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【陸上】第17回日本学生ハーフマラソン選手権大会(併催:立川シティハーフマラソン)

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【陸上】第17回日本学生ハーフマラソン選手権大会(併催:立川シティハーフマラソン)

第17回日本学生ハーフマラソン選手権 
2014年3月3日 
陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園

3月2日に立川で第17回日本学生ハーフマラソン選手権(併催:立川シティハーフマラソン)が行われた。法大からは19名が出場した。新チームとして初めて臨んだ今大会。各選手としても、チーム全体としても良いスタートを切りたかったが、多くの選手が目標としていたタイムに届かず、悔しい結果に終わった。

20140303 R
黒山和嵩

試合結果

順位

全体順位 法大内順位 選手名 記録
23位 1位 ④田井 慎一郎 1時間3分37秒
25位 2位 ③関口 頌悟 1時間3分39秒
54位 3位 ②藤井 孝之 1時間4分18秒
74位 4位 ③黒山 和嵩 1時間4分28秒
76位 5位 ③岩崎 瑛 1時間4分29秒
81位 6位 ③森永 貴幸 1時間4分35秒
84位 7位 ②佐藤 和仁 1時間4分38秒
109位 8位 ③佐野 拓馬 1時間5分2秒
122位 9位 ①木村 優志 1時間5分14秒
123位 10位 ②中村 涼 1時間5分14秒

※丸数字は学年を表す

戦評

 レース後「タイムだけを見るとあまり良い結果とは言えない」と語った坪田智夫駅伝監督。その言葉の通り、全員が掲げていた目標タイムよりも1分ほど悪いタイムでフィニッシュを迎えた。また、「下から上がってくる選手もいなかった」と話すように、チーム内のタイム上位層を脅かし、新しくチーム力の底上げに貢献する選手も出て来ることはなく、多くの課題が残る大会となった。

 2月の大雪による影響で、思うような練習が出来ないまま向かえた今大会。しかし「雪は言い訳に過ぎない」と関口頌悟(社3)が言うように、同じ条件下で出場した強豪校の選手は結果を残した。なかでも、レース序盤から先頭集団を引っ張った日体の山中秀仁は大会新記録を樹立するなど、改めて強豪校との実力差を知る機会になった。
法大は今年「総合3位」を目標に掲げている。1月にシード権を落とした今年は、10月に今回とほぼ同じコースで行われる箱根の予選会に出場する。今大会で見つかった課題に向き合い、再スタートを切るチームに期待したい。(鈴木 京子)
 

監督・選手コメント

坪田智夫駅伝監督

-大会の総括をお願いします

新チームとして初めての、チームとして戦う大会だったので、いいスタートを切りたかったのですが、全員1分くらいタイムが目標よりも悪い状況という感じです。下から新しく上がってくるような選手もいなかったですね。何人かは出てくるかなとは思ったんですけど、そういったのはなく、新しい力が出てこなかったのは少し残念ですね。

-予選会とほぼ同じコースだったという点については

スタート前に、公園内に入ってからは予選会と同じコースだからそういったイメージをしなさいと言って送り出しました。予選会も試走はできますが、全力で走りこむ機会というのはないので、今回は良い経験にはなると思います。ただ、気象条件等もありますが、タイムだけを見るとあまりいい結果とは言えなかったと思います。

-チーム力の底上げという面については

(もともとの力が)上の選手はそれなりに走ってくれたのですが、やはりそこに踏み込む選手が1人2人といないと中々競争意識も生まれないですし、昨年の4年生が4名抜けているのに対してそこをまだまだ埋められていないというのが現状ですね。

-改めて今年一年間に向けて意気込みを

今年は「総合3位」というのを目標に掲げていますので、なんとかそこに近づけるように努力をしたいと思います。言い訳になってしまいますが、一番練習をしたかった2月に大雪の影響で思うような練習ができませんでした。そういったことが今回の結果にも表れてしまっていると思いますので、もう一回改めてしっかりリスタートを切って、また春に向けていい結果を出せるチーム作りをしていきたいと思います。

-2月は合宿が中止になるなどしたのか

合宿は元々毎年やっていません。ですが、強化練習という形で大学に残って練習を行いたかったのですが、全くスケジュールが崩れてしまったので。雪かきで一日終わることが4,5日続いたと思ったら、また大雪にはばまれる形で。ただ、そういった状況でも結果を出さなければいけないので。選手の中には言い訳にしてスタートを切った者もいるかもしれませんが、そういった選手はやはり大きな舞台では戦えないと思いますし、そういった(メンタルの)部分も修正していかなければいけないのかなと思います。

関口頌悟(社3)

-今大会の総括をお願いします

自分個人としては上位、優勝を狙っていた中でこのような結果になってしまったので、まだまだ力不足だなと、大会に向けての心構えが不足していたなと痛感しました。チーム全体としても、目標タイムを達成した選手が多くなかったので、箱根が終わってからの1月2月の取り組みというのが甘かったのかなというのが如実に表れた大会でした。

-熊日のときに比べてコンディションはどうか

熊日の時に比べれば上がってきていたので、その中で勝負をできるかなと思っていました。ただ、熊日の時の状態があまりにも悪かったので、そこを基準に考えてしまった自分の甘さも出ていたのかなとも思います。

-雪の影響でしょうか

それは関係ないですね。そんなのは言い訳に過ぎないので。他大学のメンバーも同様の状況でやっていますので。日本全国大雪でしたから。

-今回は予選会とほぼ同じコースでした。関口選手自身は一昨年の予選会でチーム2位だったこともあり、コースに対して好印象なのではないか

久々に走ってみた中で、どこがきついかというのを改めて痛感しました。今年は残念ながら予選会があるので、また、想定し直して取り組みたいと思います。

-西池選手がいない中でどのようにチームの統制を図っているか

西池は、一応練習はできているので、ただその中でまだ完璧な状態ではないということで出場していないだけです。なので、練習にはいてくれて、空気を作ってくれているので、僕がタイムなどの面で背中で引っ張って行っている感じです。彼がいなくてもしっかりと戦っていかなければいけないチームなので、そこは気にせずやっています。

-今後に向けて改めて一言お願いします

今回改めて詰めの甘さ、実力の無さというものが露骨にあらわれてしまったので、もう一度意識を改めたいと思っています。今回、駒澤大学さんや早稲田大学さんなど箱根の上位行の実力がどのようなのかというものを肌で感じたので、それをフィードバックしてチームをより高めていきたいと思います。

藤井孝之(経2)

-レースを振り返っていかがですか
 
目標は64分をあわよくば切りたいと思っていましたが、叶わなかったので悔しいです。ハーフを走る機会が少ないので、この一回は大事にしたかったです。ちょっと惜しい結果になってしまいました。でも、今回チーム内の順位が良かったので、もし関カレでハーフや他の種目に選んでいただけるなら、そこで挽回したいと思います。そこで、また正式ユニホームを着て、法政の中でアピール出来たらと思います。
 
-コンディションはいかがでしたか
 
自分では良い悪いがよく分からないです。というのも、外周でウッドチップを使った練習をしていますが、昔からクロカン練習やウッドチップを走る練習が苦手で、Aチームの練習についていけませんでした。なので、そのような練習の時はBチームの練習に落としていました。それだと練習は出来るんですが、それもまた煮え切れなくて、自分の中にもやもやしたものがありました。なので、コンディションは全然分からなかったです。
 
-監督からの指示は
 
特にありませんでしたが、自分の目標に向かって頑張れと。レース中に、予選会はここからだ、と声をかけてもらいました
 
-今日のレースで得た収穫や課題は
 
攻める走りや、前の選手を追うことを得意としているので、そういった自分らしい走りは出来たと思います。
課題はラストです。これは一年生の時からずっと課題にしていることなので、スタミナと走り方を養っていきたいと思います。
 

岩崎瑛(経3)

-レースを振り返っていかがですか

目標タイムに一分くらい届かなくて悔しいです。

-コンディションはいかがでしたか

いつも通りで、緊張しなかったです。おかげで、落ち着いて走ることが出来ました。

-具体的なレースプランはありましたか

10㎞まではメンタルを大事にして走って、そこから15㎞までは攻めの走りを。それ以後はきついのを我慢して、死ぬ気で走ろうと思っていました。

-監督からの指示は

レース中に、どんどん行けと言われました。 

-今日のレースで得た課題は

まだ自分は心が弱いです。上には上がいるので、頑張ります。

 

フォトギャラリー

  • 20140303 R黒山和嵩
  • 201403032 R岩崎瑛
  • 201403033 R木村優志
  • 201403034 R森永貴幸
  • 201403035 R佐藤和仁
 

 

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