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【バスケ】第98回関東大学リーグ戦 第11節 対埼玉工業大 序盤から流れをつかみ、1巡目最終戦を勝利で飾る!

第98回関東大学リーグ戦(オータムリーグ)対埼玉工業大学
2022年10月1日(土)
@立教大学新座キャンパス

前節で東京成徳大に83-63で勝利し、3連勝をかけて挑んだ埼玉工業大戦。第1Qから法大ペースとなり、大きく点差をつける。#3今池翔大が20得点の活躍を見せるなど各選手奮闘し、93-56で快勝。1巡目最終戦を良い形で終えた。

リーグ戦初出場の宇津木

試合結果

トータル試合結果

93
法政大学
20 1Q 10 56
埼玉工業大学
25 2Q 11
26 3Q 17
22 4Q 18

法政大学スターティングメンバー

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#3 今池翔大(文3) PG 法政第二 20 3 1
#8 石田泰三(法2) SF 北陸学院 7 2 1
#23 堤玲太(文2) SF 九州学院 6 8 1
#27 原田一真(経4) SG 東海大札幌 2 2 1
#74 長橋冬真(営3) C 國學院久我山 5 6 4

法政大学交代選手

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#6 杉澤ロメオ(文3) PF 東海大札幌 4 1 0
#7 本山遼樹(法1) PG 福岡大濠 6 6 2
#9 黒木丈(法3) PF 福岡大濠 12 7 3
#10 坂本温人(現1) PF 法政二 2 1 0
#11 岡部雅大(国2) SG 國學院久我山 8 3 2
#13 宇津木雅樹(法1) SG 國學院久我山 4 1 0
#18 蓮野加成(営4) PG 北陸学院 9 1 3
#21 藤平皓成(営2) PF 正智深谷 4 3 1
#25 古川空音(文4) PG 明成 4 4 2

試合経過・日程(一巡目)

日付 対戦相手 結果/試合開始時間
8/27 上武大 ●79-88
2 8/28 駒澤大 ●73-88
3 9/5 東洋大 ●66-77
4 9/6 山梨学院大 ●63-67
5 9/10 順天堂大  〇71-67
6 9/11 明星大  〇81-62
7 9/17 関東学院大 〇76-61
8 9/18 江戸川大 ●61-79
9 9/24 立教大 〇91-84
10 9/25 東京成徳大 〇83-63
11 10/1 埼玉工業大  〇93-56

戦評

先週、江戸川大には後半に追い上げをくらい勝利とはならなかったものの、翌日の立大戦では無事勝利し4勝目をあげた法大。今週1戦目の相手は、前年度初戦で激突した埼玉工業大。

試合は監督が注目選手としてあげた#23堤玲太の、リバウンドからゴール下シュートでスタート。その勢いを止めることなく、序盤から法大が引っ張っていく。今試合最多得点の#3今池や#8石田などスタメンの活躍も相まって20-10のダブルスコアで第2Qへ。第2Qでも攻撃を緩めることなく、素早いパス回しで着実にポイントを重ね45-21で後半へ。

第3Q今季後半に追い上げられることが多い法大だが、「自分たちの表現したいバスケができた」という監督の言葉の通り、後半になっても安定したプレーで点差を離していく。そして最終Qでは、スタメンを下ろし、下級生中心のチームで試合を展開。一時相手に追い上げをくらう場面こそあったものの、終始法大がリードし93-56で6勝目を獲得。無事、勝ち越して前半戦を締めくくることとなった。

序盤こそ4連敗でのスタートとなったものの、その後着実に白星を重ね現在7勝5敗で6位の法大。目標である1部昇格には、最低でも入れ替え戦の4位以上が必須となる。「もっとその都度出ているメンバーで、自分たちの強みはなんなのかというのを理解する必要がある」という監督の言葉通り、1部昇格に向けもうひと踏ん張り必要な法大。いよいよリーグ戦も後半へ、「全員で戦う」法大旋風はまだまだ続く。(取材:齋藤彩名、鳥越花音)

選手コメント

佐藤俊二 監督

―今日の試合を振り返って
1試合通じて、ディフェンスをみんな意識することで、相手のやりたいことをさせないというプレーできました。点差どうこうというより、自分たちのやりたいバスケが表現できた試合だったのかなと思います。

―自分たちのやりたいバスケというものは何ですか
いいディフェンスをして、相手にただシュートを打たせて自分たちがイージーな試合展開をするということです。どのチームもそうだとは思うんですけど、まずは相手のターンオーバーを誘発したりして、いいパス回しをするということがまず大事になるのかなと思います。そういうバスケができると、今日みたいに90点くらい点数が伸びてくるのかなと思います。

―前半戦の総評は
勝ちを通じて、自分たちはどうやったら勝てるのかというのが、選手たちの間で少しづつ分かってきているのではないかなと思います。リーグの入りがあまり良くない状況だったんですが、そこからだんだんとチームの中で戦う空気が流れるようになってきました。そういった意味では、2周目はまた前半戦とは全然違った展開になると思います。

―1部昇格へ向け今足りないものは
全員がバスケットを理解することかなと思います。試合の中で相手のやりたいことに対してうまくいかない時間帯が当然あって、そういう時にいかに早く戻して40分のうち何分自分たちのプレーができるかが大事になってきます。そういった意味で、ディフェンスは今日みたいな感じでできたらいいと思います。でも、オフェンスに関してでいえば、もっとスペーシングだったりとか、出てるメンバーで自分たちの強みはなんなのかというのを全員が理解する必要があると思います。それがもっとできると、試合の中で1人1人の選手がその都度、自分のポジションで攻めることができるようになって、もっと簡単なバスケットができると思います。そこはやっていくうちに全員が理解が進んでいくと思うので、こっちも指示しつつ勝利に向かっていけたらと思います。

―注目選手は
今でいうと、#23堤ですね。リバウンドをかなり頑張ってくれていて、本当は彼を3番ポジションで使いたいんですが、それをあえて4番ポジションで使うことによってチームがうまく回るようになってきました。背もそんなに大きくはないですが体の強さと身体能力でゴール下を頑張ってくれていて、派手なプレーではないけれどチームの土台を作ってくれている選手だなと思うので、彼はぜひ見てほしいです。

―では後半戦注目してほしいところは
1番はやっぱり必死に戦っている姿だと思います。さっきも言った通り、戦う意識がみんな出てきたので、そういった意味で必死にやっている姿というのが人を引き付けると思いますし、そもそものスポーツの醍醐味だと思います。ここからの4連戦はかなりヒリヒリした負けられない戦いが続くと思うので楽しみに見てほしいなと思います。

宇津木雅樹・坂本温人

―今日の試合を振り返って
宇津木:今日初めてメンバー入りさせてもらって、序盤からいい流れで来ていたので自分も出るなと思っていてしっかり準備していました。自分が入ってからもチームが盛り上がるようにできたらなと思ってプレーしました。
坂本:自分も初めて出たんですけど、ベンチから先輩や同級生たちがすごく声をかけてくれました。それで緊張もほぐれてプレーできたと思います。

―初めてのリーグ戦でしたが今日のご自身のプレーについては
宇津木:チームディフェンスをしっかりすることができて良かったですが、持ち味のスリーを一本目外してしまって、そこを決めたかったです。
坂本:リバウンドで絡めた部分が多く、そこは良かったと思います。ただ、ボールの運びなどつなぎの部分でオーバーしてしまったところが課題だと思います。

―今後の試合に向けての意気込みをお願いします
宇津木:いつチャンスが来るか分からないですが、いつでも出れる準備をしてチームに勢いを与えられるようなプレーをしたいと思います。
坂本:ベンチにいても声を出したりして、チームに取ってプラスの存在となれるように頑張っていきます。

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