【サッカー】関東大学サッカーリーグ 第16節対桐蔭大 降格圏に沈む相手にまさかの敗戦。4試合勝ち星なしと苦境が続く。
JR東日本カップ2015関東大学サッカーリーグ戦1部
第15節 対桐蔭横浜大
2015年10月5日(日) 中央大学多摩キャンパスサッカー場
なかなか勝ち点を積み上げられないでいる法大。今節の相手は降格圏に沈む桐蔭大。
ここ最近の嫌なムードを振り払う快勝を期待したが、ふたを開けてみれば0-2の完敗。
インカレ出場圏内から脱落し、6位に後退してしまった。
※掲載が遅れましたことを深くお詫びいたします。写真は後日掲載いたします。
試合結果
トータル試合結果
0 法政大学 |
0 | 前半 | 1 | 2 桐蔭横浜大学 |
---|---|---|---|---|
0 | 後半 | 1 |
得点とアシスト
時間 | 大学 | 得点者 | アシスト |
---|---|---|---|
1分 | 桐蔭大 | 依田隆希 | |
80分 | 桐蔭大 | 佐々木宏樹 | 山根視来 |
メンバー
法政大学 監督: 長山一也 |
桐蔭横浜大学 監督: 八城修 |
||||
---|---|---|---|---|---|
1 | GK | 富澤雅也 | 1 | GK | 田中雄大 |
2 | DF | 山田将之 | 2 | DF | 中島優 |
4 | DF | 柳沢拓希 | 4 | DF | 佐々木宏樹 |
9 | DF | 永戸勝也 | 8 | DF | 佐々木俊輝 |
22 | DF | 田代雅也 | 25 | DF | 尾崎快斗 |
7 | MF | 鈴木貴大 →ディサロ(74分) |
5 | MF | 金子雄佑 |
8 | MF | 青島拓馬 →黒崎(62分) |
7 | MF | 山根視来 |
10 | MF | 西室隆規 | 20 | MF | 山下優人 |
14 | MF | 白石智之 | 33 | MF | 依田隆希 →鈴木(72分) |
23 | MF | 黒柳駿 | 9 | FW | 今関耕平 →宮尾(84分) |
18 | FW | 日影健太 →高田(58分) |
10 | FW | 石川大地 →林(90+2分) |
サブメンバー | |||||
12 | GK | 林翔太 | 21 | GK | 三浦和真 |
6 | DF | 伊藤航希 | 34 | DF | 小田島怜 |
13 | DF | 内嶺大輝 | 35 | MF | 打越大樹 |
25 | MF | ディサロ燦シルヴァーノ | 13 | MF | 吉田侑矢 |
27 | MF | 黒崎隼人 | 14 | MF | 宮尾孝一 |
31 | FW | 青柳燎太 | 26 | FW | 林拓弥 |
11 | FW | 高田一輝 | 11 | FW | 鈴木国友 |
※(カッコ内)は、選手の学年、および交代した時間を表示しています。
戦評
前節、慶大戦は前半の猛攻をしのぎ、後半怒涛の攻撃をするも決定機を決めることができずにスコアレスドローに終わった。4試合ぶりの勝利が欲しい法大の今節の相手は桐蔭横浜大。 前節けがから復帰し、途中出場した白石智之(経4)がスターティングメンバーに復帰した。
暑さを感じさせる快晴のなか、始まった試合はいきなり動く。キックオフ直後、桐蔭横浜大は左サイドを突破しクロスを上げる。このクロスボールの処理をもたついていると、後ろから来た桐蔭横浜大・依田隆希に決められてしまい、いきなり先制を許す。わずか40秒という前半早々の失点に法大イレブンも呆気にとられてしまう。点を奪い返そうと西室隆規(現4)を中心にボールを展開しサイドから突破を図るが、相手の堅いディフェンスにあい、こじ開けることができない。チャンスを作れずにいると、逆に中盤でパスカットされピンチを迎える。32分、ペナルティーエリア外からシュートを撃たれクロスバーを叩く。36分には1対1のシーンを作られるが富澤雅也(経4)が好セーブ。相手が守備を固めるなか、攻撃でいいシーンをほとんど作れず、相手に決定的なシーンを何度も作られるなど試合のペースをつかめないまま前半を折り返す。
後半に入っても流れは変わらない。54分にはゴール前で再三シュートを撃たれるが、体を張ってブロック。57分にはCKのカウンターからピンチを招く。悪い流れを変えようと58分には高田一輝(スポ3)、62分には黒崎隼人(経1)を立て続けに投入する。しかし「一方的に蹴るサッカーになっていて、相手のチャンスになっていた」と黒崎が試合後語ったようにスペースが見つけられず、結果的にボールを前に蹴ってしまうという悪循環に陥った。そうしていると80分、相手CKから左足で佐々木宏樹に合わせられ失点。
87分には高田が抜け出し、この試合一番の決定的なチャンスを作りだすもシュートコースが甘く相手GKにセーブされる。その後、DFの田代雅也(社4)を前線に上げ、パワープレーをするも及ばず試合はそのまま終了。前半開始早々の失点が重くのしかかり、終始相手ペースで進められた。焦るあまり後半にはパスが合わないシーンが多くみられ、逆に相手にカウンターからチャンスを作りだされて完敗を喫した。
これで4試合勝ちなしとなった法大。苦しい試合が続くが、今後上位陣との対戦が多く控えている。チームとしてもう一度同じ方向を向くことが求められている。(森川優也)
監督、選手コメント
長山一也 監督
―今日の試合を振り返って
これが実力です。この程度ですねうちは。残念ですけど。
―実力が出し切れなかったということではなく、実力を出した結果が今日の結果なのでしょうか
基本的にはこれです。やることをやらないとこういう結果になりますよ。
―前節見られた攻撃の形が今日はほとんど見られませんでしたが、どうして変わってしまったのですか
開始早々のシュートを打たないのが全てです。シュートを打っていれば失点のカウンターを浴びていないですから。そこはミーティングでも強く言っていたのですけど、そういったことができないようでは、負けます。ゴールに向かってプレーすることが相手にとっての脅威なのに、ボールを回して相手ゴール前まで行くだけ、しかも試合の入りのところで、ということなので。サッカーをあまり知らないのかなというのは思いました。そういった個人的な判断も含めて、これが力だということです。
―相手の守備が堅かったという面もありましたが、試合全体を通じ今日の攻撃陣の調子は
はっきり言って全然ダメでしたね。何もしてないんじゃないですか。やっぱり交わすだけ、受けるだけというところは誰でもできると思うので。その先でシュートを打つとか、パスを出すとか、クロスを上げるとか、そういったことができないと勝ちは見えない。チームを向上させることはできないですね。
―1失点目は予想外な失点でしたが、その後の選手の動き、切り替えなどはどうだったか
切り替えてやってたとは思うのですけど、今日の試合の重要性を考えると、こういう試合でああいった試合の立ち上がりをするチームは恐らく勝てないと。なのでそこを切り替えてやるということは大事ですけど、このゲームに対しての思いというか、このゲームを軽く見ていたんだろうというようなところはあります。そういったところが簡単に見えてしまうようだと、取りこぼすなという風に思います。
―ここ4試合勝ちがありませんが、後期リーグここまでをどう見ていますか
実力が出て来ているところだと思います。前節の後半に何をしたかというところは感じてやらないといけないですし、今日継続してそれをやれない。1試合だけしかできないというチームなのが現状なので、それでは勝てないと思います。それは個人的な部分を含めて継続してやれないという、そこが足りない部分ですね。でもその中でもやっていかないといけないので、他にも頑張っている選手がいるので、彼らにチャンスを与えることもひとつの選択肢ですし、そこは練習の状況を見ながらやっていきたいと思います。
―次節明大戦に向けて
うちは弱いので、謙虚に、相手よりしっかり動いて丁寧にプレーして、やることをしっかりやっていけば勝ち点が取れる可能性はあると思います。まだそういう状況に追い込まれないとできないので、そこは厳しくやっていかないといけないと思います。
山田将之
―今日の試合を振り返って
やはり前節も勝っていなかったので、前のめりに勝ちたいという状況で試合に入って、早々に失点してしまったので、内容としてはすごく悪い展開だったなと思います。
―試合開始早々に失点しましたが
相手の勢いの部分もあったのですけど、1人1人がズレがあったので、ああいう風にはっきりしないプレーで失点してしまいました。そういうところをなくしていかないとやっぱり優勝っていうのは遠いのじゃないかなと思います。
―相手の桐蔭大の印象は
今年は前期に勝ってるので、同じ相手に二度も負けられないという強い思いはプレーでも感じられたので、そういうところでも自分たちが勝たないといけないんじゃないかなと思います。
―4試合勝利のない苦しい状況ですが
原点に戻って、しっかり自分たちのサッカーをもう1回見つめ直さないといけないです。このままだと連携もズレていってしまうので、この1週間しっかり準備して次の試合は勝ちたいと思います。
黒崎隼人
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