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【アイスホッケー】平成28年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 対早大 1回戦 序盤の失点が響き開幕二連敗を喫する

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【アイスホッケー】平成28年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 対早大 1回戦 序盤の失点が響き、開幕二連敗を喫する

平成28年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 Div I-A
2016年9月11日(日)
DyDoドリンコアイスアリーナ

前日のリーグ初戦を白星で終えた法大。2戦目の相手は、公式戦ではないものの先週行われたサマーカップでも大量失点を喫した早稲田大だ。リベンジを果たすべく挑んだこの戦いは初めこそシーソーゲームとなり互角の力を見せつけていたが徐々に失速してしまう。終盤に再び追い上げを見せるも、序盤の失点が響き点差は縮まらないまま試合終了。昨年からの課題である「得点直後の失点」が多くみられ、開幕二連敗となった。

suzuki R
ノーアシストで得点を決めた鈴木

試合結果

トータル試合結果

3
(43)
2(12) 1P 4(15) 6
(33)
0(10) 2P 1(13)
法政大学 1(21) 3P 1(5) 早稲田大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。

ゴールデータ

チーム ピリ 時間 ゴール アシスト アシスト PP/PK
早大 1 09:35 21 金子立樹 7 新井遥平
法大 1 10:54 10 鈴木翔弥
早大 1 12:02 88 寺井敏博 21 金子立樹 26 青木優之介
法大 1 12:42 4 福島勇啓 29 石田和哉
早大 1 15:39 21 金子立樹 7 新井遥平 88 寺井敏博 PK
早大 1 16:21 18 羽場健太 1 矢島雄吾 17 高橋寛伎
早大 2 07:30 21 金子立樹 33 坂本之麿 26 青木優之介
法大 3 06:54 11 西口開羅 3 高橋魁人 13 松本力也
早大 3 08:53 88 寺井敏博 33 坂本之麿 21 金子立樹 PK

※PPは法大のパワープレー、PKは法大のペナルティキリングを示しています。

メンバー

SET FW FW FW DF DF
1 A 92 大野峻丈朗 A 11 西口開羅 C 13 松本力也 3 高橋魁人 2 今将駿
2 10 鈴木翔弥 23 沼田翔 29 石田和哉 14 松井洸 4 福島勇啓
3 81 工藤将一郎 71 阿部拓斗 19 三田村哲平 76 田畑秀也 18 川上朝日
4 77 岡野頌平 47 佐藤佑亮 67 志田凌大 5 松村夏海 27 小堀健祐

※GKは#33伊藤崇之が出場。控えに#25久保田雄樹。

 

戦評

第1ピリオド。立ち上がりは両チーム共に相手陣内に攻め込むも、なかなかシュートを打つまではいかない。試合が動いたのは残り10分を切ってからだった。相手のシュートが決まり0-1とされるとその直後、FW鈴木翔弥(営2)が相手のパスをカットするとそのままゴールへ。キーパーとの1対1を制しパックをゴール隅へと決めて同点とする。その後は矢継ぎ早に攻守が入れ替わる。12分にこぼれ球を押し込まれ再びリードを許すも、すぐさま同様の展開からDF福島勇啓(文1)が得点を挙げて2-2。このまま波に乗りたい法大であったが、反則を犯し相手にパワープレー(PP)のチャンスを与えてしまう。ゴール前に選手を集める法大だが、わずかな隙を突かれ失点してしまう。その後も相手の勢いを止められずさらに追加点を許し2-4で第1ピリオドを終える。

法大のキルプレー(KP)で始まった第2ピリオド。このKPを無失点で切り抜けるも、相手のペースで試合が動き、GK伊藤崇之(法2)の好セーブもあり得点こそ許さないものの、パックを持つことさえ難しい時間が続く。しかし、7分にゴール前でパスを受け取った選手をフリーにしてしまい点差広げられる。少しでも点差を縮めたい法大は12分に相手のペナルティからPPを獲得し、FWの松本力也(人4)を中心に相手ゴールに迫る。しかし早大の強固な守りを崩すことが出来ず、PPを終える。その後も幾度となくシュートを放つも得点を挙げられず第2ピリオド終了。

2-5で迎えた第3ピリオド。得点を奪いたい法大は序盤から積極的にシュートを放っていく。3分までにDF松井洸(法1)、FW石田和哉(営2)らが計5本のシュートを放ち、流れを呼び込む。すると7分、DF高橋魁人(営4)のシュートの軌道を変えたFW西口開羅(法3)がネットを揺らし3-5とする。この得点を足がかりに逆転を狙う法大。しかし、8分にPPのチャンスを与えてしまいそこからの失点で万事休す。3-6で試合終了となった。

前節に引き続きKPからの失点が大量失点に繋がってしまった今節の早大戦。さらに相手を上回る43本のシュートを放ちながらも3得点におわった。守備陣の崩壊と決定力不足が浮き彫りとなった今節。次節ではこの課題をどう克服するのか法大の真価が問われる。(山崎志馬)

 

選手コメント

FW 鈴木翔弥

―今日の試合を振り返って
昨日の開幕戦に敗れているだけに、今日は負けないとチーム全体で意気込んでいたのですが、1Pで4失点されたのが今日の勝敗の分かれ目だったと思います。

―自身の収穫はありましたか
昨日の試合で動きが悪かったので、試合前から足を動かし、ハードワークでチームに良い流れを与えたいと試合に臨んだ結果として、ゴール決められたのが良かったです。

―今季から再びウィングとしてプレーしていますが
僕自身が「センターではなくウィングでプレーしたい」とスタッフに伝えてプレーしています。センターでプレーしたとしても良いプレーができればいいなと思います。

―今季の目標は
得点にこだわって試合に臨みたいです。

suzuki R

ノーアシストで得点を決めた鈴木 

 

DF 川上朝日

―今日の試合を振り返って
得点した後にすぐ失点する形が昨日と全く一緒でしたね。追いついて入れられるという流れなので、変えていかないと勝つのは厳しいと思います。

―変えていくとは具体的に何を
守り方や入れた後のシフト。点を決めた後はシンプルに前に出すとかそういうのをやっていく。とりあえず、ブルーラインから出すっていう形をやっていかないと厳しいと思います。

―先週のサマーカップで7失点した早大に今日は6失点です。
ミドルが空いてしまうので、そこはDFとセンターで声かけてやっていけばほとんどの失点は防げたので、やっていれば勝てた試合だと思います。

―積極的な攻撃をする場面が目立ちましたね
時間が2Pの半分を過ぎていて、このままだと勝てないなと思って攻めて点を取っていい流れにしようと思ってました。

―試合後のミーティングの内容は
もっと法政の自覚を持てっていう話でしたね。

―今季へ向けた夏の練習は
システム系です。パスで崩すという形を中心にやってきました。

―肩回りが去年に比べて大きくなった印象ですが
日々ウエイトをやってこうなりましたね。

―次に向けて
優勝を目指してやってる中で次勝たないと優勝が遠くなるので、一からのスタートと考えて頑張ります。

kawakami R

川上はDFながら積極的にゴールを狙った 

 

 

フォトギャラリー

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