【ハンド】2021年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第3節 対筑波大 奮闘するも粘り切れず
2021年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第3節 対筑波大
2021年9月25日(土)
国士舘大多摩キャンパス
前節の日大戦では前半を3点ビハインドで折り返すも、試合終了間際に追いつき勝点1を獲得。念願の初白星をかけ戦うのは、2試合連続での逆転勝利で勢いに乗る筑波大。昨秋大敗を喫した相手に対し、どこまで食らいつけるか。
試合結果
トータル試合結果
20 法政大学 |
12 | 前半 | 15 | 31 筑波大 |
---|---|---|---|---|
8 | 後半 | 16 |
メンバー
背番号 | 選手名 | 学部・出身校 | 今試合得点 | 通算得点 |
12 | 河村直人 | 生命3・昭和学院 | 0 | 0 |
16 | 髙木アレキサンダー | 経済3・市川 | 0 | 0 |
2 | 前田亮太 | スポ4・法政二 | 1 | 1 |
3 | 布田航 | 経済2・藤代紫水 | 0 | 2 |
8 | 中村健太 | スポ4・川口北 | 0 | 0 |
11 | 利光良介 | 社会3・大分雄城台 | 4 | 8 |
14 | 山本浩介 | 社会3・浦和学院 | 0 | 1 |
15 | 吉田峻介 | 社会3・日進西 | 2 | 4 |
18 | 石田季里 | 経済2・越谷南 | 1 | 1 |
19 | 加藤怜央 | 現福3・法政二 | 2 | 4 |
22 | 岩崎琢未 | スポ1・国府 | 0 | 0 |
23 | 佐々木隆斗 | 社会4・浦和学院 | 3 | 12 |
24 | 西遼太 | 経済4・法政二 | 2 | 13 |
26 | 今松祐也 | 経済2・浦和学院 | 0 | 1 |
27 | 渡辺桂也 | 経済1・市川 | 5 | 6 |
30 | 西村佳起 | 経済1・近江兄弟社 | 0 | 1 |
試合後順位表(9月26日現在)
順位 | 大学名 | 勝-分-負 | 得点 | 失点 | 得失点 | 勝ち点 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 中大 | 5-0-0 | 171 | 121 | 50 | 10 |
2位 | 筑波大 | 4-0-1 | 124 | 101 | 23 | 8 |
3位 | 日体大 | 4-0-1 | 149 | 129 | 20 | 8 |
4位 | 早大 | 4-0-1 | 132 | 121 | 11 | 8 |
5位 | 東海大 | 3-0-2 | 114 | 99 | 15 | 6 |
6位 | 国士大 | 2-0-1 | 52 | 65 | -13 | 4 |
7位 | 日大 | 0-1-3 | 76 | 94 | -18 | 1 |
8位 | 法大 | 0-1-3 | 88 | 117 | -29 | 1 |
9位 | 明大 | 0-0-5 | 117 | 135 | -18 | 0 |
10位 | 順大 | 0-0-5 | 108 | 149 | -41 | 0 |
春季リーグ戦結果
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
---|---|---|---|---|
1 | 9月12日(日) | 日体大 | ●22-27 | 国士大多摩 |
2 | 19日(日) | 日大 | △22ー22 | 駿河台大 |
3 | 25日(土) | 筑波大 | ●20ー31 | 国士大多摩 |
4 | 26日(日) | 中大 | ●24ー37 | 国士大多摩 |
5 | 10月2日(土) | 明大 | ー | 国士大多摩 |
6 | 3日(日) | 順大 | ー | 国士大多摩 |
7 | 9日(土) | 東海大 | ー | 国士大多摩 |
8 | 16日(土) | 国士大 | ー | 駿河台大 |
9 | 17日(日) | 早大 | ー | 国士大多摩 |
戦評
1分1敗と2試合を終えて未だ白星を挙げられず迎えた秋季リーグ戦第3節。相手は過去4年間で1度も勝てていない筑波大。試合は、終始法大が追いかける展開となった。
開始1分、吉田峻介(社3)が得点を決め、法大に流れが行くかに思えたが、序盤から相手のオフェンスに苦しめられる。前半16分、相手選手の退場により数的有利な状況になると、法大が流れを掴む。加藤怜央(現3)の連続得点を皮切りに得点を重ねると、最大6点あった点差を、3点まで縮め前半を折り返した。
主将の前田亮太(スポ4)は、「3点差まで追いつけたという所で、もう一回みんなで一致団結して、後半の入りで点差を縮めようと意識した」と振り返るように、後半に入ると渡辺桂也(経1)、佐々木隆斗(社4)の連続得点でついに1点差まで迫る。しかし、相手の固いディフェンスや相手GKのファインセーブもあり、徐々に試合の流れは筑波大へ。終盤には法大にもパスミスが目立つようになり、相手に逆速攻を許すなど、点差は徐々に離されていき、最終的には11点差での敗北となった。
試合には敗れたものの、前節で初得点を決めた1年生の渡邊桂也が5得点を挙げるなど、新戦力の台頭も見られ、これから続くリーグ戦への収穫もある試合となった。未だ勝利を挙げられていない苦しい状況であるが、まずは1勝し勢いに乗っていきたい。(米山正男)
選手インタビュー
前田 亮太 主将
―今日の試合を振り返って
前半3点差で折り返して、この流れのまま後半も入りよければいけるかなって思ったんですけど、案の定先に2点先にとって、1点差になったんですが、そこから今年のチームの弱さが出たというか、そこでもう一回引き閉めて、そのままの流れで行ければよかったんですけど、やっぱりどうしてもうまくいかない時から逆速攻でやられ、最終的にはこの点差(11点差)になったと思います。
―追う展開の中で意識したことは
これまで筑波が、ずっとリードされている状態の試合が多くて、そこからの逆転が多かったので、逆に向こうにとって今までにない展開のなか、逆に行けるぞという気持ちとそこからどう攻めていくのかが課題だったのかなと。そこで攻めきれずに流れを掴みきれなかったのが追いかける展開としてもったいなかったと思います。
―3点差で迎えたハーフタイムでチームとして意識したことは
筑波がこれまでチームとして4年間勝ったことなかったので、逆にチャレンジ精神というか、前半5、6点差から3点差に追いつけたという所で、もう一回みんなで一致団結して、最初の入りで点差を縮めようと意識していました。
―体格で劣る相手に対して、攻撃や守備で意識したことは
身長も体格も自分のチームで勝てる選手がほとんどいなかったと思ったので、一対一の勝負をするのではなく、チームとしてフォーメーションとか攻撃の流れを意識していました。
―今日の試合で見つかった課題点は
チームとしては、ディフェンスが31点取られてた所が見たら課題かなと。個人としては、チームとしての攻撃面が課題で、どうしても20点しか取れない、前回でも22点だったこともあって、攻撃のミスから速攻にいかれるケースが多かったので、そこを改善して、自分自身としても、体格で負けていてもどこかでブロックを張って、今日は一本しかペナルティとれなかったけど、何本か試合を決めれるシュートやペナルティを決めていきたいなと思います。
―これからのリーグ戦に向けて
今、1分2敗で崖っぷちだと思っているのですが、逆にそこで割り切って振り切って楽しんで全力でやることが自分たちのチームらしさで、そこで楽しまずにやらないのは自分たちのチームぽくないので、楽しんでみんなで笑顔でやっていきたいなと思います。
佐々木 隆斗 選手
ー今日の試合を振り返って
個人的にふがいない試合でした。チームとしては前半最後の勢いのままいければよかったんですけど、失速して相手のペースでいってしまいました。相手の流れを切れるような雰囲気づくりやディフェンスをしてければと思います。
―個人の結果について
初戦、2戦目と調子が良くて、それに比べるとふがいなかったです。
―筑波大相手に意識したこと
チームとしてずらしてサイドやカットイン勝負だと思っていましたけど、相手のディフェンスがアグレッシブで、なかなかいいパス出せなくて攻めづらかったです。
―試合の流れについて
相手のミスからの速攻や、ディフェンスが機能した時はいい流れでしたけど、オフェンスミスから逆速攻を確実に決められてしまって、差が開いてしまってチームが沈んでしまったのが流れを渡してしまった原因かなと思います。
―ここまでの結果について
まず1勝しなきゃいけなくて、なるべく早くチームが乗っていければ、勝っていけると思います。
―課題は
チームとしてディフェンスが最初良くても、最後の最後決められているので、ボールへの執着をもっと持てればと思います。
―今後の意気込み
今季の目標決定率8割なので今日の結果で厳しくなりましたけど、達成するために1本ずつ確実に決めていきたいと思います。