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【バレー】 春季関東大学男子1部リーグ戦 対東京学芸大 春リーグ最終戦はストレート勝利!最終結果は7位で1部復帰後最高順位!さらに小田周平がブロック賞を獲得!

バレーボール

【バレー】 春季関東大学男子1部リーグ戦 対東京学芸大 春リーグ最終戦はストレート勝利!最終結果は7位で1部復帰後最高順位!さらに小田周平がブロック賞を獲得!

2025年春季関東大学男子1部リーグ戦
2025年5月24日(土)日本体育大学健志台キャンパス

いよいよ迎えた春季リーグ最終戦。5勝目がかかった法大は、昨年秋季に2部リーグから1部へと復帰を果たした東京学芸大との対戦。相手の追い上げに苦しみながらも第1セットを勝ちきると、続く第2セット、第3セットでは法大らしいバレーを見せつけ点差を広げセットを獲得。春季リーグ最終戦をストレート勝利で飾った。

 

試合結果

トータル試合結果

 


法 大


25 1セット 23  


東京学芸大


25 2セット 21
25 3セット 18

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
小竹飛斗(法4) WS
川波颯(文4) WS
五十嵐健人(営4) S
藤野颯(文4) L
小田周平(営3) MB
村岡蓮斗(法3) MB
12 関大斗(営3) L
24 鈴木美煌(法1) WS
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

背番号 選手名
笹田崇太(文3)
11 近江晴友(文3)
21 澤田一毅(営1)
25 林真之介(文1)

戦評

第1セット、点の取り合いが続くなか、MB村岡蓮斗(法3)の2連続ブロックで勢いをつけると、リーグ戦初スタメンのWS鈴木美煌(法1)のスパイクを含む6連続得点で流れをひきこむ。最大9点差と追い込んだものの、サーブから崩されて連続得点を許すと19−14と点差を縮められる。相手の猛攻が続きこれ以上点差を縮められたくない場面、L藤野颯(文4)のブロックフォローからキャプテンWS小竹飛斗(法4)が得点を決めチームを救う。最後はMB小田周平(営3)のクイックで接戦を制し、第1セットを奪う。

続く第2セット、序盤からS五十嵐健人(営4)のツーアタックや村岡の連続得点が決まるも10−9と一進一退の攻防が続く。点差を広げたい法大は澤田一毅(営1)と林真之助(文1)を2枚替えで投入すると、サーブで相手を崩しブレイク、16−13とする。セット終盤の長いラリーを小田のブロックで制すと、そこから相手のブレイクを許さず25−21でこのセットも獲得した。

この流れで勝利を掴みたい第3セット、多彩な攻撃で相手を翻弄し得点を重ねていく法大。途中、相手に連続得点を許し8−8とするも、WS川波颯(文4)がフェイント攻撃、そして強烈なスパイクで2連続得点をあげ点差を広げる。村岡が相手の乱れたレシーブをダイレクトで決めてさらに勢いづけると、終盤にはL関大斗(営3)が相手の得点を許さずブレイクに繋げた。最後は川波のバックアタックで決め、リーグ最終戦ストレート勝利を収めた。

終始、自分たちのペースで試合を進めた法大。見事にリーグ戦5勝目をあげ、2024年春リーグの1部復帰後最高順位の第7位で春季リーグの戦いを終えた。今回で上位まであと一歩と迫った法大。秋季は昇格前からチームを引っ張ってきた4年生にとって最後のリーグ戦となる。今後の大会そして秋季リーグでの法大バレー部のさらなる飛躍を期待したい。

ブロック賞の表彰を受ける小田

インタビュー

吉田康伸監督

ー今日の試合を振り返って
高橋(慶帆、営4)くんが全日本の方に行きましたので、代わりに一年生の鈴木くんが出たんですけれども、みんなミスも少なくしっかりやりきってくれたかなと思います。

ー今季全体を振り返って
高橋くんが帰ってきたのもあるんですけど、スパイク面とブロック面に関しては一定の成果があげられたかなと思っていて、かなり数字的にもいいものが出たのかなと思います。あとは上位のチームと比較するとスパイクにしてもサーブにしてもミスが多いとか、競り合いのところでローテーションが1個も取れずに5、6点取られてしまうような安定感のなさが少しあるので、その辺りを詰めていければ上位のチームにももっと対抗できるかなと思いました。

ー1年生の起用も多かったと感じたが、1年生に関しては
1年生も素材のいい子たちがそろってるので、いい経験ができたと思います。今日の最終戦にも1年生の選手が出ましたので、次につながるという意味でもいいリーグ戦だったかなと思います。

ー今季のMVPを挙げるとしたら
小竹くんがキャプテンとして今までの経験を踏まえてチームをまとめてくれていたので、私は口出ししないでも彼が1人1人含めてチーム全体をまとめてくれたという意味では非常に功績が大きいかなと思います。

ー次の大会に向けての意気込み
東日本インカレも多分高橋くん抜きでやると思いますので、今回得た自信などを上位相手にぶつけてなんとかベスト8以上、欲を言えばベスト4以上にいければなと思います。応援よろしくお願いします。

小竹飛斗(法4)主将

ー今日の試合を振り返って
先週負けてはいけない相手の国士舘に負けてしまったけど、切り替えてしっかり勝ち切れたことはよかったです。ゲームの内容や技術面に関しては中盤のミスや、自分たちのミスでゲームを動かしてしまうところなどが自分たちの弱点ポイントなので詰め切らないといけないところはこれからの練習で改善していきたいと思いました。

ー春リーグ全体を振り返って
7位以上確定で中大と日体大の試合結果によって6位に上がれる状態の中で、去年と比べて上位を目指して頑張っていくことを目標に練習をしていたがまだ結果が追い付いていないというところがすごく悔しい部分でもあります。でも課題が多く見つかったことでその課題に対してどのようにアプローチをすることが出来るのか明確になったことは少しよかったと思います。

ー主将として今季やってきたこと
自分のこれまでのプレースタイルはどちらかというと盛り上げ役でチームの雰囲気を保つ事が1つ自分の仕事だったがそれ以外にも責任感やリーダーシップなどが求められてそれに応えるように意識しながら日々の練習していきました。

ー自分自身やチームで春季リーグ中に成長を感じた点は
技術面でいえばサーブレシーブや攻撃の面が自分の苦手だった部分を克服することが出来たという風に思います。でもまだまだリーダーシップや主将としての人格を見ると、他のチームと比べて足りない部分が多いと感じます。

ー秋リーグに向けて強化したいこと
技術面では去年からずっと言っているレシーブ力が1つの課題だと思います。他でいえば法大は他の大学と比べて自由な分、その自由が先行して他のプレーなどが疎かになる部分が多いのでその部分をまずやらなきゃいけないことを明確にしてしっかりやり遂げるところを大事にしていきたいと思います。

(記事、撮影、取材:内田結、鈴木ほのか、田中望恵、野原梨央、宮下柚華)

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