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【硬式野球】東京六大学野球2023秋季リーグ戦 東大3回戦 2回の6連打などで序盤に大量得点!2つ目の勝ち点を獲得した!

東京六大学野球2023秋季リーグ戦 東大3回戦
2023年10月10日(火)
神宮球場

2回戦を落とし、勝負の3回戦は雨で一日流れた10日行われた。法大は初回、今泉颯太(法4=中京大中京)と姫木陸斗(人3=日大藤沢)の適時打で3点を先制。さらに続く2回には中津大和(営3=小松大谷)の適時打などで5点を奪って8-0。守っては先発・吉鶴翔瑛(営3=木更津総合)が6回9奪三振の好投を見せる。その後2点を返されるも、古川翼(キャ1=仙台育英)、武冨陸(営4=日大藤沢)が締めて8-2。今季2つ目の勝ち点を獲得した。


慶大2回戦以来のスタメンで3安打と躍動した姫木

試合結果

トータル試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
東 大 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 6 1
法 大 3 5 0 0 0 0 0 0 × 8 13 0

(東大)●平田、三田村、鈴木健、青木—和田
(法大)○吉鶴、山城、古川、武冨―𠮷安、田所
[本塁打]
東:
法:

打撃成績

打順 位置 選手 打率 出塁率 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 (5) 武川 4 3 0 .316 .381 中安 左2 中飛 左安
H5 山下 1 0 0 .000 .500 右飛
2 (8) 中津 2 1 2 .323 .389 投ギ 右安➁ 一ゴ
H8 浜岡 2 0 0 .167 .167 ニゴ 一ゴ
3 (6) 今泉 4 3 1 .344 .462 左安① 左安 三振 中安
H 増田 1 0 0 .000 .000 左飛
6 石黒
4 (3) 3 1 1 .387 .424 二失 右2① 一ゴ
H3 内海貴 1 0 0 .160 .250 一ゴ
5 (4) 松下 3 1 2 .296 .296 中飛 中安➁ 三直
H4 高原 1 0 0 .071 .133 遊ゴ
6 (9) 姫木 4 3 2 .333 .333 中安➁ 三振 左2 右2
9 鈴木照 .167 .167
7 (7) 西村 3 0 0 .269 .321 中飛 一ゴ 四球 三振
8 (2) 𠮷安 4 0 0 .212 .297 三振 ニゴ 中飛 ニゴ
2 田所 .000 .000
9 (1) 吉鶴 3 1 0 .143 .143 中安 左飛 ニゴ
1 山城
1 古川 1 0 0 .000 .000 三振
1 武冨 .000 .000
37 13 8 .257 .329

 

投手成績

球数 打者 防御率
吉鶴 6 68 20 2 9 0 0 0.00
山城 0 2/3 28 7 3 0 2 2 10.80
古川 1 1/3 19 5 1 0 0 0 0.00
武冨 1 12 3 0 0 0 0 3.68
9 127 35 6 9 2 2 2.74

 

ベンチ入りメンバー

10 今泉颯太(法4=中京大中京) 32 中西祐樹(法1=木更津総合) 35 浜岡陸(法2=花咲徳栄)
1 尾﨑完太(キャ4=滋賀学園) 3 内海貴斗(人4=横浜) 2 鈴木大照(文3=明徳義塾)
11 山城航太郎(キャ3=福岡大大濠) 6 高原侑希(法4=福井工大福井) 9 浦和博(キャ4=鳴門)
13 塙雄裕(法4=常総学院) 23 品川侑生(文2=三重) 33 西村友哉(法3=中京大中京)
17 武冨陸(営4=日大藤沢) 24 武川廉(人3=滋賀学園) 34 姫木陸斗(人3=日大藤沢)
21 吉鶴翔瑛(営3=木更津総合) 25 山下陽輔(営2=智辯学園) 36 中津大和(営3=小松大谷)
47 古川翼(キャ1=仙台育英) 28 石黒和弥(法2=高岡商) 39 大沢翔一郎(法3=上尾)
22 田所宗大(キャ3=いなべ総合) 29 松下歩叶(営2=桐蔭学園)
27 𠮷安遼哉(法3=大阪桐蔭) 31 増田凜之介(社2=春日部共栄)

戦評

2回戦では接戦を落とした法大。前日の雨により予定から1日流れたこの日、3回戦が行われた。

試合は法大先発・吉鶴翔瑛(営3=木更津総合)が初回を6球で片付けると、法大打線がいきなり襲い掛かった。
先頭の武川廉(人3=滋賀学園)が逆らわずに中前へとはじき返すと、犠打で送っていきなり1死二塁。「点をとって、チームに勢いをつけてピッチャーを楽にしてあげようという気持ちで入りました」。3番・今泉颯太(法4=中京大中京)が捉えて左前へ運ぶと、二塁から武川が還り10球で1点を先制する。
さらに4番・浦和博(キャ4=鳴門)の強い打球が敵二塁手のグラブを弾いて失策となると、5番・松下歩叶(営2=桐蔭学園)が放った中飛の間に二塁走者の今泉が三塁へ。さらに三塁への送球間に浦も二塁を陥れた。
2死ながら二、三塁の場面、この日スタメン起用の姫木陸斗(人3=日大藤沢)が放った打球は高く弾みながら二遊間を破った。走者2人が還る適時打でいきなり3-0とした。

いきなり3点を先制。写真は2点適時打の姫木

さらに2回。9番・吉鶴が安打を放って出塁すると、武川が二塁打で好機を演出。さらに2番・中津大和(営3=小松大谷)が右翼手前で弾む2点適時打を放って5-0。さらにここから今泉が三遊間を転がして破りランエンドヒットを成功させて、中津は三塁へ。
ここで東大は平田康二郎を諦めて2番手・三田村優希が登板。しかし、勢いはそのまま4番・浦の2球目に今泉がスタートし再びランエンドヒットを敢行。浦の鋭い打球が一塁手横を抜けて1点を加えると、さらに5番・松下も前進守備の横を破って実に吉鶴から6連打。この回一挙5得点で一気に東大を突き放す。

2点適時打の中津。これで開幕から全試合で安打を記録!

大量援護に恵まれた吉鶴は東大打線を寄せ付けない。ストライク先行で常に優位に打者との対戦を進めた。3回には安打で先頭の出塁こそ許すも、三振を2つ奪って無失点で切り抜ける。6回には東大が代打攻勢に出るも、大原海輝、中山太陽を打ち取る。先頭に返って酒井捷にはセーフティーバントを決められるもその後三振で切り抜けた。

吉鶴が6回9奪三振と好投!

しかし、東大も反撃を開始。7回、先頭の別府洸太朗の打球がベースに当たり、二塁打とされると、内野ゴロの間に三進。さらに和田泰晟に合わせられると、途中から二塁手に入った高原侑希(法4=福井工大福井)が二遊間深いところで追いつくも、間に合わず。1点を返されると、さらに2死から安打と死球で満塁、さらに押し出し死球で2点目が入る。
ここで3番手・古川翼(キャ1=仙台育英)を送り込んだ法大。「1つのアウトを全力で取りきろうと思って向かいました」とこの場面にも動じず、酒井捷を二ゴロに仕留めて1回戦に続いて“仙台対決”を制した。

好救援の古川

8回も続けて登板した古川は三塁に走者を背負ったが、無失点で切り抜けた。9回は武冨陸(営4=日大藤沢)を送り、“同部屋リレー“に。その武冨は3人で東大の最後の攻撃を終わらせて試合終了。

9回を締めた武冨(左)をたたえる救援陣

2つ目の勝ち点を獲得し、優勝戦線に残った法大。「まだ勝ち点2で優勝の可能性もあるので一戦必勝で目の前の試合を勝ちます」「(早大戦は)圧倒して勝ち点を取ります」と今泉。この日は控えの選手も多く起用し、試合経験を積むことができた。残り2カードに向けて準備も万端だ。

(記事:皆川真輝、写真:高橋芽唯)

クローズアップ:吉鶴翔瑛『信頼度の高い本格派左腕 テンポよい投球で勝ち点獲得に貢献』

今季大活躍を見せる吉鶴翔瑛(営3=木更津総合)。
2年次秋にデビューし、法大に欠かせない投手として期待されたが、昨季は逆転弾の被弾が2回と苦しいシーズンを送った。夏には直球の強さ、変化球の精度を見直して迎えた今季。篠木健太郎(営3=木更津総合)、尾﨑完太(キャ4=滋賀学園)の2本柱が思うような投球ができていない中、吉鶴の存在がより一層欠かせなくなった。

東大3回戦目の先発を任された吉鶴。「特にいつもと変わらない気持ちで挑んだ」と冷静さを見せる。この日も安定感のある投球で法大に流れを一気に持ってくる形となった。
初回から3人で抑えると、それに応えるようにその裏3点を先制し、吉鶴に援護する。先制より気持ちも楽になったのだろう、次の回もあっという間に3者凡退でリズムのいいピッチングを続けた。

2回の裏には吉鶴の安打から6連続で安打が生まれ、一挙5点と8点差をつける猛攻撃であった。その打席では「何も考えてなった、たまたまです」と謙遜するもベンチに笑顔を見せていた。
その後も安定したピッチングで、許した安打は2本と東大打線を完璧に抑えた。6回無失点、9奪三振を奪い、吉鶴も「全体的によかった」と今日の投球内容に満足していた。その後は継投で逃げ切り、見事勝利投手となった。

常時140キロ台のストレートやスライダー、カーブ、ツーシームを投げ分け、今季更に磨きをかけた力強い投球が見どころの左腕。これからも信頼度の高い投球で法大を救い、欠かせない存在として期待される。
(髙橋芽唯)

選手インタビュー

今泉颯太 主将

―今日の試合を振り返って
先制して大量得点をあげての勝利だったので良かったです。

―日曜の試合からどういったことを修正された
チームの徹底事項であったり、もう一度やってきたことをしっかりやり切ろうと臨みました。

―序盤の攻撃は圧巻でした。打線全体で何か意識されたことは
甘い球を逃さずにどんどん振っていこうと心がけました。

―初回の第1打席へはどういったことを考えて
点をとって、チームに勢いをつけてピッチャーを楽にしてあげようという気持ちで入りました。

―その打席で先制適時打を打ちました
良かったです!

―ご自身は3安打を打ちました
日頃の練習の成果だと思うので状態を維持していきたいです。

―チームは勝ち点を獲得されました
まだ勝ち点2で優勝の可能性もあるので一戦必勝で目の前の試合を勝ちます。

―今週末には早大戦があります。早大戦への意気込みや抱負をお願いいたします
圧倒して勝ち点を取ります。

武川廉 選手

―今日の調子は
練習からいいバッティングできていたので良い状態になってきていると思います。

―3安打の活躍でした
練習から良い感触で打てていたのでそれが結果につながってよかったです。

―ついに打率3割に乗りました
やるべきことをしっかりやってその後に数字がついてこれば良いかなと思っています。

―状態が上がってきたようにも見えます。実際ご自身では状態をどう感じている
東大戦の前に自分のバッティングは何なのかもう一度向き合って練習から取り組んだのが少しずつ良い方向に行っているのかなと思います。

―守備でもここまで無失策です。守備の際に意識されていることは
取れるアウトをしっかり取ることと、くる前に予測してイメージすることを大切にやってます。

―次戦の意気込み
もう負けられないので、目の前の事を全力で一生懸命やりたいです。

中津大和 選手

―今日の試合を振り返って
勝ち点取れてよかったです。

―第2打席では適時打を打ちました
チャンスで打てて良かったです。

―ここまで開幕から全試合で安打を記録されています。その要因は
1打席1打席集中して、取り組んだ結果たまたま打てていると思います。

―早大戦に向けて意気込み
チャンスメークまたはチャンスで一本打ちたいです!

吉鶴翔瑛 選手

―先発として試合前どのような気持ちで臨んだ
特にいつもと変わらない気持ちで臨みました。

―9奪三振を取るピッチングでした
全体的に良かったと思います。

―2回には点に繋がる安打もありました
なにも考えてませんでした。たまたまです。

―次戦に向けて意気込み
次もチームの勝利に貢献します。

古川翼 選手

―今日の試合を振り返って
攻守が上手く噛み合いいい形で勝ち点を取ることができたと思います。

―2死満塁の場面での登板でした
1つのアウトを全力で取りきろうと思って向かいました。

―続く8回も安打こそ許しましたが、抑えられました
ヒットは出ると思っていたので、とにかくストライクを先行して打たせて取ろうと思いました。

―次回登板への意気込み
とにかく1年生らしく出せる全てを出し切ってテンポよくハツラツと投げれたらと思います。

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