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【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 第7週 対明大1回戦 投打に勢い見られず 優勝目前の明大に完敗

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【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 第7週 対明大1回戦 投打に勢い見られず 優勝目前の明大に完敗 

東京六大学野球秋季リーグ戦 対明大1回戦
2015年10月24日(土)
神宮球場

秋季リーグ戦最後の相手は明大。優勝を目前にし波に乗るライバルに対し、初回から3点のビハインドを背負ってしまう。投打がかみ合わず苦戦が続く法大に、この差を埋めきる力はなく完敗。これで5連敗となり、あす負けると秋季リーグ戦は終了、そして明大に胴上げを許すという瀬戸際に追い込まれた。

kawaguchi
今季初スタメンで結果を残した川口

試合結果

トータル試合結果

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
法 大 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 6 0
明 大 3 0 0 0 1 0 0 0 × 4 8 0

(法大)●菅野(2勝3敗)、青木勇、谷川、玉熊―森川
(明大)○柳、齊藤、星―坂本

 

打撃成績

打順 位置 選手 打率 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 (8)  大西千    0  .316 右中間二    一ゴロ    二ゴロ      中飛   
2 (5)  川口   1  .400 捕邪飛    右線二①      空三振      左前安 
  大崎   0   —                   
3 (4)  若林   0  .294 空三振    見三振      空三振      四球 
4 (9)  畔上   0  .383 遊飛      遊ゴロ    中前安      中飛 
5 (3)  柴田   0  .225   三ゴロ    中前安      二ゴロ    中飛 
6 (7)  蔵桝   0  .279   右飛    一ゴロ      二ゴロ    空三振 
7 (6)  佐藤竜   0  .189   中飛      死球    遊飛     
8 (2)  森川   0  .289     左中間二    投ゴロ      三ゴロ   
9 (1)  菅野   0  .231     空三振    見三振         
  青木勇   0   .000                   
  谷川   0   —                   
  金子凌   0   .242                左飛  
  玉熊   0   —                   
    31   1  .263                  

 

投手成績

  球数 打者 防御率
 菅野   5   79   22   7   1   1   4  3.86
青木勇 1 2/3 31 8 1 1 2 0 3.52
谷川 0 1/3 2 1 0 0 0 0 9.00
玉熊 1 22 5 0 1 2 0 8.71
8 134   36   8   3   5   4  4.76

 

ベンチ入りメンバー

10 畔上(キャ4=日大三)  27 森川(営3=桐蔭学園)  35 川口(人1=横浜) 
 11  青木勇(法4=智辯和歌山)   32  中村(営1=多良木)   36  大崎(法2=智辯学園) 
 12  谷川(文3=高松商)   1  若林(営4=桐蔭学園)   38  小林(法1=中京大中京) 
 13  菅野(キャ1=小高工)   2  皆川(キャ4=西武台千葉)   6  蔵桝(営4=広陵) 
 14  宮本幸(営2=富山一)   3  金藤大(キャ3=西武台千葉)   7  田中(法4=愛工大名電) 
 15  藤森(法2=西武台千葉)   4  柴田(文3=東邦)   29  清水二(法2=中京大中京) 
 16  玉熊(法3=北海)   8  佐藤竜(法4=作新学院)   39  大西千(営1=阪南大) 
 17  熊谷(キャ2=平塚学園)  金子凌(キャ3=日大三)     
 20  駒場(文2=鹿沼)   26  水谷(営2=大阪桐蔭)     

 

リーグ戦結果(10/24現在)

  明大 早大 慶大 立大 法大 東大 試合 勝点 勝率
――  ○○   ●○○   ●○○   ○   ○○  11  .818 
 ●●  ――    ○○   ○○   ○○  .750 
 ○●●    ――  ○●○   ○●○    11  .636 
 ○●●   ●●   ●○●  ――  ●○○   ○  12  .417 
 ●   ●●   ●○●   ○●●  ――  ●○○  12  .333 
 ●●   ●●   ●●   ●   ○●●  ―― 10  .100 
 

戦評

 まるで今季の法大の攻撃を象徴するような攻撃だった。3点を追う最終回。先頭の2番川口凌(人1)の左線への安打、3番若林晃弘(営4)が四球を選び無死一、二塁と、最終回にしてこの試合最大の好機を迎える。明大ベンチは好投を続けていた柳裕也を諦め、継投策へ。しかし、ここから見せ場を作れない。4番畔上翔(キャ4)、続く5番柴田圭輝(文3)が中飛に倒れ一気に2死。何とか一矢報いたい場面で、6番蔵桝孝宏(営4)が打席へ。カウント1-2と追い込まれながらも、3番手の星知弥の投球に粘り強く食らいつく。それでも8球目、133キロの変化球にバットが空を切りゲームセット。ここぞの場面で「あと一本」が出ない法大打線。幾度となく走者を出しながらも得点が奪えないもどかしさは、最後の打者となった蔵桝の沈痛な表情が物語っていた。

 先制点を奪われ主導権を握れなかった。この試合で先発を任されたのは菅野秀哉(キャ1)。初回、1死から2番小倉貴大に中前安打を許すと、2死から4番菅野剛士の左前安打と四球で満塁に。大ピンチを迎えると、6番上西達也にボール球の直球を捉えられ、走者一掃の適時二塁打を浴びてしまう。振り返ってみれば、この初回の3失点が最後まで重くのしかかっただけに「試合の流れを渡してしまった」(菅野)と肩を落とした。この日の菅野は直球の制球に苦しみ、変化球主体の投球。3、4回は立ち直り抑え込むも、5回には2本の安打から菅野に犠飛を打たれ再び失点。持ち味を発揮しきれず、悔いの残るマウンドとなった。
 
 つながりを欠く打線は本塁が遠い。この日も初回の1番大西千洋(営1)の二塁打に始まり、安打や四死球で塁上をにぎわすものの、得点は3回の1点のみ。明大先発・柳に対し「甘いところにボールが来ていた」(大西千)としながらも、40キロ近い緩急を自在に操る柳の前に要所を締められ得点を奪えなかった。これで明大は優勝へあと1勝まで迫った。あすの先発が予想されるのはドラフト1位指名を受けた大型左腕の上原健太。チーム防御率トップをひた走る投手陣の支柱として君臨する絶対的存在だ。少ない好機を逃さず、いかに着実に得点していけるかが明日の試合のカギとなるだろう。「このチームであと2試合」とは主将の畔上の言葉。思いをつなぐためにもまずは勝利。チーム一丸となり、意地を見せる。(井手一樹)

 

クローズアップ

谷川宗(「4年生のために」 自信と共に再起のマウンドへ)

 準備はできていた。7回、3点ビハインドの2死一、二塁。1点が決定打になる、ピンチの場面での登板だ。それでも舞い上がることなく、明大4番の菅野をわずか2球で打ち取る。投ゴロを自ら落ち着いて一塁へ送球すると、涼しい顔でベンチへ戻った。

 劣勢の場面での起用が目立つ谷川。スポットライトが当たる華々しいマウンドではないかもしれない。それでも「流れを呼び込む投球を」と自身の役割を理解し、黙々と練習に打ち込む。「課題を克服しようとしているし、監督からの指導を自分のものにしようとしているのも分かる」と、バッテリーを組む森川もその向上心を認めている。

 そんな谷川のリーグ戦初登板は今春。オープン戦で頭角を現し、自信を持って挑んだはずだった。だが、いざ神宮のマウンドに立つとその雰囲気に圧倒された。「きょうは大丈夫だろうか」。そんな不安がよぎる日々。夏場は調子が上がらず、復活を期した今季はメンバーから外れる試合が続いた。転機はそんな時だった。青木監督の助言もあり、シーズン途中での投球フォーム変更を決意。肘が上がらず崩れがちだったフォームを高校時代の形に戻すと、納得のいくボールがよみがえってきた。不安ばかりが先行していた春の姿はもうない。「きょうもいくぞ」。フォームの安定は気持ちにもゆとりを与えた。

 「4年生のために」。秋季リーグ戦最終カード初戦、その一心で懸命に腕を振るも、悔しい敗戦に終わった。あすも敗戦を喫すると、その瞬間に明大の完全優勝が決まる。明大に特別な意識を持つ選手は多いが、谷川もその一人。これまで明大の胴上げを目の当たりにした回数は、新人戦を含めると実に5度。そんなライバル校との試合で引退となる4年生を思い、「絶対に勝ちたい」と語気を強めた。先輩たちと、最後に笑って終われるように―。流れを断ち切る投球で、宿敵の優勝に待ったをかける。(菅野響子)

tanikawa2

 

監督・選手コメント

青木久典 監督

―試合を振り返って
先発の菅野は立ち上がりに、リズムをつかむ前にやられてしまいました。彼の今後の野球人生の課題だと思います。

―初回からマウンドに足を運ぶシーンもありました
四球が絡んでいましたし「ここが勝負どころだ。何とか乗り切ろう」という話をしました。

―7回のピンチの場面では左打者の菅野選手に対し、右の谷川投手をマウンドに送りましたが
四球が続いてしまっていたので、ここは投手を代えるべきだなと。次の攻撃で投手に打席が回ってしまうこともあったので、ここで玉熊を使ってしまうのはもったいないかなと思いました。ここ数日の谷川の球は、僕が打者目線から見て打ちずらそうだなと思っていたので、ここは谷川だと考えました。打者一人であればいけると思っていました。

―明大先発の柳投手について
序盤に低めの球の見極めができていなかったですね。中盤以降は球を見送れるようになってはいたんですが、最後のところの一本がなかなか出ず、要所で抑えられてしまいました。

―スタメン起用の川口選手が振れていました
そうですね。1年生でイキがいいですし、彼の力はみんなが認めていると思います。若い力で何とかしたいなと思って起用しました。

―最終回には追い上げを見せましたが
相手の継投に対して対応できませんでした。これが勝負でしょう。

―優勝の懸かっている明大との士気の違いなどは感じられますか
士気は高まっています。明治さんとの一戦というものには選手たちもいつも以上に気合いが入ると思いますし、負けて優勝を許すということは絶対に嫌ですから。そういう意味では、入りから気持ちは入っていたんじゃないかなと思います。

―あすの第2戦へ向けて
目の前で胴上げは見たくないので、あすは総力戦で意地でも勝ちにいきます。

 

畔上翔 主将

―試合を振り返って
打てなかったので悔しいですね。最終回追い上げて、雰囲気も悪くなかったので。

―第3打席では12試合連続となる安打を放ちました
来た球を打つという意識でした。変化球が多いのでそれを張っていきました。

―控えの選手が出場している選手に声を掛ける場面も多くみられました
前から徹底していたことなので、(多く見られたのは)良かったと思います。

―先日のドラフト会議では指名がありませんでした
それに関しては、今は特に何もないです。

―あす敗れると目前での胴上げを許すことになります
何としてでも勝ちます。このチームであと2試合やりたいので、あすも頑張ります。

 

青木勇人 投手

―ご自身の投球を振り返って
もう少し粘れたら良かったかなと思います。四球を続けて出してしまったのは反省する点です。

―明大打線の印象は
試合前にデータを取って、全員しっかり見て対策は立てていたので、その通りに抑えられたかなと思います。

―特に警戒された選手は
特に警戒した選手はいませんでしたが、きょうの試合で一番当たっていたのは小倉選手だったので、小倉選手に対しては一番気を付けて投げていました。

―試合後にはチームでどのようなお話がありましたか
簡単に明治を優勝させることはできないので、あす勝って、月曜日まで試合をするつもりでいようという話はしました。

―引退まで残す試合もあとわずかになりました
最後の最後で勝って笑って引退できるように、試合で投げる機会があれば、悔いのない投球、思い切りを出していきたいです。

―後輩に向けて残したいものは
負けてシーズンを終わるより最後は勝って、そのまま春に向けて後輩たちがやっていけるようにしたいです。

―次戦に向けて意気込み
あすもいつでも投げられる用意をします。ピンチの場面での登板が多いんですが冷静に投げられるように、絶対に勝つという気持ちでやっていきます。

 

谷川宗 投手

―明大との初戦でした
最終カードがライバル明大との試合ということもありましたし、4年生は最後の試合になります。絶対に明治には負けないように、勝つことだけをみんな意識して試合に臨みました。

―お話の通り、4年生と一緒にプレーする最後のカードですが
1つ上の代は近い先輩ということもあって、良くしてくれた先輩が多いです。きょうは先輩の迷惑にならないようにしっかりやって、最後は笑って終わってほしいという気持ちで投げました。

―2死一、二塁というピンチの場面での登板でしたが、どのような気持ちでマウンドへ向かいましたか
1点もやれない場面でワンポイントで行くということは言われていたので、気持ちの準備はできていました。

―2球でピンチを脱しました
もう少し舞い上がるかなと思っていたんですけど、落ち着いていたのかなと思います。

―なぜ落ち着けたのだと思いますか
監督さんと(捕手の)森川がマウンドで声を掛けてくれたことと、一番は「4年生のために」と心に言い聞かせたことですかね。

―マウンドでは何と声を掛けられましたか
監督さんからは「絶対に大丈夫だから、間違わないようにしっかり投げろ」と言われました。

―投球フォームを変えられましたが、どのような経緯があったのでしょうか
(8月後半の)オールスターの前くらいにフォームが崩れるというか、肘が上がってこなくて。(第3週の)慶大戦が終わったくらいに監督さんに「高校の時はどうだったんだ?」と聞かれました。「フォームがスムーズで、肘が上がっていました」ということを伝えたら良い時に戻していこう、ということで「スムーズに肘を上げよう」と言っていただいて。そこから自分の納得のいくボールが増えたと思います。

―高校時代を振り返って、気付いたことというものは大きかったですか
自分で変えてしまっていた部分もあるので、監督さんに言われて自分のフォームは高校の時の方が良かったんだなということを気付かせていただきました。感謝しています。

―変更前後で最も大きな違いは
春のリーグ戦では、オープン戦で結果が出て自信はついていたんですけど、いざ神宮となると「きょうはどうだろう?」と毎日が不安でした。きょうは試合前から落ち着けていて、フォームを変えてから気持ちの部分も変わったと思います。「どうだろう?」ではなく「いくぞ」と思えるようになりました。

―ご自身のアピールポイント
空振りを取るなどというよりも、流れを呼び込むようなタイプだと思います。自分のような投手が四球を出してると話にならないので、しっかりチームに流れを呼び込むような投球であったり、要所では三振を狙えるようなコントロールを見せられたらと思います。

―あす負けてしまうと、そこでリーグ戦終了となります
1年生の時から、明大の胴上げというのは何度も見てきています。本当にあの光景は悔しいので、あすあさってと勝って、4年生とできる最後の試合を一緒に笑って終われたらと思います。絶対にあすあさっては勝ちたいです。

 

森川大樹 捕手

―最終カードの初戦を落としました
先制点を取られるときついというか、先制点を最少失点で抑えられたら良かったんですけど。ああいうところ(※初回、満塁の走者一掃の適時打)で長打を打たれてしまったところが、打線に流れが来なかった要因だと思います。

―先発の菅野投手は7安打1奪三振でした
真っすぐが少し抜けていて、変化球頼みになってしまいました。菅野の良さは真っすぐを使った上での変化球なので、そこの質が悪かったことが相手に的を絞りやすくしてしまったのかなと思います。

―初回、佐野恵選手に四球を与えて満塁としてしまいました
佐野恵は警戒している打者だったので、無理に勝負しなくてもということで攻めていく中での四球でした。そこは気にしていなかったんですけど、次の上西さんのところでカウントを悪くしてしまって。真っすぐを打たれて長打ということは一番やってはいけない失点の仕方だったので、そこはもう少しリードを考えなくてはいけないと思いました。

―その上西選手を迎える前にマウンドで話していたことは
初球から勝負球で投げようということです。

―青木勇投手は二者連続の四球を与え降板となりましたが
調子は悪くはなかったんですけど、あのまま投げていても打たれていたと思うので。攻めていった結果の四球だったので、決して悪くはありませんでした。

―谷川投手はピンチでの起用が目立ちます
もっと投げなきゃいけない投手だと思いますし、ピンチの場面で耐えられるのは谷川自身でも分かっていると思います。もっと責任を感じてというか、ああいった場面でいつでもいける準備はしていてほしいなと思います。

―谷川投手は同学年投手ですが、どんな存在ですか
たくさん練習していて、やっと今実ってきているのかなと思います。向上心がありますし、自分の課題を克服しようとしているところも分かります。監督からの指導を自分のものにしようとしているのも分かるので、きょうのような場面で抑えてくれてうれしかったです。

―投球フォームを少し変えたとうかがいました
完全に力んで投げていたので、テークバックの仕方を変えたというか。力を0から100にリリースにもっていくことをイメージして投げているので、それが今だいぶ良くなってきているのかなと思います。

―どんな存在になってほしいと思いますか
流れが相手にいきかけたところをしっかり食い止めて、流れを持ってきてくれるような投球をしてほしいです。

―玉熊投手は2死から二者連続の四球がありました
山下さんは制球ミスだったんですけど、坂本さんはあそこで一番長打を打たれてはいけない場面でした。次(打者)は(投手の)柳ということもあったので、坂本さんには長打を打たれない配球をしました。坂本さんの四球は意図的といいますか、柳を打ち取ることにつなげられたと思います。

―今季投手陣が課題に挙げられていますが、投手全体をご覧になってみて
マウンドに上がって調子を気にしているようでは、打者に向かっていけないと思います。調子の波はあっても、その中でも0点に抑えていく姿をバッテリーで見せて、あすが最後にならないようにしたいです。

―あすへ向けて
あすで終わらないように、4年生ともう1試合できるように何としても勝つだけです。

 

大西千洋 外野手

―試合を振り返って
悔しいです。

―明大先発・柳投手の印象は
真っすぐも結構力があって、スライダーも切れていました。でも甘いところにボールは来ていたので、それを捉えきれなかったことが悔しかったです。

―第1打席の二塁打は、その甘い球を打ったのですか
抜けたスライダーでした。

―早大戦からの5日間をどう過ごされましたか
練習後に室内練習場で1時間くらい打撃練習をしたりして、しっかりトレーニングしてきました。

―あすに向けて
胴上げだけは阻止したいです。

 

川口凌 内野手

―試合を振り返って
初回の自分のバントミスで流れが相手に行ってしまったと思うので、悔しいです。

―春季リーグ戦以来のスタメンでしたが
試合前はまったく緊張しなかったんですけど、試合が始まると緊張しました。

―1年生で1、2番という打順でしたが
そういうのは気にしていなかったんですけど、2番でスタメンということでそこで送れなかったということが悔しいです。

―明大の印象
ミスに付け込んでくる野球というか、ワンチャンスをものにするというところが強いチームだなと思いました。

―先ほどおっしゃっていた、初回のバント失敗の打席を振り返って
相手投手が高校の先輩(柳)でバント処理がうまいということを知っていたので、狙いすぎてしまいました。もっと簡単にいけば良かったと思います。

―2打席目は適時打を放ちました
自分のミスを取り返そうと夢中になっていました。

―最終回は先頭打者として出塁しましたが、どんなお気持ちで打席に入りましたか
何でもいいから塁に出ようと思っていました。

―開幕前は「打撃より守備でチームに貢献したい」とおっしゃっていましたが、打撃でも結果を残している要因は
打てないときも練習はしっかりしていたので、そういう取り組みが今になって結果に出ているのかなと思います。

―あすへの意気込み
自分たちの前で明大に優勝させたくないので、あすあさってとしっかり勝って、勝ち点を挙げたいと思います。

 

菅野秀哉 投手

―試合を振り返って
初回に3点取られてしまって、試合の流れを相手に渡してしまい申し訳ないです。

―初回、上西選手に3点適時二塁打を打たれてしまいましたが、球種は
外のストレートです。

―甘く入った球でしたか
ボール球だったので、甘くはなかったと思います。

―現在首位の明大が相手ということで、初回の入りで意識したことは
丁寧にしっかり投げて、無失点で抑えたいと思っていました。

―プレッシャーなどは
それはなかったですね。

―法明戦の雰囲気は
特に意識することはなかったです。

―警戒した打者
やはり上位打線を警戒して、しっかり抑えようと意識しました。

―ご自身の今日の投球を振り返って
テンポの悪い投球をしてしまって攻撃に流れを持っていくことができなかったので、そこが反省点です。

―あすへの意気込み
あすしっかり勝って第3戦に持ち込んで、勝ち点を取れるようにしたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • kawaguchi今季初スタメンで結果を残した川口
  • kanno力投も実らず3敗目を喫した菅野
  • morikawa初回の上西の適時打で一塁走者の佐野恵もホームイン
  • ohnishi初回に二塁打でチャンスメークした大西千
  • shibata7試合ぶりの安打を放った柴田
  • azegami開幕からの連続安打を継続している畔上
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