【サッカー】慶大に快勝でついに1部復帰! 4年生浅野は大学ラストマッチ1ゴール1アシストで置き土産 3年生・小湊&島田も得点で来季へ弾み 柳沢監督「1部でできることを証明したい」
2025年11月22日(土)
JR東日本カップ2025第99回関東大学サッカーリーグ 1部参入プレーオフ
法大-慶大 味の素フィールド西が丘
ついに1部昇格!2023年以来の1部復帰となる。
試合は今季1部10位の慶大と対戦。序盤から法大ペースで試合が進み4年生の浅野から今季チーム内得点王の小湊が決め切り先制。後半にはその浅野がこぼれ球を仕留め突き放した。副将・島田にも試合終了間際に得点が生まれ、快勝で昇格を決めた。
試合結果
| 3 法大 |
1 | 前半 | 0 | 0 慶大 |
|---|---|---|---|---|
| 2 | 後半 | 0 |
得点者:小湊絆、浅野直希、島田春人
▼スターティングメンバー
| 背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校+Jクラブ内定先 |
| 21 | GK | 寺田周太 | 経3・法政二 |
| 3 | DF | 日髙華杜 | 経4・大津・清水エスパルス内定 |
| 22 | DF | 田中恵大 | 経3・法政二 |
| 6 | DF | 薬師田澪 | 経4・大津・ロアッソ熊本内定 |
| 20 | DF | 梅津龍之介 | 経3・鹿島アントラーズユース |
| 8 | MF | 浅野直希 | 経4・ ガンバ大阪ユース |
| 11 | MF | 小池直矢 | 現3・前橋育英 |
| 15 | MF | 小倉幸成 | 経2・鹿島アントラーズユース |
| 30 | MF | 峯野倖 | 経1・市立船橋 |
| 14 | FW | 松村晃助 | 経3・横浜F・マリノス内定・同ユース出身 |
| 27 | FW | 小湊絆 | スポ3・青森山田・FC東京内定 |
| サブメンバー | |||
|---|---|---|---|
| 1 | GK | 藤澤芭琉 | 現3・徳島市立 |
| 2 | DF | 櫻井稜 | 経3・鹿島学園 |
| 5 | DF | 大迫蒼人 | 経4・FC東京U18 |
| 23 | DF | 保田成琉 | 社3・阪南大高 |
| 26 | DF | 島田春人 | 社3・横浜F・マリノスユース |
| 28 | MF | 根津元輝 | 経3・前橋育英 |
| 7 | FW | 大畑凜生 | 現4・矢板中央・清水エスパルス内定 |
| 18 | FW | 菅原太一 | スポ2・浜松開誠館 |
| 29 | FW | 大久保祐希 | 社2・東京ベルディU18 |
▼マッチレポート
1部リーグ昇格をかけて臨んだ慶應義塾大学との大一番。4年生にとって大学サッカー最後の試合となるこの1戦は、晴天のもと火蓋が切られた。
開始早々、試合が動く。前半7分、左サイドでボールを受けた浅野直希(経4= ガンバ大阪 ユース)が、相手ゴール前に右足で正確なクロスを上げる。これに反応した小湊絆(スポ3= 青森山田 ・FC東京内定)が、ドンピシャのタイミングで頭で合わせ、幸先よく先制に成功する。
良い入りをした法大は、その後も小倉幸成(経2=鹿島アントラーズ ユース)から供給される正確無比なロングボールを中心に、サイド攻撃を展開し、相手ゴールへと迫っていく。8分には右サイドで再びボールを受けた浅野から、前線の小湊へ絶妙なスルーパス。冷静にDFをかわしてシュートを放つも、間一髪のところでGKに阻まれ、ゴールとはならず。終始法大ペースで試合を運んだものの、追加点は奪えず、1-0で前半を折り返す。
後半も法大は、前線から激しいプレスをかけていく。すると49分、相手陣内でのボール奪取を起点に、ゴール前でボールを受けた松村晃助(経3= 横浜F・マリノス ユース ・横浜F・マリノス内定)が、DFを1人かわしてシュートを放つ。これはGKにセーブされるも、そのこぼれ球にいち早く反応した浅野が、きっちり決め切り、待望の追加点を奪う。
点差を広げた法大だったが、相手も負けじと細かいパスワークを使いながら、サイド攻撃を中心に攻め込んでくる。しかし、主将の日髙華杜(経4= 大津 ・清水エスパルス内定)を中心としたDF陣が、粘り強い守備でゴールを割らせない。
そして87分、左サイドでボールを受けた菅原太一(スポ2=浜松開誠館)が、個人技で相手PA内へと侵入していく。それが相手のクリアミスを誘い、ボールはゴール前へこぼれる。これを島田春人(社3= 横浜F・マリノス ユース)が落ち着いてゴールに叩き込み、途中出場の2人が試合を決定づける3点目をもたらした。このままスコアは動かず、法大が3-0と力の差を見せつけ、勝利を収めた。
見事3年ぶりに1部リーグへの復帰を果たし、4年生の最後の試合を勝利で飾ることができた。来シーズン、大学サッカー最高峰の舞台で、法大サッカー部がどのようなプレーを見せてくれるのか、期待せずにはいられない。(上杉拓未)
(取材:山口晴暉、今本壮史、髙橋明日香、上杉拓未/撮影:山口、今本)
▼インタビュー
小湊絆(スポ3・青森山田・FC東京内定)
ーー昇格を決めた瞬間、どんな気持ちが込み上げてきたか
2年前、1年生の時に経験した降格した時のあの想い、あのシーズンの関東リーグのあの気持ちっていうのをすごく思い出しました。
ーー駒大戦の敗戦から1週間。どのような準備をしてきたか
すごく切り替えるのは難しかったですけど、もう気持ちをポジティブな方に持っていくしかなかったので。4年生と1週間長くプレ一できるっていうことを、チームの中でもすごいポジティブになっていましたし、本当に前回あのような負け方をして、すごく屈辱的な気持ちでいっぱいでしたけど、うまく切り替えられたかなと思っています。
ーー得点シーン振り返って
浅野(浅野直希・経4= ガンバ大阪ユース)がパーフェクトなボールをあげてくれたので、もう自分は、ボール全く見ていなくて、完全にディフェンダーとの駆け引きに集中してたんですけど。ディフェンダー振り切った瞬間にはもうボール目の前だったんで、もう当てるだけだったのですごい良いボールをくれた直希に感謝したいなと思います。
ーー自身が思う今日の勝因は
応援じゃないですかね(笑)。応援がやっぱチームを活気づけてくれてました。言い訳みたいになりますけど、前節はやっぱり応援できない状況で、選手的にもすごくモチベーション上げづらい状況であったので、試合に出れてない悔しさを持ちながらも応援してくれたみんなに感謝したいなと思います。
ーー今季のご自身のプレーをどう評価するか
結果的に1部昇格を決めれたということは、すごく良かったなと思ってます。自分が、やりたくないことだったりも、チームのためにっていう思いで、こう継続しながらやり続けてきた部分ではあったので。優勝という結果には届きませんでしたけど、チームが勝つためにっていうところをうまく使い分けられたのがよかったかなと思ってます。
ーー今季1番印象に残っている試合は
難しいな…。明治かな。明治ですかね。ここ(味の素フィールド西が丘)でやった。去年の関東リーグチャンピオンでしたし、自分たちも胸を借りるつもりでいきました。あとデビ(相澤デイビッド(スポ4= 日本文理・ヴィッセル神戸内定)とのツートップがすごいはまっていたし楽しかったので。あの試合がやっぱ自分的にもやっていて1番楽しかったかなと思ってます。
ーー4年生から学んだこと、伝えたいことは
いやもう本当に「ありがとう」ですかね。すごく生意気な後輩たちを相手してくれましたし、ほんとに寂しくなるなという気持ちです。
ーーFC東京のサポーターなどが足を運んでくれたことについては
本当だったら今日天皇杯の決勝があって、準決勝で勝っていたら来れなかったと思うので。準決勝負けてサポーターの方たちもすごく悔しい思いもあったと思いますけど、こうやって自分のことを気にかけてくれて、会場に足を運んでくれてすごく感謝しています。
ーー来年1部だが、どんなチームにしたいか
4年生で主力として出ていた選手が欠けたところをこう、誰が台頭してくるかというところは1番大事になってくると思いますし、そこのポジション争いだったりというのは、すごくそれがチームの底上げにつながってくると思うので、全員がそういうギラついた気持ちを持ちながらやっていくのがポイントなのかなと思います。
(インタビュー:髙橋明日香)
浅野直希(経4・ガンバ大阪ユース)
ーー今日の試合振り返って
三年生に助けられてきたリーグ戦だったので、最後は四年生で勝たせようと思って。結果、1ゴール1アシストと結果が出せてよかったです。
ーーその1ゴール1アシストをそれぞれ振り返って
アシストは練習の中でツナ(小湊、スポ3=青森山田・FC東京内定)と、結構合わせてやっていたので、それが結果につながってよかったです。ゴールは、晃助(松村、経3=横浜F・マリノス内定・同ユース出身)がドリブルで抜け出して、もしかしたら止められて自分のところに溢れてくるかなと思っていたら本当に来たので、流し込むだけでした。
ーーついに1部昇格
自分たちがやれることはもうやったと思ってるので。あとは3年生以下に期待して、結果もちゃんと追って、楽しみにしてます。
ーー大学サッカーの4年間振り返って
いろんな・・・上手くいった4年間ではなかったですけど。まあ、それも楽しめてやったので、やりきったって感じです。楽しかったです。
ーー来年から1部で戦う後輩へ向けて
絶対、1部でもできると思うので、優勝目指して頑張ってほしいと思います。
(インタビュー:今本壮史)
副将・島田春人(社3・横浜F・マリノスユース)
ーー 1部昇格を決めた今の気持ち
素直に嬉しくて、出てる選手だけじゃなくて応援してくれた方々、部員も含めて全員の気持ちが1部昇格というところに繋がったなと思ってますし、本当に感謝の気持ちが大きいです。
ーー今日の試合を振り返って
試合序盤から本当に良い入りが出来て、みんな身体も動いてましたし、前節は悔しい結果になってしまった中で、この1週間前向きに準備できたっていうのが今日の試合の結果に繋がったと思います。
ーー途中出場でどのような指示を受けたか
監督からは、勝っていたので守備のところと背後へのアクションというところを言われました。
ーーゴールシーンを振り返って
良い所にこぼれてきて、決めないといけない場面だったんで、決めれて良かったなっていう素直なホッとした感情です。
ーー 4年生に向けて
今年1年だけじゃなくて、入学した2年前から、ピッチ内では自分たちがプレーしやすい環境だったり、ピッチ外では過ごしやすい環境を作ってくれたのが今の4年生なので、本当に感謝の気持ちと来年、今年4年生が準備してくれた1部という舞台で、自分たちがしっかり結果を残していかないといけないなという責任感が生まれました。
ーー今シーズンを振り返って
個人としては、うまくいかないことしかない、逆にうまくいったことが1つもないぐらい、苦しいシーズンだったんですけど、最後こうやって一つ一つ積み重ねてきたことが、ゴールや1部昇格という形で出たので、本当に苦しいシーズンでしたけど、結果として見れば、今後自分の成長に繋がる良い1年だったのかなと思います。
チームとしては、シーズン当初から良いペースで、良い感覚で雰囲気も良く進んでこれたと思うので、前節悔しい敗け方をしてしまいましたけど、昇格する、1部に復帰するチームだったなっていうのが素直な気持ちです。
ーー来シーズンに向けての意気込み
今シーズンだけじゃなくて、先輩方が作ってきた歴史がある法政というこのチームで、関東リーグ1部優勝というのは、ちゃんと掴みたいなと全員が思っていることなので、優勝を目指してやっていきたいなと思います。
(インタビュー:上杉拓未)
主将・日髙華杜(経4・大津・清水エスパルス内定)
ーー今日の試合振り返って
みんなが頑張った結果だったと思いますし、1部に上がれて素直によかったなというふうに思います。
ーーついに1部昇格
本当は優勝でしたけど、目標は。そこは届かなかったですけど、必ず3年生以下に(1部昇格という結果を)残していかなきゃいけないと思っていましたし、やっぱり法政は2部にいるべきチームじゃないって思うので、そこをしっかり(結果を)残せたことは良かったと思います。
ーー今シーズン振り返って
自分は本当に、今シーズンはみんなに助けられたシーズンで。内定してキャプテンという立場で、なかなか怪我で試合に出られなかったりした中で、周りの4年生もそうですし、年下もそうですけど、全員がやってくれて、ここまでつなげてくれて、本当に自分はみんなに感謝しかないです。
ーー大学サッカーでの4年間振り返って
本当あんまりうまくいくことっていうのはそんなになかったですけど、仲間だったり、指導者だったり、本当に周りのおかげで自分は今この立ち位置にあって、来年からもプロの舞台でサッカーすることができるので、本当に感謝しかないです。
ーー薬師田澪(経4=大津・ロアッソ熊本内定)との最後のピッチ
小さい頃から一緒にサッカーやって知ってて、最後こうやって勝利で終わることができたのはすごい嬉しいです。あいつもプロに行くので、またどっかで試合やったり、お互い更なる高み、高いところで、また一緒にやれたらいいかなっていうふうに思います。
ーー来年から1部で戦う後輩に向けて
他の大学と比べてもメンバー揃ってると思いますし、全然1部優勝できるメンバー揃っているので、目標高く、強い法政を取り戻して欲しいです。リーグ優勝というところを目標に、キャプテン中心に頑張ってほしいなというふうに思います。
(インタビュー:今本)
副将・薬師田澪(経4・大津・ロアッソ熊本内定)
ーー今日の試合振り返って
先週、関東リーグ最終戦で優勝かかってる試合で、自分のミスで本当に不甲斐ない試合をして、0-4 で負けたという試合だったので、この 1週間は梅津(龍之介、経3=鹿島アントラーズユース)もそうですし、自分もそうですし、寺田(周太、経3=法政二)もそうですし、0 で抑えれば間違いなくいいゲームができると思うし、セーフティなプレーすれば間違いなく勝てると思うので、そこは試合前からずっと自分たちいいか言い聞かせてやってきたので、素直に勝てて良かったと思います。
ーーついに1部昇格
いや、もうサッカー人生で一番嬉しいぐらい。
今日は本当に後輩たちに、この前監督とも話しましたけど、タレントが揃ってて、このメンバーで2部にいたら間違いなくおかしいって自分は思っているので。1部に上げないと、何としても 1部に上げて、後輩たちを1部で戦わせて優勝してもらいたいですし、そこは本当にサッカー人生で一番嬉しいぐらい今日は良かったと思います。
ーー大学サッカーでの4年間振り返って
大学 1、2 年生の時は本当に苦しい状況が続いていて、2年の夏ぐらいにセンターバックやらせてもらって。それでそこからどんどん徐々に出られるようになって、関東リーグにも絡み始めてというところで、順風満帆ではなかったと思うんですけど。でもやっぱりその中で監督だったりコーチに使ってもらえたのは、信頼っていうのもあると思いますし。本当に自分の中では絶対試合に出てる間には応援してくれる仲間とかがいるので、そこは絶対に勝利というのを届けたいなとは思って4年間やってきました。
ーー日髙華杜(経4=大津・清水エスパルス内定)との最後のピッチ
めちゃくちゃ寂しいですけど、まあでも来年は別でやると思うんですけど、2年後、3年後、一緒にプレーしたいとは思っているので、日高もそうですけど、自分もあいつに負けじと頑張りたいと思いますし。本当に試合終わった後にあいつとハグした時は本当にこれで終わっちゃうのかなとか思ったんで、本当に素直に悲しい気持ちと、ここからまた自分たちはプロの舞台で戦っていくので、そこでお互い切磋琢磨してやっていけたらなと思っています。
ーー来年から1部で戦う後輩へ向けて
1、2、3年生っていうのは本当にタレント揃ってて。やっぱり間違いなく一部で戦えるチームなので、そこはもう本当に後輩たちに、自分はこの2部で戦って優勝じゃないですけど、プレーオフで置き土産にしていくっていう気持ちは一番強かったと思うので。あとはもう後輩たちに来年戦ってもらって、優勝してもらって、自分も熊本でプレーしながら後輩たちの動画とか見たりして応援したいと思います。
(インタビュー;今本)
副将・大畑凜生(現4・矢板中央・清水エスパルス内定)
ーー1部昇格をとうとう果たすことができたが
1年間みんな同じ方向を向いてやってきた成果が出たというか。先週ああいう形で優勝と昇格を逃して、この1週間はリバウンドメンタリティというか、ほんとうに後がない状況でした。その中でみんなの昇格したい気持ちが強く、気持ち試合に出たと思いますし、このメンバーで昇格することができて、ほんとうに嬉しいです。
ーーその1週間、チームの中の状況を見ていて
前節屈辱的な負け方をしたんですけど、本当に空元気でも声を出して、チームを盛り上げてやるというのが見えました。見せ方というか、みんな空元気でもやってくれてたので、それがこの結果に結びついたのかなと思います。
ーー今日で法大として最後になったが
自分が2年生時に降格を経験して、3年上級生になって2部しか経験できなかったですけど、これだけプロを輩出するチームですし、1部の相手にも今季負けていないので、誰がどこの場所にいても、誰がどこで見てるかわからないし、どんなに苦しい状況でもやり続ける。
4年間通してチームに何か残せたかって言われたら「泥臭くやり続ける」ことだと思います。来年1部で戦う下級生たちですけど、より見られるリーグになりますし、いい後輩たちがいるんで頑張ってほしいです。
(インタビュー:山口晴暉)
吉田正樹 コーチ
ーー今の率直な気持ちは
単純にほっとしたなというのが一番です。
ーーチームと関わっていて
試合勝てない時、「勝つためにどうしたらいいか」というのは監督と話してて、連敗した時はやっぱり辛いなと思うんですけど、それより楽しいのがやっぱり強いです。選手が浮き沈みある中でも、みんなすごく1年間粘り強く戦ってくれてたので僕自身としてすごく楽しかったです。
ーー改めて柳沢監督の印象は
基本的にはすごく優しいんですけど、締めるとこは締めるというか。空気を読む力がすごく強いなと思います。
ーー新チームがすぐ明日から始動するが
基本的には選手が主体的になって戦えるようになっていってほしくて。こっち主導というより選手主体でやって、そこに対してサポートできるような形が1番いいと思うので、選手たちが成長できるようなチーム作りをしていきたいです。
(インタビュー:山口)
柳沢将之 監督
ーー就任初年度で1部昇格
2月から始まった時に、1部昇格が最低条件だったので、それを達成できたのはチームにとってもすごく嬉しかったですし、よかったです。
ーー今日の試合について
終わってみて3ー0だったんですけど、そこに行くまでは、プレッシャーだったりとか、負けたらどうしようとか、そういった気持ちはあったと思うんですよね。
でも実際始まったら選手が一生懸命仲間のためにプレーして、で、仲間のために守備して、仲間のために点を取った。当初から言っていたことをみんな、出ている選手だけじゃなくて、応援組もサブ組も含めてみんなできたんじゃないかなと思いました。
ーー最後の試合で4年生の活躍がたくさん見られました
この1年間やってきて、4年生は4年間大変なことだったり色々あったと思うんですよね。
それでもこうやって最後、昇格したというのは、4年生の力が間違いなくあった。
繰り返しになるんですけども、出ている選手もそうじゃない選手であってもそこでの4年生の力は大きかったんじゃないかなと思います。
ーー来季1部で戦うが
2部から上がったっていうところで、難しい戦いにはなると思うんですけども、もっとパワーアップして、要は1部でできることを証明したい。そのために1日1日を大事にして臨んでいきたいです。
ーー新チーム、どういうチームにしたいか
タフで、どのチームと戦っても波がないようなチーム。あとはチーム内での競争を高いレベルでできるように、こうできたらいいなと思います。
(インタビュー:山口)
▼MATCH PHOTOS

スタンドで見守った応援部員とがっちり握手

ラストマッチとなった4年生たち

GKチーム

全試合出場!CB梅津、CB薬師田、GK寺田


