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【バレー】 春季リーグ戦 対中央大 強豪相手に健闘も、ストレート負け

バレーボール 

【バレー】 春季リーグ戦 対中央大 強豪相手に健闘も、ストレート負け

春季関東大学男子1部リーグ戦 中央大学
2014年5月11日(日)
日体大健志台キャンパス米本記念体育館

昨日全敗中の筑波大にフルセットの末勝利を収めた法大。その一方で、第4週、2戦目の相手は全勝中で勢いに乗っている中大。強烈なジャンプサーブと若い力が武器だ。そんな強豪中大の勢いを止めることはできるのか・・・

20140511 R
中大の攻撃に苦戦

試合結果

トータル試合結果

0
法政大学
24 1セット 26 3
中央大学
24 2セット 26
20 3セット 25
4セット
5セット

法政大学スターティングメンバー

選手名 学部/学年 ポジション
#5 久保田 雅人 営4 レフト
#1 村上 竜也 営4 センター
#7 木村 築 デ工4 ライト
#10 千住 治 営3 レフト
#11 田中 尚 法3 センター
#12 長谷川 優太 法3 セッター
#27 小林 慎平 営1 リベロ

戦評

 昨日はチームの雰囲気が悪く、決して良い試合展開でなかった法大。今日の第1セットは、現在リーグ戦全勝で首位を独走する中大に対し、相手のミスに助けられつつもリードを奪う。中盤では15-10と5点差をつけるが、中大の大型ルーキー石川祐希に大量にアタックポイントをとられ、18-17と一気に1点差に詰め寄られる。その後はサイドアウトの取り合いとなるが、22-21の場面で相手のピンチサーバーのボールに対処できず、ダイレクトをたたかれブレイクされてしまう。さらに23-22となった場面で、連続して法大がアタックミス。ついに相手にリードを許してしまい、そのまま流れを戻すことができず、最後はエース木村築(デ工4)がブロックされ、24-26で惜しくもこのセットを失った。
 前セットがあと一歩だっただけに、次こそは取りたい第2セット。序盤は中大セッター関田誠大のトスワークに翻弄され5-7とリードを許してしまう。しかし、ここで法大エース木村が意地を見せる。ストレートにクロスにブロックアウト、多様なスパイク攻撃をしかけ12-10とする。このまま主導権を握りたい法大だったが、関田の無回転サーブに苦しめられうまくコンビにつなげられない。再び16-17とリードを奪われ、そこからじわじわと点差を広げられていく。しかし19-21となった場面から、セッター長谷川優太(法3)とセンター田中尚(法3)が、高校時代から培った阿吽の呼吸でクイック得点を量産。ついに23-23で並び、さらに相手セッター関田がダブルコンタクトをとられたところで中大はタイムアウト。法大はこのセットを奪取するまであと1点と迫る。気持ちを切らさずにセットをとりたいところだったが、タイム明けにサーブミス。さらにスパイクミスを2本続け、再び惜しくもセットを落とす。
 第3セット、始まる前の選手たちの掛け声も気合が入る。しかし出だしは、木村のスパイクを一枚ブロックで止められ、芳しくないスタートに。それでも、セッター長谷川がうまくトスを回し、拮抗した試合展開に。その後相手のミスもありリードしていた法大だったが、試合が動いたのは関田のサーブ。2連続でサーブポイントを与え、中大に勢いをつけさせてしまう。その後も法大は木村のスパイクを中心に食らいつくが、18-20の場面で再びサーブポイントをとられ、さらに2連続でアタックを決められてしまう。ここでの点差が響き、結局第3セットは20-25で終わり、今季初のストレート負けを喫した。
 この2日間は苦しい試合が続いた。法大の今の実力を発揮できているか、といえばまだまだなのではないだろうか。春季リーグも残すところはあと3戦。全戦ストレート勝ちを目指して、今できるすべてを出し切ってほしい。(須藤未来)
 

コメント

濱口 純一 監督

―今日の試合の振り返り
昨日筑波大とフルセットやって少し体力面は不安でしたけど、序盤相手にうまくついて行けて。終盤はこっちが勝ちを急いで大事なところでサーブミスとかあったので、それがなければ違う展開になったと思うんですけど、もうちょっとできたかなというのが正直な気持ちです。

―実際に全勝中の中大と戦ってみて
相手もサーブのミスが多かったのでそれにつけこめたらよかったなと思うんですけど、うちも一緒にサーブミスしちゃったので、相手がどうというよりは、自分たちがきっちり練習の成果が出せれば勝てたと思います。

―中大戦に向けてどのような対策をとられてきましたか
ジャンプサーブが多いということで、相手がどこに打ってくるかというレシーブの体勢ですとか、ブロックの練習もやってきたので、それができればよかったなと思うんですけど、そういう状況にはもっていけなかったので残念でした。

―3セット共接戦でしたが
20点以降自分たちで崩れてしまうといつのは精神的なものなので、入れ替え戦回避のために今後の試合も大事な試合なので、20点以降の試合の運び方をもう少しチームとしてできれば良いかなと思いましたね。

―昨日からのチームの雰囲気はいかがですか
昨日はなんとか勝たなくてはいけないという試合で、かなり固くなって入りもそんなによくなかった状況で勝てたのはよかったんですけど、今日は相手が全勝してたのでチャレンジャーとして臨むところまではよかったかなと。ただ勝ちが見えてきて焦ってしまったというのが反省しなきゃいけないなと思います。

―次週への意気込み
あと残り3戦。一戦一戦が大事な試合というのは(選手の)みんなもわかってると思いますし、上手く気持ちを保たせながらできればいいかなと思います。
 

村上 竜也 主将(営4)

―今日の試合の振り返り
今日は完全な負け試合という感じだったので…。それと1年生が多いような試合でしたね。
 
―試合を通してチームのミスが多かったがその要因は何か
サーブミスとスパイクのミスが最後の大事なところで目立ってたのが今日の印象ですね。
 
―相手をどのように対処しようとしたか
キャッチが返ったときはクイックにつかないようにしました。縦のクイックが多い印象があったのでキャッチが返ったときにはサイドにブロックをつくようにして返らなかった時は、クイックにつくようにという形にしました。今日はブロックをやっていたんですけど、それでも中大は強かったのでその上をいかれたかなという感じです。
 
―昨日の筑波大戦からの修正点
昨日もチームのミスでフルセットまでいったような形だったので、そういう部分では自分たちのバレーをやろうということを言っていたんですけど、それができなかったのが今日の悪いところでしたね。
 
―次の試合に向けて一言
専修は高さの部分では変わりがないですけど、センターがとても上手いのでそういう部分でこっちも劣らないようにして絶対に勝ちたいと思います。
 
 

久保田 雅人(営4)

―今日の試合を振り返って
1、2セット目はジュースまでいったんですけど、やっぱりそこで取れなかったのが、敗因かなと思います。

―そこで取りきれなかった原因は
決めるところで決め切れなかったり、レシーブやサーブカットでしっかりセッターに返せなかったりしたことですかね。

―ジャンプサーブが強烈でしたが
速いサーブの時は真ん中にボールを集めて、木村に打たせるという作戦をとりました。木村に打数が多くなるとキツイ場面もあるので、しっかりサーブカットを入れることによって、自分だったり千住だったりが攻撃することにより、チームに流れが来ると思ってます。

―スパイクも強烈でしたが
強いボールは捨てて良いと思っていたので、緩いボールをしっかりあげて、木村に繋げようという感じでした。

―試合前の対策は
ビデオを見て、やはりサーブが強い印象だったので、サーブカットで崩されないようにやっていこうと言っていました。

―ゴールデンウィーク中の調整は
強打レシーブをあげないと連続得点も取れないので、レシーブ面を強化してきました。

―ここまでを振り返って
取れるところで取れていないことが多かったので、そこが負けに繋がったのかなと思います。

―現在の雰囲気は
今日の試合も内容的には悪い試合ではなかったので、これからもっとチームの底上げをしていきたいと思います。

―昨日の試合では
昨日はフルセットで勝ったんですけど、いつもフルセットになったら負けていたので、どれだけ粘れるかを心がけていました。

―専修大に対しての対策は
明日にビデオを見るので、それで作戦を立てていこうかなと思います。

―今後に向けて意気込みを
自分が出来ることを精一杯して、勝ちにいきたいと思います。

フォトギャラリー

  • 20140511 R中大の攻撃に苦戦
  • 20140511all R全セットで健闘
  • 20140511hasegawa Rセッター長谷川
  • 20140511suzuki Rピンチサーバー鈴木
  • 20140511murakami R悔しい表情を見せる主将村上
  • 20140511ishikawa R中大の超注目ルーキー石川
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