世界最速決定戦に大学生スイマーが参戦だ。7月14日から開幕した世界選手権2023福岡大会(以下、世界水泳)。今大会は2001年以来22年ぶりの自国・福岡開催であり、日本では2年前の東京五輪以来の大規模大会となる。そんな世界水泳において注目されるのが、若い世代の台頭だ。今大会では競泳代表40人のうち現役の大学生選手が12人を占めるなど、数多くの大学生スイマーが日本代表に選出されており、その活躍に大きな期待がかかる。
今回、私たち7大学新聞は、世界水泳に合わせた合同企画【大学スポーツ×世界水泳】を実施。同年代の若きスイマーの事前インタビューを順次発信していく。今夏、世界を舞台に活躍する大学生スイマーに、あなたもぜひ注目してみてはいかがだろうか。
本記事は合同企画第12弾。法大から競泳・女子バタフライ代表に選出された三井愛梨(国1=桐蔭学園)の事前インタビュー(7月4日実施)をお届けする。
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4月に行われた日本選手権の表彰式で笑顔を見せる三井
インタビュー
三井愛梨
ー 日本選手権後の周りの反応は
友達から紙面に取り上げてもらった写真が送られてきたり、祝福の言葉を貰ったりして、自分のことを多くの方々に知ってもらう機会にはなったと感じました。
ー 5月の欧州遠征はどうだったか
世界の選手たちと戦うというところに重きを置いてました。連戦でもあったので、その中での戦い方や、自分の中での課題を見つけるいい機会になりました。
ー 6月のアメリカ合宿はどうだったか
2000mを超える高地の合宿地で、普段と同じような練習をこなす遠征だったんですけど、平地みたいにはこなせませんでした笑かなり苦しかったです。
ー 普段とは違う練習環境で得られたものは
普段横浜サクラで練習するよりも、より良い環境で練習や試合をやらせていただくことができて、水泳にとても集中して泳ぐことができたと思います。特に普段以上に技術面の向上に向き合って練習ができました。
ー 遠征先、合宿先で海外選手との交流は
全くありませんでした。自分に集中という感じでしたね。
ー 海外での生活で気をつけていたことは
食事に関してはかなり気を使いました。食べることが好きなので、自分の好きな物ばかり食べないように気をつけながら、特に野菜は自分で意識して摂っていました。
ー レースまで残り1か月をきって強化していきたい部分は
あと3週間ちょっとにもなってくるので、ターンであったり浮き上がりであったりと細かいところを重点的にやって、最後の詰めができればなと思っています。
ー 日本代表というプレッシャーはあるか
4月に代表入りしてから色んなメディアの方に取材していただき、MIZUNOさんとアンバサダー契約を結ばせていただいたことで、表に出る機会がとても増えました。そんな中で色んな方から応援していただけるようになって、結果を出さなきゃとプレッシャーに感じてしまう部分はあるのですが、その状況を楽しみながら泳いでいきたいです。
ー ズバリ今の調子は
まぁまぁまぁまぁ笑笑
まだこれから1ヶ月近くありますし、ここから上がってくると思います。
ー 200mバタフライでの目標は
世界水泳は自己ベストの更新が1番で、その上で決勝に進むことができればと思っています。
ー 自分の泳ぎのアピールポイントは
自分の持ち味は後半の泳ぎだと思っているので、そのあたりの追い上げに注目して欲しいです。
ー 応援してくださっている方へメッセージを
世界水泳では自己ベストの更新と決勝進出を目標に頑張るので応援よろしくお願いします!!(取材/編集・野田堅真)
【大学スポーツ×世界水泳】
今回の世界水泳開催に合わせて7大学新聞が合同で、現役大学生の日本代表選手に事前インタビューを実施した。この機会に、ぜひ多くの大学生スイマーのインタビュー記事をご覧ください。
[参加大学新聞]
明大スポーツ新聞部、早稲田スポーツ新聞会、近大スポーツ編集部、日本大学新聞、スポーツ法政新聞会、中大スポーツ新聞部、東洋大学スポーツ新聞編集部