【バレー】 秋季関東大学男子2部リーグ戦 対明学大 フルセットの激闘に勝利し6連勝
2023年秋季関東大学男子2部リーグ戦
2023年9月23日(土)
開幕5連勝で迎えた明学大戦。春季はストレート勝ちで下した好相性のカードだ。今秋も快勝し後半戦への弾みとしたいところであったが、ゲームは思わぬ苦戦を強いられることに。
2023年秋季関東大学男子2部リーグ戦
2023年9月23日(土)
開幕5連勝で迎えた明学大戦。春季はストレート勝ちで下した好相性のカードだ。今秋も快勝し後半戦への弾みとしたいところであったが、ゲームは思わぬ苦戦を強いられることに。
3 法 大 |
23 | 1セット | 25 | 2 明学大 |
---|---|---|---|---|
25 | 2セット | 20 | ||
25 | 3セット | 16 | ||
20 | 4セット | 25 | ||
15 | 5セット | 13 |
背番号 | 選手名 | ポジション |
---|---|---|
1 | 山本帯刀(文4) | MB |
2 | 安部翔維斗(法4) | WS |
15 | 川波颯(文2) | WS |
16 | 小竹飛斗(法2) | WS |
18 | 五十嵐健人(営2) | S |
20 | 小田周平(営1) | MB |
11 | 武田絢太郎(法3) | L |
19 | 藤野颯(文2) | L |
背番号 | 選手名 |
---|---|
21 | 村岡蓮斗(法1) |
第1セットは山本帯刀(文4)、安部翔維斗(法4)ら4年生の活躍が光った。山本は持ち味の強烈なスパイクで得点を重ねていく。そして安部は隙をついたフェイントなどクレバーなプレーで攻撃陣を引っ張った。しかし中盤での連続失点が響き23-25と惜しくもセットを落とす。
第2セットは常に法大優位での展開に。藤野颯(文2)らを中心に守備のつながりも見られ25-20と危なげなくセットを獲得。
第3セットも法大の勢いが止まらない。小田周平(営1)の高さのあるプレーがハマり得点を量産。雄叫びをあげ感情を爆発させるシーンも幾度か見られ、まさに”ゾーンに入った”状態であった。1度も連続失点を許さず25-16で明学大を圧倒する。
第4セットは第2、3セットと打って変わり法大優位の流れに暗雲が立ち込める。交互に点を取り合う展開となったこのセットだが、得点板の数字が捲られていくごとに勝利への焦りかミスが増えていく。好調の小田が攻守に奮闘するも終わってみれば20-25と惨敗。怪しい雲行きのままにゲームは最終第5セットへ。
不安ともに幕を開けた第5セット。悪い流れを断ち切ったのは川波颯(文2)の剛腕だ。「どんどん逃げずに打っていった」。このセットを試合後そう振り返ったように、15得点中8得点を奪うまさに無双の活躍ぶりを見せた。明学大攻撃陣が意地を見せ、後半徐々に点差を縮められるもなんとか逃げ切り15-13でセット獲得。
待てば甘露の日和あり。苦しい場面を耐え凌いだ法大がフルセットの激戦を制した。これでチームは開幕6連勝。エース・高橋慶帆(営2)が不在の中、快進撃を続けるチームからは窮地から脱する勝負強さを感じられた。次戦は亜細亜大との『全勝校対決』。難敵に怯まず立ち向かい、リーグ単独一位の座をつかみ取りたい。
ー今日の試合を振り返って
今日はチームとしては序盤から相手の雰囲気に飲まれてしまってリードされる展開が多く、春リーグならこの展開で負けてたと思うんですけど、そこはしっかり自分たちが練習してきたことが後半に活かせたんじゃないかなと思います。
ー今日の個人的に良かった点
今日はスパイクが良かったです。
ー接戦となるセットが多かったがどのような気持ちでプレーしていたのか
とにかく焦らないということを常に心の中に入れて、できるだけ冷静に力まないようにしました。
ー特に第5セットの活躍が目立ったが、第5セットはどのような気持ちで臨んだのか
とにかく勢いがある方が勝つと思ったのでどんどん逃げずに打っていこうと強い気持ちでいました。
ー次の試合に向けて一言
明日から上位戦にはいるのでこれからもっと気合いを入れて、ギアをあげていかないといけないなと思うのでがんばりたいです。
ー今日の試合を振り返って
結果的にはこちらが上位のチームでしたが、実力的には変わらないぐらいだったので、そこを自分たちが序盤から意識してレシーブなどをして行けばフルセットにならないでもっと良い流れで行けたんじゃないかと思います。
ー苦しい状況のときにチームへ向けどのような鼓舞をしているのか
みんな自分が決めるという意識が強いのでそこで焦って自分勝手なプレーにならないように、そこは落ち着いて行こうという声かけはしていきました。
ー接戦で勝ちきれた要因とは
序盤でレシーブを崩されてしまったところをしっかり拾って決めきれたところと、サーブで攻めて相手の攻撃を単調にしてこちらのレシーブをしやすくしたところが勝因だと思います。
ーチームとしての課題は
サーブレシーブのムラがあるので、フローターは皆で意識してしっかり返そうという気持ちと、ブロックでもっと仕掛けていこうというところです。
ー個人としての課題は
クイックは試合中に何本か合わない部分があったのでそこをもっとセッターと合わせて空中で打ち分ける技術をつけていきたいなと思います。
ーこれからの上位戦に向けて
ここからは自分たちより格上のチームと対戦することになると思うので、気を緩ませずしっかり全員で一試合一試合を全力でやっていきたいと思います。
(記事:嘉藤大太、写真:渡辺龍空)