第99回 関東学生選手権水泳競技大会
2026年7月30日(木)〜8月2日(日)
東京アクアティクスセンター
関東インカレがついに開幕。初日から多くの種目で決勝進出や自己ベスト更新が見られ、見事好スタートを切った。学生ラストイヤーを迎えた白戸亮太が圧巻の泳ぎで男子1500メートル自由形を見事制し、勢いはさらに加速。女子200メートル背泳ぎでは伊藤ななみ、山本千晶が揃って表彰台に立った。さらに鈴木蓮波も男子100メートル自由形で3位入賞を果たすなどルーキーの活躍も見られた。

女子200メートルで表彰台入りを果たした伊藤ななみ(写真左)と山本千晶(写真右)
1日目 結果
予選結果(女子)
| 種目 |
順位 |
選手名 |
タイム |
備考 |
| 400m個人メドレー |
9位 |
宇野海音 |
4:56.86 |
B決勝進出 |
| 22位 |
山﨑くみ |
5:09.87 |
ー |
| 6位 |
中澤心暖 |
4:52.02 |
決勝進出 |
| 200m背泳ぎ |
1位 |
伊藤ななみ |
2:12.16 |
決勝進出 |
| 4位 |
山本千晶 |
2:13.86 |
決勝進出 |
| 14位 |
竹村咲良 |
2:20.72 |
B決勝進出 |
| 100m自由形 |
18位 |
磯江月希乃 |
57.92 |
ー |
| 11位 |
亀井彩華 |
57.37 |
B決勝進出 |
| 19位 |
野村奈緒 |
57.96 |
ー |
予選結果(男子)
| 種目 |
順位 |
選手名 |
タイム |
備考 |
| 400m個人メドレー |
6位 |
市丸愛翔 |
4:21.82 |
決勝進出 |
| 26位 |
伊藤賢心 |
4:32.13 |
ー |
| 9位 |
水町龍太郎 |
4:23.44 |
B決勝進出
自己新 |
| 200m背泳ぎ |
8位 |
渡辺瑞樹 |
2:01.95 |
決勝進出 |
| 5位 |
諏訪遥希 |
2:01.30 |
決勝進出
|
| 35位 |
小笠原慶拓 |
2:09.07 |
ー |
| 100m自由形 |
25位 |
伊藤瑠飛 |
51.39 |
ー |
| 29位 |
八木野航平 |
51.52 |
ー |
| 4位 |
鈴木蓮波 |
50.23 |
決勝進出 |
決勝結果(女子)
| 種目 |
順位 |
選手名 |
タイム |
備考 |
| 800m自由形T決勝 |
7位 |
西野沙耶 |
8:55.55 |
自己新 |
| 400m個人メドレーB決勝 |
1位 |
宇野海音 |
4:53.55 |
自己新 |
| 400m個人メドレー決勝 |
6位 |
中澤心暖 |
4:50.09 |
ー |
| 200m背泳ぎB決勝 |
6位 |
竹村咲良 |
2:20.63 |
ー |
| 200背泳ぎ決勝 |
2位 |
伊藤ななみ |
2:11.97 |
ー |
| 3位 |
山本千晶 |
2:12.16 |
ー |
| 100m自由形B決勝 |
4位 |
亀井彩華 |
57.35 |
ー |
決勝結果(男子)
| 種目 |
順位 |
選手名 |
タイム |
備考 |
| 1500自由形T決勝 |
1位 |
白戸亮太 |
15:27.00 |
ー |
| 14位 |
仲光陸遥 |
15:54.91 |
ー |
| 23位 |
鈴木春覇 |
16:17.07 |
ー |
| 400m個人メドレーB決勝 |
6位 |
水町龍太郎 |
4:22.80 |
自己新 |
| 400m個人メドレー決勝 |
5位 |
市丸愛翔 |
4:20.78 |
ー |
| 200m背泳ぎ決勝 |
8位 |
渡辺瑞樹 |
2:05.97 |
ー |
| 6位 |
諏訪遥希 |
2:00.99 |
ー |
| 100m自由形決勝 |
3位 |
鈴木蓮波 |
50.05 |
ー |
試合結果の詳細につきましては 公式リザルト よりご確認ください。(青字をクリックしていただきますとWEBサイトへ移動いたします。)
マッチレポート
関東ナンバーワンスイマーを決める関東インカレが開幕し、4日間にわたる激闘の火ぶたが切られた。大学生活の集大成としてラストレースに臨む4年生もいれば、大学に入って初めて挑む関東の大舞台となる1年生も出場する今大会。初日から法大勢は圧巻の泳ぎを見せ、多くの種目で決勝進出、自己ベスト更新をマークした。

今大会、法大勢では最初に表彰台に頂点に立ったのは男子1500メートル自由形に出場した白戸亮太だ。タイム決勝を制し、チームに勢いをもたらした。大学ラストイヤーを迎えた白戸。本領を発揮し、まさしく日本選手権に続く再起を果たした彼はこのカンカレでも見事な泳ぎを見せた。
レース序盤、勢いよく飛び出した1位の選手を追う展開を見せたが、300メートル地点で2位をつけた。2位と約3秒差が生まれる中でも安定した泳ぎを見せた。大きくレースが動いたのは500メートル地点だ。白戸は一気にトップとの差を縮め、600メートル地点では首位に躍り出た。800メートルを通過する頃には完全にレースの主導権を握り、後方では2位争いが激化する中、着実にリードを広げていった。残り200メートルでは2位と4秒差を広げ、最終的に2位に3.5秒差をつける15分27秒00でゴール。見事優勝を手にした。
初日は7選手が決勝進出、4選手がB決勝の舞台に駒を進めるなど法大勢の勢いは止まらない。200メートル背泳ぎでは男女ともに2選手が決勝進出を果たし、中でも、この日も背泳ぎ勢の確かな躍進が光った。 200m背泳ぎでは男女ともに2選手が堂々の決勝進出。女子では伊藤ななみが2位、山本千晶が3位に食い込み、見事ダブル表彰台を獲得してみせた。

さらに、ルーキーたちも活躍を見せた。女子400メートル個人メドレーでは中澤心暖が決勝進出し、6位入賞を果たすなど健闘を見せた。男子100m自由形では、鈴木蓮波が3位入賞。予選上位3位を明大勢が独占する展開となったが、決勝の舞台では激戦を制した。
初日から見事なスタートダッシュを決めた法大勢。残る3日間の勢いそのままに残り3日間のレースへ期待がかかる。(山鳥優里)
試合の様子につきましては スポーツ法政新聞会公式インスタグラム よりご確認ください。(青字をクリックしていただきますと移動いたします。)
インタビュー
白戸亮太

ーー今日のレースを振り返って
泳ぎを変えて1発目のレースだったので不安はありましたが、前半抑えめに入り、試しながら泳ぎました。タイム的には目標には届きませんでしたが、ラップが安定していたのでそこは良かったかなと思います。
ーー1500m自由形で1位、率直な感想など
特に順位については気にしていませんでしたが、周りの子たちの出方を見ながら勝ちきれたのは素直に嬉しいです。
ーーインカレを見据えたカンカレになったと思いますが、何か意識して調整したことは
特に調整はしてないです。けがや体調不良でうまく泳げていなかったので泳ぎ込みを優先しました。その中でどれだけ出せるか、今の自分がどの程度かを知る大会にしました。
ーー本命の1500m自由形を終え、インカレに向けての手応えや課題は
泳ぎを変えたことに対して手応えは十分にありました。レースプランや、最後のスパートに関してはまだまだだなと思います。インカレで最高のレースができるようもう少し追い込んでいきたいと思います。
ーー3日目に400m自由形へエントリーしていますが、目標や意気込みなど
調整がうまくいっていないのでどうなるかが未知数ですがやれることをやっていきたいです。ここ2年ほど400はレベルが上がっていますが、自分は低迷しているので何か一つでも収穫できたらと思います。
(インタビュー:浅岡凜)
伊藤ななみ

ーー今日のレースを振り返って
予選はすごくいい泳ぎができて、少し後半に余裕があったのですが、決勝はあまり思うような泳ぎができず、あまりタイムが上がらなかったのが課題ですが、この時期には自信につながるレースができたと思います。
ーー200m背泳ぎでは昨年と同様2位に輝きましたが、昨年と比べて成長などは感じるか
昨年は、ユニバから帰ってすぐのレースできつい部分があってのレースで今回は強化の中でのレースで違うきつさがありました。順位は一緒ですが、タイムは今回の方が早くてきつい中でのレースに成長を感じています。
ーー今日のレースからインカレに向けて、手応えや課題などは
2本目の泳ぎ方、アップの仕方をもう少し考えたいと思います。決勝での泳ぎがあまり良くなかったので、アップで修正の仕方を考えていきたいです。予選の前半のタイムは自分の自信になりました。
ーー3日目の100m背泳ぎへの意気込みなど
もちろん、自己ベストを目指して泳ぐのと1番はいい泳ぎをすることなのでそこを意識したいです。
(インタビュー:浅岡凜)
山本千晶

ーー今日のレースを振り返って
予選はすごくいい泳ぎができて、少し後半に余裕があったのですが、決勝はあまり思うような泳ぎができず、あまりタイムが上がらなかったのが課題ですが、この時期には自信につながるレースができたと思います。
ーー200m背泳ぎでは昨年と同様2位に輝きましたが、昨年と比べて成長などは感じるか
昨年は、ユニバから帰ってすぐのレースできつい部分があってのレースで今回は強化の中でのレースで違うきつさがありました。順位は一緒ですが、タイムは今回の方が早くてきつい中でのレースに成長を感じています。
ーー今日のレースからインカレに向けて、手応えや課題などは
2本目の泳ぎ方、アップの仕方をもう少し考えたいと思います。決勝での泳ぎがあまり良くなかったので、アップで修正の仕方を考えていきたいです。予選の前半のタイムは自分の自信になりました。
ーー3日目の100m背泳ぎへの意気込みなど
もちろん、自己ベストを目指して泳ぐのと1番はいい泳ぎをすることなのでそこを意識したいです。
(インタビュー:山鳥優里)
鈴木蓮波

ーー今日のレースを振り返って
今日は100frで、49秒台を狙っていたのですが、50.0だったので悔しかったです。
けれど3位を勝ち取れて、勝負には勝てたのでよかったです。
ーー初のカンカレの雰囲気
思っていたよりも会場が盛り上がっていて、圧倒されました。
インカレはもっと盛り上がっていると思うので、覚悟して臨みたいです。
ーー結果について
3位の嬉しさよりも、49秒台にのせられなかった悔しさの方が先にきました。後半を25秒台でいかなければ49秒台は厳しいので、頑張って25秒で帰れるようにしたいです。
ーー入部して4ヶ月経ちましたが変化など
寮生活になったのが1番の変化で、寮の仕事、練習、授業をこなすのが大変です。
ーー自身の強み
キック力と、勝負強さです。
ーー大学での目標
インカレで優勝すること、日本代表になって世界で活躍することです。
ーー残るレースに向けて
ベスト更新を目指して、法政に貢献できるよう頑張ります。
(インタビュー:山鳥優里)
中澤心暖

ーーレースを振り返って
ベストタイムには程遠い結果となってしまい、とても悔しい気持ちです。しかし、決勝では予選よりもタイムを上げることができたので、最低限の修正はできたかなと思っています。今回の課題をしっかりと見つめ直し、インカレまでにさらに状態を仕上げていきたいです。
ーー初めてのカンカレの舞台について
これまで経験したことがないくらい近くで応援していただき、とても大きな力になりました。決勝の入場ではチームのみんなとハイタッチをしながら入場できたことが本当に嬉しかったです。また、会場全体の雰囲気も非常に盛り上がっていて、関東インカレならではの熱気を感じながらレースを楽しむことができました。
ーー法大進学を決めた理由
一番の決め手は、部の雰囲気です。選手一人ひとりが明るく、楽しみながらも切磋琢磨して練習している姿を見て、「このチームで戦いたい」と強く思いました。実際に入部してからも、先輩方がとても優しく接してくださり、充実した環境の中で楽しく活動することができています。
ーー自身の強みは
私の強みは、レース後半の粘り強さです。400m個人メドレーでは、平泳ぎで順位を上げていけることが持ち味だと感じています。また、200m平泳ぎでは後半になってもラップタイムが大きく落ちないところも自分の強みだと思っています。
ーー大学入学して4ヶ月経ちましたが変化などあれば
新しい環境に慣れるまでは少し時間がかかりましたが、今では大学生活にも少しずつ慣れてきました。高校とは違い、100分の授業やレポートなど大変なこともありますが、とても充実した毎日を過ごしています。水泳はこれまでと変わらずクラブで練習しているため環境に大きな変化はありませんが、同じキャンパスの先輩や同期と水泳について話す機会が増えたことで、競技に対する意識がより高まっていると感じています。
ーーこれからのレースに向けて意気込み
今シーズンも残りわずかとなりましたが、一つひとつのレースを大切にし、自己ベスト更新を目指して全力で取り組みたいと思います。そして、少しでも法政大学に貢献できるよう、最後まで全力で頑張ります。
(インタビュー:山鳥優里)
(取材・撮影:山鳥優里、浅岡凜)