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【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 第2週 対立大2回戦 11残塁が物語る”際”の弱さ 屈辱の開幕4連敗を喫す

硬式野球
 
 

【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 第2週 対立大2回戦 11残塁が物語る”際”の弱さ 屈辱の開幕4連敗を喫す

東京六大学野球秋季リーグ戦 対立大2回戦
2014年9月21日(日)
神宮球場

「勝つしかない」。主将の安慶名がそう意気込むように、勝ち点を奪うためにも絶対に負けられない二回戦。その大事な試合の先発は、先週の早大戦で逆転満塁本塁打を浴びるなど5回途中7失点と結果を残せなかった玉熊に任された。序盤こそ球威のあるボールで抑えるが、4回には連打を浴びてしまい、3失点でまたも途中降板。一方、打線は試合後半に二度の満塁のチャンスをものにすることができず、勝負弱さが露呈する厳しい試合となった。

201409211
先発の玉熊はまたも課題が残る登板となった

試合結果

トータル試合結果

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
立 大 0 0 0 3 0 0 0 0 0 3 7 1
法 大 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 9 0

(法大)●玉熊(2敗)、三浦、川名、鈴木貴‐安本、中園
(立大)○藤田、小林昌、澤田圭‐鈴木
 

打撃成績

打順 位置 選手 打率 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 (4) 若林 4 0 0 .133 空三振   遊飛   四球   捕邪飛   遊直
2 (5) 皆川 4 1 1 .182 一飛   空三振   右前安①   空三振    
  H 細川 1 0 0 .200                 二飛
3 (6) 佐藤竜 4 2 0 .333 右前安   見三振     中前安 四球   左飛
4 (8) 畔上 2 0 0 .100 死球     三邪飛   三ゴロ 四球    
5 (7) 齊藤秀 1 0 0 .000 四球     遊ゴロ          
  H7 田中 1 0 0 .250           空三振      
  H 松田 1 0 0 .000             遊ゴロ    
  1 鈴木貴 0 0 0 ――                  
6 (3) 金子 4 1 0 .364 見三振     左飛   左中間二   遊ゴロ  
7 (9) 蔵桝 3 1 0 .231   中前安     遊ゴロ 死球   中飛  
8 (2) 安本 2 1 0 .200   三犠打     中前安 空三振      
  H 森本 1 0 0 .333               二ゴロ  
  2 中園 0 0 0 .000                  
9 (1) 玉熊 1 0 0 .500   空三振              
  1 三浦 0 0 0 ――                  
  H 清水雄 1 0 0 .000         中飛        
  1 川名 0 0 0 .000                  
  H7 安慶名 1 1 0 .200             四球   二安
    31 7 1 ――                  

投手成績

  球数 打者 防御率
玉熊 3 1/3 49 15 6 1 0 3 10.38
三浦 1 2/3 21 6 1 2 0 0 0.00
川名 2 29 8 1 1 1 0 9.00
鈴木貴 2 13 6 1 0 0 0 0.00
9 112 35 9 4 1 3 ――

ベンチ入りメンバー

10 安慶名(経4=興南) 27 森川(営2=桐蔭学園) 24 森本(法4=中京大中京)
11 青木勇(法3=智辯和歌山) 1 若林(営3=桐蔭学園) 8 畔上(キャ3=日大三)
14 鈴木貴(人4=済美) 2 皆川(キャ3=西武台千葉) 23 松田(法4=三重)
16 玉熊(法2=北海) 3 杉本悠(営4=広島工) 25 蔵桝(営3=広陵)
18 三浦(法2=三重) 4 岡崎(法4=作新学院) 28 齊藤秀(文4=北海学園札幌)
19 川名(営3=安房) 5 細川(文3=福井工大福井) 29 田中(法3=愛工大名電)
21 石田(営4=広島工) 6 佐藤竜(法3=作新学院) 33 清水雄(法1=中京大中京)
20 安本(営4=広島商) 7 吉澤(文4=桐蔭学園)    
22 中園(法4=いなべ総合学園) 9 金子(キャ2=日大三)    

戦評

 法大の先発は玉熊。先週の登板では5回7失点で途中降板となっただけに、不安が残る登板となった。しかし玉熊は初回から145km/hを記録するなど力の入った投球で、三者凡退に抑える立ち上がりを見せる。一方、立大の先発は1年生サウスポーの藤田。リーグ戦初先発のルーキーから先制点を奪って、試合を優位に進めたいところ。早速初回の攻撃で、2死から満塁のチャンスをつくり、ここでチーム一の打率を記録している6番・金子凌也(キャ2)に打席が回る。しかし外角の直球に手を出さず見逃し三振に倒れ、先制点とはならなかった。

 つづく二回の攻撃では、先頭の蔵桝孝宏(営3)がセカンド頭上へ強烈なヒットを放つと、センターが打球処理をもたついている間に、一気に二塁を陥れる。8番・安本英正(営4)が三塁前へきっちり犠打を決め、1死3塁で9番・玉熊に回る。2ボールになった後、ベンチは勝負に出た。藤田が投じた3球目に玉熊がスクイズを仕掛ける。しかし、ストライクゾーンに来たボールにもかかわらずバットは空を切り、あえなく失敗。またも先制には至らなかった。

 このミスで試合の流れが立大に傾いた。四回の守備では、4番・岡部にセンターへライナー性の鋭い当たりを打たれるなど、1死1、2塁のピンチを招く。何とか踏ん張りたい玉熊だったが、5番・我如古にカウントを取りにいったボールを弾かれ、右中間へ転がる二塁打となり先制点を献上。つづく寺田にも中前へ運ばれる適時打を許し、ここで玉熊は交代を告げられる。前回の登板と同じく、連打を浴びる形での途中降板となった。代わった三浦浩太郎(法2)も7番・田中和に右中間へ二塁打を浴び、立大打線の流れを止められず失点。スコアボードには3点が刻まれた。

 一刻も早く追いつきたい打線は五回、スタミナの切れてきた藤田に襲いかかる。8番・安本の安打などで2死1、2塁の得点圏をつくり、2番・皆川普(キャ3)がライト線際へライナーを放つ。これがフェアゾーンに落ちてタイムリーとなり、2塁走者の安本は悠々と生還し、まず1点。1塁走者の若林晃弘(営3)も本塁を果敢に狙うも、立大の巧みな中継プレーで惜しくもタッチアウト。2点差に詰め寄り、前半戦を折り返した。

 六回頭からは3番手として川名健太郎(営3)がマウンドに上がる。ピンチを迎えるも打ち取り、流れを渡さない。その裏、先頭の3番・佐藤竜一郎(法3)が安打で出塁したのを皮切りに、2死満塁のチャンスを迎える。ここで前の打席で安打を放っている8番・安本に回るも、低めのボール球に手を出し、空振り三振で攻撃終了。一打同点の得点圏を決めあぐね、もどかしさだけが残った。

 試合は立大ペースで進んでいくように見えたが、同点のチャンスは再び訪れた。八回には先頭の安慶名舜(経4)が四球を選ぶなどで2死満塁の得点機を演出し、代打に松田渉吾(法4)が送られる。内野の頭上を越す当たりが期待されたが、打球は無情にも遊ゴロとなり、得点に結びつけることができずに終わった。

 立大は八回頭から澤田圭を連投させる必勝態勢。何とかして打ち崩したいところであったが、チャンスを作ることができずゲームセット。再三のチャンスもあと一本が出なかった。

 これで2カード連続2連敗となり、未だ勝利の無い法政野球部。勝負弱さがチーム全体に出ているのは否めない。空き週を挟み、次は春の王者・慶大と対戦する。残る3カードはどのような戦いをするのだろうか。強い法政の復活をファンは待っている。(川添岳)

クローズアップ

三浦浩太郎(今季ブレイク寸前の2年生右腕)

 開幕から4連敗と調子を崩す法大にとって、新戦力の台頭は明るい話題だ。先週の早大一回戦、そして今日の立大二回戦と、登板はいずれもランナーを残したピンチの場面。特に今日は、試合の流れを左右する大事な局面での登板だった。今後の試合でもランナーを背負った場面での登板が考えられる。三浦にとって、首脳陣の信頼を勝ち取る大事なシーズンになるだろう。

 三浦の武器は、がっしりとした体格から投げ込まれる威力抜群のストレートと、打者の手元で鋭く変化するスライダー。そのコンビネーションで、二年生ながらベンチメンバーに食い込んだ。

 今日の試合でのピッチングを振り返って「しっかり地に足つけて投げられれば、まだまだ自分は良いピッチングができると思う」と自信をのぞかせる。強気な投球が持ち味の右腕のこれからに、大きな期待がかかる。(井手一樹)

試合後の監督・選手のコメント

神長英一 監督

―今日の試合のご感想をお願いします
勝負弱いですね。守りも攻めも踏ん張りきれない。それから一本が出ない。“際”ですね。

―先発した玉熊投手について
前回と同じで集中打を浴びてしまうというのは致命傷なので、玉熊にはこれからのリーグ戦で改善してもらわないといけないところですね。

―今日は早めの投手継投となりましたが
連打を浴びたときに、結果的には前回もそうでしたが、歯止めが効かなくなるのは彼の欠点だと思います。それが出てしまったので、代えないといけないですね。

―2番手以降に登板した投手について
三浦と川名と鈴木(貴)が点をやらなかったことが今日の収穫ですね。

― 二回裏の玉熊選手のスクイズ失敗について
失敗というか、あんなところで空振りされちゃうと野球になんないよというか、野球をちゃんとやってもらわないと。そこは次の機会にちゃんとやってもらいたいです。

― 五回裏には皆川選手がライト際にタイムリーを放ちましたが、一塁走者の若林選手がホームでタッチアウトになったシーンについて
あれはゴーかストップかはコーチャー次第なので。(ライトからホームへ)良いボールが来たので、向こうの連携が良かったですね。

―未だ勝利のない法大ですが、勝てない要因は何だと思いますか
点が取れないことと、点を取られてしまうという単純なことです。

―来週は空き週ですが、どのような取り組みをされますか
一生懸命やります。

安慶名舜(途中出場ながら2出塁の活躍)

―今日の試合に向けて、チームではどのようなことを話し合いましたか
今日の試合をしっかり勝って、悪い流れを断ち切って自分達の流れにしていこうと話し合いました。

―勝ち点を落とし、優勝は非常に厳しくなってしまいましたが
本当に悔しいです。今までやってきたことは何だったのかなっていうのが正直なところで、なぜ勝てないのかという原因をしっかり考えて、これから空き週を挟んで慶応戦があるので、もう一回やらなければいけないなと思います。

今日の試合で見つかった課題は
チャンスで一本出てないっていうのが大きな敗因だと思うので、そこが技術面なのか精神面なのかはわからないんですけど、そこは練習で突き詰めていかなければいけないと思います。はっきりした課題はそれだと思うので、そこをしっかりやっていきます。

―立大の印象は
これといった印象は無かったですし、自分達の野球をどうやってやるかということに集中していたので。確かに澤田(圭佑)を軸に、しっかり投手が抑えていたのもあったんですけど、決して勝てないチームではないので、勝ちたかったです。

―九回は先頭打者として打席に立ちました
何が何でも塁に出ることしか頭になかったので、ヒットだろうと四球だろうと死球だろうと、とにかくチャンスを作るために、食らいついていきました。

―試合序盤から精力的にチームメイトに声をかける姿が見受けられましたが、法大をまとめるキャプテンとしての思いはありますか
僕自身ベンチからのスタートが多い中で、試合に出ている選手に声をかけたり、自分が試合に出ていた時の経験や、四年生としての経験などを伝えていって、このチームはまず勝たなきゃいけないので、そこに向かう姿勢は僕自身示さなきゃいけないのでしっかりやっていって、チームがまとまればと思います。

―慶大戦に向けての抱負は
流れを変えるために、一つ勝たなきゃいけないので、勝つことに集中します。あとはチャンスで一本が出るように、空き週でしっかり練習していきたいです。

安本英正(8番捕手でスタメン出場し、2打席目に今季初安打)

―今日の試合を振り返って
今まで負けていて、みんなで奮起してやろうと話していたんですけど、負けてしまいました。投手は3点取られてしまって、そこを1点、2点で抑えられずに、どんどん流れが相手に行ってしまって…。バッター陣は、チャンスであと1本が出なかったので、相手がよく凌いだという感じですね。

―今季初ヒットを記録しましたが、ご自身の打撃面の調子は
早稲田戦のときはダメだったのでそこを修正したので、今日のバッティングはいい方だったと思います。打球の方向もセンターだったので、よかったです。

―昨日の結果を受けて、立大打線に対してどのようにリードしようと考えましたか
昨日はヒット4本しか打たれてないんで、ピンチの場面でどう凌ぐかというのを頭に入れていました。

―早大戦に続いて、玉熊投手が集中打を浴びる展開となりましたが
球自体は悪くなかったと思うんですけど、打たれた球は甘かったです。そこで連打を浴びてビッグイニングを作らせないように、これから彼に踏ん張ってもらいたいと思います。

―今日の法大投手陣のピッチングは
全体的には良いと思います。点は取られましたが、1イニングだけでしたし、ピッチャーは頑張ってくれていると思います。

―空き週に取り組みたいことは
4連敗ということで反省するべきことは反省するんですけど、考えても仕方ないので、開き直ってやっていきたいです。楽しんでやるという感じでやっていかないと、ハマって行っちゃうと思います。

―慶應戦への意気込み
春の王者ですし、うちが4連敗して向こうもやってやろうって気になっていると思うので、このままじゃ終われないという気持ちで、慶應から勝ち点を取りたいです。

川名健太郎(2イニングを無失点に抑える)

―ご自身の投球を振り返って
打たせてとるという自分の持ち味がそれなりに出たかなと思います。

―打線が点を返した直後の登板になりましたが
その流れをもらいながら投げていてなんとか3人で抑えようと思っていたんですけど、ピンチを作ってしまって味方のリズムを崩してしまったかなと思います。

そのピンチの場面も見事無失点で切り抜けましたが
少し腕が縮こまってしまって自分のボールがいっていなかったところがあったんですけど、キャッチャーの安本さんに「腕を振ってこい」と言ってもらいました。そこからは四球を出してしまった後も切り替えて投げることができました。

―開幕から2カード連続で勝ち点を落とす形になってしまいましたが
ピッチャーが点を与えなければ負けることはないので、ゼロに抑えていかないといけないのかなと思います。

―次週は空き週となりますが、チームとして考えていきたいことなどはありますか
1回勝てば流れは変わると思いますし、雰囲気はそんなに悪くはないので、あとはチャンスで1本が出るかだとか、もう少しピッチャーが踏ん張るとかそういうところをもっと詰めていかなければいけないかなと思います。

―次回の登板へ向けて
今日のような展開であったりピンチの場面で投げることになると思うので、そこで自分のピッチングができるように、そしてチームに流れを呼び込めるようにしていきたいです。

佐藤竜一郎(2安打1四球でチャンスメイク)

―今日の試合を振り返って
今日はやっぱりチャンスで一本が出なかったことが大きいですかね。

―初回の2死からチーム初ヒットを放たれましたが、どのような心境で打席に入りましたか
ツーアウトだったんですけど、ここで打って4番、5番って続くといいなと思って入りました。三者凡退で終わるより全然いいので、塁に出ようと思って、ヒットを打ててよかったです。

―チームの唯一の3出塁でしたが
調子はそんな良くないんですけど、調子良くないなりに、長打とかは狙わないでヒットを打ちにいっているので、その考え方がいいのかなと思います。それが調子悪くてもヒット打てる秘訣かなと思っています。

―立大先発の藤田投手の印象は
普通のピッチャーだなと思いました。でも、ピンチになっても動じないで投げられていることが、やっぱり2戦目にくるピッチャーだなと思いました。

―来週は空き週ですが、どのように切り替えていきたいですか
いやもうわからないです。やばいですよね。応援してもらっている方々に、申し訳なくて…。とりあえず、勝ったら流れがくると思います。このままじゃ終われないので、全部勝つ勢いでやりたいなと思います。

―慶大戦への意気込みを
慶應とは春は加藤(拓也)に4三振で抑え込まれていたので、加藤を打ち崩して、慶應には絶対勝ちたいなと思います。

金子凌也(二塁打を放ち、チーム一の打率.364)

―今日の試合を振り返って
あと一本というところで(ヒットが)出なくて、自分自身もそうなんですけど、チームとして悔しい気持ちです。

―初回はチャンスで打席が回ってきましたが
チームとして昨日もチャンスで打てなかったので、どうにか自分が突破口を開こうと思ったんですけど残念でした。

―六回には二塁打を放ちましたが
しっかり狙って振れた結果が二塁打になったと思います。

―初対戦となる藤田投手について
コントロールが良かったなという印象があります。

―前半2カードを終えてご自身のバッティングの調子は
振れているのでこのまま後半戦も振っていきたいと思います。

―次の相手の慶大には法大が苦手としている加藤投手がいますが、どのような対策をしたいですか
ストレートが速いので、それに負けないスイングをしていきたいと思います。

―空き週に取り組みたい練習は
自分の形をしっかりする素振りをしていきたいです。

―次の試合に向けて
一戦一戦しっかり戦っていきたいです。

玉熊将一(先発するも四回もたずに降板)

―今日の試合を振り返って
自分が打たれたことで負けてしまったので、申し訳ないです。

―先週の敗戦からの1週間はどのような練習を積まれてきましたか
もう一度コントロールを見直そうということで、そこを意識して練習してきました。

―警戒していた打者は
1番の大城選手は絶対に塁に出さないよう意識はしていました。

―藤田投手の印象は
しっかりと腕を振って、ストレートも変化球も投げたのでとても良いピッチャーだなと思いました。

― 二回裏のスクイズ失敗について
あそこで成功させていれば先制できたので、反省点です。

― 四回の2失点の原因は
ボールが真ん中に集まりすぎてしまったことですね。

―降板後、監督やチームメイトと何かお話はされましたか
特に話はしませんでした。ただ、切り替えて次のピッチャーに任せていこうということで、ベンチで声をしっかり出していました。

―今後の投手生活を見据えて、修正すべき点は
空き週で今秋の2度のピッチングを見つめ直して、修正点を見つけていきたいと思います。

―次戦に向けて一言
自分が投げたら点を取られているので、二度とそういうことが無いように練習したいです。

三浦浩太郎(2番手として登板した2年生右腕)

―今日はピンチの場面での登板でしたが
前回登板したときもピンチの状態だったんですけど、早稲田との試合が終わった後の練習で神長監督から「ピンチの場面での登板が増えるからそういう練習はしておけよ」と言われて、練習からイメージしてやってきたので、いつもの練習通りという思いで投げました。

― 二年生ながら、投手陣に食い込めていますが
玉熊が一年の秋からずっと入っていて、二年生が投手陣に入るのは二人目なんですけど、自分も玉熊に負けずに、いつか追い抜かせられるようになればと思います。

―立教打線で警戒していた打者は
大城(滉二) と佐藤(拓也)は、結構警戒していました。

―今日の投球の印象は
まだ少し足元がふわふわしていたので、そこをしっかり地に足つけて投げられれば、まだまだ自分は良いピッチングができるかなと思います。

―再来週は慶大との対戦ですが
相手のピッチャーでエースの加藤(拓也)君も同じ二年生なので、彼のピッチングを手本にしつつ、自分も慶大打線を抑えられたらなと思います。

―自分の目標とする投手像は
ピンチを迎えても、相手打線をしっかり抑えられる投手が目標です。

清水雄二(期待の1年生外野手、ついに神宮デビュー)

―今日の試合を振り返って
試合全体は良い流れできていたんですけど、チャンスで1本が出なくて、自分も準備はしていたんですけど打てなくて、流れを切ってしまって残念です。

―今季初出場となりましたが
ずっとオープン戦は出ていて、今日やっとリーグ戦に入れて1打席もらえたので、次のチャンスがあればそれに向けて準備していきたいです。

―その打席はチャンスでしたが、意識したことは
センター方向に繋ぐ、低い打球を打っていくイメージで(打席に)入りました。

―同じ1年生の藤田投手の印象は
高校の時もやっていて、顔見知りの存在なので打ちたかったです。次対戦する機会があれば打ちたいです。

―来週は空き週となりますが、調整したいことは
バッティングをしっかりやりたいです。オープン戦も1試合入っているのでその中で結果を出していきたいです。

―今後出場機会があったらどのようなことを意識したいですか
新人なので思い切ったプレーをしたいです。

フォトギャラリー

  • 201409211先発の玉熊はまたも課題が残る登板となった
  • 201409212タイムリーを放った皆川
  • 201409213チーム一の高打率の金子
  • 2014092142安打の活躍の佐藤竜
  • 201409215中継ぎととして今季2試合目の登板となった三浦
  • 201409216貴重なサイドスローの川名
  • 2014092173試合連続安打の蔵桝
  • 201409218神宮デビューとなった清水雄
 

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