【サッカー】関東大学サッカーリーグ 第4節 対東洋大 昨季1部相手に快勝!!
JR東日本カップ2014 関東大学サッカーリーグ戦2部
第4節 対東洋大学
2014年4月20日(日)八王子市上柚木公園陸上競技場
前節青学大と引き分けて連勝がストップした法大。今節は、昨季1部リーグに所属していた東洋大と対戦。強豪相手にここまでの好調を維持できるか注目されたが、無失点に抑え込みしっかりと勝ち点3を手にした。
トータル試合結果
0 東洋大学 |
0 | 前半 | 0 | 2 法政大学 |
---|---|---|---|---|
0 | 後半 | 2 |
得点とアシスト
時間 | 大学 | 得点者 | アシスト |
---|---|---|---|
69分 | 法大 | 鈴木貴大 | - |
77分 | 法大 | 青島拓馬 | 永戸勝也 |
警告
時間 | 大学 | 選手名 |
---|---|---|
37分 | 東洋大 | 小山 大貴 |
43分 | 東洋大 | 田口 慎太郎 |
89分 | 東洋大 | 瀧澤 修平 |
メンバー
東洋大学 監督: 古川 毅 |
法政大学 監督: 長山 一也 |
||||
---|---|---|---|---|---|
1 | GK | 浅沼 優瑠 (Cap) | 12 | GK | 袴田 祐人 |
4 | DF | 郡司 昌弥→瀧澤(59分) | 2 | DF | 永戸 勝也 |
5 | DF | 田口 慎太郎→今井(67分) | 3 | DF | 宗近 慧 (Cap) |
16 | DF | 石坂 元気 | 6 | DF | 星 雄次 |
24 | DF | 池田 稔樹 | 22 | DF | 田代 雅也 |
7 | MF | 斉藤 昂太 | 8 | MF | 三田 尚希→白石(87分) |
14 | MF | 小山 大貴 | 16 | MF | 青島 拓馬 |
15 | MF | 小山 北斗 | 25 | MF | 西室 隆規 |
28 | MF | 仙頭 啓矢 | 26 | MF | 伊藤 航希 |
10 | FW | 平石 直人 | 9 | FW | 相馬 将夏→高田(73分) |
11 | FW | 佐々木 雅人→遊馬(59分) | 10 | FW | 高橋 健哉→鈴木(67分) |
サブメンバー | |||||
21 | GK | 沖野 泰斗 | 21 | GK | 富澤 雅也 |
19 | DF | 今井 裕基 | 27 | DF | 山田 将之 |
25 | DF | 瀧澤 修平 | 4 | MF | 清水 道浩 |
13 | MF | 郡司 直哉 | 5 | MF | 山口 廉史 |
8 | FW | 小島 正之介 | 14 | MF | 白石 智之 |
17 | FW | 杉山 丈一郎 | 18 | MF | 鈴木 貴大 |
18 | FW | 遊馬 将也 | 30 | FW | 高田 一輝 |
※(カッコ内)は、選手の学年、および交代した時間を表示しています。
戦評
この日のピッチは芝生が全体の半分近くはがれているなど、ボランチの西室隆規(現3)が「普段やっているサッカーができなかった」と話すほどコンディションが悪かった。序盤、ロングボール主体で攻めてくる東洋大相手に、法大はキャプテン宗近慧(経4)を中心に守備を固める。前半9分に伊藤航希(社2)がボールを奪われ最初のピンチを迎えると、その直後には相手に良い位置でのFKを献上。このFKのシュートが相馬将夏(スポ4)に当たってコースが変わり、あわや失点かと思われたがここは今季レギュラーを勝ち取っているGK袴田(現4)のスーパーセーブに救われた。
この後も法大はボールを回すものの、東洋大の激しいプレスを受け前に出ていくことができない。逆に15分にはカウンターから相手にチャンスを与えてしまうも、ここは宗近の体を張ったシュートブロックでゴールを許さず。守備陣の集中力が光った。
ここでの我慢が効き、試合は徐々に法大ペースへ。24分に三田のミドルシュートでこの日初シュートを放つと、25分には星雄次(社4)のクロスに青島拓馬(社3)が合わせ、立て続けにチャンスを作る。この後もサイド攻撃を中心に攻めポゼッションを高める法大相手に、うまくボールを保持できず苛立ちの見える東洋大はプレーに粗さが目立つようになる。37分、43分にイエローカードを受けるなど試合は荒れた様相を呈し、前半を終えた。
後半に入っても法大のペースは続く。49分に三田尚樹(現4)のドリブルから青島がシュートを放つが、これはキーパー正面。55分には西室がフリーでシュートも、枠を捉えられない。
このまま法大の流れが続くかと思われたが、12分に東洋大が選手交代をすると、ペースを握られ始める。立て続けにセットプレーのチャンスを与えピンチを招くも、ぎりぎりで粘り失点を許さなかった。
流れを変えたい法大は63分、高橋健哉(社4)に代えて鈴木貴大(経3)を投入。この交代が功を成す。69分、CKからゴール前で混戦となり、こぼれたボールを最後は鈴木が決めて先制。これで試合は完全に法大の流れとなり、77分には青島が追加点を決めて東洋大を突き放す。試合終盤、東洋大に攻め込まれ決定機を作られるが、DF陣を中心にチーム全員がプレッシャーをかけることで守りきり勝利を手にした。
ひとつ印象的だったのはを取った後も監督の口から「もっと点を取りに行け」という指示が出たことだ。「リーグ最多得点、最少失点での優勝」を目標としている今年のチームだが、その目標は飾りではなく本気で目指しているのだということが伝わってきた。今年の法大がどれだけゴールを奪い、どれだけ失点せずにいけるか。今後の試合にも期待がかかる。(安部雅人)
コメント
長山一也監督
-快勝おめでとうございます、試合の総括をお願いします
今日は守備がしっかりしていて、やられる雰囲気というのはほとんどありませんでした。今日は全体として良い守備ができていたなと思います。あとは全体として、貴大(鈴木)が点を取ったということもありますし、選手もそれぞれ役割を全うしてくれて、非常に良い試合だったと思います。
-序盤は若干ペースを握れていないようにも感じました
今日はグランドが悪かったので、リスクマネジメントをしながら環境に対応したということだと思います。そこは割り切ってやっていたので問題ではないと思います。逆に判断があってのそのプレーなのでよかったのかなと思います。
-ゴールを決めた二人について
貴大は元々能力も技術もありますし、キレとかを含め観ていて面白い選手だと思います。ただ、ゴールが奪えていなかったので今回のがきっかけとなってくれればいいかなと思います。アオシに関しては運動量が武器で、今日も凄くっ守備を頑張ってくれて、その中で多く仕掛けもしてくれました、シュートはまだまだですが。その中でもこぼれ球を狙って今日は得点にもつながりました。チームのプラスになっていますし、今後も続けていってほしいなと思います。
-次節に向けて一言お願いします
連勝はストップしましたが、引き分けた後で今日勝つことができました。優勝するチームは連勝できるチームだと思うので、今日に続き1部から来たチーム相手ですが勝利したいと思います。
鈴木貴大
-今シーズン初ゴールおめでとうございます
個人的に中々調子の上がらない状態でしたが、後半から試合に出場してやっとチームに貢献できたので嬉しく思います。こぼれ球を狙っていたので、すぐ反応できてよかったです。
-昨シーズンはなかなか出場機会を得ることもできませんでしたが、今シーズンに入り状況が変わっていると思います
監督が変わってみんなのやることが、チームの方向性が方向性が一つに向かっているのでチームがまとまっています。それもあり今年は入りが良いので、今後も連勝して2部優勝します。
西室隆規
-今日の試合を振り返って
あまりグラウンドが良くなくて、僕らが普段やっているサッカーができませんでしたが、それにうまく順応できたっていうのが、今日の勝利に繋がったと思います。
-今期に入りフル出場を続けていますが
出ている、というよりも出させてもらっているという立場なので、もっと監督の信頼を得られるように、これからも試合に出続けて結果を残していけたらなと思います。
-法大の戦術はチーム全体でプレスをかけるスタイルだが、そういう戦術でボランチは重要なのでは
守備の時は、前の選手へのコーチングや空いた時間でのコミュニケーションで改善していって、攻撃の時には、焦ってしまうような状況だったら自分たちが落ち着かせてボールを支配しようとか、ゲームを見ていろいろ考えてやっています。
-次節にむけて
今日も大事な試合で、次節も大事な試合です。全部の試合が大事だと思うので、ひとつひとつ目の前の試合に勝っていって、それが最終的にチームの目標である昇格という形になれば良いと思うので、次節も良い準備をして臨みたいです。
フォトギャラリー
- ■■■■
- ■■■■
- ■■■■
- ■■■■
- ■■■■
- ■■■■
- ■■■■
- ■■■■