第94回関東大学サッカーリーグ戦 第20節 法大ー中大
2020年12月6日(日)
AGFフィールド
新型コロナウイルスの影響による活動停止明け初戦となる今節、中大を相手に迎えた。前半は試合勘が戻っていなかったか、2点を許してしまう。しかし選手を替え臨んだ後半は見違えたような動きを披露。佐藤大樹の大学初のハットトリックで大逆転し勝利。再開後初戦に箔を付けた。
試合結果
トータル試合結果
4 法政大学 |
0 | 前半 | 2 | 3 中央大学 |
---|---|---|---|---|
4 | 後半 | 1 |
試合スタッツ
時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 |
---|---|---|---|---|
6分 | 得点 | 中大 | 髙岸憲伸 | 0-1 |
33分 | 得点 | 中大 | 本間掠 | 0-2 |
ハーフタイム | 交代 | 法大 | 宮部→城和 | |
51分 | 得点 | 法大 | オウンゴール | 1-2 |
64分 | 交代 | 法大 | 服部→竹本 | |
66分 | 得点 | 法大 | 佐藤大 | 2-2 |
68分 | 得点 | 法大 | 佐藤大 | 3-2 |
75分 | 交代 | 法大 | 平山→田中 | |
82分 | 交代 | 法大 | 田部井→宮本 | |
86分 | 交代 | 法大 | 松井→安光 | |
87分 | 得点 | 法大 | 佐藤大 | 4-2 |
90+3分 | 得点 | 中大 | 坂本康汰 | 4-3 |
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 |
1 | GK | 中野小次郎 | 経済4・徳島ヴォルティスY |
3 | DF | 高木友也 | 経済4・法政二高 |
5 | DF | 宮部大己 | 経済4・法政二高 |
31 | DF | 森岡陸 | 現福4・ジュビロ磐田U18 |
23 | DF | 関口正大 | 現福4・新潟明訓高 |
6 | MF | 松井蓮之 | スポ3・矢板中央 |
14 | MF | 田部井涼 | 経済3・前橋育英高 |
9 | MF | 平山駿 | 経済4・三菱養和SCY |
10 | MF | 長谷川元希 | 現福4・大宮アルディージャY |
11 | MF | 服部剛大 | 社会4・横浜FCY |
20 | FW | 佐藤大樹 | 経済3・コンサドーレ札幌U18 |
サブメンバー | |||
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12 | GK | 近藤壱成 | 経済2・ジュビロ磐田U18 |
2 | DF | 城和隼颯 | 社会4・柏レイソルU18 |
5 | DF | 宮部大己 | 経済4・法政第二高 |
16 | DF | 陶山勇磨 | 現福3・帝京第三高 |
24 | DF | モヨ マルコム強志 | 現福1・東福岡高 |
7 | MF | 竹本大輝 | 経済4・成立学園高 |
13 | MF | 安光将作 | 社会3・ジェフユナイテッド千葉U18 |
19 | MF | 宮本優 | 現福3・清水エスパルスY |
15 | FW | 飯島陸 | 経済3・前橋育英高 |
17 | FW | 田中和樹 | 社会3・浦和学院高 |
試合後順位表
順位 | 大学名 | 勝点 | 試合数 | 勝-分-負 | 得点/失点 | 得失点 |
1位 | 早稲田大 | 41 | 20 | 13-2-5 | 45/18 | 27 |
2位 | 明治大学 | 40 | 18 | 13-1-4 | 34/16 | 18 |
3位 | 順天堂大 | 35 | 20 | 11-2-7 | 34/31 | 3 |
4位 | 桐蔭横浜大 | 33 | 19 | 10-3-6 | 31/24 | 7 |
5位 | 駒澤大 | 29 | 16 | 9-2-5 | 36/28 | 8 |
6位 | 国士舘大 | 26 | 19 | 8-2-9 | 29/31 | -2 |
7位 | 慶應義塾大 | 23 | 20 | 6-5-9 | 21/28 | -7 |
8位 | 筑波大 | 22 | 19 | 6-4-9 | 24/35 | -11 |
9位 | 立正大 | 21 | 18 | 6-3-9 | 27/30 | -3 |
10位 | 法政大 | 20 | 14 | 5-5-4 | 25/22 | 3 |
11位 | 専修大 | 14 | 18 | 4-2-12 | 26/52 | -26 |
12位 | 中央大 | 9 | 19 | 2-3-14 | 26/43 | -17 |
後期リーグ途中経過
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
12 | 10月10日 | 順天堂大 | △1-1 | 非公表 |
13 | 10月17日 | 慶應義塾大 | ○2-0 | 非公表 |
14 | 12月9日 | 明治大(延期分) | 17:30 | 非公表 |
15 | 10月31日 | 専修大 | 延期 | 延期 |
16 | 11月7日 | 筑波大 | 延期 | 延期 |
17 | 11月15日 | 立正大 | 延期 | 延期 |
18 | 11月21日 | 駒澤大 | 延期 | 延期 |
19 | 12月15日 | 桐蔭横浜大(延期分) | 17:30 | 非公表 |
20 | 12月6日 | 中央大 | 4-3 | AGFフィールド |
21 | 12月12日 | 国士舘大 | 13:30 | 非公表 |
22 | 12月19日 | 早稲田大 | 13:00 | AGFフィールド |
マッチレポート
活動休止前の慶大戦から約1か月半ぶりとなるチームの活動再開後初試合。選手たちにとってサッカーができない環境で味わったもどかしい思いをぶつけることができる待望の一戦となった。
相手は前回1-1で引き分けに終わった中大。活動再開後初戦の勝利ために何としても先制点を取りたい法大だったが、前半は相手に試合の主導権を握られる展開となった。試合開始6分、ゴール正面から放たれた髙岸憲伸のシュートが左角に突き刺さり、先制を許してしまう。さらに33分、本間椋のシュートがネットを揺らし、追加点を奪われる。パスのミスから自分陣地で相手にボールが渡ったことによる痛恨の失点となった。相手に攻められる中でそれでも何度かゴール前までボールを運ぶも、シュートが枠を捉えることができない。なかなかプレーの息が合わず、終盤に作った好機を生かしきれないまま試合前半を0-2で終えた。
2点のビハインドで迎えた後半は、DF城和隼颯(社4)を投入し、チームの安定を図った。落ち着いて試合を進め、序盤から前半よりも積極的に相手陣地を攻める姿勢を見せた。1点ずつ点を返していきたい法大は51分、平山駿(経4)のクロスを相手が弾き、オウンゴールで1点を奪った。中盤に差し掛かった66分、FW佐藤大樹(経3)がMF田部井涼(経3)のコーナーキックからヘディングシュートを決め、同点に追いついた。すると立て続けに68分、またも佐藤大がヘディングでタイミングを合わせて得点し、逆転に成功する。さらに87分、佐藤大が冷静に相手の動きを見ながら左足を振り抜き、貴重な追加点を奪った。佐藤大はこの試合3点目を決め、ハットトリックを達成した。その後試合終盤の93分に坂本康汰のゴールで1点を返されるも、その後の失点は許さず1点のリードを守り切り、4-3で勝利を収めた。
苦しい試合展開や活動休止期間による不安を見事に跳ね返した。法大は現在順位が10位という位置にいるが、複数のチームがひしめく混戦となっている。これからは連戦が続く厳しい日程が待っているが、活動再開後の初戦に勝利した勢いに乗って次戦の12月9日に行われる明治戦に勝利し、全国大会出場への望みをつなげたい。
(記事:山中麻祐子/撮影:五嶋健)
全国大会へ反撃開始だ!!!
選手コメント
長山一也監督
ー今日の試合を振り返って
クラスターが起きて、サッカーができないところからできる状況になったことで、法政の力を逆に出せるようになったかなと思います。ハーフタイムにはクラスターの発生したという状況からここまで来れたというのがあるから、それを無駄にしないで、できることをしっかりできるようにと話しました。選手交代ももちろんビルドアップのところでマイボールの時間が長かったので、まあ上手く行ったのかなと。サッカーが出来なくて学生も悔しい思いをしたところがあるので、それを上手く生かしながら試合をすることができたかなと思います。
ー前半と後半では別チームのようになっていた。変えたところは
後ろはビルドアップが強い選手たちで、逆に宮部(大己、経4)は対人が強い選手なのでそこの後ろの回すところに違和感がありました。そこに城和(隼颯、社4)を入れたら全員が安心してやっていくことができたのでそこはすごくよかったかなと思います。
服部(剛大、社4)も再開してからチームが決まってないこともあって、すごく魂こめてやっていました。紅白戦でも実際得点に絡んだりしていたので、今日も決めて欲しいところはあったんですけど、そこは次に期待してというところで(笑)。ただ、そういったところに期待して、いつもだったら早めに切っていたかもしれないですけど、そういう思いも込めてしっかりやっていたと思います。
ー前半2失点と試合を作れていない中での勝利。勝因は
苦しい状況を乗り越えて、いろんな方に迷惑かけていたのでそういうことを学生自身が、僕自身もそうですけど、サッカーで恩返しするとなった時に、結果で恩返しするというのが理解できていました。今までビハインドだと「やべえな」とあたふたしていた部分があって、1点取ってまた取られてという展開にはなっていたとは思うんですけど、1点取ってまた取って連続得点という今やらないといけないところをしっかりと理解してできていたのが今日の勝因かなと思います。
ー今日は佐藤大樹(経3)選手が3得点
大樹もクラスターの時に札幌の実家に帰っていました。札幌も大変なことにはなっていたので、彼の合流も少し遅れたんですけど、そういった中でもしっかりやろうという意志は伝わってきました。最初は田中(和樹、社3)と佐藤を代えようかなと思ったんですけど、準備してしっかりと狙おうという意志があったので(代えませんでした)。平山(駿、経4)が足にけいれんを起こしたこともあって、今日は普段人工芝でトレーニングしているのもあって、天然芝で久々にやっていたので、こっちがしっかりとコンディションを確認していかなきゃいけないという中でした。そういった意味で田中と平山の交代にはしたんですけど、佐藤もそういうゴールへの執着心というのが再開してからも見えていたので、使ってみたら期待に応えてくれたので良かったです。
ークラスターのときは
陽性者はホテルで、陰性者は大学の施設に隔離されていました。結局陽性者の方は療養が終わってすぐに実家に帰れていたんですが、陰性者の方は濃厚接触者ということで長い時間拘束されていたので、その時にみんな筋トレとか2メートル四方のところでできることしかやれなかったのでかわいそうなところもありました。そういった中で順を追って実家に返して、親御さんも東京に行くということで心配している部分もあったとは思います。
ー中野小次郎(経4)選手はJリーグを経験してチームにはどんな影響をもたらしたか
帰ってきて2日でクラスターが発生したので、逆にちょっと忘れちゃったんじゃないかなと(笑)。ただやっぱり落ち着いていて、今日も1失点目のところはミスがあったんですけど、3対2になった時に落ち着いて、今までだったらピンチの時にはそのまま入れられていたと思いますけど、後ろの選手はピンチが1番アピールする場面だと思うので、そういうところは(しっかりとできていました)。あとは言動も落ち着いていて、腹を据えていて後輩にトレーニングする時はアドバイスする時もありますし、そういったところはすごく変わってきているなとは思いますね。今日もミスがあったら崩れる傾向があったんですけど、その後取り返して今日はチームを勝たせてくれるプレーをしてくれて。言動もそうですけど、ピッチの上でああやってプレーしてくれたのがチームにとってプラスになることだと思います。
ー中野選手の課題は
大学4年間で最初は懸垂が一回もできなかったところからできるようになって筋力もついてきました。もう一回り体を厚くすることができれば、アジリティだとかパワーがJの世界では物足りないところがあると思うので、そういったところがついてくれば2㍍のキーパーは日本人だと探してもいないので、日本を代表するようなキーパーになることもできると思います。性格もすごくいい子なので、そういった意味では体作りとゲームの中で足下も上手いですけど、それがミスにならないようにゲーム作りとかも(できるようになって欲しいです)。物理的に届く距離が他のキーパーとは違うので、身体的なスピードだとか筋力をつけると、よりそれが生かされるような届く距離も増えていくと思います。大学を卒業しても一回り大きくなることはあると思うので、そこはとても楽しみです。
ー練習再開の中で一番優先したことは
まずコンディションを整えるということです。狭い空間で閉じ込められた、とまではいかないですけど、また再開できたらサッカーがしたいというところで、最低限の運動はしていたとは思います。ただ、それが1ヶ月くらい続くとなかなか元に戻すのが大変だったので、しっかり戻った段階でランニングを何回したかとかを聞いて段階的にできるようにしました。個人でランニングができるようになっても、対人で相手にぶつかるという作業がありますし、動いていてもその感覚というのがいちばんサッカーにとってキツいので、そこの強度を上げてみるというところが厳しいと(思っていました)。そこをしっかりとやってくれたので今日勝てたのかなと。これから連戦になっていくので、そこの回復も大事になっていくと思いますし、そこも見極めていきたいなと思います。
ー平山選手を監督として4年間見て
最初から技術的に長けた選手で非常に期待した選手ではありました。後は数字を残すというところで、そこが出てくるとこの先のところも出てきますし、彼も決めていないとこもあるので、こういう得点を重ねるところも分かりやすいアピールになりますし、彼の良いところにもなるので今後も取り続けて欲しいなと思います。
平山駿
ー今日試合を振り返って
今日は前半は0-2でチームがなかなか上手くいけなかった時間が多くて、0-2で折り返したんですけど、誰1人諦めてる人はいなかったです。ハーフタイムにみんなで、まず後半の10分で1点取ってそこからたたみかけていこうというのを話していました。それ通りに後半の入りは、前からプレスかけて一点取って、そこからその流れで逆転できたのは良かったと思います。
ー後半は特に関口正大選手(現4)を起点に攻めているように見えました。後半を臨むにあたってハーフタイムで話したことは
自分はトップ下でフォワードに(佐藤)大樹がいて、という2人の関係性というのはハーフタイムで言われていました。大樹が前に張っている分、自分がちょっと落ちてそこのボランチとディフェンダーの間に顔を出すというのは言われていて、そこで上手く正大から起点というか、ボールが入ってきたので、そこは良かったと思います。
ー前期では連続試合ゴールもありました。後期も得点というところに強い意識は
去年も試合には出てはいたんですけど、得点は取れていなくて、今の監督にもそうですけど、自分が評価されるには得点というのが大事になってくるとは言われていました。今季こうやって得点が取れているのはいいんですけど、チームがあまり勝てていないので、自分が点を取って勝つというところまでしっかりやっていきたいと思います。
ートップ下とフォワードをやっていっている中で感じたプレーの違いは
もともと自分はトップ下でやってはいたんですけど、トップ下でもあまり下がりすぎずというのは言われていました。今季もこうやって点取れてるのはトップ下はあるんですけど、ゴール前に入れていたりとか、スプリントというのは自分でも意識していて、フォワードの位置までしっかり走るというのは意識してます。
ー活動休止中はどう過ごしていたか
どこかの施設に入れられて、苦しいというか何もできなくてもどかしい時間とかはありました。その中でもチームとか学年とかでミーティングをしてモチベーションを高くして、再開した時にまた1試合1試合しっかりやってインカレの出場権を取りにいこうという話をしていました。その中でも自分の部屋とかで出来ることはしっかり準備していたかなと思います。
ーこれからに向けて
体がキツいという人もいたんですけど、連戦が始まってくる中で、そういうことは言ってられないと思います。自分もしっかりと準備をして、連戦はチーム全員で誰が出ても勝てるようにするというのが大事だと思うので、しっかりと準備していきたいと思います。
佐藤大樹
―今日の試合を振り返って
活動再開して一番最初の試合で、一人一人がそういった中でモチベーションを高く保って一人一人の役割をしっかりして、最終的に(点を)返せたっていうことが一番よかったです。
―それぞれの得点場面を振り返って
1点目はセットプレーからの得点で、絶対こういう状況でもチャンスが来ると自分は信じていたのでああいう形で得点が取れて、そういったプレーで自分の2点と3点を取れたことはよかったです。
―2点目はヘディングシュートでした
2点目は(高木)友也君(経4)と前半から結構声をかけていろいろして、ハーフタイムにああいうタイミングで要求するなどのコミュニケーションをとっていたのでああいう形になったと思います。
―ヘディングで2得点。自分の中で自信は
去年の得点とかでもヘディングのゴールシーンが多かったので選手の入り方とかそういうゴール前の感覚とかはあると思います。
―前半はなかなか点が決められないシーンがあった。後半に臨むにあたってどのようなことを意識したか
前半は組み立てという部分であまりうまくいってなかったんですけど、そういう逃したときに自分たちでゴール前で何回もチャンスを作れたっていうことは前半でできなったのでそういうのを逃さないで後半はやっていこうとみんなで話し合って、そういうところでみんなが理解して得点につながったと思います。
―監督のインタビューの中でクラスターが発生して選手もつらい時期があったがそれをばねに跳ね返せたという言葉があった。そのような意識はあったか
クラスターになってしまってなかなか活動ができないという環境が続いたんですけど、一人一人がやっていたからこそこういう環境を与えてくださった皆さんに感謝しているんですけど、自分たちもしっかり準備をしてきたことが結果につながったと思うのでこれからもこういう環境でサッカーができることに感謝しながらやっていきたいです。
―自粛の時は一度療養施設に
サッカーができなかったんですけど、そういうできることをやってという感じでした。
―北海道もいろいろと大変な状況だが、一度帰ってみて感じたことは
やっぱりこういうご時世で、本当にこんなに当たり前にサッカーができる環境にあるっていうところでいったら本当にもっと感謝しなければならないし、自分はフォワードとして結果で恩返しすることが一番だと思うしこれからもそういう環境に感謝しながら自分の持ち味を出せるように頑張っていきたい。
―その中で再開初戦でハットトリックというのは自信につながるか
自分はもう活躍するっていう後がない中で、自分がフォワードなんで自分が決めたいというのは常に持っているのでこういった再開始する一試合目でこういう結果に終わったのはよかったです。
―ハットトリックの経験は大学に入って初めて、また複数得点も初めてでした。点を取ることに関して自分の課題にしていることは
ヘディングで決めるっていうのはストロングポイントではあるんですけど、やっぱり前の駆け引きや裏の抜け出しとかそういったところでうまく相手のディフェンスをはがせるようなところが課題かなと思って、そういう駆け引きで裏を取れたり相手の逆を突けたらもっとチャンスが増えるのかなって思いました。
―大学に入って身についたことは
やっぱり先輩から学ぶってことが多くて、上田綺世選手(現鹿島アントラーズ)は本当に自分は後輩なんですけど練習からでも教えてくれたり、自分は1年生の時出れなかったんですけどスタンドから見ていろんな学べるところが多くてそういった生で見る感覚が自分の成長につながったのかなと思います。
―具体的なアドバイスは
身体の使い方とか強いディフェンスにも先に体を当ててキープするっていう細かい部分のことだったり、あと抜け出し部分とか相手の視線がどこを見ているのかとかそういう隙を突くっていう動き出しとかボールを触るっていうよりボールに関係しないところの動き出しというところで結構学ばせてもらいました。
―目標とする選手として上田選手について挙げていたが、そういうところは自身も習っていきたい
そうですね。今もJリーグで活躍していてああいう選手になりたいなっていう強い気が自分もあるので、そういうのもモチベーションに変えてこれからも頑張っていこうと思います。
―次戦に向けて
次戦は明治戦で強いと思いますが、自分たちがやってきたことをしっかりやれば結果もついてくると思うのでこれからの時間をしっかり大切にして次も勝てるように頑張っていきたいと思います。