【バスケ】2巡目白星スタート!/ 第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対明星大学(2巡目)
対明星大学 @東洋大学総合スポーツセンター
▼試合結果
⚪️法政大学 88-79 明星大学⚫️
18<1Q>22
20<2Q>19
26<3Q>15
24<4Q>23
▼スターティングメンバー
#7 本山 遼樹(法4=福大大濠)PG
#10 坂本 温人(現4=法政第二)PF
#14 佐藤 正樹(社4=法政第二)SF
#25 鍋田 憲伸(法3=福大大濠)PG
#75 柳田 大斗(営4=國學院久我山)C
▼ベンチ入りメンバー
#0 杉信 イフェアニ(文4=洛南)PG
#2 首藤 怜(文3=仙台大明成)PF
#8 野田 凌吾(国文1=藤枝明誠)PG
#12 伊藤 舷人(法1=法政第二)PG
#18 八重沢 連(法3=八王子学園八王子)PF
#26 伊藤 遙志(経1=福大大濠)PF
#32 菅野 汰樹(人環3=法政第二)PG
#55 佐渡 樹也(法2=中部第一)SF
#80 武川 暖(理工3=法政第二)
#91 オディギェ プレシャス 恵(法1=湘南工科大附)SF
戦評
第1Q。法大ボールからスタートした試合は、#14 佐藤正樹(社4=法政第二)のレイアップで先制する。#7 本山遼樹(法4=福大大濠)がドライブからファウルを獲得し、FTを2本沈め、4―0とする。その後は両チーム得点が決められない時間が続いたが、#25 鍋田憲伸(法2=福大大濠)のレイアップなどで点数を重ねていく。開始4分で、#0 杉信イフェアニ(文4=洛南)と#32 菅野汰樹(人環3=法政第二)が投入されると、アグレッシブなディフェンスで明星大の得点を許さない。さらに開始5分ごろに杉信がフリースローを獲得し、明星大にタイムアウトを取らせる。タイムアウト明け、杉信はフリースローを落ち着いて2本沈めるも、相手に3Pとターンオーバーから連続得点を許してしまう。流れを取り戻したい法大は、ルーキーの#12 伊藤舷人(法1=法政第二)をコートに送り込む。しかし、明星大のゾーンディフェンスを前に上手く攻めることができない。残り4分、ターンオーバーから逆転されてしまった法大はタイムアウトを選択。タイムアウト明けは両チーム点の取り合いになる。杉信が果敢にドライブやファストブレイクで点を重ねるも、明星大の勢いを止めることはできず、18―22で第1Qを終える。
第2Q。追いつきたい法大は#2 首藤怜(文3=仙台大明成)と#55 佐渡樹也(法2=中部第一)をコートへ送り出す。しかし相手の留学生を抑えることはできず、ファウルを重ねてしまう。それでも、インサイドで佐渡が体を張り、リバウンドを2本取る。鍋田のレイアップで連続得点すると、首藤のバスケットカウントなどで徐々に法大の流れへ持ち込んでいく。本山がスティールから3Pを決め切り、2点差に詰め寄る。簡単に点を取ることはできないが、この試合も留学生相手にインサイドを支えていた#75 柳田大斗(営4=國學院久我山)の代わりに入った首藤などのオフェンスリバウンドでなんとか繋いでいく。佐藤や本山などの4年生を中心に、明星大にプレッシャーをかけ、スティールから佐藤のレイアップで逆転。明星大にタイムアウトを取らせることに成功する。タイムアウト明け、3Pを決められ逆転されるも鍋田が意地を見せドライブでフリースローを獲得。落ち着いて2本沈め、再び37-37の同点に。すぐに相手に点を決められてしまったが、相手のチームファウルが溜まっていたことを活かし本山が上手くフリースローを獲得すると、これを1本決め1点ビハインドの38―39で前半を終える。

第3Q。序盤、柳田・佐藤・本山の得点で逆転に成功すると、その後も有利に試合を進めていく。残り6分半で、本山の3Pで48―43とリードを5点差とする。その後、鍋田のバスケットカウントや菅野が難しい位置からの3Pを決め切り、54―46とさらにリードを広げていく。しかし、明星大も負けじと攻めの姿勢を見せる。残り2分を切ったところで2点差に詰め寄られ、たまらず法大はタイムアウトを選択。タイムアウト明け、伊藤と鍋田の得点で落ち着きを取り戻す。鍋田が最後にフリースローを決め、64―56で第3Qを終えた。
第4Qは序盤から点の取り合いになる。法大は菅野のレイアップや柳田のオフェンスリバウンドから得点などで応戦する。8分を切ったところで、ターンオーバーから相手にファウルを与えてしまい、3点差に詰め寄られる。坂本がこの日初の3Pを沈め、71―65とし、相手にタイムアウトを取らせる。しかし、タイムアウト明け明星大の緻密なオフェンスに得点を許してしまう。鍋田のドライブに坂本、佐藤が合わせる動きで攻めるも、得点には繋がらず。相手3Pや速攻が決まり、厳しい時間が続く。残り5分ごろ、エンドラインからのセットプレイからバスケットカウントを許してしまい、同点に追いつかれる。だがここでも法大の4年生がチームを支える。坂本が3Pでシューティングファウルをうけ、76-74とすると、相手のオフェンスファウルで獲得したポゼッションでは本山が3Pを決め、さらに杉信がフリースローをもらい、点差を広げていく。鍋田も息を吹き返し、ミドルシュートやスティールから落ち着いて速攻を決め、86―77とする。最後はファウルゲームになり、落ち着いてフリースローを沈め続け、88―79で勝利した。
(記事:紺野真帆)

選手コメント
#55 佐渡 樹也(法2=中部第一)選手
ーー試合全体を振り返って
全員が自分の役割を理解し、プレーをしていたので勝利に繋がったと思います。
ーー前半、相手に流れのある厳しい時間帯でコートに入られたと思うが、どのようなことを考えていたのか
流れが良くても悪くても、自分のやることは特に変わらないし難しいことでもないので、いつも通りの良い緊張感で臨めました。
ーーオフェンスリバウンドを個人でもチーム全体としても取れていたと思うが、どのようなことを考えて試合に挑んだのか
自分に求められてた事は、ディフェンスとリバウンドで活躍することだったので、そこは力をいれていこうと考えていました。
ーー春のフレッシュやスプリングトーナメントから成長した部分は
ディフェンスの部分で、チームにより貢献できるようになったと思います。
ーー次戦に向けて意気込みを
与えられた時間を全力でプレーします。
ーーファンの皆さんへ一言お願いします
いつも応援ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
(インタビュー・小棚木孝寛)
#2 首藤 怜(文3=仙台大明成)選手
ーー今日の試合を振り返って
今日の試合は相手に流れが向いていて自分たちは我慢の時間帯が長く続きました。それでもみんなで目を合わせていたし、一人ひとりがヘッドダウンせずに前を向いて挑んでいたので、最後こうして勝ちきれたと思います。
ーー前半相手に流れのある難しい時間帯からコートに入ったが
このような時間帯だったので少し難しいところはあったのですが、いつもの自分の役割を全うして休んでいるスタメンのために繋いでいこうという気持ちで入りました。また、自分は途中から入ってきた分、動けるのでフレッシュにやろうと思いました。
ーー前半リバウンドからバスケットカウントを獲得した場面があったが
相手に流れがある時間帯で少ない点差だったのが開いていきそうだったので、相手の流れを止めて自分たちに流れ引き寄せてやるという気持ちで強く行きました。
ーー春の六大学リーグやスプリングトーナメントから、チームとしてどのような点が成長したか
苦しい時間帯にコートに出ている人だけでなく、ベンチメンバーや応援の人全員が声を掛け合っていて、今シーズン自分たちが掲げている”Groove”を体現できているところです。
ーー次戦への意気込み
次戦の相手は駒澤大学さんですが、前回も勝ったからといって油断せずにしっかりとスカウティングを行い、いい準備をして臨みたいと思います。
ーーファンの皆様へひとこと
いつも応援ありがとうございます。厳しい戦いはまだ続くと思いますが一戦一戦勝ちに行くので応援よろしくお願いします。
(インタビュー・川邊暖乃)



