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【ハンド】第6戦 慶應義塾大 アウェイのなか接戦制し、後半戦白星スタート  2025年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 

ハンドボール

2025年9月20日(土)
慶應日吉

戦評

第6戦の相手は慶應義塾大学。敵地での開催となり完全アウェイの中行われた試合は、前半から法大がゲームの主導権を握り、18ー13と5点のリードを奪ってみせる。しかし、後半はなかなか良い流れを掴むことはできず相手の猛追にあうも、なんとか逃げ切り33ー30で試合終了。後半戦の開幕戦を勝利で飾ってみせた。

試合結果

トータル試合結果

33
法政大学
18 前半 13 30
慶應義塾大学
15 後半 17

秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 8月31日(日) 上武大学 ⚫︎32-33 駿河台大学
2    9月6日(土) 都立大学 ⚪︎34-29 駿河台大学
3 7日(日) 国際武道大学 ⚪︎34-21 駿河台大学
4      13日(土) 駿河台大学 ⚪︎34-32 明星大学
5  14日(日) 文教大学 ⚪︎47-27 明星大学
6   20日(土) 慶應大学 ⚪︎33-30 慶應日吉
7   21日(日) 関東学院大学 駿河台大学
8     27日(土) 明星大学 駿河台大学
9    28日(日) 青山学院大学 慶應日吉


昨季は7位と終わった慶大だが、今季は昨季3位の関東学院大学に引き分け、1位の青山学院大学に勝利するなど力をつけている相手であり油断はできない。その中で試合開始早々から法大の2年生エース#55宜寿次政伍(スポ2)が3連続得点を決めチームに勢いを与えると、そのプレーに影響されたように#39石原幸樹(経1)が2連続得点を決め完全に法大が試合の主導権を握ってみせる。8分には味方のシュートミスから相手に流れが傾きかけるも、#17栗田哲太(社4)が気迫のディフェンスで流れを断ち切り、攻守両方で相手を圧倒する。10分から相手も少しずつ反撃してくるが法大も勢いを止めることはなく5点差のまま試合は進んでいく。終盤から相手の猛追にあい、少し相手に流れが傾きかけるも26分に#8林優我(経4)が相手の攻撃を何度も止めるディフェンスを見せ、流れを渡すことを許さない。その後も攻守で手を止めることなく前半終了。18ー13と5点のリードを奪って折り返す形となった。
さらに点差を広げたい法大だったが、序盤は連携が噛み合わずなかなか得点に繋げられないられない時間が続く。それでも前半7分、粘り強くパスを回して攻撃のチャンスを伺うなか、#31竹中友哉(スポ3)のパスを受けた#49石原が中央へ鋭く切り込み、そのままシュートを決め、停滞した時間を破る。直後には#49中村光希が相手のボールをカットし、#31竹中が速攻でゴール。流れを一気に引き寄せた。10分には相手のシュートを#55宜寿次が長身を活かしたブロックで防ぎ、こぼれ球を拾った#31竹中が速攻から得点。見事な連携が光り会場は盛り上がる。守備では、#33宮田怜(社3)が安定したキーピングを見せ、相手に決定機を許さない。積極的なディフェンスも機能し、終始主導権を握った。終盤には主力をベンチに下げ、メンバーチェンジで相手に連続得点を許す場面もあったが、それでも得点を重ねリードを守り切り最終スコア33-30で勝利を収めた。

 

#39 石原幸樹 選手 (経済1)/トップ写真


選手 インタビュー

 

山本航司 選手(スポ・3年)

ーー今日の試合を振り返って
スタメンが結構調子良かったんですけど、自分のような途中から変わったメンバーがシュートミスとかディフェンスで間を割られたりしてしまうことが多かったのでスタメンとサブメンバーの間を埋めることが必要だなと感じました。

ーー敵地での試合だったが
春リーグこの会場で関学に負けていたので個人的にはあまりいい思い出はなかったんですけど、チームを助けるつもりでリラックスして臨みました。

ーー前戦から好調を続ける要因は
しばらく不調だったんですけど、#33宮田怜(社3)選手や#73二階堂恭世(経済2)選手がアドバイスをしてくれて、それを参考にしたことが要因であると思います。

ーーご自身としてチーム内での役割をどうとらえているか
春リーグに比べて怪我人が少ないので自分としては出場時間は少ないんですけど、その限られた時間の中で100パーセントを出して良い流れのまま試合を進められる役割ではありたいと思います。その結果みんなが喜んでくれるのはとても嬉しいと思います。

ーー次戦に向けて一言
相手が春と違うチームになってるんですけど、自分たちのプレーができれば勝てると思うので今日みたいに最後の方バタバタしない試合になるように頑張りたいと思います。

 

林優我 選手(経済・4年)

ーー今日の試合を振り返って
前半の部分はスタメン組が引っ張っていってくれていい試合ができたんですけど、後半組が一気に変わったっていうのもあってアップ不足で流れが止まってしまったっていうところは反省点です。

ーーチームプランは
うちはスタートが弱いっていうところがあるので、最初からディフェンスから攻めていって、だんだん流れを作っていくっていうところを目標に頑張ってきました。

ーー特にディフェンス面での活躍が見られたがコンディションは
気持ちもめっちゃ上がってたので自分のなかで良いディフェンスができたと思います。

ーーオフェンスでも活躍見られたが
一本外してしまったのでそこは反省点なんですけど、二本目は自分のなかで納得のいくシュートが打てたかなと思います。

ーーラストシーズンへの想い
ハンドボール人生本当に最後なので、自分が悔いの残らないよう、全力で頑張っていきます。

ーー明日の関学戦に向けて
次当たる敵の中で一番強いと思っているので、勢い負けずに、今日みたいに流れを作って行けたらいいなと思います。

ーー応援してくださる皆様へ
いつも応援ありがとうございます。これからも頑張るので引き続きお願いします。

写真提供=法政大学体育会男子ハンドボール部
(記事  田部凌誠 真中咲輝 )

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