【企画】新人特集 法大を背負う未来のスター候補を発掘せよ!!!俺たちが選ぶイチ押しNO.1ルーキー 〜陸上部編〜
新人特集 ~陸上部編〜
2018年7月30日(月)
法大体育会を熱くする金のタマゴたちを見つけ出せ!新時代を担う1年生ルーキーたちをスポホウ記者がご紹介。もうすでに春で大活躍を見せた大物ルーキーから、まだ試合には出場していないものの近い将来ブレイクが期待される選手まで。この春、法大に入学してきた1年生ルーキーのこれからの活躍を見逃すな。
新人特集:人見昂誠
三障覇者の系統を継ぐ
第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根)では総合6位、第50回全日本大学駅伝対抗選手権関東学生連盟推薦校選考会では1位通過。法大の体育会で、今最も勢いがあるといっても過言ではない陸上競技部。そこに新戦力としてチームの核を担っていくであろう1人のスーパールーキーが入学した。
「入学したからには箱根でも結果を残したい」と野心を燃やすのは人見昂誠(社1)。数多くのインターハイ出場者を輩出する佐野日大高でキャプテンを務めた人見は、2017年全国高校駅伝では5区9位、インターハイでは3000mSCで8位入賞を果たすなど、主力としての活躍を見せた。
法大でのさらなる飛躍が期待される中、デビュー戦となった第51回東京六大学対校3000mSCでは、自身の強みと語る『ラストのスパート』を武器に先輩である田辺佑典(経2)を突き放し1位でフィニッシュ。1年生ながら圧巻の走りで優勝を飾り、目覚ましい活躍を見せた。その後も、人見の快進撃は続いていく。第66回兵庫リレーカーニバルU20では9分切りの8分52秒14で見事優勝を果たす。その後第17回U20世界陸上競技選手権大会の日本代表に選ばれた人見。日の丸を背負い戦っていく経験は人見自身の可能性を広げ、法大の躍進にも貢献していく。
「いつ化けるかわからないから怖い」。3000mSCにおいて不動のエースである青木涼真(生命3)をも脅かす存在の人見。今後控えている三大駅伝に向け「距離に臆さず結果にこだわりたい」と語り、向上心をみせた。一年生ながら怯まず、ひたむきに大舞台に向け突き進む姿は法大に新たな風を吹かすだろう。
(文:近藤のぞみ)