• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • 【サッカー】Jリーグ内定者インタビュー第7弾!ジェフユナイテッド市原・千葉内定・GK 近藤壱成 編

【サッカー】Jリーグ内定者インタビュー第7弾!ジェフユナイテッド市原・千葉内定・GK 近藤壱成 編

2022年12月6日
法政大学城山サッカー場

11月30日、GK近藤壱成(経4=ジュビロ磐田ユース)の2023年シーズンジェフユナイテッド市原・千葉(J2)への加入内定が発表されました。今回は加入内定の経緯や今シーズンの意気込みなどを語っていただきました。

インタビュー全文

近藤壱成(経4)

―内定した今の気持ち
なかなか自分が思っていた程すんなり進路が決まらなくて、結果的に決まるのが遅くなってこのタイミングになりましたけど、色々なチームに練習参加できて、それは今の自分にすごい生きているなと思っています。ジェフユナイテッド市原・千葉というチームに関しては歴史のあるチームですし、環境も凄く良くて、そのチームでやれる権利を得れた事は嬉しく思いますし、ここまでブレずに続けてきて良かったなと思います。

―内定の経緯など
リリースが出る2週、3週間前くらいに練習参加させてもらって、そこからは割とテンポ良くオファーを頂けて仮契約でリリースというところまでいかせてもらいました。練習参加の時は2日間参加させてもらって、最終日にトレーニングマッチで出させてもらいました。

―練習参加で感じた事や千葉のサッカーの印象
監督が変わって来年から新しくチームを作ろうという事を今年の最後の方からやっていて、ボールを大切にしてアグレッシブにサッカーをするので、キーパーも攻撃に関わることも多かったです。千葉全体の印象としては本当に人が良いというのが第一印象で、GKコーチの方だったり、他のキーパーの方も良くしてもらいましたし、チーム全体の雰囲気は練習参加の短い間でしたけど感じ取れました。

―今まで以上に熾烈なプロでのポジション争いについて
ポジション争いする難しさを高校や大学で感じられたことは自分にとってすごい良かったと思っていますし、それがプロになって、歳が離れていたり経験が違ったりという中でどれだけ自分にベクトル向けて自分の成長を目標に努力を続けられるかが大切だと思います。キーパーの中でも全然試合に絡んでなくてもプロで長くやっている選手もいたり、そういう選手にも練習参加で会ったりしていく中で、人間性だったりという部分はキーパーとしてプロで長くやっていく上で大切だなと思ったので、自分がどういう状況になったとしても、法政で培ったベースの部分は忘れずにやっていきたいなと思いました。

―プロでも通用する自分の武器は
自分はシューターの近い距離を詰めてブロッキングするというのは得意だと思っていて、そこは通用するなと感じたのとともに、技術をこだわれるところは指摘してもらえて、自分の長所をもっと活かせるなとは思いました。コーチングも特徴としているんですけど、新井章太さんの声かけの部分は迫力もあるし、高度な事をやっているなというのは思ったので、この長所を伸ばしていくとともに全体的なレベルアップはプロで活躍していくために必要だなというのは改めて感じました。

―今シーズンを振り返って
開幕2連敗から始まって凄い難しいシーズンの入り方だったんですけど、今年のシーズンの最初に立てたチームの目標であったり、行動指針というのがあったおかげでチームとしてブレずに城山で練習してきた事を出せたので、大崩れせず前期のシーズンを3位で折り返すことが出来たと思います。そこから大臣杯挟んで後期になったときに、連勝することの難しさだったり、チームとして新たな課題、前期は得点が取れなくて守備は守れているという時間が多かったんですけど、後期は逆に点を取ることにフォーカスしていったら失点が増えてというのがあって、そのタイミングで僕もスタメンを外されることがあって、その失点を自分のところで止められていたら、チームは最後まで優勝争うが出来たと思いますし、自分も試合に出続けられたと思うので、そのチャンスを逃してしまったというのは正直なところです。キーパーにとってピンチなシーンがチャンスになるので、そこを出来た試合もあったんですけど、継続してどれだけできるかというのがまだ出来てない部分もあったので、自分が積み重ねてきたものを今後出せればいいかなと思います。

―同じGKの中川真選手の存在は
僕が2年生の時から真はずっとAチームにいて、ポジションをずっと争っている中で、自分が試合で活躍できなかったり、連敗したりとかしたら、変えられるなという危機感でやれたし、練習とかでもお互いがお互いを刺激し合える存在だったなというのは凄く感じています。片方どっちかが調子良いと、もう片方は負けずにやろうというしている中で、僕は真のことを見ていたので、そういう存在がいたのは自分の成長にも大きかったかなと思います。でもやっぱり真にも自分にも足りないところがそれぞれあって、そこも意識し合える存在であったので、こういうことは本人には言わないですけど、いてくれて良かったなというのは凄く思います。

―千葉のファン・サポーターの方々への一言
自分がプロのキャリアを始めるチームとして、このチームで出てJ1に上がりたいというのは凄く強く思いますし、J1にいなければいけないチームだと思うので、その力になれるように1シーズン目から試合に出れるように、そして勝利に貢献できるように地道に努力していきたいなと思います。

(取材・板倉大吾)

法大での経験を活かし、激しい正GK争いに挑む

近藤壱成

経済学部 4年 2001年1月15日生まれ
奈良県出身・ジュビロ磐田ユース
189cm・84kg
『法政が誇る守護神。3年時から多くの試合でゴールマウスを守り、チームの勝利に貢献してきた。1年目から歴史あるジェフの正GK争いに名乗りを上げる。』

内定者インタビュー一覧

第1弾 萩野滉大編(FC岐阜内定)
第2弾 落合毅人(清水エスパルス内定)
第3弾 白井陽貴(V・ファーレン長崎内定)
第4弾 若林龍(SC相模原内定)
第5弾 佐野陸人(SC相模原内定)
第6弾 堀江貴大(鹿児島ユナイテッドFC内定)

☆内定者のインタビューを順次公開していきます!お楽しみに!

関連記事一覧