• HOME
  • 記事
  • アメフト
  • 【アメフト】 秋季リーグ戦 対中大 初戦快勝スタート! 春のリベンジ果たす!

【アメフト】 秋季リーグ戦 対中大 初戦快勝スタート! 春のリベンジ果たす!

アメフト
 

【アメフト】 秋季リーグ戦  対中大  初戦快勝スタート! 春のリベンジ果たす!

2014年度  秋季リーグ戦  対中大 2014年9月6日(土)、7日(日) アミノバイタルフィールド

ついに幕を開けた秋季リーグ。TOP8に所属する法大の初戦の相手は、春に敗北した中大。リベンジをかけた戦いであり、夏の練習の成果を体現するための一戦でもあった今試合は26-6で法大トマホークスに軍配が上がり、目標である学生日本一の道への第一歩となった。

中大OFを仕留めるDF陣

試合結果

トータル試合結果

26 00 1Q 00 6
14 2Q 00
9 3Q 6
法政大学 3 4Q 00 中央大学

戦評 

  天候に恵まれず雨の中で迎えた秋季リーグ初戦は、法大のキックオフではじまった。中大、法大ともに最初の攻撃では敵陣へ侵攻することができなかったが、中大のパントミスにより、敵陣36ydsからの攻撃機会を得た法大。なかなかパスが通らず4thdownとなり、敵陣27yds付近からFGにトライしたが結果は不成功。最初のチャンスを得点につなげることはできなかった。
 続く2Q、中大が快調にゲインを重ね自陣まで侵入されるが、DF陣がこれ以上の進軍を許さず、パントへ持ち込ませた。これに応えるようにQB鈴木貴(法2)が46ydsのロングランで一気に敵陣まで持ち込み、モメンタムをつかむ。その後もランを中心に大きく更新していき、最後はRB田邊(営3)がロングランでエンドゾーンへ駆け込み、今試合最初のTDを決めた。その後もRB田邊が続けてTDを奪い、14-0と得点を引き離す。一方点差を縮めようとする中大だったが、DL金城(社3)のQBサックなどで阻まれ全く侵攻することができない。2Q終了直後には法大へ再びFGのチャンスが訪れるが、これもまた不成功となった。法大は無失点のまま後半を迎えることとなった。
 後半序盤、中大に大胆なパスプレーでビッグゲインを決められてしまい、3分46秒にTDを許してしまう。一時は中大にモメンタムをつかまれかけたが、OF陣の早いプレー展開ですぐに敵陣12ydsまで攻め込んだ。その後4thdownで残り4ydsとなった法大OFはギャンブルを選択。RB廣澤(デ工3)がこれをしっかり決めて、先ほど詰められた点差を振り出しに戻した。またその後、相手QBが雨のためか、スナップをミスし、セーフティーとなり23-6で最後のクオーターを迎えた。
 4Q、ランプレーでまたも敵陣に攻め込むが、TDまで持ち込むことはできず、37yds付近からのFGを選択。今度はK谷澤(スポ3)がこれを見事に成功させた。このままの勢いで勝敗をつけたいところであったが、試合前から降っていた雨が雷雨となったため、試合は中断され、続きは翌日に持ち越されることとなった。そして残り時間5分ほどから再開された翌日、OF陣はランプレーで時間を消耗する。一方中大OFはロングパスで一気に得点につなげようと攻めてくるが、法大DFの堅実な守備で1stdownの更新も許さず、試合終了の合図が鳴る。結果26-6で、見事に法大は春のリベンジを果たしてくれた。
  初戦を白星で飾ることができたが、彼らの目標は学生日本一である。リーグが再編成された今季、さらに厳しく、そして負けられない戦いが今後彼らを待ち受けているだろう。今後のトマホークスの躍進に目が離せない。(面田沙彩奈)

選手のコメント

DL 金城慎基

―今試合を振り返って 春に負けているので、絶対に勝つという気持ちしかなかったです。出だしでミスが多かったので、そこは治していかなければいけないです。
―雨の中での試合となりましたがどうでしたか 自分たちは夏の練習のときから雨の中での練習が多かったので、今日の天候の変化でメンタルが変わることは全くなかったです。むしろ今まで練習してた状況に似てる分、自信をもってプレーできました。
―秋季リーグ初戦でしたが、手応えはどうですか とりあえず、春に負けてしまった相手に勝てたことは大きいことですが、DFとしては点を取られてしまったので、そこが反省点です。シーズン通して無失点を目標に掲げていたので、今後修正していかなくてはいけないです。でも、初戦結果として勝てたことは良かったです。
―今試合で見えた課題は スタートの入り方ですね。自分含めみんな手こずっていたので、最初から完璧な状態では入れるようにしなくてはいけないですね。
―QBサックで大きく相手を減退させていましたが、今試合での活躍を自分ではどのように評価していますか 春のシーズンで同じ相手に全くいいプレーができていなかったので、今試合は自分の中で、いい意味で目立つプレーをしようというのが目標にありました。それが今日は形として出せたので、本当によかったです。
―金城選手が夏に伸ばしたポイントは 夏はけがをしていて思うように練習ができなかったのですが、その分、いろんな人のフォローをしたり、自分の体を見つめなおしたりするいい機会になりました。そして今試合で万全に近い状態で試合に挑めたので、自分の体を調整するという面で成長できたと思っています。
―春のオープン戦、そして夏の練習を経てチームのまとまりに何か変化はありましたか 春に負けた相手が秋の初戦の相手だったので、このままでは絶対に負けるという危機感が春の終わりにありました。なので合宿を含め、毎日が厳しい日々でした。でもそれがあったからこそ今回勝てたと思うので、みんなメンタルの面ではさらに強くなって成長できたと思います。全体的にいい方向に向かえていると思います。
―秋の個人の目標は 昨シーズンは何もできなかったのですが、今年はいいスタート切れたので、この勢いのままけがなく、もっと活躍してチームの勝利に結び付けられるように、たくさん目立っていきたいです。
ー最後に秋季リーグの意気込みをお願いします 絶対に小林主将を甲子園に連れて行きます!

 RB 田邊僚

ー今試合を振り返って 内容としてはいまいちで、個人的にはあまりできた内容ではないです。これからに向けてもっと練習します。
ーどういった点が課題になりましたか まずボールセキュリティの部分が甘かったことと、初戦だから浮き足立っていた部分がありました。
ー今試合はどういった目標を持って臨みましたか とりあえず自分がやる仕事は得点に絡むことなので、まずは得点を取ることを目標にしました。あとはOFをしっかりという部分を考えました。
ー昨日は雨でしたが ボールが滑るのでやりにくい部分はありましたけど、そういう練習をもっとしていかなければならないと思いますし、そういう状況がこれからもあるかもしれないので、チーム全体でちゃんとやりたいなと思います。
ー今日の相手は春に敗れた中大でしたが この前勝ってた相手だったのに春負けたので、チームとしても勝ちたいという気持ちがありました。形的にはリベンジできましたけど、個人的にはまだ納得のいかない内容だったので、もっと詰めていきたいと思います。
ー夏合宿はどのような目標を持って取り組みましたか 春負けてたので、まずは初戦に勝つということは目標に入れていました。あとは今年からリーグシステムが変わって一つ一つの試合が油断できない相手になるので、もっと油断せずにやりたいと思います。
ー夏を終えて個人的に成長した部分はありますか あらゆる部分で対応できるというか、どんな状況においても自分らしい走り方ができるようになったかなというのはあります。
ーその成長は今試合出すことができましたか 生かせた部分もありますし、生かしきれていない部分もあるので、どんな場合でもどんな状況でもフルパフォーマンスできるようにしたいです。
ー秋季リーグの目標 一戦一戦が大事な試合なので、まず勝つことです。甲子園に行くためにやっているので、自分としてはもっと得点に絡んでチームを支えられる人間になりたいと思います。
ー狙っている記録などはありますか ラッシングとタッチダウンの部分では上位に食い込みたいです。法政のランニングバックとして関東の中でも、しっかりとしたランニングバックの地位を築くためにも、多く走りたいと思います。

 

QB 鈴木貴史

ー今日の試合を振り返って 自分のランで流れを一応変えられたのは嬉しいことだったんですけど、自分でもミスがあったりターンオーバーがあったりしたので、まだまだという感じです。
ーリーグ初戦でしたが緊張はしましたか 自分はあまり緊張はしないんですけど、初戦ということでイエローとかターンオーバーとかファンブルとかが起きてしまうので、そこの部分は気を遣ってやりました。
ーどのような目標をもって試合に臨みましたか OF全体として、スタートと最後までというのを掲げていました。一本目のスタートの速さとかは意識してやりました。
ー中大は春に敗れた相手ということで、チームの中でリベンジしようという意識はありましたか ありましたね。だけど中大だけではないし、自分らが見ているのは甲子園なので、甲子園を目指します。
ー今試合のご自身の調子は 走れてはいたと思います。でも自分で走るかランニングバックに渡すかの駆け引きをキー勝負と言うんですけど、それがまだまだかなと思いました。
ー昨日は雨の中での試合でしたが ボールは確かに滑ったので、特にOFでは(ボールを)置くという声をかけました。
ー今試合の良かった点 大きく走れたのは良かったなと思います。
ー改善点は見つかりましたか 先程も言った自分で走るか、ランニングバックに渡すかっていう勝負は、もうちょっと練習したいと思います。
ー夏はどのような目標を持って、どのような取り組みをしましたか さっきも言ったキー勝負とパスは力を入れて練習しました。
ー夏を終えて成長したと思う部分はありますか 走ることに関しては成長できたかなと思います。
ーその点は今試合に生かせましたか はい、生かせたと思います。
ー秋季リーグ戦への意気込み 本気で学生日本一を狙っているので、頑張って行きたいと思います。
ー次戦に向けて 自分は全てを出すだけなので、できることを全て出して毎試合頑張りたいと思います。

フォトギャラリー

  • 中大OFを仕留めるDF陣
  • 2TDを決め、勝利に貢献したRB田邊
  • 中大DLの進撃を抑えるOL伊藤(法4)
  • 中大OFを見事に抑えたDL上田(営4)
  • DFの要として期待度の高いDB佐野(営4)
  • 「一心」になり試合に挑む選手たち
  • now printing■■■■
  • now printing■■■■
 

関連記事一覧