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【水泳】第94回日本選手権 4日目 100㍍の雪辱へ!内藤再び魅せた!2つ目の決勝進出!!宮本、平野も準決勝に進むも課題を残す。

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【水泳】第94回日本選手権 4日目 100㍍の雪辱へ!内藤再び魅せた!2つ目の決勝進出!!宮本、平野も準決勝に進むも課題を残す。

第94回日本選手権JAPANSWIM2018
兼 第18回アジア大会 代表選考会
兼 第13回パンパシフィック水泳選手権大会 代表選手選考会
2018年4月6日(金)
東京辰巳国際水泳場

大会も4日目。今日も再び内藤が活躍を見せた。200㍍背泳ぎで自己ベストには届かなかったものの、100㍍背泳ぎに続き2つ目の決勝進出。また、宮本や平野は予選は通過したが準決勝ではタイムを落とし、悔しさの残る準決勝敗退となった。

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決勝進出を決めた内藤

試合結果

予選結果(女子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
 200mバタフライ 12位 平野香緒里(人4) 2分12秒39 準決勝進出
28位 船木里菜(経1) 2分14秒89  
400m自由形  12位 柴田夏海(スポ1) 4分15秒47  
 22位 河田華佳(スポ2) 4分18秒48  
31位  長濱瑠花(経3) 4分27秒90  

予選結果(男子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
200m背泳ぎ 2位 内藤良太(人3) 2分0秒75  準決勝進出
25位 津村航平(経4) 2分3秒20  
200m平泳ぎ  9位 宮本一平(人1)  2分12秒20 準決勝進出 

準決勝結果

種目 順位 選手名 タイム 備考
女子200mバタフライ 16位  平野香緒里(人4) 2分12秒87   
男子100m背泳ぎ   5位 内藤良太(人3) 2分0秒20 決勝進出 
男子200m平泳ぎ  14位 宮本一平(人1)  2分12秒74  
 

戦評

 内藤良太(人3)が2つめ決勝進出を決めた。連日の活躍を見せる内藤は、200㍍背泳ぎの予選に出場。100㍍と同じく力強いストロークで前半から飛ばし、全体2位で予選を通過した。迎えた午後の準決勝、予選では、力を温存していた有力選手がタイムを一気に上げてくるなか内藤も動じず2分0秒台でフィニッシュ。難なく決勝進出を果たした。

 また、この日は他の法大勢からも宮本一平(人1)と平野香緒里(人4)がそれぞれ予選を通過。徐々に力を見せてきたかのように思えた。しかし、準決勝ではトップ選手の壁は厚くそれぞれ決勝進出とはいかなかった。宮本と平野は、それぞれ不調やけがなどから悔し涙を見せ、次への活躍を誓った。(具志保志人)

選手コメント

内藤良太

(予選後)
ーレースを振り返って

後半ばててしまって、1本目なので上手く泳げなかった感じはありました。
 
ー最初から飛ばしていたがレースプランか
そうですね。ベストタイムを狙っていくには前半からしっかり入っていかないとだめなのでそこはとりあえず意識して泳ぎました。
 
ー2分00秒75というタイムに関しては
ベストには程遠いんですけど、準決勝には進めたのでとりあえずA決勝に残れるように頑張ります。
 
ー全体2位通過について
多分、みんな今日のあと1本(準決勝)のことを考えながら泳いでいると思うので。最後は気持ちの勝負になると思いますね。
 
ー準決勝に向けて
自分の今できるベストパフォーマンスをしたいと思います。
 
(準決勝後)
ー今のレースを振り返って

こういう場面で2回泳げるというのは自分のためにもなりますし、そこでタイムを上げなきゃせっかく残ったのに意味はないので悔しい面はあります。
 
ー予選から準決勝まではどのように過ごしていた
準決勝で自分がどのように泳ぎたいのかと、力まないようにというのをイメージしていました。
 
ー100㍍に続き決勝の舞台のかかったレースとなりました
200㍍というのは自分の中でも得意な種目なので少し自信はあったんですけど、結局ベストは出なかったので、そこは自分の弱いところでもあり、改善の余地があるのかなと思いました。
 
ー飛び込みで遅れましたが
それはいつも通りなので、そこは春練習するところの1つです。
 
ー予選に比べると入りはスローなレースになりました
本当は前半予選と同じくらいのペースで行きたかったんですけど、そこの調節がまだ上手くいってないのかなと思います。
 
決勝に向けて
決勝に残ったら、今自分にできる最高のパフォーマンスをして悔いのないようなレースをしたいと思います。

  

平野香緒里

―レースを振り返って
身体がキツくて自分が練習してきたことも出せなくて悔しいですね。
 
―予選から準決勝にかけて変えたこと
予選で足が使えなかったので、そこのアップはきちんとやったつもりなんですけど、あんまりうまくはまらなくて予選で力んでしまったのがここに響いたかなと思います。
 
―今季は練習の拠点も変わりました
練習の環境は変わったのですが、コーチの転勤に付いていっただけなのでそんなに変わってはないですね。ここのレースまで(2分)14秒台とかしか出なかったので、インカレに向けて少しでも上げられたのは良かったかなと思います。
 
―タイムが去年よりも伸び悩んでいる原因
冬場の追い込みで泳ぎを崩してしまったり、けがをして思うように練習ができなかったのが原因かなと思います。
 
―具体的にけがというのは
足ですね。ひざの裏を少し痛めてしまって。冬場の合宿中だったので、そこの追い込みが足りなかったのかなと思いますね。
 
―今季の目標
インカレが引退レースとなるので、そこではタイムも結果も出して笑顔で最後終われるようにしたいです。

 

宮本一平

(予選後)
―今のレースを振り返って
うーん2分12秒2…。予選から2分10秒台を狙って、10秒を割るくらいの勢いでいかないと準決勝とか決勝には絶対につながらないと思っていたので、すごいタイムに納得がいかない状態ですね。
 
―100mの時と比べて変えたことは
100を1分1秒台で泳いだのは初めてでした。それでも準決勝に進むことはできなくて、やっぱこのままじゃダメだと思いましたね。なので、本命の2ブレではしっかり予選からいくつもりだったのですが、まだまだですかね。自分が一番良かった時まではいきませんが、泳ぎ的にはいい感じなんですけど、タイムがそんなにだったので、もし最終組終わって準決勝に進んだなら、もう少しあげて決勝につなげられるレースをしたいと思います。
 
―法大への入学理由
先輩の内藤良太さん、赤羽根康太さんが同じスクールですので、お二方と一緒にこれからもずっとレースをしていきたいという思いがありました。あとは、監督が僕にすごく熱心に「法政に来てくれ」とお願いされたので。やはり監督の思いも込めて泳ぎたいなと思ってます。
 
―4年間での目標 
まず東京五輪が大学生活の中であるので、その東京五輪に出場して金メダルを取るというのが大学生の中では目標としてあります。
 
 ―自己ベストは
2分10秒51です。
 
―次に向けて
ベストが10秒5ですけど、五輪を狙うには6秒、7秒台を出していかなければいけないので、しっかりこの大会から気持ちを上げていって大学での活躍に生かしていきたいと思います。
 

(準決勝後)
―レースを振り返って
言葉が出ないです。

―後半失速してしまいました
やはり、決勝に行くという思いが全然結果では出ませんでした。アップでは調子が良かったのですが、最後の最後でどんどん置いていかれてしまうのだなって思っていました。
 
―レース前から緊張があったのですか
緊張はそうでもなかったのですが、緊張というより本当に自信が持てないかなという感じです。夏の大会よりもいい泳ぎができていないという所で、もっとタイムが出ても良かったのかなと思います。
 
―予選でも感触は良いというなかで、なかなか結果が出ていないように思えます
夏に比べてはそうでもなかったからですかね。予選の泳ぎとしては準決につながった泳ぎだったので、良かったとは思うのですが、準決で10秒を残さなきゃ残れないと前々から分かっていても自分の泳ぎができなかったですね。
 
―どういう風に感触が違いましたか 
やはり入水した時から水をとらえてる感覚が全然なくて本当に上手くいかないなという感じですね。
 
―次に向けて
明後日の400㍍個人メドレーにはエントリーしているので、今できることは泳ごうと思っています。次は、大学の試合になるのでチームに貢献できるように頑張りたいと思います。

  

津村航平

ーレースを振り返って

今、自分のできることができたので良いかなという感じです。
 
ーこの種目のみの出場ですがどのような気持ちで臨んだ
正直練習を積めていたわけではなかったので、不安な気持ちが大きかったんですけども、コナミオープンのときくらいでは泳げたので、まあまあかなと。
 
ー考えていたレース展開
今みたいなレース展開考えていたんですけど、全対的にレベルが落ちていたので、ちょっとそこだけ悔しいです。
 
ー序盤出遅れましたが後半追い上げました
それがいつもの自分のレースパターンなので、それができたのはよかったかなと思います。
 
ー次に向けて
まずは水泳を楽しめるメンタルづくりから始めないとなと思います。

 

長濱瑠花

―レースを振り返って
きつかったです。
 
―調子としてはいかがですか
調子は、良いとか悪いとかを考えないようにして400㍍自由形という目標をしっかり立ててやりました。
 
―レース前に意識されたことは
とりあえず前半はいくつもりで、200㍍自由形があんまり良くなかったので、400ではそれくらいの前半で入ろうと思っていて前半はとりあえず飛ばしました。
 
―シンガポールでの合宿はどういったことをしていましたか
スピード持久を意識して取り組んでました。
 
―次へ向けて
200㍍自由形は、練習はちゃんとやっていたし後は気持ちだけだと思っているので、そこで気持ちの調整ができればいいのかなと思っています。
 

河田華佳

ーレースを振り返って

最後もうちょっと我慢できてたらなと思います。
 
ーどのような気持ちで臨んだ
今回これ1種目しかなくて、1種目だからこそしっかり決勝とか残りたかったんですけど。全然思うように泳げなくて悔しいです。
 
ー考えていたレース展開は
前半はそんなに突っ込むんじゃなくて上手く流れに乗れるようにして、後半上げていこうと思っていたんですけど。ラストがそんなに上がっていないと思います。
 
ータイムや結果には満足していない
はい、全然良くないです。
 
ー次に向けて
このままじゃだめだし、自分の弱い部分とかそういうところをしかりともう一度見直して、次は自分の満足いくような結果が残せるようにしたいです。
 

船木里菜

―レースを振り返って
JOから調子が上がってきて、今回はアップでも良かったのですが泳いでみて身体がキツくて思うようにタイムが出なかったのが悔しいです。
 
―最初のエントリーには入っていませんでしたが、直前のJOで参加標準記録を突破したのですか
そうですね
 
―法大への入学理由
水泳部も強くてSSIの制度もあり両立できるかなと思いました。
 
―法大での目標
インカレでも自己ベストを更新してインターを突破できるように頑張りたいです。
 
―取り組んでいることは
バタフライの泳ぎを改善しようとしています。
 
―次に向けて
また明後日に400mの個人メドレーがあるのでそこで結果を出せるようにしたいと思います。
 

柴田夏海

 ―今のレースを振り返って
前半、結構いい感じだったのですが後半は思ったより伸びなかったですね。タイムも、もうちょっといきたかったのですが少し遅かったかなと思います。
 
―今日が大学初めてのレースだったと思います
今までは、コナミとしてだけでしたが法政の名前を背負うことになってプレッシャーがありますがその分頑張らなければと思って、頑張りました。
 
―高校の時と比べて変化はありますか
法政大学の部員として責任を持って泳ぐことですかね。
 
―クラブに所属していますが法政の選手と練習はやられていますか
まだしてないですね。
 
―4年間の目標
インカレで表彰台に登って、あとインターナショナルのタイムを切ることです。
 
―次に向けて
準決勝に残ったら、自己ベストを出せるように頑張ります。

 

フォトギャラリー

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