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【バレー】春季関東大学男子2部リーグ戦 対専大 終始主導権を握ることができず今季初黒星をつけられる

バレーボール

【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対専大 終始主導権を握ることができず今季初黒星をつけられる

2018年春季関東大学男子2部リーグ戦
2018年5月13日(日)
亜細亜大学体育館

昨日の国武大戦に勝利し8連勝、現在2部リーグ戦2位の法大。今季リーグ戦、山場の一つである専大戦を迎え撃った。現在3位の専大であるが、昨秋1部から降格してきたばかりのチームだ。ここで勝利を手に入れ、入替戦を確実なものにしたい。だがセット序盤から大きく点差をはなされ、簡単に2セットを連取されてしまう。第3セット目では最後まで相手に食らいつく姿を見せ、セットを奪うも、第4セット目で流れに乗り切れず3-1と今季初の敗戦となった。

DSC 5663 R
今季初の敗戦を喫し、コートを去る選手たち

試合結果

トータル試合結果

1
法大
17 1セット 25 3
専大
16 2セット 25
26 3セット 24
17 4セット 25

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
15 大村翔哉(営2) WS
8 前田隆二(営3) MB
11 蔵田大輝(法3) WS
9 伊元幸正(営3) WS
24 緒方悠大(法1) MB
12 西田寛基(営3) S
20 大吉 匠(営2) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ
 

途中出場選手

背番号 選手名
10 三木裕人(文3)
17 中田啓貴(文2)
19 竹田将也(法2)
21 村岡拓海(経2)
23 袴田智己(営1)

戦評

 8連勝と波に乗る法大。相手は1部降格組の強敵専大だ。
 第1セット、伊元幸正(営3)のスパイクで先制するも相手のアタックやブロックが決まり、すぐさま点差を広げられてしまう。4-8となったところで法大がタイムアウトをとるも、サーブミスやレシーブミスで点差は縮まらず、17-25で第1セットを落としてしまう。
 第2セットになっても専大の勢いは止まらない。法大のサーブミスを皮切りに5連続ポイントを奪うなど、序盤から点差を広げられてしまう。流れを変えたい法大はピンチサーバーに中田啓貴(文2)を起用し、さらに途中出場で村岡拓海(経2)を起用するも試合は終始専大ペース。16-25で第2セットを連取されてしまう。
 絶対に落とせない第3セット。大村翔哉(営2)のフェイントや前田隆二(営3)のアタックが決まるものの、専大のブロックに阻まれ一進一退の攻防を繰り広げる。中盤法大のブロックアウトや大村のスパイクが決まりリードを奪うも、終盤を迎え追いつかれてしまい、逆転されてしまう。しかし伊元のスパイクを皮切りに起死回生の3連続ポイントでデュースに持ち込む。すると流れは法大に、相手のスパイクが2連続でアウトになり26-24で第3セットを奪う。
 流れに乗りたい第4セットだったが、序盤から相手に7連続ポイントを許すなど専大ペースに。緒方悠大(法1)のブロックや村岡のスパイクなどが決まるものの点差が縮まらず、17-25で第4セットを奪われ敗戦を喫した。 今季初の敗戦となった法大だが、幸い専大も1敗しており失セット数の差で順位は変わらず2位。しかしこれから専大に勝利した中学大やリーグ戦全勝中の青学大との試合が続く。入替戦に進むためにはこれ以上の負けは許されない状況だ。1部昇格への入り口はあと少し。今日の敗戦を引きずることなく最終週の戦いに繋げていってほしい。(滝澤智也)

インタビュー

吉田康伸監督

ー今週2試合の総括を
今日の試合が一番の山だと考えていたので、とりあえず昨日は何とか取り切れましたが、今日は自分たちのリズムでバレーができなかったです。センター線を中心としたコンビバレーをマークされてしまい、うまく機能しなかったということも含めて、いいバレーができなかったと思います。

ー今季初の黒星となりました。次戦へはどう切り替えていかれますか
今日の感じからするとストレート負けかなと思っていましたが、逆に3セット目とかもよく1セット取ったなと思っています。専修大も1敗で並んでいますので、来週の青学戦にまず全てをかけたいと思います。

ー3セット目、粘りのバレーが出来た要因は
今日はミスを含めて序盤に5、6点はなされてしまって、相手に余裕を持たせてしまいました。3セット目に関しては何とか2,3点か五分五分ぐらいで途中まで行けました。そういう展開に持ち込めれば、向こうにもそんな余裕を持たせることはなかったのですが、4セット目の序盤にコンビミスもあり若干自滅気味で相手をリズムに乗らせてしまったかなとは思います。

ーセットの途中途中で中田啓貴選手を起用されていましたが
点差がはなされ過ぎてしまいましたので、西田君にコートの外から見てもらうということと、前衛が3枚になるということも含めてもう少しリズムを出してもらおうかなということで変えました。

ー最終週の試合に向けて
最終戦もありますが、土曜日の試合(青学戦)が逆に決勝戦というか、そのつもりでやっていきたいと思います。その結果次の試合もあるという形でやっていきたいなと思います。

中田啓貴

ー今日の試合を振り返って
相手がうちのマークをしっかりしていたのに対して、自分たちは専修のスパイカーをマークできてなかったと思います。

ーピンチサーバーとして出場して
いつでも出れる準備はしていましたが、競ってる場面でチームに貢献できないとやってる事が無駄になってしまうので、来週はしっかり貢献できるようにしたいです。

ーセッターとしても途中出場しましたが
西田さんのトスがすごく上手くて、自分が出るタイミングがあまりないですけど、セッターが変わることでチームに緩急をつけることができて、相手もマークしづらくなるので、そこで自分が役割を果たせたらチームに流れが来ると思います。

ーチームの雰囲気は
今日は負けてしまいましたが、チームの雰囲気は悪くないので、次の試合に向けて一からやり直して行きたいです。

ー今後への意気込みをお願いします
いつでも出場できるように準備して、出場した時に活躍できるようにします。

フォトギャラリー

  • DSC 5663 R今季初の敗戦を喫し、コートを去る選手たち
  • DSC 5331 Rピンチサーバー、セッターとしても今試合起用された
  • DSC 5345 R3セット目の苦しい場面でも決定力を見せた伊元
  • DSC 5407 Rセンター線をマークされ、思うように決めれず、苦戦を強いられた
  • DSC 5477 R要所要所できっちりスパイクを決めた蔵田
  • DSC 5590 R専大の強烈なスパイクを3枚ブロックで止めにかかる
  • DSC 5627 R相手ブロックの上からコートにボールを叩き込む前田
  • DSC 5305 R相手の攻撃を最後まで止めることができなった法大
 

 

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