エイワ杯2025年度関東大学アイスホッケーリーグ戦
2025年11月3日(月)
ダイドードリンコアイスアリーナ
秋リーグ6連敗を喫している法大は、日大に3失点を許す苦しい展開となった。しかし、芹野の2試合連続ゴールで流れを引き寄せると、3Pに下山、三浦のゴールで同点に追いつくことに成功。試合はPSSへもつれ込み、接戦の末に7巡目で金子が決勝弾を決め、セカンドリーグ初勝利をつかんだ。

#下山晃世 (文2=白樺学園)1点差に詰め寄るセカンドリーグ2ゴール目を記録
エイワ杯2025年度関東大学アイスホッケーリーグ戦
2025年11月3日(月)
ダイドードリンコアイスアリーナ
秋リーグ6連敗を喫している法大は、日大に3失点を許す苦しい展開となった。しかし、芹野の2試合連続ゴールで流れを引き寄せると、3Pに下山、三浦のゴールで同点に追いつくことに成功。試合はPSSへもつれ込み、接戦の末に7巡目で金子が決勝弾を決め、セカンドリーグ初勝利をつかんだ。

#下山晃世 (文2=白樺学園)1点差に詰め寄るセカンドリーグ2ゴール目を記録
| 4 (34) 法政大学 |
0(6) | 1P | 1(3) | 3 (13) 日本大学 |
|---|---|---|---|---|
| 1(9) | 2P | 2(6) | ||
| 2(18) | 3P | 0(4) | ||
| 1(1) | PSS | 0(0) |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
| チーム | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本大 | 14:11 | #97 勝岡 鷲平 | #13 中尾 靖士 | ー | ー |
| 日本大 | 24:38 | #20 後村 統矢 | #47 米田 迅一 | #86 米田 将騎 | PP |
| 日本大 | 28:20 | #20 後村 統矢 | #5 東條 瑛太朗 | #10 伊藤稜馬 | ー |
| 法政大 | 36:52 | #15 芹野 泰良マックスナー | ー | ー | ー |
| 法政大 | 49:54 | #90 下山 晃世 | #26 金子 輝叶 | #14 平嶋 高太郎 | PP2 |
| 法政大 | 50:51 | #8 三浦 秀瑛 | #26 金子 輝叶 | #14 平嶋 高太郎 | PP |
| 法政大 | 60:00 | #26 金子 輝叶 | ー | ー | PSS |
| SET | DF | DF | FW | FW | FW |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | A10 武田 幸将(法4) | 90 下山 晃世(文2) | 41 脇本 春希(営3) | 15 芹野 泰良 マックスナー(経1) | 27 北山 堅士(法2) |
| 2 | 67 大宮 昂誠(営1) | 3 茨城 謙世(法3) | 14 平嶋 高太郎(文2) | 26 金子 輝叶(人3) | 91 外久保 龍希(営2) |
| 3 | 8 三浦 秀瑛(法3) | 17 角田 哲平 (文1) | 89 山脇 波空(法2) | 9 下坪 丈馬(法1) | 18 本地 将大(人1) |
| 4 | A23 赤澤 朋哉(文4) | 22 山口 治務(法2) | C34 水口 晴斗(営4) | 12 石岡 柊磨(営3) | 39 大城 圭太郎(文3) |
※試合の詳細は東京都アイスホッケー連盟をご覧ください。(青い部分をクリックしていただくとHPに移動いたします。)
秋リーグ6連敗と苦しい戦いが続いていた法大は、ファーストリーグで惜敗を喫した日大との一戦に挑んだ。
この試合の相手は立ち上がりは互いに主導権を譲らない展開となったが、次第に日大ペースに傾く。それでも和田怜穏 (営2=武修館)の連続セーブが光り、チームを救った。しかしその後、日大に先制を許し、1Pを終えた。
2Pでは、なんとしても流れを取り戻したい法大だったが、日大の勢いを止められず立て続けに2失点を許し、3点差を追う厳しい展開となった。それでも諦めない法大は、徐々にリズムを取り戻すと、芹野泰良マックスナー(経1=BlythacademyOnline)が2試合連続となるゴールを決め、チームに勢いをつけた。
後がない法大は3Pに勝負をかける。48、49分に日大が立て続けにペナルティーを取られ、法大が数的有利な状況を迎えた。その好機を逃さず、下山晃世 (文2=白樺学園)が1点を返すと、直後に三浦秀瑛 (法3=八戸工大一)が同点弾を叩き込み、試合を振り出しに戻した。両チームとも最後まで一歩も譲らず、3Pが終了。勝負の行方はPSSに委ねられた。
PSSでは、2巡目まで互いにゴールを許さない緊迫した展開が続いたが、3巡目で日大が先に成功し、法大は追う立場に。後がない中、5巡目の平嶋高太郎 (文2=清水)が冷静にシュートを決め、同点に追いつくと、勝負はサドンデス方式のシュートアウトにもつれ込んだ。迎えた7巡目、金子輝叶 (人3=白樺学園)が決勝の一撃を放ち、ついに試合を決めた。
激戦を制した法大は、セカンドリーグ初勝利を挙げ、勝ち点2を獲得。粘り強い戦いでファーストリーグの雪辱を果たした。次戦の相手は早大。勢いそのままに勝利を重ね、ファイナルリーグ進出を狙う。

ー試合を振り返って
最近の課題である入りが悪くて、連続失点してしまってから厳しい展開だったので、そこから勝ち直そうとみんな頑張って、最後はしっかりとリズム良いリズムを作れて追いつくことができました。
ーゴールシーンを振り返って
5-3になる前に少し流れが来てて、(相手のペナルティで)5-3になったので、ここは2点しっかりと返して同点に追いつこうということで、1点目が入って。この流れでもう1点ということで決められました。
ーファーストリーグ同様PSSだったが
前回(日大に)負けていて、みんな引き締めてはいましたが、やっぱりPSSになってしまって。PSSになった地点でやっぱり今回も負けられということで、みんな必死にやったと思います。
ーこれからの目標
次の早稲田戦しっかり勝って、ファイナルリーグに進めるようにチーム一丸になって頑張っていきたいと思います。
(取材・撮影 今本壮史、山鳥優里)