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【硬式野球】開幕から2カード連続勝ち点も一転… 東大にまさかの2連敗で2017秋以来勝ち点落とす/東大2回戦

東京六大学野球2026春季リーグ戦 東大2回戦
2026年5月10日(日)
神宮球場

前日の1回戦では、接戦の投手戦を落とした法大。勝ち点獲得へ後がない状況で迎えた2回戦は、初回に片山悠真(文4=八王子学園八王子)の適時二塁打で2点を先制し、幸先の良い立ち上がりを見せた。しかし、直後に1点を返されると、3回に追加点を挙げながらもその裏に同点へ追いつかれる苦しい展開に。その後も東大打線の勢いを止めることができず、法大は終始追いかける展開を強いられた。8回表には無死満塁の好機をつくるも、あと一本が出ず1得点止まり。流れを引き寄せきれないまま試合は終了し、法大は5―8で敗戦。17年秋以来となる東大への勝ち点献上となった。

試合後の大島監督、高村助監督、細井部長

試合結果

トータル試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
法大 2 0 1 0 0 0 1 1 0 5 11 0
東大 0 1 2 2 2 0 1 0 × 8 13 1

(法大)菅井、山崎、●針谷、富田、名取ー土肥
(東大)江口、○中根、小山、佐伯、池田ー明石

[本塁打]
法大:なし
東大:長谷川 1号2ラン (3回 菅井)

打撃成績

打順 位置 選手 打数 安打 打点 四死球 打率 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
1 (9) 5 2 0 0 .429 遊安 右飛 空三振 投ゴロ 一安
2 (D) 井上和 3 1 0 2 .333 空三振 故意四球 四球 二ゴロ 左安
3 (8) 藤森 3 0 0 2 .214 四球 右直 空三振 投ゴロ 四球
4 (7) 片山悠 5 3 3 0 .290 左2② 右安 左安 二ゴロ 一ゴロ①
5 (2) 土肥 5 1 0 0 .304 中飛 中安 空三振 三ゴロ 見三振
6 (4) 奥村 4 1 0 1 .429 四球 右安 遊ゴロ 左飛 三ゴロ
7 (5) 金谷 4 2 0 1 .296 遊飛 死球① 三安 右2 左飛
8 (3) 西村 1 0 0 1 .000 四球 空三振
H3 中村騎 3 1 1 0 .261 見三振 右安① 中飛
9 (6) 深谷 1 0 1 1 .000 捕犠打 死球 中飛
H6 熊谷 2 0 0 0 .222 二ゴロ 左飛

投手成績

球数 打者 防御率
菅井 2 0/3 50 11 2 1 3 3 3.48
山崎 0 1/3 12 3 1 0 1 0 0.00
針谷 1 2/3 40 10 3 3 2 4 6.75
富田 3 67 15 7 3 0 1 5.63
名取 1 26 3 0 1 0 0 5.40

ベンチ入りメンバー

10 藤森康淳(営4=天理) 27 土肥憲将(キャ4=鳴門) 6 金谷竜汰(法4=東海大菅生)
18 針谷隼和(営4=桐光学園) 28 川崎広翔(営4=日大三) 2 熊谷陸(人3=花巻東)
13 山崎隆之介(法3=横浜) 42 井上和輝(法2=駿台甲府) 47 大高拓磨(法2=聖隷クリストファー)
15 名取由晃(経3=川越東) 7 深谷謙志郎(文4=東海大相模) 1 片山悠真(文4=八王子学園八王子)
19 菅井颯(営3=日大山形) 4 中村騎士(営3=東邦) 5 西凌矢(法4=広陵)
21 櫻田朔(法2=青森山田) 43 野上大耀(文2=大分舞鶴) 32 豊田凌平(法3=鳴門)
12 秋田康介(法1=大分舞鶴) 35 奥村凌大(営1=横浜) 26 境亮陽(営2=大阪桐蔭)
24 富田櫂成(営1=帝京大可児) 37 西村大和(法2=報徳学園) 50 豊田明平(文4=法政)
22 中西祐樹(法4=木更津総合) 45 田西称(キャ1=小松大谷) 51 廣瀬凜人(社4=春日部共栄)

戦評

昨日の負けで、勝ち点奪取に向けて落とせない一戦。昨日の投手戦から一転、この日は序盤から点の取り合いとなる打撃戦がとなった。

1回の表、先頭の境亮陽(営2=大阪桐蔭)が投手のグラブを弾く内野安打で出塁。3番・藤森康淳(営4=天理)が死球を選び、1死一、二塁と好機を演出する。迎えた4番・片山悠真(文4=八王子学園八王子)が左越えの適時二塁打を放ち、走者2人が生還。法大が幸先よく先制に成功した。先発・菅井颯(営3=日大山形)は初回、四球で走者を背負うも落ち着いた投球を見せ、無失点で切り抜けた。

2点のリードを守り抜きたい法大だったが、2回裏。この回先頭の明石健(4年=渋谷幕張)に右中間を破る三塁打を浴びる。続く6番・福井克徳(2年=開成)の二ゴロの間に三塁走者が生還し、1点を返される。

3回表、4番・片山が右前安打で出塁するも、盗塁死。しかし、5番・土肥憲将(キャ4=鳴門)の中前安打、6番・奥村凌大(営1=横浜)の右前安打で再び好機をつくる。さらに7番・金谷竜汰(法4=東海大菅生)が死球を受け、2死満塁とチャンスを拡大。8番・西村大和(新法2=報徳学園)はフルカウントから空振り三振に倒れるも、9番・深谷謙志郎(文4=東海大相模)が押し出しとなる死球を受け、1点を追加。なおも2死満塁と好機が続いたが、相手投手の粘り強い投球の前に1番・境亮陽(新営2=大阪桐蔭)が空振り三振。好機を演出しながらも、追加点は1点にとどまった。

その裏、先頭の伊藤滉一郎(4年=県立千葉)に四球を与え出塁を許すと1番・長谷川に左翼スタンドへの2ラン本塁打を浴び、同点に追いつかれる。2番・小村に対しても四球を与えたところで法大は投手交代。2番手にはリーグ戦初登板となる山崎隆之介(法3=横浜)がマウンドにる。しかし、4番・荒井慶斗(3年=宇都宮)の中前安打と四球で1死満塁とピンチが拡大。ここで再び法大は継投に動き、3番手に針谷隼和(営4=桐光学園)が登板する。針谷は、後続を三振に仕留め勝ち越しを許さなかった。

同点に追いつかれ、再び勝ち越しを狙いたい法大だったが、4、5回は走者を出しながらもあと一本が出ず、無得点に終わる。

一方の守備では、4回裏に2死から2番・小村旺輔 (4年=私立武蔵)、3番・秋元諒(3年=市川)に連打を浴び、2点を失い勝ち越しを許す。さらに5回裏には、5番・明石の左前安打や四球などで2死二、三塁のピンチを招くと、9番・伊藤に適時二塁打を浴び、この回も2失点。法大は5回途中から富田櫂成(営1=帝京大可児)をマウンドへ送る継投策に出るも、東大打線の勢いを止めることができなかった。投打がかみ合わない苦しい展開となり、法大は4点を追う形で試合を折り返した。

6回、法大の攻撃は三者凡退に終わり、回を跨いだ富田は2死一、三塁のピンチをつくるも凌ぐ。
依然4点差で迎えた7回、2死から7番・金谷が右中間を破る二塁打を放つと、5回に代打で代わった8番・中村騎士(営3=東邦 )が右前適時打で1点を追加する。
しかしその裏、先頭に中前安打、ゴロで1死二塁とされ、1死ののち右前安打を浴びると2死一、三塁から右前適時打で1点をかえされ、点差は戻る。

8回裏、法大は、先頭の境が一塁への内野安打、2番・井上和が左前安打でつなぎ、3番・藤森は四球を選び無死満塁の好機をつくる。4番・片山悠の一ゴロの間に1点をかえすも、2者残塁でこの回は終了。
その裏、5番手に登板した名取由晃(経3=川越東)はこの回を3人で終える好投も、最終回に反撃はかなわず、敗戦。

投手陣は大炎上、打線は13残塁で幾度もの好機を活かせず、完敗。まさかの2連敗で東大に対し17季ぶりの勝ち点献上となった。
(記事:寺地愛歩、印南空音)

選手インタビュー

藤森 康淳 主将

ーー東大に対して17季ぶりの勝ち点献上という形になったが、このカードを振り返って
まず、応援してくださっている方々に申し訳ない気持ちが一番大きいです。
東大さんの粘り強さだったり、勝ちへの執念をすごく感じたカードでしたし、自分たちがやるべきことを徹底し切れなかった結果だと思っています。
主将として、この結果を重く現実として受け止めたいと思います。

ーー昨日の負けから今日に向けて、チーム内ではどのようなことを共有してきたのか
下を向いていても何も変わらないので、もう一度法政らしく、全員で泥臭く戦おうという話をしました。
技術どうこうよりも、プレー以外のところを全力でして、まず東大さんより上回ろうと話をしました。

ーーご自身もここまで苦しい打席が続いていますが、けがの影響もあるのか
それを理由にはしたくないです。 グラウンドに立っている以上、結果を求められる立場ですし、今は何とかチームの勝ちにつながるプレーをしたいという思いでやっています。ただ今のままではチームに迷惑をかけてばかりなので、まずは慶応戦にむけてなんとかいい状態に持っていけるように努めます。

ーーまだ優勝の可能性は残っているが、次カード、慶大戦に向けてどのように向かっていくか
可能性がある以上、最後まで法政らしく全力で戦い抜きたいです。 このまま終わるチームではないと思っていますし、もう一度全員で覚悟を持って、まずは慶應戦にぶつかっていきます。

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。

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