【バスケ】第11回東京六大学バスケットボールリーグ戦 3日目

バスケットボール

【バスケ】第11回東京六大学バスケットボールリーグ戦 2日目

第11回東京六大学バスケットボールチャリティーマッチ 対慶大
2014年3月22日(日)
明大和泉キャンパス

いよいよ大会最終日。対戦相手は昨季何度も対戦し、勝敗を分かち合ってきたライバルの慶大。勝敗にこだわらない今大会とはいえ、絶対に負けたくない相手だ。伊藤良太ら昨年の主力を欠いた好敵手の、今年の様子も気になるところ。

1
第3Q、巧みなゲームメイクで大活躍の植村

試合結果

トータル試合結果

66
法政大学
17 1Q 20 90
慶應大学
14 2Q 25
28 3Q 15
7 4Q 30

 

法政大学スターティングメンバー

選手名 学年 学部 身長 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#67 佐藤 翔耶 3 184 PG 宇都宮工 3 1 0
#7 藤井 裕太 3 社会 175 SG 厚木東 6 1 0
#24 加藤 寿一 4 192 法政二 13 2 1
#12 柳川 知之 1 192 PF 明成 5 1 0
#16 沼田 凌 4 190 湘南工科大附 10 4 2

法政大学交代選手

選手名 学年 学部 身長 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#13 鈴木 蓮 2 現代福祉 180 東北学院 2 1 0
#14 植村 哲也 2 175 明成 5 0 4
#25 上山 敦士 2 185 PF 土浦日大 0 0 0
#31 金 剛鉉 1 187 報徳学園 2 0 0
#35 山岸 玲太(CAP) 4 179 福島商業 8 0 1
#57 玉城 啓太  1 175 PG 京北 0 0 0
#91 竹内 悠貴  1 195 西武文理 10 4 1
 

戦評

 第1Q。なかなかリズムに乗れず開始3分間は沼田のFTによる1点しか奪えず。その間にインサイドからの得点を許し点差をつけられる。ここでルーキーの竹内を投入すると流れが変わる。さっそくレイアップを決めると、それに続き藤井の3P、沼田の3連続得点で追い上げる。最後は鈴木がブザービートを決めたが、最初のビハインドを取り戻すまでは至らず、17-20で第2Qへ。

 第2Q。植村、鈴木、金、柳川、竹内という全員1、2年生のフレッシュなメンバーでスタート。ボールがよく回ったがフィニッシュで精彩を欠いた。その後上級生を戻しても慶大の3Pが止まらず、外れたシュートもティップで押し込まれ引き離される。31-45で後半へ。

 第3Q。開始5分間、竹内のインサイドからの得点や山岸の速攻など17-5のランで一気に追い上げ2点差に。その後打ち合いになり、加藤の2本の3Pや植村の3Pが決まり、59-60の1点差で終了。勝負は第4Qへ。

 第4Q。勝つためには出だしが肝心となるが得点が停滞。逆に慶大がコンスタントに得点をかさねていき点差を離されていく。最初の公式戦特有であるコミュニケーション不足によるターンオーバーも目立ち始め、逆転の糸口をつかめず。結局、このQで7点しか奪えず、66-90で敗北。リーグ戦を2勝3敗で終えた。

この大会では多くの選手が起用され、それぞれ得られたものは多いだろう。この経験を糧にどの選手が成長し、どの選手がプレータイムをもらうのだろうか。まずは1ヶ月後の京王電鉄杯が目標となる。(今井惇基)

試合後の選手のコメント

加藤寿一

ー今日の試合を振り返って
やはり今日はターンオーバー(が原因)ですね。ターンオーバーが多くて。OFは練習で全くやってないので、みんな動き方がわからないというか。
 
ー全くなのですか
全くです。練習でセットOFはもちろん対人も全くやってないです。
 
ー相手はライバルの慶大でしたが
慶應は因縁の相手というか、それでいつもは盛り上がるのに、今日は静かでしたよね。お互いなんとなくタラタラしてしまって全然盛り上がらなかったです。試合は負けましたけど、全く劣ってるとは思ってませんし、この先どうにでもなっていくのでしっかり練習していこうと思います。
 
ー慶大・トカチョフ選手が3番起用でマッチアップもしていましたが
背が高くてよく飛跳ぶし瞬発力が違うのでDFがつきにくかったです。でも逆に向こうが嫌なんじゃないですかね。下のポジションの人が上のポジションにつくっていうのは。
 
ー試合途中、靴下を変えたように思いました
それは今日、慶應の大元(孝文)から、アメリカ帰りのお土産で靴下をもらって、「履けよ」って言われたから履いていました。でも新品の靴下って中で滑るんですよね(笑)これは無理だと思って、途中で交換しました。

 
ー六大学リーグを振り返って
OFははこれからやるので、頑張っていきたいと思いました。DFは練習してる通りのものを続けていきます。あとは、今大会では1年生が試合に絡んできて、なんとなく雰囲気が掴めたというか、そういう試合だったと思います。これから1年生の力もチームに必要になってくるので。
 
ー加藤選手の注目選手は
期待してるのは同じポジションのガンヒョンですね。うちに前まで3番ポジションがあまりいなかった状況で、自分と同じタイプの選手が来てくれて、今井さん(監督)にも「お前が育てろ」って言われています。玉城もまたまだ体もできてないですが注目しています。あとは、竹内は沼田が育てているので期待したいですね。その3人が主力になっていくんじゃないですかね。でも本当に1年生みんな頑張ってるし、身体能力高い人多いです。新人戦も楽しみにしていてください。
 
ー今年度の目標は
チーム的には、ベスト4は絶対行って、頂点狙いたいですね。
 
ーベスト4とはリーグ戦の、ということでしょうか
自分たちは全部のつもりです。リーグ戦もトーナメント戦も。
 
ー個人的には
得点の面で、1試合平均20点は取れるようにするのと、DFのときは頑張って足動かしてやりたいなと思います。思ってますけど、まだまだできないのでそこを目標に頑張っていきたいです

 

植村哲也

ー今日の試合を振り返って
今練習でディフェンスしかやっていなくて、その中で最終的に90点取られてしまったのは反省点ですね。決めるべきところでシュートが決まらなかったこともダメだったところなので、これから直していきたいと思います。

ー1Qではブザービートが決まりましたね
あれはもう必死に行くしかないと思ってやりました。

ー2Qではスターターが全員1,2年生でしたが
センターもフォアードも良い1年生が入ってきて、自分がこいつらをどう活かしていくかということを考えながらできたクォーターでした。それは自分にとってもプラスになりましたね。あとは、ガードとセンターの合わせがまだ必要かなと思います。

ー3Qはフル出場で追い上げの立役者となりましたね
あのクォーターは全員がディフェンスを頑張ろうという意識がありました。相手のミスから得点というかたちが結構出たので良かったなと思います。

ーでは、3Qは今まで練習を積み重ねてきたディフェンスが機能したということですか
そうですね。思い切りのいいカバーとかヘルプとか、一人ひとりが入ってローテーションが上手くいったりしました。

ー今大会の3日間を振り返って
個人的には昨日の明大戦でターンオーバーをして逆転に繋げられてしまったっていうことが一番大きい反省点ですね。去年からボール運びのときにターンオーバーが多くて、この大会ではそういうミスをしないようにしようと思って臨んだんですけど。でも、その課題も他の場面ではある程度改善できたと思います。

ー今大会で新たに見つかった課題は
相手のオフェンスになったときにボールマンに自分が一線で当たっていくディフェンスをもうちょっと意識しないといけないと思いました。ガードの自分が見せればセンターもフォアードもそのディフェンスについて来てくれると思うので、それを体現できたらなと思います。

ー今年の目標は
チーム全員でテッペン取るつもりでやってるので、リーグ戦優勝です!

ー次の大会に向けて
京王電鉄杯まで練習試合がいくつかあるので、その中で勝ちぐせというか、今まで結構負けてきたので、試合の勝ち方というのを感覚的に全員で覚えられたらなと思います。そのためにはディフェンスが必要なので、練習からばっちりディフェンスを意識してやっていきたいと思います。

柳川知之

ー今日の試合を振り返って
簡単なシュートを落としてしまいました。まだまだ練習が足りないなと感じました。

ー今日の慶大や昨日の明大など1部のチームが相手でもスターターをつとめていますが
まだスターターの他の4人と比べて自分だけ実力がないので他の4人に追いつくために頑張りたいと思っています。日頃の練習から自分ができることをどんどん見つけていって他の4人に足りないものを補えるようにしたいです。

ー六大学リーグを振り返って
自分は結構プレー時間をもらえてその中でやれることもやらなきゃいけないことも見つかったので勉強になった大会でした。これからは考えながら練習をしていきたいです。

ー柳川選手のチームでの役割は
今のところは自分ができることは少ないのでガードが困ったときにボールを受けに行くだとか秒数が少ない時にフリーだったら自分がシュートを打ちにいって確実に決めるというところだと思います。ただ、これからはできることをもっと見つけていきたいです。

ー同じインサイドの松澤選手が昨シーズンで引退しましたが
どちらかというと大晃さんの代わりになるというのではなくて大晃さんよりもチームのためになるプレーを多くできる選手になりたいです。そうすれば他のスターター4人は変わってないのだから去年よりも絶対に強くなるはずなので。そういった意味で自分のレベルアップをもっとしていきたいです。
ーインサイドで沼田選手とコンビを組むことについてどう感じますか
沼田さんはうまいからこそ他の大学からも警戒されているので沼田さんが困ったときに助けられるようにしたいです。

ー柳川選手個人の目標は
勝てるチームの中心になりたいです。

ーコーチ陣の変革など、チームの状況は移り変わっていますが
そんなに考えてないです。先生がかわれば学べることも変わってくると思うので去年は今井さんのバスケを学べて今年は違ったバスケを取り込めると思うのでポジティブに考えたいと思います。

ー次の京王電鉄杯の意気込みをお願いします
もっとチームのため、自分のために頑張りたいです。もっとうまくなって自分をアピールしたいです。

鈴木蓮

ー今日の試合を振り返って
最近は出場する機会も増えてきていて、その中で監督からは自分のできることをやれと言われています。いつも監督から積極的にプレーしろと言われるので、今日は何本か思いっきりシュートを打つことができました。
チームとしては、最近はディフェンスの練習がメインでしたし、1年生が入ってきたということで、5人の動きとかはあまり合わせていなかったのでその部分は難しかったです。

ー第2Qは1,2年生のみでスタートとなったが
新人戦では僕らが最高学年で引っ張っていかないとならないので、こういう場面では哲(植村哲也)とか一緒に引っ張っていけたらいいなと思います。

ー今大会を振り返って
昨年はプレータイムをもらうことがほとんどなかったので、こういうところで経験を積んで、少しでも次の大会に絡んでいければいいなと思います。

ー次は京王電鉄杯があるが
個人としては、チャンスがあれば積極的にプレーして、少しでも多くの結果を残していきたいです。
チームとしてはリーグやトーナメントでは優勝を狙っているので、そのような大会でも勝ち負けにこだわっていきたいです。

ーガードというポジションへのこだわりは
翔耶さん(佐藤)や哲(植村)みたいにもっとガツガツ攻めることができるガードというのが理想ではあります。ガードとして自分をアピールして貢献していきたいです。

ー今年の目標は
一番はやはり試合に少しでも絡むことです。去年は全然試合に出れなかったので、まずは20人のメンバーに入って、試合に絡めるよう頑張りたいです。

クローズアップ

10個の質問で法大バスケットボール部員の素顔に迫る新企画。バスケットや普段の生活について伺います。

※次回の人を指名する制度。※毎回更新できない可能性もあるのでご了承ください。

竹内悠貴

  • 9卒業生、松澤大晃のポジションを埋める存在となるのか
 

①バスケ部でのニックネーム→基本は竹内で、(佐藤)翔耶くんからはタケ、マネージャーのまりやさんにはたけぴーって呼ばれてます。

②生年月日→1996年10月30日です。

③趣味→SOMECITYっていうストリートのリーグの動画を見ることです。

④オフの過ごし方→映画とかドラマを見ます。『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』が好きで、10周くらいしてます。

⑤アルバイト→引っ越すのでもうすぐ辞めるんですけど、ガソリンスタンドで働いてます。

⑥バスケ歴→今年で11年目です。

⑦なぜ法政に→自分はもともと翔耶くんとか萩原さんと仲良くて、高校時代の先生も今井さんと仲良かったので、「法政はすごい良い雰囲気で練習してるよ」と聞いてました。一部ということもあって法政にしました。

⑧背番号の由来→中高とつけてた8か尊敬するアースフレンズ東京Zの泉秀岳選手と同じ23がよかったんですけど、両方とも埋まってたので、相談したら「お前はリバウンドを取るタイプだからデニス・ロッドマンと一緒にしたら」と言われて91にしました。

⑨バスケ部で1番仲が良い人→沼田さんですね。練習中とかその前後もずっと一緒に居る感じです。

⑩次の人の指名をお願いします→じゃあ沼田さんで。

 

ありがとうございました!

フォトギャラリー

 

  • 31対1をしかけることが多かった加藤
  • 4佐藤はボールキープ力が上がった
  • 5平均身長が高い慶大に負けず、リバウンドでも活躍した沼田
  • 6
  • 今大会、ほぼスタメン出場の柳川
  • 7最後に玉城も出場した
  • 8足元に注目・・・!
 

 

 

 

 

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