2021年09月01日(水)
2021年度第45回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント
3回戦 法大ー日本文理大
非公開会場
初戦を危なげなく突破した法大は、昨年の九州1部リーグ王者・日本文理大と対戦。試合を法大ペースに持ち込むも、互いに譲らない展開が続く。33分、田中の突破から中央で待っていた佐藤大のゴールで待望の先制点を奪う。後半も流れを渡さず、58分に萩野が貴重な追加点を挙げる。試合終盤は日本文理大の果敢な攻めにより、86分に失点を許すものの1点差を逃げ切り、準決勝へと駒を進めた。次戦は筑波大との決勝進出がかかる一戦に挑む。
積極的に仕掛け先制に貢献した田中(写真提供・法政大学体育会サッカー部)
試合結果
トータル試合結果
2
法政大学
|
1 |
前半 |
0 |
1
日本文理大学
|
1 |
後半 |
1 |
スターティングメンバー
ポジション |
背番号 |
選手名 |
学部・出身校 |
GK |
12 |
中川真 |
スポ2・徳島市立 |
DF |
3 |
宮本優 |
現福4・清水エスパルスユース |
DF |
16 |
萩野滉大 |
現福3・名古屋グランパスU18 |
DF |
19 |
高嶋修也 |
経済3・明秀学園日立 |
DF |
29 |
今野息吹 |
経済2・三菱養和SCユース |
MF |
4 |
中井崇仁 |
スポ4・尚志 |
MF |
6 |
松井蓮之 |
スポ4・矢板中央 |
MF |
28 |
佐野陸人 |
現福3・清水エスパルスユース |
FW |
2 |
陶山勇磨 |
現福4・帝京長岡 |
FW |
11 |
田中和樹 |
社会4・浦和学院 |
FW |
20 |
佐藤大樹 |
経済4・コンサドーレ札幌U18 |
サブメンバー |
GK |
1 |
大塚紀人 |
経済4・三菱養和SC Y |
DF |
22 |
白井陽貴 |
スポ3・矢板中央 |
DF |
24 |
堀江貴大 |
社会3・昌平 |
MF |
7 |
安光将作 |
社会4・ジェフユナイテッド千葉U18 |
MF |
13 |
渡邉綾平 |
経済2・前橋育英 |
MF |
17 |
森山真伍 |
社会4・サガン鳥栖U18 |
MF |
30 |
青木俊輔 |
社会1・東福岡 |
MF |
32 |
溝口駿 |
経済1・法政二 |
FW |
10 |
飯島陸 |
経済4・前橋育英 |
試合スタッツ※交代は法大のみ記載
時間 |
経過 |
大学 |
選手名 |
得点経過 |
33分 |
得点 |
法大 |
佐藤大樹 |
1-0 |
58分 |
得点 |
法大 |
萩野滉大 |
2-0 |
58分 |
交代 |
法大 |
今野息吹→堀江貴大 |
|
64分 |
交代 |
法大 |
中井崇仁→青木俊輔 |
|
|
交代 |
法大 |
陶山勇磨→安光将作 |
|
73分 |
交代 |
法大 |
田中和樹→溝口駿 |
|
84分 |
交代 |
法大 |
松井蓮之→渡邉綾平 |
|
86分 |
得点 |
日本文理大 |
高昇辰 |
2-1 |
マッチレポート
初戦を危なげなく突破した法大は、3回戦で日本文理大学と対戦した。
試合開始から試合の流れを引き寄せるべく、互いにロングボールを前線に送る。そんな中、流れをつかんだのは法大であった。一度は決定機を作られるも、その後はディフェンス陣と中盤を中心に多彩な攻撃で相手を圧倒。何度も決定機を生み出し、試合を支配した。しかし得点は奪えず、試合は膠着状態となる。前半33分、ついに法大が均衡を破る。左サイドでボールを受けた田中和樹(社4=浦和学院・京都サンガFC内定)が縦に突破しクロス。中井崇仁(スポ4=尚志・藤枝MYFC内定)がそらしたボールに、佐藤大樹(経4=コンサドーレ札幌U18・町田ゼルビア内定)が見事に合わせ、待望の先制を挙げる。その後は両者ともに得点は生まれず。1-0で試合を折り返す。
後半も流れは変わらず法大。後半13分、左からのコーナーキックにファーサイドに走り込んだ萩野滉大(現福3=名古屋グランパスU18)が足で合わせ、法大に待望の追加点が生まれる。無失点で勝ち切りたかった法大だが、後半86分、1本のロングボールで裏を取られ、失点を許してしまう。終盤、追い込まれるシーンもあったがそのまま逃げ切り、2-1で試合終了。序盤は一方的に攻め入る展開に持ち込んだものの、不安の残る終わり方となった。トーナメント戦は相手も死にものぐるいで挑んでくるため何が起こるかわからない。最後まで気を抜かず、タイトル獲得を目指したい。
(記事・内村天優)
萩野のゴールに喜び合う選手たち(写真提供・法政大学体育会サッカー部)