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【バレー】 春季関東大学男子1部リーグ戦 対東海大 今季2勝目!全日本インカレで敗戦した強豪撃破!

バレーボール

【バレー】 春季関東大学男子1部リーグ戦 対東海大 今季2勝目!全日本インカレで敗戦した強豪撃破!

2025年春季関東大学男子1部リーグ戦
2025年4月27日(日)東海大学湘南キャンパス

法大が難敵相手にニ度目の白星を飾った。対戦校は、昨年の全日本インカレでストレート負けを喫した東海大。第Ⅰセットの両者譲らぬ展開を制し、第2セットで逆転を許すも、続く第3セットを奪取。そして迎えた第4セット、両者負けられぬ戦いで勝利を納め、見事セットカウント3-1で勝利した。

試合結果

トータル試合結果

 

3
法 大


25 1セット 17  

1
東海大


21 2セット 25
25 3セット 21
27 4セット 25

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
小竹飛斗(法4) WS
高橋慶帆(営4) WS
川波颯(文4) WS
五十嵐健人(営4) S
藤野颯(文4) L
小田周平(営3) MB
村岡蓮斗(法3) MB
12 関大斗(営3) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

背番号 選手名
笹田崇太(文3)
10 坂本遼太郎(法3)
11 近江晴友(文3)
24 鈴木美煌(法1)

戦評

両者互角の睨み合いが続いた第1セット序盤8-8。会場を大きく沸かせたのは、L関大斗(営3)のパイプ椅子を飛び越えてのスーパーディグ。関のつないだボールが得点へとつながり、その後法大はWS川波颯(文4)のツーアタックを皮切りに15-12とリードを奪い、中盤から連続得点を連発。点差を確実に付け、第1セットを25-17で制した。法大ダブルリベロの一翼を担う関の繋ぎのプレーが終始光ったセットだった。

続いて迎えた第2セット、相手に連続得点を許す序盤となったが、タイムアウトで流れを切り、MB村岡蓮斗(法3)のブロックや、S五十嵐健人(営4)のサービスエースで追い上げを見せ、7-7と同点に並ぶ。しかし、徐々に東海大の背を追う形となり、第一セットに引き続き川波や、同じくWS小竹飛斗(法4)のスパイクが炸裂するも、あと一歩及ばず21-25と第2セットを奪われた。

流れを引き寄せたい第3セット、先ほどの返報のように、序盤四連続得点で点差を開くも、すぐに追いつかれ一進一退の攻防が始まる。中盤相手の頻発するサーブミスを逃さず、川波、小竹、そしてWS 高橋慶帆(営4)の巧みな攻撃で、25-23で第3セットを奪取する。途中同点に並ぶところもあったが、MB小田周平(営3)のブロックが東海大にリードを許さなかった。

畳み掛けたい第4セット。互いに譲れぬセットが故に、序盤から中盤にかけて僅かに東海大にリードされ、高橋を筆頭にスパイクで喰らい付く歯痒い展開が続いたが、タイムアウト後の18-19、ここでピンチサーバー鈴木美煌(法1)のサービスエースが決まり、ベンチ、応援席共に熱量が急上昇。同点に並んだ直後、川波の空気震わす連続スパイク得点によって22-21と逆転し、会場全体の盛り上がりは最高潮に達した。そして終盤まで続いた東海大との競り合いを制するように、好調の川波の魅せた一枚ブロックに続き、最後には村岡が渾身のブロックを決め、27- 25で法大は見事2つ目の白星を勝ち取った。

リベロを始めとする、法大のチームとしての『つなぐ』ことにひたむきな姿勢、追い込まれても攻める姿勢を崩さず喰らい付きつつも、冷静に状況を見極める判断力が特に光る一戦だった。

インタビュー

藤野颯(文4)選手

ー今日の試合を振り返って
昨日の試合(中大戦)は自分たちがリードしてる試合を最後自分たちのミスで負けてしまったので、その反省を生かして明日につなげようとミーティングで話していたのが今日しっかり結果として表れてよかったです。

ー全日本インカレでストレート負けをした相手だったが対策は
去年全日本インカレを合わせて3回当たってるんですけど、秋リーグはセットは取れてフルセット負けしてしまって、最後の自分たちの爪の甘さが明確に出ていました。チームとしても全体的に状態やムードが上がっていたので4回目でやっと勝てて少しほっとしています。

ー中大戦の敗戦からどのように立て直したか
簡単に点を取れるものでもないし、簡単に勝てる相手でもないので、笛が鳴ってから自分たちの喜びであったり、悔しさというのを表していこうかなと思っていました。

ー声かけなど試合の中で意識していることは
自分のポジションがサーブレシーブで向こうの1本目の攻撃を受ける立場なので、その1本目をいかに崩さずにみんなのムードをあげれるかというのを考えています。それができたかはあまりわからないです。

ー次の試合に向けて一言
次の試合は筑波大学だと思うんですけど、筑波大学もすごく選手を強化していて。このままだとセットが取れないかもしれないので、ゴールデンウィークをかけてもっと精度を上げていきたいなと思います。

村岡蓮斗(法3)選手

ー対戦校は昨年の全日本インカレで敗れた東海大だったが、今日の試合を振り返って
昨日は、先に2セット取った状態から負けてしまっていたので。今日はもう1セット目は先にこちらが取ったので、とにかくフルセットまで持ち込まずに勝てるようにという風に全員が動いたことが、結果につながったかなと思います。

ー自身のブロックが勝利を決めた最後の1点だったが、どんな意識で試合に臨んだか
相手のセッターの上げ方などを1セット目の時点で少し見ていて、最後にクイックにトスが上がるのは確実に自分の中では分かっていました。だからそれを張って、とにかく張って、そのまま点になった感じです。

ーチーム内で心がけていた対策は
昨日はサーブミスが少し多かったので、今日はリスク管理という面でサーブは入れに行って連続得点につなげられるようにという意識でいました。しかしサーブは、攻める人は攻める、ミスした後は一回入れに行くといった風に、なるべくミスを連発させないように意識をしていました。

ー次の対戦校は筑波大だが、次の試合に向けて練習で意識したいことは
筑波大は強いので、チームもっと雰囲気よくバレーできるように頑張ります。

ー次の試合に向けて一言
もっとブロックを止めたいので、自分のブロックでチームを勝たせられるように頑張りたいです。

(記事、撮影:橋本沙椰、宮下柚華)

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