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【バレー】 秋季関東大学男子2部リーグ戦 対中学大 勝負の後半戦実力校相手に粘り勝ちで開幕7連勝! 次週迎え撃つ上位校との対決に向け好発進!

バレーボール

【バレー】 秋季関東大学男子2部リーグ戦 対中学大 勝負の後半戦実力校相手に粘り勝ちで開幕7連勝! 次週迎え撃つ上位校との対決に向け好発進!

2018年秋季関東大学男子2部リーグ戦
2018年9月23日(日)
亜細亜大学体育館

 前半戦を6戦全勝で折り返した法大。だが、格下相手にセットを落とすなど厳しい戦いを強いられている。後半戦最初の相手は1部リーグの経験がある実力校中学大で、お互いに入れ替え戦に向け絶対に負けられない一戦となった。第1セットは序盤から積極的に攻め奪ったものの、僅差となった第2セットをものにできず苦しい展開。それでも第3セット以降は蔵田大輝(法3)をはじめスパイカー陣が躍動。見事に3-1で勝利を収め、後半戦初戦を白星で飾り、上位校対決に向け気合いは十分だ。

DSC 0876 R
試合前円陣を組み、気合いを入れる法大

試合結果

トータル試合結果

3
法 大
25 1セット 19
中学大
23 2セット 25
25 3セット 23
25 4セット 23

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
15 大村翔哉(営2) WS
8 前田隆二(営3) MB
11 蔵田大輝(法3) WS
9 伊元幸正(営3) WS
22 三矢尚幸(営1) MB
12 西田寛基(営3) S
10 三木裕人(文3) L
19 竹田将也(法2) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ
 

途中出場選手

背番号 選手名
13 白井乾太(営3)
17 中田啓貴(文2)
21 村岡拓海(経2)

戦評

 第1セット序盤、蔵田大輝(法3)がエースを決めそのまま一気に波に乗るかと思われた法大であったが、なかなかその波に乗れず点差を広げることができない。しかし、昨日に引き続き起用された三矢尚幸(営1)の長いリーチを生かしたクイックを皮切りに徐々に法大のペースをつかむ。最後はこのセット2度目となる蔵田のエースで25-19とし、第1セットを奪取した。

 流れをそのままにものにしたい第2セットであったが、法大のミスが目立ち、一時2-8と6点リードを許してしまう。徐々に追い上げを見せ、18-19と1点差まで詰め寄るも、あと一歩及ばずこのセットを23-25で落としてしまう。

 第3セット、伊元幸正(営3)のスパイクで先制し、続くサーブでも得点をあげる。しかし、相手も負けじとスパイクを決め、終盤までシーソーゲームが繰り広げられる。先に20点台に乗ったのは中学大であったが、三矢のクイックや蔵田の強烈なスパイクで得点を重ね追いつくと、相手のミスを誘い出し、24-23とする。最後も相手のサーブミスでなんとか法大が逃げ切り、25-23でこのセットをものにした。

 第4セット、果敢に攻めるもネットタッチやラインクロスなどのミスで連続失点を許し、またも追いかける展開に。切り替えたい法大はここで村岡拓海(経2)を投入。村岡のスパイクも決まり、着実に点を重ね、法大が先に20点台に。そこから24ー21とあと1点とする。しかし、そのあと1点が遠い。3枚ブロックを揃えるも相手にスパイクを決められ、1点。蔵田のスパイクがアウトとなり1点。25ー23とされ、危ない展開となったが最後は前田隆二(営3)がしっかりと決め、このセットも25-23で奪い試合終了とした。 

 リーグ戦も後半に差し掛かかり、次戦の相手は春季リーグで黒星をつけられた専大だ。入れ替え戦への切符を手にするのは2校。この切符を手にするためには、次に戦う専大や他の上位校に勝つことが大きな一歩となるだろう。悲願の一部昇格へ、何としてでも勝利をつかみ取ってほしい。(春名結衣)

インタビュー

吉田康伸監督

ー今週の総括を
今週もセットを落としてしまいましたが、とりあえず勝って、全勝をキープしているというところだけはいいことだなと思います。

ー現在の7連勝で失セット5という結果をどう捉えていますか
毎試合ベストを尽くして、なるべくセットを落とさないでいこうと思ってはいますが、けが人等も含めてチーム状態があまり良くはないです。来週から上位校とですが、相手のことよりも自分たちのコンディションを整えてというところでやっていきたいなと思います。

ーリーグ戦後半に突入して、他校の印象はいかがですか
他の上位チームは取りこぼしもなく、万全な形でやっていると思います。ただ、法政も来週からの上位校との対決のためにずっと夏場もやってきたので、しっかり結果を出せるように万全を尽くしたいと思います。

ー1年生の三矢尚幸選手はどのような選手でしょうか
もともと、1年生の中では全国大会などの実績や経験のある選手です。春はコンディション的にジャンプ力が上がらなかったりしましたが、夏場で大分戻ってきましたので、緒方君に引けを取らないような活躍をしてくれていると思います。

ーこれから迎える上位校との試合に向けて意気込みを
この試合のために夏場に強化もしてきましたので、何とか夏場強化してきたところを結果として出せるようにやっていきたいと思います。

蔵田大輝

 ー今日の試合を振り返って
今日からは、ある程度上位のチームと戦うことになってきています。自分たちのやることをしっかりやればストレートで勝てる試合だったんですけど、自分たちが崩れたりした部分があって(1セット落としたが)、その上で途中で盛り返して勝てたのは、来週の上位戦に繋がっていくと思います。  

ー第4セットに向けて話し合ったことはありますか
チームの士気自体は下がっていなくて、今日は雰囲気良く行こうという話も試合前からあったので、そこを意識して、それが4セット目取ったことにつながったと思います。

ー今のチーム状況についてどう思われますか
センター線がけがしていて、メンバーも少し変わったりしているんですけど、誰が出ても変色ないチームなので、そこが良かったと思います。  

ー次週への意気込みを
来週からは春リーグで負けてしまった専修大とかと戦うので、まずはそこに勝てるようにしていきたいです!

竹田将也

—接戦で緊張のある試合でした
要所、要所でブレイクできましたし、全体的に相手のミスが多くて助けられました。

—今日はリベロとしての出場でした
リベロに入っている三木さんの調子が悪いので、僕が入ることになりました。 

—次の試合に向けて
セットを落としすぎていて、絶対に勝たないといけないので、しっかりと勝ち切りたいと思います。

フォトギャラリー

  • DSC 0876 R試合前円陣を組み、気合いを入れる法大
  • DSC 0943 R得意なブロックをみせる三矢(写真:左)
  • DSC 0935 R伊元の強烈なスパイク
  • DSC 0955 R高さある3枚ブロックで相手を苦しめた
  • DSC 0890 Rチームに流れを引き寄せるサーブを放つ蔵田
  • DSC 0967 R今季初スタメンで結果を残した三矢
  • DSC 0990 Rブロックを振り切りスパイクを決める前田
  • DSC 0997 R村岡も気迫のプレーでチームを盛り上げた

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