴロ | ||||
| 3 | (６) | 熊谷 | 4 | 2 | 1 | 0 | .500 | 一ゴロ | 中２ | 投ゴロ | 中安① | 遊ゴロ | ||||
| 1 | 槙野 | ― | ― | ― | ― | |||||||||||
| 4 | (２) | 井上和 | 4 | 1 | 0 | 1 | .500 | 左安 | 二ゴロ | 空三振 | 空三振 | 四球 | ||||
| 5 | (５) | 小川大 | 4 | 1 | 0 | 0 | .000 | 三安 | 二飛 | 三飛 | 右飛 | |||||
| H | 西村 | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 | 空三振 | |||||||||
| 6 | (３) | 今泉秀 | 2 | 1 | 1 | 3 | .500 | 左安① | 死球 | 四球 | 四球 | 左飛 | ||||
| 7 | (７) | 大西 | 4 | 1 | 2 | 0 | .250 | 右安② | 右飛 | 遊ゴロ | 三邪飛 | |||||
| H | 田中信 | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 | 空三振 | |||||||||
| 7 | 石井 | ― | ― | ― | ― | ― | ||||||||||
| 8 | (９) | 高田 | 3 | 1 | 1 | 1 | .333 | 中安① | 一ゴロ | 死球 | 見三振 | |||||
| 9 | (D) | 佐藤哲 | 3 | 1 | 0 | 0 | .333 | 中飛 | 右安 | 遊ゴロ | ||||||
| RD | 荒居 | ― | ― | ― | ― | ― | ||||||||||
| HD6 | 岩井 | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 | 遊飛 |
投手成績
| 回 | 球数 | 打者 | 安 | 振 | 球 | 責 | 防御率 | |
| 小森 | 5 1/3 | 97 | 25 | 7 | 4 | 3 | 2 | 3.38 |
| 山床 | 1 1/3 | 37 | 9 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0.00 |
| 槙野 | 2 1/3 | 28 | 7 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0.00 |
ベンチ入りメンバー
| 12 | 山床志郎（文2＝高鍋） | 43 | 岩出純（キャ1＝作新学院） | 8 | 小川大地（営2＝大阪桐蔭） |
| 16 | 菅井颯（営2＝日大山形） | 5 | 大西遼多 (法2＝中京大中京) | 39 | 岩井天史(人1＝滋賀学園) |
| 17 | 小森勇凛（キャ2＝土浦日大） | 31 | 武田勇哉（営1＝常総学院） | 6 | 石井翔大（人2＝札幌日大） |
| 21 | 倉重聡（営2＝広陵） | 45 | 田中信 (営1＝沼津東) | 9 | 高田光希（法2＝享栄） |
| 11 | 櫻田朔 (法1＝青森山田) | 4 | 中村騎士（営2＝東邦） | 46 | 荒居進志郎（営2＝法政） |
| 24 | 槙野遥斗（営1＝須磨翔風） | 35 | 野上太耀（文1＝大分舞鶴） | 47 | 片貝桜詩（文2＝法政二） |
| 3 | 今泉秀悟（キャ2＝石見智翠館） | 25 | 佐藤哲平 (スポ2＝立命館慶祥) | 34 | 境亮陽（営1＝大阪桐蔭） |
| 32 | 小野太輔 (法1＝下妻一) | 37 | 西村大和(法1＝報徳学園) | 50 | 豊田明平 (文3＝法政) |
| 42 | 井上和輝 (法1=駿台甲府) | 2 | 熊谷陸（人2＝花巻東） | 51 | 河合陸 (文3＝聖隷クリストファー) |
戦評
慶大に敗北を喫し、優勝のためにはもう負けられない春季フレッシュトーナメント。後攻・早大の先発佐宗翼（1年＝星稜）。背水の陣で挑む先攻・法大の先発はリーグ戦先発経験もある小森勇凛（キャ2＝土浦日大）。
初回の攻撃。先頭の境亮陽（営1＝大阪桐蔭）が二塁打を放ち出塁すると、安打や失策で2死満塁のチャンスを作る。ここで今日6番に入っている今泉秀悟（キャ2＝石見智翠館）に左前安が生まれ、1点を先制し1-0。続く大西遼多（法2＝中京大中京）も右中間に2点適時打を放ち3-0と初回から早大を突き放す。さらに続く高田洸希（法2＝享栄）も中堅に適時打を放ちこの回一挙4得点。4-0と試合の主導権を握った。裏の守備は無失点で切り抜け2回へ。
このまま大量得点で流れに乗りたい2回の攻撃。この回1番から始まる好打順。1、2番が打ち取られ2死から熊谷陸（人2＝花巻東）が中前二塁打を放ちこの回もチャンスを作るも無得点。守備でも無失点に切り抜ける。
3回の攻撃は死球で走者を出すも無得点。
守備では先頭に四球、その後右安で無死一三塁のピンチを背負うも小森が意地を見せ見事0に抑える。
4回の攻撃。1死から9番の佐藤哲平（スポ2＝立命館慶祥）が中前安を放ち出塁するも、三振ゲッツーでチェンジ。この回の守備は三者凡退。早大に反撃の糸口を与えず。
試合も折り返しとなる5回の攻撃。先頭の中村騎士（営2＝東邦）に中前安が生まれるも後続が続かず。
この回の守備では早大の9、1番に連打を浴び1点を返され3点差に詰め寄られてしまい4-1で試合は後半戦へ。
6回表、先頭の今泉が四球で出塁すると、さらに四球で走者をため、2死一・二塁の好機を作る。ここで境が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、6-1と突き放す。続く中村騎も同じく左翼フェンス直撃の二塁打を放ち7-1。さらに熊谷も中前へはじき返し、3連続の適時打で一挙4点を加え8-1。早大を大きく引き離し、コールド圏内となる7点差に突入した。
その裏の守備では、左前安打と四球で1死一二塁のピンチを招くと、中前打で1点を返され、さらに送球ミスの間にもう1点を失い8-3。ここで投手を先発の小森から山床志郎（文2＝高鍋）にスイッチする。しかし一死三塁から中村騎のバックホームが逸れ、さらに1点を失って8-4。早大の猛攻はまだ続き、2死二塁から中前安で一気に走者が還り8-5。背後に早大が着々と忍び寄る。
7回の攻撃は走者を出すことができず三者凡退。裏の守備では1死から右中間への三塁打を許し1死三塁のピンチを招くと、右安で走者が還り8-6。2死を取り四球で一二塁となったところで法大は投手を槙野遥斗（営1＝須磨翔風）にスイッチ。見事三振を奪い早大打線を食い止めた。
8回の攻撃も走者こそ出したものの無得点。裏の早大も三者凡退で最終回へ。
2点リードで迎えた最終回の攻撃。四球で先頭を出すも後続が続かず。2点リードのまま最後の守備へ。最後は槙野が難なく三者凡退に締め、ゲームセット。
1勝1敗、計10失点でブロック戦を終えた法大。優勝決定戦に進むには明日の”フレッシュ早慶戦”で慶大が9失点、早大が3失点以上を喫したうえで慶大が破れなければならない。条件は厳しいが、明日の試合も固唾をのんで見守りたい。
（記事：中山達喜）
選手インタビュー
槙野 遥斗 投手
ーー今日の試合を振り返って
フレッシュリーグで初勝利することが出来て良かったです。
ーー緊迫した場面での登板だったが、マウンド上ではどのようなことを意識していたか
強気で投げて、流れを渡さないピッチングをしようと考えていました。
ーー2回1/3を無安打に抑える好投だったが、どのように受け止めているか
抑えることが出来て良かったです。
ーー井上和輝 （法1＝駿台甲府 ） 選手との初バッテリーはどうだったか
声を多くかけてくれるので投げやすかったです。
ーーこれからへの意気込みは
秋はいいピッチングができるようにこれから練習がんばります。
大西 遼多 選手
ーー今日の試合を振り返って
初回からものすごくいい攻め方をすることができていたので良かったのですが、終盤に点差を詰められてしまったので、そこの部分が反省点だと思います。
ーータイムリーの感想は
外のチェンジアップをうまく拾うことができたので良かったです。
ーー本日はレフトの守備に着いたが、意識していたことは
一つのアウトを確実に取ることだけを考えて守備についていました。
ーーリーグ戦に出場したメンバーが早大戦では多く出場していたが、監督から何か話はあったか
自分は監督からはなにも聞いていませんでした。
ーー今後の意気込み
春季リーグ戦は明治戦に出場させていただいたのですが、結果を残すことができなかったので、ここからの夏でもう一度打撃を見つめ直して、秋季リーグ戦に出れるように頑張っていきたいです。
硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。
