• HOME
  • 記事
  • バレー
  • 【バレー】関西の1部上位リーグ相手に、昨年の壁を越える2回戦突破!勢いそのままに、注目の3回戦へ!/全日本大学選手権大会2回戦 対京都産業大

【バレー】関西の1部上位リーグ相手に、昨年の壁を越える2回戦突破!勢いそのままに、注目の3回戦へ!/全日本大学選手権大会2回戦 対京都産業大

バレーボール

【バレー】関西の1部上位リーグ相手に、昨年の壁を越える2回戦突破!勢いそのままに、注目の3回戦へ!/全日本大学選手権大会2回戦 対京都産業大

2025年全日本大学選手権大会
2025年12月3日(水)国立代々木競技場第一体育館

全日本インカレ2戦目の相手は秋季関西1部上位リーグ4位の京都産業大学。第1セットは得点が拮抗したものの20点を超えたところで法大の得点力を見せつけ、25-22でセットを先取。勢いそのままに第2セットも相手に流れを渡さず、25-15でセットを獲得。第3セットは落としたものの、第4セットでは多彩な攻撃が光りセットカウント3-1で見事勝利を収めた。

試合結果

トータル試合結果

 

3
法 大


25 1セット 22  

1
京産大


25 2セット 15
22 3セット 25
25 4セット 19

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
1 小竹飛斗(法4) WS
2 高橋慶帆(営4) WS
3 川波颯(文4) WS
5 五十嵐健人(営4) S
7 小田周平(営3) MB
8 村岡蓮斗(法3) MB
12 関大斗(営3) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

背番号 選手名
11 近江晴友(文3)
15 鈴木叶太郎(文2)

 

戦評

第1セット序盤、WS高橋慶帆(営4)のブロックが決まり幸先の良いスタートを切る。しかし京産大の連続得点により相手に一歩先をいかれたまま互いに点を取り合う展開が続く。17-17で高橋の強烈なスパイクが決まりリードを奪うと、そのまま得点力の差を見せつけ25-22で第1セットを先取した。

続く第2セットでは、法大の1点目にMB小田周平(営3)の速攻が決まり、続けて小田がサービスエースを決めチームの士気が上がる。8-7ではS五十嵐健人(営4)のサービスエースが決まり勢いづくと、それに続いてWS川波颯(文4)もサービスエースを決め法大の強気の攻めの姿勢が感じられた。21-12ではこの試合2本目となる、小田のブロックも見られ、攻守共に安定したこのセットを危なげなくものにした。

このまま取りたい第3セット、10点台に入ったところから徐々に相手に引き離される。京産大のブロックやサービスエースが決まりなかなか点差を詰められない展開に。18-22ではMB村岡蓮斗(法3)のブロックが決まったものの、惜しくも22-25でこのセットを落とす。

第4セットでは、序盤から高橋の高い打点を活かした強烈なスパイクが何度も炸裂する。京産大がたまらずタイムアウトを取るも、直後に五十嵐の相手の意表をつくツーアタックが繰り出され、好調な流れを維持した。守備面ではL 関大斗(営3) 、WS小竹飛斗(法4)の安定したレシーブがスパイカーの得点を支えた。最後は川波の強烈なスパイクが決まり25-19でこのセットを制し、勝利を収めた。

初戦に引き続き、2戦目も攻守ともに光り余力を持って勝利した法大。多彩なスパイカー陣の攻撃力の高さを見せつけた試合であった。次戦は、全日本インカレ昨年度優勝校の専修大との対戦となる。両チームとも日本代表に選ばれている選手を擁しており、ハイレベルな攻防が期待される注目の一戦である。

インタビュー

川波颯(文4)選手

ーー今日の試合を振り返って
第1、2セット目は自分たちのやりたいバレーができていたんですけど、 2セット目でいつもの自ミスをしてしまって自分たちで流れを作れないという展開になって負けてしまったので、明日はそういう自ミスをなくしつつ、攻めていくというのを意識してやっていけたらなと思います。

ーー試合の雰囲気はどうだったか
雰囲気的にはすごく良かったと思うんですけど、下がってしまうとなかなか上がりにくい部分があるので、そこをなんとか直していきたいと思います。

ーー意識している声かけは
とにかく声出そうとか元気になろうとか。自分から声を出すとか、プラスな言葉をかけていくとか、仲間がへこまないようにする声かけを意識しています。

ーー今日はサーブもアタックもほぼミスがないように感じたが、秋リーグから全日本インカレに向けて意識して練習したことは
サーブはやっぱり結構意識していて。ミスを減らすようにしつつ狙っていくというのを意識してやっています。今日はちょっと体育館が見にくかったので攻めていないんですが。明日はそこをしっかり発揮できたらいいなと思います。後はいつも通り守備の練習を徹底してきました。

ーー明日はついに専修大学戦。どのような気持ちで迎えたいか
甲斐(優斗)くんもいるし。緊張はもちろんすると思うんですけど、大事な試合です。でも僕たちは常にチャレンジャーという気持ちだけは忘れずに、強気でどんな結果になろうとも後悔しないように-やっていけたらなと思います。

五十嵐健人(営4)選手

ーー今日の試合を振り返って
今日の試合は自分たちのリズムでいい試合展開ができたと思うんですけど、3セット目は、相手のチームの流れに左右されて自分たちのプレーができなかったので気をつけていきたいです。

ーー全日本インカレまでに強化したことは
ブロックとレシーブの関係を強化しました。

ーー関西のチームであったがどのように対策をしてきたか
自分たちの予想では山梨学院が勝ってくる予想だったんですけど、前日に京産大が勝ったと聞いてLINEグループでビデオを見て、当日の朝試合前に全体でミーティングをしました。

ーーサービスエースやツーアタックなどで活躍されていたが今日の自分に関しては
今回得点できたことは良かったんですけど、自分のトス回しであったり、そのトスの質があまりよくなかったので、そこは明日の試合に向けて切り替えていきたいと考えています。

ーー明日の試合へ向けて
明日の試合は専修大学で、全日本の甲斐優斗選手であったり注目選手のマサジェディ翔蓮選手などそういった面で高さのあるチームなので自分たちの特徴を生かしてサーブと得点力のあるサイドアウトで攻めていきたいなという風に考えています。

(記事、撮影:鈴木ほのか、田中望恵、外山栞、宮下柚華)

関連記事一覧