【バドミントン】第66回全日本学生バドミントン選手権大会 団体戦 男子が5年越しの悲願を叶え、全国制覇!! 女子はベスト8に終わる
【バドミントン】第66回全日本学生バドミントン選手権大会 団体戦
2015年10月10日(土)・11日(日)
初日:なみはやドーム、2日目:大阪府立体育会館
大学日本一を決める今大会。男子はこれまでの不振を払拭するかのように、順調に勝ち進むと決勝で早大と対戦。第3シングルスまでもつれる死闘を制し、見事5年ぶりの日本一に輝いた。一方、女子も優勝が期待されたがこちらは日体大に敗れ、ベスト8で姿を消した。
試合結果
男子団体
試合 | 試合結果 | 試合詳細(後者が対戦相手、S=シングルス、D=ダブルス) |
---|---|---|
1回戦 | ○3-0熊本学園大学 | S1○関口直挙2-0上村浩平(22-20,21-14),S2○福田卓郎2-0大木要幹(21-10,21-8),D1○日光凌・西智寛2-1志水夏望・福島佑太(21-5,17-21,21-18) |
2回戦 | ○3-0立命館大学 | S1○桐田和樹2-0勢瀬拓也(21-14,21-11),S2○佐野拓磨2-0(22-20,21-10),D1藤野琢人・河崎駿輔1-1新垣秀治・松田彬(21-18,19-21),D2日光凌・西智寛1-X水口恭兵・新本将太(21-8,※2ゲーム目に相手棄権) |
準々決勝 | ○3-1青山学院大学 | S1○佐野拓磨2-0三枝力起(21-14,21-13),S2●関口直挙1-2林翔太(19-21,21-8,18-21),D1○宇野友規・西川裕次郎2-0村本亮汰・秋田剛志(22-20,22-20),D2○藤野琢人・河崎駿輔2-1駒井砂竜・畔上駿平(21-16,19-21,21-13) |
準決勝 | ○3-0龍谷大学 | S1○桐田和樹2-1内田裕太郎(15-21,21-14,21-16),S2○佐野拓磨2-1中村大志(21-19,9-21,21-17),D1○日光凌・西智寛2-0内田裕太郎・成富勇太(21-17,21-18) |
決勝 | ○3-2早稲田大学 | ●S1佐野拓磨0-2古賀穂(14-21,13-21),○S2西川裕次郎2-0松本康平(21-18,21-10),●D1藤野琢人・河崎駿輔0-2古賀輝・齋藤太一(19-21,17-21),○D2西川裕次郎・西智寛2-1富岡寿将・中里裕貴(21-18,17-21,21-17),○S3桐田和樹2-1古賀輝(22-20,17-21,21-9) |
女子団体
試合 | 試合結果 | 試合詳細(後者が対戦相手、S=シングルス、D=ダブルス) |
---|---|---|
1回戦 | ○3-0滋賀短期大学 | S1○上野亜実2-0藤田准子(21-10,21-4),S2○前田悠希2-0藤原遥(21-10,21-13),D1○樋口帆渚実・長谷川由季2-0青山優実・上田優利愛(21-9,21-13) |
2回戦 | ○3-1同志社大学 | S1○上野亜実2-1北村毬乃(21-16,18-21,21-18),●S2前田悠希1-2鈴木沙知(21-18,8-21,15-21),D1○窓場由加奈・宮浦玲奈2-0深川星慧・岸田洋子(21-14,21-12),D2○樋口帆渚実・長谷川由季2-0藤元真美・鈴木沙知() |
準々決勝 | ●0-3日本体育大学 | ●S1窓場由加奈1-2中村恭子(19-21,21-15,20-22),●S2前田悠希0-2財津穂(18-21,19-21),●D1樋口帆渚実・長谷川由季1-2三木江里子・中村恭子(13-21,21-16,18-21) |
戦評
男子
前評判を覆し、見事5年ぶりに全国制覇を果たした。
初戦の熊学大戦、2回戦の立命大戦を3-0で快勝すると準々決勝では青学大と対戦。第2シングルスの関口直挙(経4)がマッチカウント1‐2で敗北するも、第1シングルスの佐野拓磨(経4)は序盤から7ポイント連続で点を重ねていくなど調子の良さを見せて勝利しチームに勢いをつける。続く第1ダブルスには宇野友規(国4)・西川裕次郎(社2)ペアが登場。序盤から点差を広げられ苦しい展開となるも、後半16-20の場面。もう後がない場面から意地のプレーを見せ6ポイント連取し、逆転で第1ゲームを奪取した。第2ゲームは序盤から接戦となり、互いに一歩も引かない攻防が続く。18-18の場面から2ポイント連取し王手をかけるもすぐに追いつかれてしまう。それでも最後は宇野の鋭いショットで勝負を決め、2ゲームともに22-20と激戦を制しストレートで勝利した。第2ダブルスの河崎駿輔(経3)・藤野琢人(経3)ペアは第1ゲームを相手のミスで点を重ね先取する。第2ゲームは競り合いの末取られてしまうも第3ゲームでは、序盤から勢いに乗り21-13で勝利。マッチカウント3-1で準決勝進出を決めた。
準決勝の相手は西日本チャンピオンの龍谷大。第1シングルスの桐田は、相手のスマッシュに苦戦し焦りも出たのかネットに引っかけるミスも目立ってしまい、第1ゲームを先取される。しかし第2ゲームからはしっかりと立て直し、序盤から攻めの姿勢でポイントを奪う。そのまま最後まで勢いに乗り、2ゲームを連取し勝利を収めた。同時進行で行われた第2シングルスの佐野は第2ゲームを9-21と大差で取られるも、第3ゲームの終盤になんとか盛り返して21-17で勝利。決勝へと王手をかけたこの場面で出てきたのは第1ダブルスの日光(現3)・西(経2)ペア。第1ゲームは、序盤から接戦となるも、後半は浮いた球を確実に沈めショットを決めていき21-17で終える。第2ゲーム、インターバル時は11-6と差をつけられるも、すぐに6ポイント連取し逆点に成功。最後は日光・西のそれぞれがキレのあるショットで3ポイント連取し21-18でストレート勝ち。この勝利と同時に法大の決勝進出も決定した。
決勝の相手は秋季リーグにおいてマッチカウント2-3で惜敗した早大。第1シングルスの佐野は、主将としてここで勝利し勢いをつけたいところであったが苦戦を強いられてしまう。序盤からショットが決まらず、後半もネットに引っかけてしまうミスや甘い球を上げてしまい、鋭いスマッシュを食らい点差を引き離され14-21で第1ゲームを終える。第2ゲームもバックラインぎりぎりのロブに苦しめられインの球に手を出すことができずポイントを重ねることができない。焦りからかロブのミスやスマッシュのアウトが出てしまうなど流れを変えられないままストレート負けを喫してしまう。
隣のコートで行われていた第2シングルスには西川が出場。秋季リーグでも勝ち星を挙げた相手に、序盤から攻めの姿勢で点を奪っていく。第2ゲーム、相手は決勝の直前まで行われていた準決勝の疲れからか足の動きが良くなかった。その変化を西川はしっかりと見抜き、前後左右に相手を動かしてミスを誘い出し気づけば21-10と大差をつけて勝利。
ここで勝利し王手をかけたい場面で登場したのは、第1ダブルスの河崎・藤野ペア。第1ゲームは序盤から競り合いが続くもリードしていく。後半2ポイント連取し16-14とこのまま勢いに乗ると思われたがすかさず相手も食らいつき、一気に5ポイント連続で取られ突き放される。追いつこうとするもあと一歩及ばず、第2ゲームも勢いに押されてしまい奪うことができずに終わった。
もう後がない状況で第2シングルスには西・西川ペアが挑む。普段あまり組むことのないペアだがともに好調を見せ、第1ゲームを取る。第2ゲームは、あまり練習できなかった影響からか2人のタイミングが合わない。切り返しなど2人の穴に素早く入れる相手のショットに苦しみ、このゲームを17-21で落としてしまう。それでも第3ゲームは序盤からリードし、そのまま両者は点の取り合いに。最後は相手のミスもあり21-17で勝負を決め、2-2と追いつく。
勝敗が決まる運命の第3シングルス。この場面で出てきたのは、ここまで調子の良さを見せている桐田だが相手は主将でエースの古賀輝。試合は一筋縄ではいかなかった。第1ゲームを序盤から食らいつき22-20で接戦をものにするも、第2ゲームは苦しめられる。攻めのプレーだけでなくヘアピンなどネット前のショットも焦らず沈めていき相手のミスを誘い、インターバルに入るときは11-10と競り合うも、相手も負けじと攻めてくる。後半スマッシュで点を重ねられ勢いを持っていかれてしまい17-21と勝敗は第3ゲームへ持ち越される。運命のファイナルゲーム。男女ともに「桐田、一本!」の大声援が会場をこだまする。そしてその声援もあり、桐田は序盤からキレのあるショットや相手のスマッシュに上手く対応しポイントを連取していく。すると、13-7の場面で相手に異変が起きる。足を痛め、足が前に進まなくなってしまう。それでも相手は意地を見せ、棄権せずにプレーをする。桐田も最後まで気を抜かず攻め、優勝に着実に近づいていく。そして、最後の1球をスマッシュで決め21-9。今まで一度も勝利することができなかった相手に対し大金星を挙げたと同時に法大の優勝も決めた。勝利した瞬間、選手全員が桐田に駆け寄り喜びを分かち合っていた。その中には、第1シングルスで敗れたものの、チームをけん引し、男泣きした佐野も含まれていた。
この結果、法大は5年ぶりの、そして1962年(昭和37年)の初優勝から通算して11度目の全日本インカレ優勝を達成した。須賀隆弘男子バドミントン部監督が「みんなで勝ち取った優勝」と語るように、多くの選手が1回戦から大舞台を戦い、その度に勝利をもぎ取り、そしてトーナメントを勝ち進んだ。また、コートに立っていないベンチメンバーも一丸となって選手の応援を続け、選手を鼓舞した。だが、当然ながら優勝までの道のりは決して平たんなものではなかった。「示しをつけるために選手だけでなく、自分も走り込みを行った」(須賀監督)と語るように、選手、監督陣ともに優勝までに多くの過程が存在した。また、キャプテンの佐野も右足のけがから「試合勘が鈍っており、不安だった」と話すように、選手個々人にとっても大会に向け多くの不安が山積していた。それでも、それらの困難を乗り越え、チーム全員で「総力戦」に臨み優勝を勝ち取ったことは称賛に値するだろう。
だが、大会はこれで終わりではない。団体戦の翌日から個人戦(シングルス、ダブルス)が行われている。この大会をもって4年生は引退となるが、引退前にもう一回優勝に向けて突き進んでほしい。また、4年生以外の選手に対しても貪欲に優勝を目指してほしいところだ。(羽根田萌)
女子
2年ぶりの覇権奪還を目指した女子団体にとって、不完全燃焼のベスト8の結果となった。
1回戦を難なく突破し、2回戦で当たったのは地元・関西の同大。アウェーの雰囲気の中、第2シングルスの前田悠希(営2)が逆転負けで星を落とすも、第1シングルスと両ダブルスのペアが確実に勝利し3-1で準々決勝に駒を進める。
迎えた準々決勝の相手は日体大。第1シングルスの窓場由加奈(人4)が第1ゲームを僅差で落とすも、第2ゲームを21-15で奪い返す。勝負のファイナルゲーム、リズム良く攻め前半を11-7で折り返す。しかし後半、自身のスマッシュアウトなどでじわじわと点差を詰められる。19-14の場面から4連続失点を喫し窮地に立たされるも、20点目のマッチポイントを取り勝利に王手をかける。だが、ここから3連続失点で逆転負け。「確実に1本取る」と臨んだシングルスでの手痛い敗戦で、チームに勢いをつけることが出来ない。
第2シングルスに出場したのは前田。第1ゲーム前半はドロップショットをおりまぜ相手を揺さぶりリードをする。だが徐々に足が止まり、相手のスマッシュが決まる場面が増える。終盤に18-18の同点に追いつかれると、一気に逆転を許し先行を許してしまう。第2ゲームでも最後まで相手と競った試合を展開するも、最後までリズムをつかめず19-21で敗北。法大はシングルスで2敗し、あとがなくなってしまう。
2コートで試合が行われていたため、ダブルスの試合が並行して始まる。相手の声援も大きくなりプレッシャーも高まる中、第2ダブルスの窓場・宮浦玲奈(国2)ペアが躍動する。相手の攻撃が緩むたびに力強いショットを連発。第1、第2ゲームともに連取し、勝利へ望みをつなげる。
準決勝進出へ、1敗もできない状況の中、第1ダブルスで出場したのは樋口帆渚実(営4)・長谷川由季(法3)ペア。流れを法大に引き寄せたいところであったが、第1ゲームは勢いに乗る相手に押され、13-21と抑え込まれてしまう。第2ゲームも序盤は先行を許すも、中盤に追い上げると一度もリードを与えず、21-16で勝利。勝利へ意地を見せる。そして勝負のファイナルゲーム、相手のスマッシュに押され、自身のレシーブミスにより得点を奪われる苦しい展開へ。一時同点とするも、相手の強打に屈し、終盤に4連続ポイントを奪われ21-19で敗北。法大の準々決勝敗退が決まってしまった。
流れを最後まで引き寄せられず、秋季リーグ戦で勝利した相手に敗れ、優勝への道を閉ざされることとなった。今年度、女子団体は優勝を果たすことができずに1年を終えた。来年は窓場や樋口などの主力メンバーが抜けるが、巻き返しを期待したいところだ。(荒木翔太)
監督・コーチ・選手インタビュー
須賀隆弘監督(男子バドミントン部監督)
ー優勝おめでとうございます!
ありがとうございます!
ー全体の総括について
うちの選手は飛び抜けたトッププレイヤーがいないので、総力戦で戦おうということでみんなと意識合わせ、インカレに向けて頑張ってきました。そこでみんなそれぞれ自身の役割や立場を理解し、協力してくれたことで力が発揮できて優勝に繋がったかなと思いますね。
ー早大の総括をお願いします
やはり、早稲田や中大が上がってきても、誰が勝つとかではなくみんなフォローし助け合って勝つ気持ちがあったので、それが全部出たかなと思いました。
ー桐田選手が第3シングルスを任されました。試合前にどのような声かけなどをしましたか
常に練習から言っているんですけど、脚や身体を使って打つことを伝えました。あとは思い切ってやれと言っただけです。
ーその桐田選手は1ゲーム目を奪取しましたが、2ゲーム目を落としてしまいました。3ゲーム開始前に詰め寄る場面がありましたが、どのようなことを伝えましたか
まあ、インカレはそんな簡単に勝てないと思っているので…。ファイナル(第3ゲーム)に行っても私は焦っていなかったんですけど、インターバルになって試合前に伝えたことを改めて伝えました。
ー第2ダブルスでは今までと異なり西・日光ペアではなく、西・西川ペアが出場しました。決勝という大舞台でペアを変えた理由は…
今回は総力戦ということで、過去の対戦成績や相性から考えて、この組み合わせが良いと思い今回のオーダーを作りましたね。ただ、相手が中大だったらオーダーは違いましたね。それぞれ上がってくる大学ごとに30通りくらいは考えていました。
ー秋リーグでは、「精神面での強さが足りない」とおっしゃっていましたが…
秋リーグ終わったあと、みんなや私の思いなどそれぞれの思いを伝えてもう一回気持ちを一つにし、インカレ優勝を目標に意識合わせできたのが今回に繋がったと思います。
ーリーグ終わってからどのように精神面でまとめましたか
やはり3週間しかなかったので、全体練習が終わったあとに基本に戻って走り込みをさせたということに尽きますね。実は私も選手と約束していたので、走りましたね。学生以上にね(笑)
ー5年ぶりの優勝ですが、監督個人としてはどのように思いますか
ずっと決勝とか行ってて勝てなかったので長かったといえば長かったし…。ただ、それでも毎年良い成績を残してくれるので、その都度同じ気持ちなんですけど、頑張ってくれたというという感謝の気持ちしかないので…。ただ、今回はそれが優勝という形になったので良かったです。あと、今のメンバーって高校の時強豪のチームにいたわけではなく、誰一人(高校時代に)団体優勝という経験がないんですよね。みんなで目標に向かって頑張って、最後団体優勝できたという経験をさせられたのはすごく良かったなと思います。
ー4年生の選手の方々に向けて一言お願いします
春先から、なぜかわからないんですけどこのチームで優勝したいという強い思いがあったので…。それは彼らにも言っていたんですけど、それが現実になって本当に良かったなと思います。4年間、4年生は本当にお疲れさまでしたという事とこのチームの監督でいて良かったと思っています。ありがとうございました。
ー4年生以外の選手に向けて
今年は春リーグ6位で、東日本インカレもベスト8、秋リーグでも5位という結果だったんですけど、その中でも諦めずにやっていればインカレ優勝のように「良いことがある」ということを伝えられたと思います。それは、バドミントンだけでなく人生にも言えることですね。それに優勝したからこそ、行動や言動に自覚を持ち、コートの中で相手に恐れられるようチームになることが大事ですね。コートの外に出たら尊敬されるようなチーム、個人にならなければダメだと思っています。そういうことはまた指導していきたいと思います。
ー早いと思われますが、来季の抱負をお願いします!
毎年インカレだけは優勝を狙っているので、そのためにまた頑張ります!
宮康二監督(女子バドミントン部監督)
ー日体大戦の振り返りについて
今日はうちのチーム自体が悪かったとは思わないんですけど、日体大の選手は今日良かったですね。動きも良く気迫もあったし…。今回、日体大は事情があって男子が出場を辞退していることもあって、女子のところに総監督や監督など多くの人が応援し、選手にも危機感というのがあって…。気迫で負けた部分がありましたね。
ー監督の言葉通り、トップのシングルス2つでは気迫、応援がとりわけ顕著であるようにと思われました…
応援はまあ、向こうのほうが勝っているんですけど、むしろやっぱり選手の気迫ですよね。それはすごかったように思えます。
ー前田選手が接戦の中で押され、相手ペースに完全に飲まれてしまいました
ちょっともう一皮むけてもらわないと困るところですね。精神的にちょっと弱いので…。もうちょっと自分からプレッシャーをはねのけて、力を出し切ってくれないとダメかなという感じです。あの辺をしっかりやれば、勝ってもおかしくない気がしますけどね。
ー相手に王手をかけられた状態で樋口・長谷川ペアが出場しましたが、動きなど見るとプレッシャーがあるように感じられました…
やっぱりありますね。シングルス2つ、それもエースの窓場がやられ相当相手に勢いがある状態でしたからね。それで1ゲーム目取られて2ゲーム目では取り返し、ファイナルではあそこまで頑張ったんですけど、やはり流れをこちらに呼び戻せきれなかったという感じです。力的には同じくらいで、リーグ戦(春季リーグ)では勝っているんですけど、今回はそういうプレッシャーもあって敗れた感じですかね。
ー窓場選手はシングルスで敗れ、ダブルスで勝利しました(公式記録上ではカウントされず)が切り替えが大変なように思われましたが…
あったと思いますけど、上のダブルスで勝ってくれることを信じて、切り替えてやってくれたと思いますね。
ー大会自体を振り返っていかがですか
エースの窓場をトップで使って負けてしまったので…。ある意味結果はしょうがないのかなと思います。この悔しさを3年生以下が来年に払拭しないといけないのかなと思います。
ー監督からして、ベスト8はどのように思われますか
正直悔しいですね。日体大には秋のリーグ戦で勝ってますし、10回やって10回負ける相手ではないので…。今日はたまたま負けてしまったんですけど、悔しいベスト8という感じですかね。
ー今日の日体大戦のように、紙一重の差が如実に出た戦いとなりました
結局いま関東の大学は紙一重で2部の上位も下手するとあまり変わらないくらい、混沌しているんですよね。その時の体調や気迫などで左右されるので、そのような面を今後しっかりやらせないといけないですね。
ー出場した選手の方々へ向けて一言お願いします
4年生に関しては、お疲れさまでしたと言いたいですね。窓場や樋口は気持ちを切り替えて個人戦で優勝を目指してほしいと思います。3年生以下は今日の悔しさをすぐに忘れるのではなくて、これから来年に向けてその悔しさを晴らすために練習してもらえばと思います。
ー来年以降の監督としての指針について
これまでうちの部を引っ張ってきた田中、市丸の元で頑張っていた窓場がいなくなるので…。そういう意味で言うと、エース級の人間がいなくなる状況になってしまいますね。上野、前田、勝俣(莉里香、営1)にしても、同じくらいの実力の選手が揃う感じです。ダブルスも同じで、樋口がいなくなるので…。やっぱり、今までと違った意味で練習量を考えるとか、練習方法を変えていくとかしていかないといけないと思っていますね。
升佑二郎男子バドミントン部コーチ
ー優勝おめでとうございます
ありがとうございます。
ー早大戦を振り返って
勝ち上がってくるところが中大かなと思ったんですけど、早稲田がくる確率が高かったので、両方想定してオーダーを2つ考えていたんですね。そういう意味では、想定内の対戦相手かなと思いました。運もあったかもしれないですけど、そういった戦略的なものがうまく噛み合ったかなと思います。ただ、うちはエース選手がいなくて、かたや相手はインターハイ優勝者が何人もいるチームですから、そういった意味では流れを上手く作ることをとにかく意識しました。オーダーも1回戦からやってきて選手も10人いたら10人出すというね。それもやっぱり流れなので、西川が準決勝、決勝まで1回しか出ていなくて…。そういった意味で勝ち上がってこれたので、すごく力がついたかなと思いましたね。
ー桐田選手が最終シングルスを任されました
これは完全に相性で選んでいたんですね。これが中大だったら関口を出す予定だったんですよ。それが、早稲田で相手が古賀選手だったら桐田のほうが相性がいいと。相性重視で考えていたので、そういった戦略やプレースタイルが噛み合ったんだと思います。
ーとはいえ、秋リーグでは動きも良くなく古賀選手には敗れていますが…
あの時は相手に決められるというより、自分のミスから崩れていたんですね。それで秋リーグから彼には足腰を鍛えるためにトレーニングを課しました。そのおかげで、ミスがだいぶ減ったんですね。秋リーグの負けを踏まえて練習メニューを考えて、その練習の成果が出ていたので…。なので、何も心配をしていなかったというかその成果が出てよかったですね。
ー他の選手に対しても個々のメニューは課しましたか
そうですね。他の子たちにも個々に応じて、練習メニューを課しました。全体練習のあとに、それぞれに応じた課題を持っていた課題がありました。それで、今の選手は真面目でちゃんとやってくれたので、その結果ボロ負けもなくいい試合ができていましたね。第1ダブルスでも古賀・齋藤という王者相手に、互角の勝負をしていたと思いますし。それもやっぱり、彼らには走り込みをさせたんですね。それぞれの課題に応じた練習をやってくれたおかげで、プレーの質が上がったと思うので、それがやっぱり良かったかなと思います。
何もしないでインカレ優勝したのではなくて、監督とコーチで創意工夫して、練習した結果、優勝につながったので私自身も手ごたえを感じていますね。
ー練習の成果からか、第1ダブルスを任された藤野・河崎ペアは以前と比べてサーブのミスが少ないように見受けられました。彼らにはサーブを主に鍛えていたのですか
そうですね。ダブルス陣はサーブ周りがうまい人はうまいので…。ただ、それもありますが、サーブに頼るということはラリーするのが怖いからサーブ周りを集中するので、逆に選手にとってサーブがちょっと浮いても「ラリーすればいいや」と思うんですよね。そういった意味では、サーブ周りも大事だけどラリーを大事にしていた、要はちょっと甘くても後ろが球を取れればいいので…。そのためには相手の2、3倍動き、脚力で崩されても拾いまくるように、そちらに考えをシフトしたんですね。どちらかというと、春はサーブ周りを練習してきたんですけどね。でも結局秋リーグでその差を埋めることができなかったので。それよりも浮いたサーブを打ち、プッシュを打たれたとしても取れるようなカバー力をつけるようにシフトしましたね。その結果、サーブを打つ側も後ろが結局取ってくれるという安心感があれば、自信を持って打てるのでそれが良かったのかなと思います。
ー4年間コーチをされて初優勝となりましたが、優勝が決まった瞬間の気持ちはいかがでしたか
やっぱり、勝つ時はこんな風に勝つんだなと感じましたね。第1シングルスの佐野が勝つしかなかったと思うんですけど、結局佐野は負けてしまって…。それで、最後の第3シングルスでは相手エースの4年生でさらにインターハイ王者、かたやこっちは新人の1年生ですからまあ、分が悪いと。ですが、一発勝負だから何が起こるかわからないというので、勝った時はそういう風に感じましたね。
ーインカレでは優勝したものの、ここまでたどり着くのにも多くの苦難がありました
そうですね。ただ、そのおかげでの優勝というのは感慨深いものがありますね。ずっと勝ち続けての優勝ではないので、選手もそうですけど、やっぱり諦めずにやって良かったなという感じですかね。なので、絶対勝つという考えこそ、法政魂なんだと思います。ここ数年見ても、必ず決勝の舞台には立てていますからね。戦力的にみれば東日本インカレの結果をみればわかりますけど、他大学よりも低いです。なので元が強いのではなくて、春から見れば明らかに毎年絶対順位は上がるんですよね。それは練習の成果だと思うので、来年の春はきついかもしれないですけど、結局法政魂ということがあるように、必ず強くなる、必ず春勝てなかった人に勝てるように、高校時代勝てなかった人に勝てるように。それが多分、法政の一番の魅力なんだと思います。
ー今年コーチをやっていて一番苦労したことは
やはり気持ちの部分ですかね。見てもわかるように、下級生が主体なので気持ちの部分で甘いです。ミスったらすぐに崩れちゃったりするので、そういったところの教育面は一番苦労しましたね。本当だったら3〜4年かけて徐々に良くなるんですけど、1、2年から試合に出ている分、結果を出すための短期間で心のコントロールなど教えなきゃいけなかったので、そこはすごく苦労しましたね。そういう意味ではミーティングもいっぱいやりましたし。技術よりも立ち振る舞いですね。立ち振る舞いの指導に相当時間をかけました。他大学は技術面はできているけど、立ち振る舞いの指導が正直できていないですからね。法政は逆に立ち振る舞いの指導できるので、それが須賀さんの監督の力なのかなと思います。態度が変われば考えが変わってプレーが変わって、質が上がる。それが法政が一番結果を出す秘訣なんじゃないんですかね。
ー立ち振る舞いを重視していましたが、秋季リーグ終了直後のチームはバラバラになりかけていました
立ち振る舞いはずっと指導してきたんですけど、それがずっと壁になっていました。ただ、選手1人ずつ変わっていったんですよね。1人ずつ変わった中で、最後の選手が変わればあとは完璧で…。その選手がぐっとこらえてできるようになったんですね。それによって一つの完成になった状況です。
ー4年生に向けて
やっぱりバドミントンで何を学んだかが重要だと思うんですよね。楽して良い結果得たのではなくて、苦難の道を乗り越えての良い結果というのは、すごく人生の糧になると思うんですよね。なので、諦めずにやれば自分が出したい結果が出せるというのが、体験できたのがすごく私自身もそうですけど、良かったなと思います。また、時が過ぎれば結果が出るのではなく、試行錯誤して苦労して試しながら結果が出たということを彼らも体験できましたからね。それを社会に出ても、同じであるということを教えることができたのかなと思うので…。やっぱりバドミントンで何を学んだかというのが人生においても重要になると思われますね。
ー最上級生となる3年生に向けて
努力をすることですね。うちのチームは正直下手なんですよ。下手だけど、どちらかというと粘って考えて…。一番の魅力は立ち振る舞いが鍛えられていると。そこの辺を自信に持ってほしいですね。小手先は確かに他大学のほうが上手いです。でも、心と頭の部分ではうちの大学の子は相当鍛えられていると思います。それを引き続きやってもらえば、来年もおそらくいい結果が出ると思います。
佐野拓磨主将(男子バドミントン部主将)
ー団体戦優勝おめでとうございます
ありがとうございます。
ー自身のシングルスの振り返りをお願いします
キャプテンとしてチームに勢いをつけて後の選手に回したかったんですけど、負けてしまいましたね。ただ、チームのために後ろの選手をしっかり応援できたことは良かったと思います。
ーシングルスの敗因は
初めての相手でわからないこともあったのですが、自分自身はあんまり悪くなかったと。それ以上に相手のほうが強かったという印象が強いですね。
ーどのような時にとりわけ強いと感じましたか
ロビングとかがしっかりと打ち込まれて、スマッシュが最後までしっかり入っていたりしていましたね。追い込んでいるのに全く甘い球とかがこなかった時は強く感じて、どう崩して行こうかなと思いましたね。
ー2ゲーム目では追い込まれる場面が多く見られましたが、やはりプレッシャーなどもあったのでしょうか
そうですね。ここでスッと負けたりしたら後ろとかにも響いてしまうと思ったので、どうにか抵抗してアタックしたりすることを心掛けたんですけど、結果どうしようもできなかったのは悔しかったですね。
ー自身のシングルスで負けが決まった時にどう感じましたか
正直、落とした時は自分自身「やばいかな」と思いましたね。
ー自身の試合終わった後、どのような心境で試合を見守っていましたか
それはやはりチームのために勝ってほしいという心境が強かったので、自分の勝敗よりもチームを応援して勝たせてやろうと思いました。
ー優勝が決まった時に涙を見せていました
実は優勝した時は実感があまりなくて…。でも、気づいたら桐田が優勝を決めた時にみんな集まって自分も涙流してて、その時に「あぁ、勝ったんだな」という実感がありましたね。チームだけじゃなく、須賀監督のためにも優勝したい気持ちがあったので、それが叶って良かったです。
ー秋リーグの時に「監督を胴上げする」とおっしゃていましたが、現実となりましたね
須賀監督には感謝しきれないくらい良くしてもらったので…。自分たちが(インカレで)優勝して恩返しすることしかできないと思いましたね。それで自分が4年間やってきて胴上げした時は須賀さんが監督で良かったなと思いました。
ー自身にとってインカレ優勝の意義は
自分の中では各大学がプライドを持って試合やっているので、負けられないという気持ちがありましたね。うまく表せないですけど、コートを挟んでやる格闘技ですから負けたくないし負けられなかったです。
ー決勝では主に下級生の活躍が目立っておりました。自身から見て、当初と比べ選手がかなり成長しているように思われますが
ほんとに今回は下級生のおかげで優勝できましたね。自分たち4年生がいて下級生もいるので、今後を考えたらいい材料というか、いいエースだと思いますね。入った当初と比べてかなりたくましく成長したなと。インカレで優勝したいという気持ちがより強かったと思うので、そういう意味では成長したなと思います。
ーチームを立て直していく上で、他の選手との軋轢もあったと思われますがどのようにしてその問題を解決していきましたか
秋の時のように一部の選手との対立もありましたが、性格上次の日にはさっぱり忘れていたりするので…。自分が怒ったあともミーティングなどで普通に話したりしていましたし。なので、そういう意味では特にこれといった方法を使いませんでしたね。
ー秋リーグ終了後のミーティングでは須賀監督が涙を交えながらチームの惨状を訴えていました。その状況からどのようにしてチームをまとめましたか
そのときはものすごくひどい状況でしたからね。なので練習どうこうではなく、(後日)まずミーティングを開きました。そこで監督の真意やOBの意見、自分たちの思いを話し合いました。そうして、その中にある壁を取り除いて練習に打ち込みました。
ーミーティングでは具体的にどのようなことを話しましたか
日本一になるためにすべきことや、上級生に対する不満や逆に下級生に対する不満というのを言いあったりして気持ちをすっきりさせましたね。加えて、リーグ戦の反省などもみんなで言いあったりして、インカレに向けて頑張ろうとみんなで決起しました。この時は4年生中心でやったので、監督やコーチはいませんでした。
ーどういう信念を持ってこの大会に臨みましたか
優勝したいという気持ちだけでなく、目の前にある戦いを一戦一戦をしっかり戦うという信念を持っていました。それでみんな団結していい結果につながったのだと思います。
ー他大と比較して飛び抜けたエースがいない中、どのようにその部分をカバーしたのでしょうか
団体戦は1人2人強かったら勝てるかもしれないですけど、やはりトーナメントなので1人が2、3試合戦うときつくなるので…。そういう意味では飛び抜けた選手がいない中でも、1人が2~3試合しなきゃいけないところを全員で出れば1試合だけに打ち込めるし、体力面でも消費せずしてできるのが全員バドミントンのポイントですね。なので、優勝も体力的な部分とチームの総合力があったからこそ、成し得たのかなと思います。
ー自身は秋季リーグの時、ケガの影響で1試合しか出場できませんでした。その際のけがの状況を教えていただけますか
右裏太もものハムストリングという部分をけがしていましたね。実は東日本インカレ個人戦のシングルスの16決めの時にはもう痛かった感じです。
ーそのけがから持ち直して今大会に臨みましたが、当初は体力面も落ちていたのではないでしょうか
体力というよりもむしろ、春と秋リーグのトータル10試合の中であまりでれなかったので、体についている試合感覚が鈍っていましたね。その10試合は後悔というか、自分のなかでは重要な試合経験をけがで失ったので…。なので、今回のインカレはかなり不安だったんですけど、体力面とかに関してはそのなかでも練習していたので気にならなかったです。
ー個人戦では、2回戦敗退となってしまいました
こんなことを言うのもあれなんですけど、団体優勝して気が抜けたというか、完全燃焼してしまいましたね。全体的に見ても、ダブルス、シングルス陣共に負けない相手にも負けちゃったりしてしまいました。正直、負けたことは悔しいんですけど、やっぱり団体優勝したいという気持ちが強かったのであまり後悔はしてないですね。
ー日光新主将に向けて
自分の代で優勝して来年またインカレがありますが、今年優勝したのでそれ以下の結果は全部否定されるというか、プレッシャーになるので…。試合に出てた本人たちや上級生が主体となってやっていくので、OBなどから言われるプレッシャーとかに負けずに頑張って欲しいです。
ー監督やコーチに向けて
1年生から4年間やってきて、正直キャプテンという役割がかなりキツかったんですけど、監督やコーチとかが自分を育ててくれたおかげでこの1年かなり長く感じたんですけど、やれていけたので。それで監督などのために優勝できたのでかなり満足のいく1年で終われたので良かったです。
窓場由加奈主将(女子バドミントン部主将)
ー日体大戦の振り返り
(シングルスでは)宮監督にもみなさんからも確実に一本取ると言われて、コートに入り自信を持って試合に入ったんですけど、冷静に行きすぎましたね。試合の入りでも気持ちが空周りしていた面もありましたし…。それに会場がすごく大きくて、対応するのが遅かったのかなと思いました。
ー一方、ダブルスでは0-2とあとがない中で出場し、勝利を収めました。シングルスで負けたということもあり、いっそう責任感を感じたと思うのですが
シングルスで負けたことが自分的にあり得なさすぎて…。これまで春リーグで負けた後から一回も負けたことがなく、それで責任感というか気持ち的に沈んでしまいましたね。ただ、ダブルスは相手もそれほど強くないので、やりながら気持ちを切り替えることを意識しました。それでも、やはり隣の試合は気になりましたけどね…。シングルスで負けたことがあり得なさすぎてほんとに申し訳なかったです。
ーシングルスで敗れた際に、後続の選手にプレッシャーを与えたと思われるのですが、自身としてはどう思いますか
おそらく、自分が1試合取られたことで前田も(気持ちが)固くなってしまい、逆転される形となってしまいましたし…。ほんとに自分がシングルスで負けたから負けたと思います。
ーリーグ戦の時に腰の調子が悪かったとのことですが、こちらは試合などで影響しましたか
腰は治療をしっかりしていたこともあって、大丈夫でしたね。まあ、ブリッジはできないくらいで、普通にバドミントンしている時は支障がなかったです(笑)。ただ、今回会場内で風が流れていて、それにちょっと対応できなかったのかなというのがありますね。まあ、身体には何の問題もないです。
ー今大会は自身最後のインカレ。どのような気持ちで大会に挑みましたか
もちろん優勝を目標に挑んでいたんですけど自分が負けたら負けだと思うし、試合はもう帰ってこないので…。自分も相手もお互い自分たちが優勝するという気持ちという中で戦って、そこで勝てなかったというのは自分たちが下手だったかなと思います。この大会に関してはみなさんに優勝させてあげたいという気持ちが強かったんですけど、申し訳ない気持ちですね。
ーでは、インカレ優勝するためにどのようにしてチームをまとめていきましたか
(インカレ前に)国体とかがあってチームがバラバラになった時があったんですけよね。ですが、そのなかでも一人一人やるべきことが各自わかっていたので、役割を果たすという意識付けとインカレに向け気持ちを作っていくという思いでこの3週間やってきました。
ー団体戦での悔しさをバネに、個人戦ではどのように戦っていきたいですか
今回学生最後の試合になるんですけど、優勝するとか絶対勝つとかそういうものではなくて、14年間バドミントンしてきて経験したことを思い出し、それらを噛み締めながらシャトルに打ち込んでいきたいです。
ー後輩に向けて一言お願いします
去年は田中(志保、国文)さん・市丸(美里、人)さん、今野(あゆみ、デ工)さん、小林(美紀、文、いずれも14年卒)さんと主力4人が抜けるという不安がありましたからね。それで優勝はできなかったんですけど、東日本インカレでは2位に、リーグでも上にいくなど頑張ればやっていけるということをわかってほしいというか…。今の1年生から3年生の意識だと、一部で優勝したりすることが難しいかなと思うので…。3年生には特に意識改革などでもっともっと頑張ってもらいたいという思いと今年の借りをしっかり返してほしいという思いですね。
フォトギャラリー
- 優勝の瞬間、桐田(左から2人目)に駆け寄る選手たち
- 団体戦で2試合に出場した4年生の関口
- 試合の行方を見守る女子選手たち
- 準決勝で法大の勝利を確定させた日光(手前)・西(奥)ペア
- 女子は昨年の成績を下回る8ベスト8に終わった
- 決勝では、男女両部員による声援が会場をこだました
- 初戦の第2シングルスに出場した福田
- 優勝後の記念撮影