• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • 【サッカー】第90回関東大学サッカーリーグ戦 第13節 対早大 法大のペースで試合を進めながらもわずかな隙を突かれ2失点完封負け。首位明大との勝ち点差は9に広がる

【サッカー】第90回関東大学サッカーリーグ戦 第13節 対早大 法大のペースで試合を進めながらもわずかな隙を突かれ2失点完封負け。首位明大との勝ち点差は9に広がる

サッカー

【サッカー】第90回関東大学サッカーリーグ戦 第13節 対早大 法大のペースで試合を進めながらもわずかな隙を突かれ2失点完封負け。首位明大との勝ち点差は9に広がる

第90回関東大学サッカーリーグ戦 第13節 対早大
2016年9月14日(水)
三ツ沢公園陸上競技場

前節、駒大に逆転勝利を収めた法大。今節の相手は、最近相性の良くない早大。試合は序盤から法大がボールを回し、ゲームをコントロールする展開ながらも早大にFKからの失点を許すと、後半序盤にも速攻から2点目を決められ、完封負け。法大ペースの試合ながらも、ゴールが遠く痛すぎる1敗となった。次節は16日(土)に龍ケ崎市たつのこフィールドで国士大と対戦する。

 
 

試合結果

トータル試合結果

0
 法政大学 
0 前半 1 2
早稲田大学
0 後半 1

得点とアシスト

時間 大学 得点者 アシスト
11分 早稲田大学 相馬勇紀   
52分 早稲田大学  中山雄希 相馬勇紀

メンバー

法政大学
監督: 長山一也

21

GK 関口亮助
2 DF 山田将之 
4 DF 柳沢拓希 
6 DF 伊藤航希 →紺野(66分)
23 DF 黒柳駿 
28 MF 下澤悠太 →渡辺悠(79分)
17 MF 武藤友樹 
24 MF

黒崎隼人 

13 FW 青柳燎汰 
14 FW 上田慧亮 →清谷(72分)
18 FW 玉田晃太郎
サブメンバー
1 GK 林翔太 
5 DF 林遼太 
7 MF 川崎雅哉 
25 MF 渡辺淳揮 
27 MF 紺野和也 
31 MF 渡辺悠貴 
19 FW 清谷陸 

※(カッコ内)は交代した時間を表示しています。

 

マッチレビュー

前節の駒大戦を制し、2位に浮上した法大。苦手な早大相手に勝利することで、首位・明大にプレッシャーをかけたいところだ。

前半序盤は、早大にチャンスが続いた。前半4分、相馬勇紀の中央突破からシュートを許すと、6分には法大守備陣のパスミスを拾った飯泉涼矢がロングシュートを放つ。早大にペースを握られていた11分、先制を許してしまう。法大はゴール前でハンドを犯し、フリーキックを取られる。このフリーキックを、相馬に直接叩き込まれた。先制を許してからは、法大がボールを保持し、チャンスを作る展開が続く。25分、武藤友樹(社3)のクロスを青柳燎汰(現2)がヘディングで合わせるもこれは枠の上。29分には再び武藤のクロスから決定機を迎えるも、間一髪のところでクリアされ、得点を奪えない。41分には上田慧亮(現3)がロングシュートを放つなど、積極的な攻めの姿勢を見せたものの、得点を奪えないまま前半を終え、リードを許して試合を折り返した。

迎えた後半。47分に鈴木裕也のクロスからチャンスを作られると、52分には早大のカウンターから単独突破を仕掛けた相馬のシュートを許す。一度は関口亮助(経3)がセーブしたものの、弾いたボールを中山雄輝に詰められ、2点目を許してしまう。2点のビハインドを負った法大は、65分に伊藤航希(社4)を下げ、紺野和也(現1)を投入し、フォーメーションを4-4-2に変更。裏を狙ったロングボールから得点を狙うも、早大の気迫のこもった守備を崩せない。試合終盤には、2点差を追う焦りからか、82分には法大守備陣の連携ミスからシュートを許し、85分にはスルーパスに反応した相馬にシュートを放たれるなど、法大らしくない守備が散見された。2点をリードする早大の守備を攻略できないまま、試合は終了。

前半序盤こそ早大のロングボールを多用した戦術に苦しめられたが、得点を許してからは法大のボールポゼッションからチャンスを作る展開が続いた。しかし、あと一歩のところで得点を奪えないでいると、後半序盤には2点目を許し、敗北を喫した。首位・明大との勝ち点差は9となり、優勝を狙う法大としてはこの敗戦はあまりに痛いものとなったが、リーグ戦はまだ長い。逆境に立たされた今こそ、法大の真価が問われる。次節の国士館大戦では何としても勝利を収め、優勝戦線に踏みとどまりたい。(赤染徳光)

監督・選手コメント

長山一也 監督

ー試合の総括を
開始10分という重要な時間に失点して、一瞬のところでやられるという話はしててそこでハンドをとられたFKでやられました。もう一つは自分たちのFKからのちょっとしたところで失点してしまいました。そこの入りのところを含めて、もっともっと隙を作らないようにしないといけないのかなと思います。あと内容に関してはやってきていることは、出来てきてて前線の関わりとかは良くなっているので、あとは足を振り切るところとかまだまだ課題なのでそこが変わってくると勝てるのかなと思います。

ー早大は前線からプレッシャーに来て、そこからショートカウンターを狙っていたと思うがその対策は
そこは逆にはがすことができれば、チャンスになると思っていたのでそこはしっかりできていだと思うんですが、やはり最後のところでシュートまで結びつければ状況は変わってたのかなと思います。まあ失点の場面以外のところはワンサイド(ゲーム)に近いようなゲームにはなっていたと思うので、自分で得点を取れるっていう選手が出てきてくれると面白いのかなと思います。やってること自体は狙い通りでサイド崩してマイナスのクロスでとかのスカウティングはうまくいってたんですが、枠にボールが飛ばないと勝てないなと思いました。

ー早大との相性は良くないですが
最近そうですね。苦手意識はないですけれど、ボール握っててサッカーに勝って勝負に負けたって感じですかね。それでは意味はないんですけど、今のサッカーをウチは崩す必要がないので、ボールを大事にしながら勝たないと意味がないと思います。ただ、やはり点を取れる選手が出てくるといいと思いますね。

ー前半のところで多くチャンスを作っていたところは、前期から見ると良くなっていると思いますが
そこをどうやって得点に結びつけるかが必要なところなので、そこが足りないところです。ただ、チャンスを作る確率は明らかに上がってきているので、やっぱりフィニッシュのところでやはり枠にどれだけ飛ばせるかというのが課題だと思います。

ー後半、選手交代でフォーメーションを変えたが狙い通りの攻撃はできましたか
青柳と玉田が真ん中にいて、紺野と清谷入れてサイドから崩して個人で打開して中にボールを入れてという状況を作りたかったんですけど、紺野は自分で突破したところもあったんですが、清谷はなかなか途中から入ると乗れないのかなというくらいパフォーマンス出せてなかったので、そこはもう少し交代でギアを上げたかったんですけど、上がりきれない部分がありました。そこは残念でしたけど、僕の判断ミスでもあります。

ー次節にむけて
やってることに対しては良かった部分の方が多かったので、どれだけ足振れるか、枠に飛ばせるかというのをまた整理して、連敗しないことが重要だと思うので。次勝てばまたリーグ戦前向きに戦えると思うので、次はしっかり勝ちたいと思います。

黒柳駿 主将

ー今日の試合を振り返って
自分たちのサッカーを貫くことはできたんですけど立ち上がりに失点してしまいました。また一瞬の隙をつかれて2失点してしまいました。そこの隙の部分で負けてしまった試合かなと思います。

ーボランチですが高い位置でプレイしている印象があります。点を取るために意識していたことは
もう1人のボランチの下澤が技術力のある選手でゲームを作ることができるので、自分は前線に対して関わりを持ってフィニッシュまで行けるように考えていてもっと動きの工夫だったり、前の人と合わせる工夫が必要かなと思います。

ーフォーメーションが途中、4-4-2に変わりましたが
まぁ4枚になって、後ろセンターバック2枚残して、サイドバックを高い位置に行かせるっていう意図だったんですけど、相手を崩す要素っていうのがまだまだ足りなかったと思います。

ー昨年、前期リーグ戦も含めて対早大戦は3試合連続無得点でしたが
苦手意識は無いです。前線からディフェンスを頑張ってくるチームなのでそれを剥がしたらチームとしては同じくらいだと思っています。なかなかそのディフェンスを崩せなくて勝てて無いです。

ーその早大のディフェンスを崩すためには
この試合もできている部分があったんですけど、下でしっかり繋いでボールホルダーに対して味方選手が関わっていけば早稲田の選手はついてこれないと思うのでやり続けたいです。フィニッシュのところで勇気持って足を振ってシュートできれば勝てるのかなと感じています。

ー次節の対国士大戦にむけて
連戦で体力的にきつい部分もあるんですけどここで勝てば勝ち越しができるので頑張りたいと思います。

上田慧亮

-試合を振り返って
早稲田っていう結構守ってくるチームに対して、早い時間帯での失点はやってはいけなかったです。あれがあったからゲーム展開も崩れてしまいました。

-今日は特にボランチから受けて展開するプレーが上手くいっているように見えました
いつも意識しているんですけど、今日は早稲田の脇のスペースが空いていたのでうまくやれたと思います。

-前線3人でのワンツー等での打開も出来ていたと思いますが
監督からも言われているんですけど、あの3人のコンビネーションは良くなっているので、そこからゴールまでのプレーをより精度を上げる必要があると思います。

-システムを途中で変えましたが、練習でも試していた形ですか
どちら共出来るようにしておけと言われていました。練習でもやっていますね。

-前節は後半の早い時間に途中交代でしたがそこから改善したことは
前節は後ろに下げることが多かったので、今節は前を向けてプレーすることを意識しました。シュートも前節は打てなかったんですけど、今日は何本か打てたのでそこは続けていきたいと思います。

-次の試合に向けて
今日明治が勝ったので、優勝するには全部勝つしかないと思っています。前線でしっかり点とって勝てるように頑張りたいです。 

 
 

 

関連記事一覧