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【バレー】 第74回 秩父宮賜杯全日本大学男子選手権 対天理大 序盤リードするも、勝ち切ることができず。1-3で負けを喫し、今シーズンラストの試合を終えた。

第74回秩父宮賜杯全日本大学男子選手権
2021年12月1日(水)
対 天理大

1回戦を突破し、その勢いのまま挑んだ2回戦。相手は関西1部リーグに所属する強豪・天理大だ。持ち味のブロックが光り第1セットを先取するも、相手の攻撃を止めきれず第2第3セットを落としてしまう。後がない第4セット、粘りを見せるもあと一歩届かず惜しくも敗戦。今年度の全日本インカレは2回戦敗退となった。

試合結果

トータル試合結果

1

法  大

25 1セット 21 3

天理大

26 2セット 28
20 3セット 25
23 4セット 25

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
1 緒方悠大(法4) MB
7 持田 恒希(営3) WS
13 山本 帯刀(文2) WS
15 安部 翔維斗(法2) WS
16 持田大樹(営2) MB
17 中田 拓斗(営2) S
12 森山 陸人(営3) L
24 武田 絢太郎(法1) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

 

 

戦評

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第1セットは序盤から2点を追いかける展開に。着実に得点を重ねるもなかなか点差を詰めることができず。しかし、終盤から法大のブロックが冴え渡る。安部翔維斗(法2)のブロックでブレイクすると続く主将の緒方悠大(法4)も連続ブロックで3連続得点、19-18と逆転に成功。その後も中田拓斗(営2)、山本帯刀(文2)も相手スパイクをブロックし流れを渡さない。相手を寄せ付けないまま25-21で第1セットを先取した。

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続く第2セット、互いに一歩も譲らず点差はわずか1点の状態が続く。中田の攻めのサーブで相手レシーブを崩すと持田大樹(営2)の鋭いスパイクが決まり6-4。その後すぐさま同点に追い付かれるもまたもや中田が相手スパイクをブロック、再度2点差とする。しかし終盤ミスが重なり相手の5連続得点で先に20点に乗られてしまう。切り替えたい法大は途中出場選手の活躍が光る。三谷浩太郎(営1)のサービスエース、時田晃佑(法3)の力強いスパイクが決まり、22-21と土壇場で逆転に成功。先にセットポイントを奪うも相手の攻撃を止めきれずデュースに持ち込まれる。最後はスパイクをブロックされ26-28で惜しくもこのセットを落とす。

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 互いに1セットずつ奪取して迎えた第3セット、ミスを誘うも序盤から天理大ペースに。セッター中田がツーアタックを決めるも7-13と大きくリードされたままこのセットを折り返す。しかし安部のスパイク、ブロックが決まり3連続得点で徐々に点差を縮めていく。山本ら攻撃陣が果敢に粘りのプレーを展開するも相手の攻撃に苦戦し、20-25で連続してセットを奪われてしまう。

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後がない法大は第4セット持田恒希(営3)のスパイクからスタート。序盤から得点を重ね、流れを渡さず11-8。セッター中田がワンハンドで上げたボールを時田が上手く合わせ、続くサービスエースで法大ベンチが大きく盛り上がる。しかし相手にサービスエースを許し3点差を追いつかれ、徐々にペースが天理大に。ブロックアウトを狙うも相手の固いブロックに阻まれ思うように決めきることができず。終盤も攻めの姿勢を崩さない法大だが、最後は相手スパイクが決まり23-25、セットカウント1-3で試合終了。惜しくも3回戦進出とはならなかった。

第1セットを奪ったものの、悔しい敗北を喫した法大。この試合を持って頼もしい4年生が引退となった。主力メンバーも多く残る来年、法大バレー部のさらなる活躍に期待したい。

(取材:鈴木しほり)

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