• HOME
  • 記事
  • 陸上
  • 【陸上競技】天皇賜杯第88回日本学生対校選手権 3、4日目 400mH豊田&800m松本が関カレに引き続き優勝を果たす!!

【陸上競技】天皇賜杯第88回日本学生対校選手権 3、4日目 400mH豊田&800m松本が関カレに引き続き優勝を果たす!!

陸上

【陸上競技】天皇賜杯第88回日本学生対校選手権 3、4日目 400mH豊田&800m松本が関カレに引き続き優勝を果たす!!

天皇賜杯第88回日本学生対校選手権
2019年9月14日(土)、15日(日)
岐阜メモリアルセンター長良川陸上競技場

 学生日本一を決める日本インカレも後半戦を迎えた。各校のプライドをかけた熱き戦いが繰り広げられる中、豊田と松本が関カレに引き続き優勝を果たし圧倒的強さを見せつけた。

S  448659463 R
世界陸上日本代表に選出された豊田

種目別結果

種目 ラウンド 選手名 記録 順位
男子200m 予選 1 樋口一馬 21秒55(-0.1) 4着
7 山路康太郎 21秒41 (-0.5) 3着
男子800m 予選 1 松本純弥 1分51秒68 1着
決勝 2 松本 1分51秒91  2着
決勝 松本 1分52秒17 1位
男子110mH 準決勝 1 吉間海斗 13秒96 (+0.9) 4着
1 樋口陸人 14秒06 (+0.9) 5着
2 横地大雅 14秒25 (-0.8) 4着
決勝 吉間 13秒99 (-0.5) 6位
樋口陸 14秒12 (-0.5) 7位
男子400mH 予選 3 高田一就 50秒48 2着
4 豊田将樹 50秒20 1着
準決勝 1 豊田 50秒01 1着
2 高田 50秒47 2着
決勝 豊田 49秒39 1位
高田 50秒39 3位
男子三段跳 決勝 秋山裕樹 15m19(+2.5) 17位
男子4×400mR 予選 4 樋口一 3分8秒66 2着
奥田信太郎
江藤拓都
高田
女子200m 予選 1 田植晶子 24秒96(-0.7) 4着
女子400mH 予選 2 樋口夏美 1分5秒57 8着
女子4×400mR 予選 1 柴田絹子 3分50秒56 3着
田植
宮治河奈
樋口夏
 

戦評

 男子200mには、樋口一馬(3)と山路康太郎(1)が出場。樋口は21秒55で1組4着という結果に終わった。大学ラストイヤーとなる来年に巻き返しを図る。山路は21秒41で7組3着。準決勝進出タイムが21秒38だっただけに惜しい結果だった。走るごとに調子を上げてきている山路。来年はどんな走りを見せるのか注目だ。

S  448569348 R
山路の今後の成長が鍵となってくる

 男子800mに松本純弥(1)が出場。予選、準決勝共に序盤は周りの選手の後ろに着いて行き、400m通過地点から一気に加速して上位でフィニッシュ。松本らしい余裕のあるレース展開で決勝まで駒を進める。迎えた決勝。同レースには松本が意識していたと話す、今年の関カレ800m決勝を競い合った西久保達也(早大)や、今大会資格記録ランキング1位の花村拓人(関学大)も出場。レベルの高い選手が顔を並べた決勝だったが、唯一の下級生の松本は臆することなかった。「スローペースになっていたら攻めていく予定だった」と話したように、いつもはラスト400mから追い上げていくレース展開を繰り広げる松本だったが、今大会の決勝は中盤から集団の先頭の方を走る。ラスト100mで2着であった瀬戸口大地(山梨学院大)と接戦を繰り広げるが、0.7秒差で競り勝ち関カレに続き見事優勝。「自分でプレッシャーをかけて走るタイプなので、周りからのプレッシャーは気にならない」と流石王者の風格。今後の目標は日本選手権で優勝すること。この1年大輪の花を咲かせた松本。来年以降も活躍に注目が高まる。

S  448643084 R
圧倒的な強さを見せつけた松本

S  448569380 R
110mH勢は惜しくも表彰台を逃す

 男子400mHには豊田将樹(4)と高田一就(4)が出場した。持ちタイム49秒台の実力のある2人は、安定した走りで余裕を持って予選を突破。準決勝では、横一線に並び競り合う場面もあったが、しっかりと着順で上位フィニッシュし、決勝進出を決めた。迎えた決勝レースでは、早い段階で豊田、高田と名古屋大の小田将矢の3人の先頭争いに。最終コーナー辺りで、後半の追い上げが持ち味である豊田が一気に先頭に立ち見事優勝。高田は、力を振り絞り小田とし烈な2位争いを繰り広げるも、あと一歩及ばず3位でフィニッシュした。惜しくも狙っていたワンツーフィニッシュとはならなかったものの、最後の全カレで2人そろって表彰台に上った。これまで学生の最前線で競い合ってきた2人。今後も、さらなる上のステージでの活躍に期待がかかる。

S  448561182 R
東京五輪出場なるか

 男子4×400mリレーは、樋口一馬(3)、奥田信太郎(3)、江藤拓都(4)、高田一就(4)の上級生たちが挑んだ。各組1着と、記録での上位3チームが決勝へと進出する。各チームの力が拮抗し合う中で法大は4番手でレースを進める。3走の江藤は怪我を押しての出場だったが見事にトップで高田にバトンを渡した。東洋大学とのトップ争いは惜しくも0.1秒差で敗れ、決勝進出も果たせなかった。悔しさをバネに来年は個々の力を伸ばしリベンジを誓う。

 男子三段跳びには秋山裕樹(1)が出場。1本目は助走が合わずに記録なし。入賞には15m代後半が標準となってくるが、2本目は14m92、3本目は15m19と記録を伸ばすことができずに跳躍を終える。1年生ながら全カレに出場した秋山。経験値を貯め、来年以降の活躍に期待だ。

 S  448520275 R>
怪我をしながら出場した江藤

 女子200mは田植晶子(3)が100mに続いて準決勝進出を目指した。本人が課題にあげていた後半上手く伸び切れず、24秒96(-0.7)で予選敗退となった。今シーズンは好調だった田植。しかし、今大会では自分の走りができなかったと語った。来年は自分の走りをして、決勝進出を目指す。

 女子400mHに出場した樋口夏美(1)。序盤からハイペースでレースが進み、その波に乗りたいところだったが遅れを取ってしまう。後半に追い上げを見せるも序盤の出遅れが響き、前を捉えられず予選敗退となった。今大会1年生ながら4種目に出場した樋口。今回はほろ苦い結果に終わったが、この経験を糧に来年以降の活躍に期待がかかる。

 女子4×400mリレーは柴田絹子(1)、田植晶子(3)、宮治河奈(2)、樋口夏美(1)でバトンをつないだ。レース序盤は先行するチームとは、やや差が開いていたものの、徐々に差を詰めて4番手でバトンを貰ったアンカーの樋口がゴール直前でかわし組3着でゴールした。4人が最後まで諦めずに走り切り来年につなげる走りを見せた。今後は、1人ひとりが走力を上げて来年リベンジを果たす。(近藤のぞみ・髙橋尚輝・守本咲希・山岡菜月・根本成)

 S  448569391 R
下級生ながら健闘の走りをみせた

選手インタビュー

 苅部俊二監督

―今大会の総括をお願いします
短距離が得点を取ることができなかったし、自己ベストを更新できた選手も110mHの横地だけだったので寂しい結果だったと思います。

―100mでは桑田選手が怪我の状態でも準決勝に進みました
桑田は脚の状態が不安だったのでその中では良くやってくれたなと思います。本当はリレーにも使いたかったんだけど脚の状態が悪くて使えませんでした。こういう大きな大会にしっかりと調整できないのはこれからの彼の課題だと思います。また、彼は脚に負担がかかる走りをしているので、そこの所を修正していって、まだまだいける選手なので次に期待したいと思います。

―-4継は5位という結果でした。上位チームとの実力の差はありましたか
ありましたね。上位の筑波、順天堂は強かったです。中央も強いので4番、5番あたりがうちのチームの今の実力だと思うので実力通りの結果だとは思いますね。上のチームは大学院生を使えたりと有利な点もあるんだけど、そういう所は言っていられないんで、その中でも上位に入って行くために一人ひとりの走力を上げて38秒台で戦えるようにしていかないけないと思います。今回は力不足だったと思います。

―江藤選手が怪我の中で両リレーを走りました
江藤はウォーミングアップ中に不慮の事故があって脚を痛めてしまったので、力のある選手だったので残念でした。200mの方も決勝に残ることを目指してやってきていたので、かわいそうというか残念だったと思います。

―女子選手はどうでしたか
女子は力的に田植が決勝に残る力はあったのですが、少し発揮できなかったですね。リレーの方は4継が少し力を出せなかったですね。マイルに関してはタイムはちょっと悪かったですけど、条件を考えれば、しっかりとレースはしていましたし、あの組で戦っていたので評価できると思います。若いチームでスポーツ推薦の子はいないので女子はこれからという感じですね。

―豊田選手が世界選手権の代表になりました
豊田は今年よくやってくれていると思います。今大会前は少し調子を崩していたんですがしっかりと合わせてくれて、今日のタイムもいいし世界選手権に向けてのいいリハーサルにもなりました。世界選手権では悪くても準決勝には行きたいなと思います。

―短い期間ですが修正していく部分はありますか
今は歩数の所を修正していきたいと思っています。本人と話をしながらやっていきたいです。今大会は予選、準決勝、決勝で歩数を変えましたし、もう少しやりたいこともあるので、それがやれるかどうか世界選手権に向けて見ていきたいと思います。

豊田将樹

―決勝レースを振り返って
一番調子のいい時はもう少し前半から積極的に行けていたのですが、今回はあまり前半から行けなくて、それでも自分の持ち味である後半はしっかりできました。最低限、自分の持ち味は出せたかなという感じです。

―今大会に向けてのコンディションはいかがでしたか
調子は上がってきていたので、タイムを狙っていこうと思っていたんですけど、思ったタイムには届きませんでした。

―今後の改善点は
世界で戦うとなると、前半のスピードをもっと上げないといけないなと思います。置いていかれたらそこでレースが終わってしまうようなものなので、スピードを上げつつリラックスしながら前半いかに速く走れるかが僕にとっての課題かなと思います。

―世界選手権の内定が決まりました
来年東京オリンピックがあるので、その標準を切りたいのと、1つでも上のラウンドで戦えるようにしていきたいと思います。

―4年間の陸上生活を振り返って
正直3年までは何にもできなかったという感じなのですが、最後の年に開花できたといいますか、結果を残すことができたので、終わりよければ全てよしという感じです(笑)。

―法政大学でよかったと思うことはありますか
ハードルとしては環境に恵まれすぎていることですね。苅部先生をはじめ、OBの岸本(鷹幸)さんや前野(景)さんといった400mHのレジェンドの方々がいる素晴らしい環境の中で、ハードルをやらせていただいているということが、法政に入ってよかったことかなと思います。

―共に競い合ってきた高田選手にかけたい言葉は
来年の日本選手権でワンツーに入って、一緒に東京オリンピックに出たいなと思います。

―応援してくださる方々へ一言
法政関係者の方々の応援であったり支えのおかげでここまで来れたと思うので、本当に感謝しかないです。ありがとうございます。

高田一就

―3位という結果を振り返って
勝ちたいという気持ちがあり、勝ちにこだわり前半から攻めたレースを展開したのですが、2位と1位の選手の方が一枚二枚上手だったのかなというのが率直な感想です。

―この大会に向けての調子は
1個前のワールドチャレンジで自己ベストを出していたので、良い調子では来れていたと思います。

―決勝レースで意識したこと
前半から攻めて、最後逃げ切るというのが自分のレース展開なので、5台目までをトップで通過することを意識しましたし、そこで外にいる小田(将矢:名古屋大)さんと豊田(将樹)をしっかり抜いて8台目の直線をトップで通過して逃げ切るということを意識しました。

―今後について
陸上は続けていきたいと思います。

―大学4年間を振り返って
インカレは大学1年生のときに、優勝してて、そこから2年、3年と外してしまって、豊田とワンツーしたかったのですが、(最後の年に)表彰台には乗れたので最低限の結果は出せたかなと思います。

―法政大学で良かったこと
関カレで豊田とワンツーできたことは凄く良かったです。

―共に競い合ってきた豊田選手にかけたい言葉は
4年間、ほとんど一緒のタイムできて、豊田と一緒にやっていなかったら今の自分はないですし、豊田と一緒に練習からアドバイスし合ったりしてたので、自分は高め合えたと思っています。『ありがとう』と言いたいです。

―応援してくださる方々へ一言お願いします
関東インカレも全日本インカレも個人としては不甲斐ない結果に終わってしまったのでが、それでも応援してくださる方々だったり、支えてくださった家族、チームメイト、監督、コーチのおかげでこのような結果が出せたので、感謝しています。

直野孝斗

―先日100mで自己新記録を更新されましたが今大会に向けての調子はいかがでしたか
全カレで個人の標準タイムを切ることができなかったのですが、自分の中では調子が上がってきていたので、走らせてもらえるなら4継に出場できたらいいなと思っていました。結果5位で入賞できたので、貢献できたかなという感じです。

―予選では1着通過でした
予選では、スタートで浮いてしまったので個人としてはあまり良くなくて、監督とも話し合ってそこを徹底して決勝に臨みました。

―決勝レースを振り返って
予選の全体のレベルが高かったので、予選通りやっても勝てないということで、バトンパスの歩幅を広げて臨みました。失敗しても仕方ないという感じで攻めたバトンをしようという話をしました。予選より良いタイムがでたのでよかったです。

―レース前にチーム内で話し合ったことは
38秒台を狙えば上位に食い込めるという話をしていました。結果それはできませんでしたが、そこは来年、好調の桑田とか、勝瀬がまた帰ってくれば狙えると思うので期待したいです。

―今大会で引退となりますか
今後はあと1本走れば引退なので、そこで自己ベストが出せればいいかなと考えています。

―市ヶ谷キャンパスということで苦労した部分はありましたか
両立するのには苦労しました。授業が終わってすぐ練習に向かわないと行けないのですが、移動だけで2時間かかるので、そこは本当につらかったです。特に1年目は環境に慣れるのが大変でタイムも11秒4とかだったのですが、そこから頑張れたのはよかったと思います。

―逆にプラスになった点は
精神的な面は鍛えられたと思います。1年目は色々ときつかったですが、そこをやってやろうという精神で2年からどんどんベストを上げていけたので、1回沈んだ分そこはよかったかなと思います。

―4年間の競技生活を振り返っていかがですか
全体的に見れば完璧だったといいますか、悔いはなかったです。個人的には納得いかない点もありましたが、最後まで4継で決勝の舞台で走れたのは、最初の頃から考えれば良かったんじゃないかなと思います。

江藤拓都

―個人では200mは棄権されましたが、体の状態はどうでしたか
4継のアップのときに他大の選手とぶつかりそうになって、急にブレーキをかけたときにハムを痛めてしまって、実際に4継を走って悪化させてしまいました。200mの前もアップはやっていたんですけど、アップの段階で200mは止めてマイルに専念しようという話になりました。

―この試合に向けての練習状況はどうでしたか
調子はあまりよくなかったんですけど、戦っていける状態までは調子は上がっていました。200mも決勝を狙える位置にはいたと思うんですけどアクシデントが起きてしまいました。

―4継は5位入賞を果たしました
あわよくば38秒台を狙っていたんですけど、やはり個々の走力とバトンの技術的な面で少し足りなかったと思います。今の状態ではそれ以上、順位を上げることは難しかったと思いますし、悔しい結果ではありますが、この結果を受け止めたいと思います。

―マイルでは4位から先頭まで上がる走りをしました
足の状態が悪くて、スピードを上げるのが怖くて、前半も後半も全力を出し切れなかった中で最低限の仕事ができたことは個人的には良かったですけど、自分がベストな状態だったら決勝に残れたかもしれないというのを考えると申し訳ないとい気持ちがあります。

―今後、競技は続けていきますか
続けていきます。

―今後の目標は
これから何年続けていくかは分からないですけど日本代表になることを目標としているので徐々に自己ベストを更新していって、上の世界でのレベルで戦っていければいいと思います。

―法政大学で良かったことは
ユニホームがかっこいいことです。

松本純弥

―優勝おめでとうございます。今のお気持ちは
勝ち切れたので良かったです。

今年の関カレを優勝したということで、周りからのプレッシャーは
元々自分にプレッシャーかけて走るので、勝てると思って走ったので特に無いです。

―今日の決勝は中盤あたりから先頭の方を走っていました。いつものラスト400mから追い上げているレース展開とは違いました。何か意識したことは
スローペースになっていたら、元々ああいうレース展開をしようと決めていました。スローだったら前の方でレースを作って、ラスト200か100のどちらかで勝負しようと思ってたので、それまではついて走って行ったほうが楽なのでそうしました。

―決勝前、監督からかけてもらった言葉は
「しっかり勝てよ」と言われて、頑張ろうと思いました。

―意識していた選手はいますか
西久保(達也、早大)さんと花村(拓人、関学大)さんを意識していました。ハイペースになったら西久保さんも花村さんも速いし、ラストになったら西久保さんはかなり強いので、まあしっかり最後2人に勝てたので良かったです。

―今後の意気込みをお願いします
大学(部門で金メダルを)獲ったので、日本選手権で優勝できるように頑張ります。

吉間海斗

―今大会に向けての状態はいかがでしたか
1週間ぐらい前まで調子が悪かったのですが、何とか合わせられたという感じでした。納得のいかない結果になってしまい悔しいです。

―今大会に向けて重点的に行ったことは
冬にハードルを結構飛んで、ハードル技術を磨いてこれて、うまくできてきているところです。今後は走力やスピードを上げていきたいと思います。

―決勝レースを振り返って
前半は今日にしてはいけた方だと思うのですが、後半動きが固くなってしまって止まってしまったので、いつもの持ち味が出せ切れなかったのが悔しいです。

―横地選手も1年生ながら準決まで残りましたが、吉間選手から見ていかがですか
僕は1年生の時、この大会に出れていないので結構期待がありますね。来年もまた3人残っているので、3人で決勝に残りたいです。

―ラストイヤーに向けての意気込みをお願いします
来年は東京オリンピックの年なので、日本選手権に出て、いつも一緒に練習している法政のOBの方たちともいい勝負をしたいと思います。

田植晶子

―100mの予選は12秒14(-0.7)という記録でした。このタイムについてはどうですか
実力不足というか、調整も上手くできていなかったなというタイムです。

―予選から準決勝にかけて修正した部分はありますか
帰省期間が終わった8月の終わりくらいから走っていて体重が上手く乗っていない感覚がありました。その部分を修正しよう練習で意識していたんですけど、この全カレまでに直すことができず自分の中では予選、準決勝ともにいい走りができなかったと思います。

―決勝進出ラインは12秒13でした
自分の本当の力を出せたら狙えたラインだったので本当に悔しいですし、来年はしっかり課題をしっかり修正していって決勝に行けたらいいと思います。

―課題は見つかりましたか
今、体のバランスがよくなくて、姿勢もいい方ではないので、そこの所をしっかり直していって体重が乗った自分のいい状態の走りをしていきたいです。後はレースの後半が伸びないので、練習で250mなどの少し長めの距離でスピードを上げる練習をして頑張っていきたいです。

―マイルリレーの予選はどう受け止めてますか
チームとしては3分47秒あたりのチームベストを狙っていたんですがそれは達成できなかったdす。でもチームの雰囲気としては全国の舞台で組で3番でゴールでき、レースにおいても徐々に順位を上げていって、個人個人が自分の力を出せたとは言えませんが楽しめた部分が大きかったのでそれは良かったです。

―今シーズンは関東インカレでも入賞を果たし好調でした。来シーズンの目標はありますか
今年はシーズン前の冬から春にかけての練習がしっかり積めており夏も序盤はいい練習ができていました。しかしそれが生かせなかったので、もう少しコンディショニングの面を磨いていきたいですし、まだまだスピードの面でも全国で勝負できるレベルではないので体力面も含めて全てを向上していけたらいいと思います。

 

フォトギャラリー

  • S  448569348 R今後チームを引っ張っていくだろう山路
  • S  448569380 R110mH勢は表彰台を逃す
  • S  448659463 R東京オリンピックにも期待がかかる
  • S  448659461 R今後も競技を続ける高田と豊田
  • S  448643084 R優勝を飾った松本
  • S  448520272 R予選と準決勝は余裕に通過
  • S  448520275 R強豪相手に粘るマイルメンバー
  • S  448569391 R今後の女子の活躍に期待
 

関連記事一覧