ジャパンオープン2024（50m）
2023年11月29日(金)〜12月1日(日)
東京アクアティクスセンター
大会2日目、6人の選手が見事Ｂ決勝・決勝進出を果たし、各々の真価を発揮した一日となった。その中でもひときわ輝きを放ったのは1年の伊藤ななみ。圧巻の泳ぎで法大入学後初のメダル獲得、表彰台となった。そしてこのメダルが法大水泳部にとってメダル第1号となった。
2日目 結果
予選結果（女子）
| 種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 50ｍバタフライ | 8位 | 太田煌（スポ1） | 27秒37 | Ｂ決勝進出 |
| 50m平泳ぎ | 25位 | 川縁茜（現3） | 33秒33 | |
| 400ｍ自由形 | 5位 | 岡村梨香（スポ2） | 4分17秒46 | 決勝進出 |
| 位 | 松野仁衣奈（スポ3） | 4分22秒05 | Ｂ決勝進出 | |
| 200m背泳ぎ | 7位 | 伊藤ななみ（社1） | 2分15秒18 | 決勝進出 |
予選結果（男子）
| 種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 400m個人メドレー | 23位 | 齊藤優太（スポ２） | 4分30秒36 | |
| 400ｍ自由形 | 22位 | 白戸亮太（営2） | 3分57秒49 | |
| 3位 | 桐山真葵（国1） | 3分51秒79 | 決勝進出 | |
| 200m背泳ぎ | 9位 | 諏訪遥希（経1） | 2分00秒77 | Ｂ決勝進出 |
| 100m自由形 | 50位 | 竹鼻涼太（スポ3） | 51秒66 |
決勝結果（女子）
| 種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 50ｍバタフライ Ｂ決勝 | 3位 | 太田煌 | 27秒28 | |
| 400ｍ自由形 B決勝 | 6位 | 松野仁衣奈 | 4分21秒12 | |
| 400ｍ自由形 決勝 | 6位 | 岡村梨香 | 4分15秒25 | |
| 200ｍ背泳ぎ 決勝 | 2位 | 伊藤ななみ | 2分12秒41 | 自己新 |
決勝結果（男子）
| 種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
| 200ｍ背泳ぎ Ｂ決勝 | 4位 | 諏訪遥希 | 2分01秒32 | |
| 400m自由形 決勝 | 4位 | 桐山真葵 | 3分51秒31 |
Close Up
伊藤ななみ
今大会法大勢初のメダル獲得者となった伊藤ななみ。決勝のレース後インタビューでは「メダルを取ることができてよかった」と喜びの言葉を口にした。しかし、ここまでの道のりは簡単なものではなかった。9月に行われたインカレでは今回同様、決勝の舞台にまで勝ち進むも、3位と1秒未満の差で惜しくも表彰台を逃し苦杯をなめる結果に。
有言実行を果たした伊藤
さらに、10月に行われた短水路の日本選手権においても4位に終わり、その後のインタビューで「ジャパンオープンではメダルを獲得する」と強い決意を語っていた彼女。決勝のレースでは、スタートの合図とともに世代一の実力者でありパリ五輪にも出場した成田実生が勢い良く飛び出す形に。伊藤は最初のターンを折り返してからその成田に次ぐ2位の座をキープし、そのままフィニッシュ。インカレでの雪辱を果たし、見事有言実行の銀メダルとなった。この日の女子400ｍ自由形の決勝に出場した岡村や留学中のため今大会には出場していない三井と共に法大水泳部をけん引できるか。今後の彼女から目が離せない。（齋藤凌）
