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【サッカー】V・ファーレン長崎内定の洪怜鎭「プロとしての自覚が芽生えた」 法大から長崎へ4年連続選手輩出 先輩・青木俊輔と内定時交わした言葉とは・・・ 

今季、法大の「10番」背負った

▼走・攻・守三拍子そろった法大の10番

先日、洪怜鎭(社4=三菱養和SCユース)のV・ファーレン長崎加入内定が発表された。今季ここまで攻撃陣を支えてきた法大の『10番』だ。現在、柏レイソルで活躍する中川敦瑛(令6年度卒)から「お前しかいない」とそのエースナンバーを譲り受けた。関東リーグ戦デビューは3年次の開幕戦だったものの、熾烈なスタメン争いのなかで着実に出場。今季はセンターファワードのほか、「右も左もFWもできると価値のある選手になれる」と語るように、左右両サイドも主戦場としてきた。

洪は走攻守、それぞれを高いレベルで発揮できるプレーヤー。長崎サポーターに見てほしいプレーとして『スピード・シュート・ハードワーク』を挙げる。
攻撃時は常に裏へ抜けるタイミングを図っており、持ち前のスピードを活かしてDFの背後に抜け出す。ゴール前ではパンチのある力強いシュートでネットを揺らすことができ、その特徴が存分に出たのは第3節・立正大戦。DFの裏を突くポジション取りからパスを受けると、上手いファーストタッチからの逆足でグラウンダーのシュートを決めてみせた。

ゴールパフォーマンスは「BAD HOPのVingo」(写真右)

また、洪を語る上で欠かせないのは「大学で成長できた部分」と自身もうなづく守備での献身性。相手の攻撃時に前線から2度追い3度追いのプレスを仕掛け続けることができ、それにスピードも合わさると効果大。味方守備陣を助けるだけでなく、ボール奪取からのショートカウンターからチャンスを創出できる。

洪は、走攻守の全てにおいて高い水準を備える三拍子そろったストライカー。内定先の長崎は前線に強力なブラジル人らを擁すタレント集団だが、総合力の高い洪も即戦力としてスタメン争いに絡めるだろう。法大の一つ上の先輩・青木俊輔との連携も見ものだ。今、勢いのある長崎でまずは定位置をつかみたい。
(記事:山口晴暉)

▼インタビュー
※10月26日のリーグ戦後に実施
ーーV・ファーレン長崎に加入内定した今の率直な気持ちは
長崎という本当に素晴らしいクラブでプロキャリアスタートできることを本当に嬉しく思ってます。それと同時に、プロとしての自覚も芽生えて、もっともっと自分がチームを引っ張っていかなきゃなという気持ちがすごく大きくなっています。これからはもっとやっていきたいと思います。
ーー法大の先輩、青木俊輔(令和6年度卒)も長崎にいるが内定時何か言葉を交わしたか
(青木選手から)「お前来るんか」とか「お前面倒見ないから」とか言われました(笑)。あの人、僕のことが一番好きなので「俺が面倒見てやるよ」って僕から言いました(笑)。
ーーサポーターからどう呼ばれたいか
それ結構大事だな(笑)。いや、でもないですよ。
呼びやすい名前で!
ーー長崎サポーターの皆さんにどういうプレーを見てほしいか
スピード活かしたプレー。背後に抜けたり、フィニッシュのところではパンチのあるシュートも持っています。あと、前線からのハードワークは、自分が大学で成長できた部分なので、プロの世界でも注目してほしいですね。

▼PHOTOS

ゴール前でのパンチのあるシュートが持ち味

自ら語る「前線からのハードワーク」に注目

チームの天皇杯予選優勝にも貢献(写真右)

 

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