【硬式野球】昨季は新人ながらチームで最もマスクをかぶった只石貫太 リード面の課題を見つめなおし目標のベストナインとリーグ制覇へ (秋季リーグ戦直前インタビュー⑧)
只石 貫太 捕手
ーーここまでのオープン戦を振り返って
3年生のキャッチャーだったりいろんなキャッチャーが出ていて出場機会ってのは以前より少なくなったんですけど、しっかりリーグ戦に出れるように少ないチャンスにはなるんですけどものにしていきたいと思って今オープン戦に臨んでいます。
ーー現在のコンディションは
バッティングも守備も春のリーグ戦でダメだったところをしっかり反省して、練習で取り組んできたことが今オープン戦でしっかり出せていると思うのでそこはいいのかなという風に思います。
ーーチームの雰囲気は
4年生は集大成ということで春のリーグ戦の前のオープンも日本一という目標を掲げてやっていたんですけど、それを上回るような気合の入り方で3年生以下はそれはしっかりとついていけているような状態なので、チームの雰囲気としては本当にいいと思います。
ーー静岡遠征での練習や紅白戦から得たことは
場所を変えていつもしないような練習だったり、長い練習やいつもよりハードな練習というのをしてみて、一球に対する執念っていうのを静岡遠征でチームとしても個人としてもそういった精神を得れたかなと思います。
ーーこの夏自身のステップアップのために取り組んだこととその成果は
この夏は、春リーグで出た課題の守備の部分で失点が多かったというところがあったので配球の部分だったり、その部分で点をやらないということを意識してオープン戦だったり練習に取り組んできました。
ーー春季と比べてご自身の違い、何か変えたことは
意識的な違いは、春のリーグは初めてだったので何も分からずにただただ守ったり打ったりしていたんですけど、リーグが終わって今考えてみると高校の延長みたいな感じでやってしまっているとこがあったので意識を変えるっていうか、これも配球の部分になってくるんですけど先輩方に色んな配球のこととかを聞いたりして、高校では考えなかったこととか、リードのところだったり配球のところだったりを高校のときとは全然違うような考え方で取り組めるようにやってます。
ーー春季の初戦では思うような結果が出せなかったと思うがリーグ戦のスタートから調子を上げるために意識することは
チームで取り組んでることがあって、オープン戦を3連戦の土曜日、日曜日、月曜日を想定して試合に取り組んでいます。立教戦も1戦目落としてしまってそこから流れが悪くなって2戦目も落としてしまっているのでリーグ戦を想定して、土曜日の試合を第1戦として考えて、どうやったら勝ち点取れるかなというところを考えてチーム全体で取り組んでオープン戦に臨んでいます。
ーーまた初戦は春に接戦を繰り広げた慶大だが
慶應との戦いでは、打力が慶應大学にはあると思うので序盤に点を取っても追いつかれるって場面があったので、点は取られるかもしれないんですけど最小失点で凌いでいくっていうのをバッテリーを含めオープン戦のときから慶應を想定しつつ、長打が出にくい低いボールを意識して、慶應対策じゃないですけど少し慶應を意識してやってます。
ーー立て続けに早大、明大との対戦が控えているが意識は
どちらともすごく強くて投打共にレベルが高いチームなんですけど、一戦一戦自分たちの野球をしていくってことが勝ちにつながっていくと思うので特別意識ってのはしていないんですけど、バッテリーが抑えないと春のリーグ戦みたいになってしまうのでバッテリーでとにかく少ない点数でリズム良く切り抜けてから、攻撃の方に繋げていくってのを意識してやっていきたいなと思います。
ーーリーグ優勝に向けてチームに何が必要か
春のリーグ戦もオープン戦もそうなんですけど、投手力というところで防御率が高くなってしまってるので防御率を低くして、とにかく失点をしないってところが優勝の鍵になってくるんじゃないかなと思います。
ーー今回のリーグ戦はどのように貢献したいか
しっかりピッチャーをリードして、バッテリーで点を取られないようにしたいです。そこでいい流れに持っていけるようにキャッチャーがしっかりリードして試合の流れをつなげるようにやっていきたいと思います。
ーーチーム内での競争は感じるか
キャッチャーのポジションがまだ誰が守るのかわからないのでそこの競争っていうのは非常に激しいと思うので、僕も負けずにやっていきたいなと思います。
ーー捕手である只石選手から見て投手陣の状態はどのように感じているか
今のオープン戦でも防御率が低い良いピッチャーも何人かいるんですけど、まだあまり抑えられていなかったり防御率が高かったりする投手の方もいるのでやはり全員が調子を上げていかないとリーグ戦では勝っていかないと思うので、今はちょっと落ちてる人もいるんですけど最終的にはみんな調子を上げていければなと思います。
ーー特に状態が良いと思う選手は
2年生の山床(志郎、文2=高鍋 )さんです。(どのように)先発していて、ほとんど点をやっていないというところですごく調子がいいなと思うのでリーグ戦でもいい感じに投げてくれるんじゃないかなと思います。
ーー特にお世話になった四年生の先輩は
4年生の赤間(梢吾、キャ4=法政二)さんです。(どういうふうに)僕の部屋長でよくご飯に連れて行ってくれたり、試合の中での配球だったりをよく話しているので本当にお世話になった先輩です。
ーー注目して欲しい自身のポイントは
春リーグにいっぱい点を取られてしまったので秋リーグこそはしっかり失点を少なくなるように頑張ってきたので防御率であったり、試合運びってとこを見ていただきたいです。
ーー対戦したい投手は
伊藤樹(早大4年=仙台育英)さんです。
ーー秋季、活躍を期待する選手は
藤森康淳 (営3=天理 )さんです。(どのようなことを期待するか)チャンスでの勝負強いバッティングだったり、チャンスメイクしてくれるバッターだと思うのでそういうところに期待したいです。
ーー秋季での個人の目標や意気込み
守備ではまず失点を少なくするってところで勝ちにつながるリードをするってところが目標で、バッティングではチャンスが回ってきたら勝負強いところを見せたいと思います。
ーーファンに一言
今年こそは絶対優勝して日本一を取りたいと思うので応援よろしくお願いします。
(取材:浅岡凛)
只石貫太(ただいし・かんた)
経営学部1年・2006年8月7日生まれ
大阪府出身・広陵
177cm89kg・右投右打
昨季成績:10試合 27打数 6安打 1本 1打点 0盗塁 打率.222
硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。
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赤間梢吾(キャ4=法政二) | |
小森勇凛(キャ2=土浦日大) | |
山床志郎(文2=高鍋) | |
槙野遥斗(営1=須磨翔風) | |
中西祐樹(法3=木更津総合) | |
只石寛太(営1=広陵) | |
今泉秀悟(キャ2=石見智翠館) | |
中村騎士(営2=東邦) | |
品川侑生(文4=三重) | |
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小川大地(営2=大阪桐蔭) | |
浜岡陸(法4=花咲徳栄) | |
片山悠真(文3=八王子学園) | |
藤森康淳(営3=天理) | |
境亮陽(営1=大阪桐蔭) |