• HOME
  • 記事
  • スピード
  • 【スピード】第35回全日本学生スピードスケート選手権大会 2日目 SP部門で藤野が優勝を飾る!

【スピード】第35回全日本学生スピードスケート選手権大会 2日目 SP部門で藤野が優勝を飾る!

スケート

【スピード】第35回全日本学生スピードスケート選手権大会 2日目 SP部門で藤野が優勝を飾る!

第35回全日本学生スピードスケート選手権大会
2015年12月11日(金)
群馬県総合スポーツセンター伊香保リンク

大会2日目。スプリント(SP)部門では500㍍と1000㍍が、AR部門では1500㍍と10000㍍が行われた。SP部門では藤野裕人(文4)が優勝、中村隼人(営2)が3位入賞。AR部門では三輪準也(営4)が3位、佐藤裕斗(営4)が4位とそれぞれ入賞を果たした。

15
SP部門で優勝を果たした藤野

競技結果

スプリント(SP)部門

種目 選手名 順位 記録
500m② 藤野裕人 準優勝 36秒72
阿部啓吾 4位 36秒92
中村隼人 13位 37秒61
矢島友喜 31位 39秒36
1000m② 藤野裕人 優勝 1分11秒70
中村隼人 3位 1分12秒75
阿部啓吾 7位 1分13秒75
※500mと1000mを2本ずつ滑り、その合計タイムで順位が決定する 
 
オールラウンド(AR)部門
種目 選手名 順位 記録
1500m 三輪準也 準優勝 1分55秒67
佐藤裕斗 4位 1分56秒06
杉本宇晃 14位 1分57秒74
河野綜太 36位 2分02秒80
大竹拓三 37位 2分02秒93
10000m 佐藤裕斗 4位 15分03秒66
三輪準也 9位 15分23秒84
 ※500m、1000m、1500m、10000mの合計タイムで順位が決定する
 
最終結果
部門明 選手名 順位
SP部門 藤野裕人 優勝
中村隼人 3位
阿部啓吾 7位
矢島友喜
AR部門 三輪準也 3位
佐藤裕斗 4位
大竹拓三
杉本宇晃
河野綜太
 

戦評

 悪天候により、開始時間を大幅に繰り下げて行われた2日目。1日目終了時点で、藤野がSP部門1位、中村が2位。また三輪がAR部門1位と、好成績で今日につないできた。

 最初に行われたのは1日目同様、SP部門の500㍍(2本目)。出場選手も1日目と変わらず、藤野、矢島友喜(営3)、中村、阿部啓吾(営2)の4選手。
 今大会の短距離種目で3位以内に入った選手は、全日本スプリント選手権の出場権を得られる。阿部はこの権利取得を強く意識して臨んだ。リンクコンディションの悪い中、好タイムで滑り切るが結果は4位。あと一歩のところで出場権を逃し、悔しさを滲ませた。中村、矢島もいまいち振るわず、それぞれ13位、31位。藤野は「今日の500㍍は悪かった」と話すものの、準優勝という成績を収めた。

 続いてAR部門の1500㍍が行われた。この種目も1日目と同様に、三輪、佐藤裕斗(営4)、大竹拓三(文1)、杉本宇晃(営1)、河野綜太(文1)が出場。同走の一戸(信州大)ときっ抗したレースを見せた三輪は、終盤追い上げられ惜しくも敗れる。本人の納得のいく滑りではないものの、準優勝となった。杉本は5000㍍に続き、再び自己ベストを更新。河野も屋外自己ベストを更新するなど、それぞれ収穫のあるレースとなった。道具を変更し今大会に臨んだ大竹は、振るわない結果になったものの、前向きに次への修正点を口にした。

 時間は夜に差し掛かり、辺りが暗闇に包まれる中、1000㍍(2本目)が行われた。1本目では藤野、中村がワンツーフィニッシュを見せただけに期待がかかる。最初に登場したのは阿部。500㍍からしっかりと気持ちを切り替え、好記録の自己ベストで見事7位。続いて中村が出走、最初から積極的に攻める走りを見せるが、2位の選手に0.04秒及ばず3位となった。藤野は最終組に登場。他を寄せ付けない圧倒的なタイムで優勝を飾った。

 最後のレースは10000㍍。AR部門の3種目終了時点での総合順位上位12名のみ出場権を持つ。法大からは三輪と佐藤が出場した。佐藤は終始ラップをキープしながら走り続け、15分3秒でゴール。4位で惜しくも表彰台を逃すも「インカレにつながるレースだった」とこのレースを振り返った。三輪はリンク状態に苦戦。後半につれペースが失速し、9位と振るわない結果に終わった。

 最終成績は、SP部門で藤野が優勝、中村が3位。AR部門で三輪が3位、佐藤が4位となった。惜しくも2部門制覇は叶わなかったが、全体的に好調さが伺える大会となった。4年の安定の活躍に加え、多くの下級生が自己ベストを更新するなど、下の代の伸びしろも無限大だ。
インカレまではあと1カ月程度。それぞれが大会や調整を行いながら、来たる大一番を待つ。今年の舞台は日光。チームの力を合わせたその先に、2連覇の未来が待っている。(野口愛優)

SP部門選手コメント

藤野裕人

-優勝でしたが、振り返って
昨日そこそこ滑ることができて、2位と差ができていたので余裕をもって滑ることができました。

-開始時間が大幅に遅れてしまいましたが
気合いを入れるまでが大変だったのですが、滑ってみてタイムが出るんだなという感じだったので良かったです。

-距離別以降、良くなった要因として靴を変えた以外にはありますか
一番は靴を変えたことで、あとはスタートしたらすぐに息を吐くということをイメージして最近は滑っています。それぐらいですかね。息を吐くことによって気持ちを落ち着かせることと、あとは姿勢が下がって力が入るので。

-今大会を振り返って
今日の500㍍が悪かったりしたのですが、それ以外はとりあえず揃えられたのかなと思います。

-おととし出場したときと比べて
500㍍で戦えるようになったので良かったかなと。あとは1000㍍がけっこう差を付けて勝てるようになったので、気持ちの面でも余裕をもって取り組めてますね。

-昨シーズンとここまでを比べて
昨シーズンはワールドカップに出ていたんですけど、あまり結果が出なかったので、タイム的には現状況としては昨年よりも良いかなと思います。

-全日本スプリントに向けて
スプリントは雰囲気も違ったりするので、その雰囲気にのまれずいつも通りの感じで滑れれば大丈夫だと思います。なので、雰囲気にのまれないことに気を付けたいと思います。

6
圧倒的な強さを見せた藤野

中村隼人

今日のレースを振り返って
500㍍はすごくひどいレースをしてしまったなっていう感じで。天候とかもあったんですけど、今年500㍍が安定していないので、そこも課題の一つかなと思います。1000㍍も専修の人に負けてしまって悔しい部分もあったんですけど、久しぶりにレースが楽しいなっていうふうに思って滑れたので、その部分は良かったです。

1000㍍ではどんなレース展開を狙っていましたか
同走の子に総合ポイントで結構負けていたので、序盤の方で追いつきたいなって思いでいたんですけど、相手の子のスタートが速くてなかなか追いつけなくて。上がりも危ないかなって思って必死に足を動かして、何とか差つけようと思って滑っていたんですけど。結果はそんなに良くなかったです。

今日は暗い中でのレースでしたが
ナイターの試合はあんまりないんですけど、自分は昼間滑るより、ナイターの方が雰囲気もいいんで結構好きですね。

午前は悪天候でしたが、リンクの状態は
アップしているときはひどいなあって思ったんですけど、レースの時は普通に昨日と変わらない感じだったので、全然問題なかったです。

昨日から修正した部分は
昨日…普段もそうなんですけど、スタートがあまり得意じゃないので、スタートにかける思いっていうのがあんまりなくて。今日は最初からいこうかなって気持ちで滑れたので、その部分は昨日より良かったかなと思います。

総合順位について
500㍍の2本目が終わった時点で5番で、昨日より落ちてしまったので、とりあえず3番には入りたいなと思っていました。ぎりぎりですけど何とか全日本スプリントにはつなげたかなと思います。

今大会での目標は何でしたか
1番は1000㍍での優勝でした。まあでも今シーズン調子が悪いなりに、徐々に上がってきていると思うので、目標は達成できなかったんですけど、それに近いものは得られたと思います。

―具体的な収穫は
最初からいかないと、最後も動かないですし、結局足にきてしまうので。最初にいって、あとどれだけ耐えられるかっていうのを今回の大会でまた再確認できたので、今後につなげたいと思います。

全日本スプリントでの目標は
ワールドカップっていうのが今年1つの目標です。前半戦は全然だめで全く届かない状況だったんですけど、1つでも上の順位で、選考に引っかかるぐらいの滑りをしたいと思います。

インカレに向けて
今年の4年生には大分お世話になっている部分があるので、最後良い形で送り出したいのです。2種目でしっかり表彰台にのって学校対抗優勝に貢献したいと思います。

12
インカレでの活躍に期待の中村

阿部啓吾

-今日のレースを振り返って
内容的には、昨日とは違って良いレースができました。

-タイムについて
今日の500㍍はコンディションもすごく悪くて、水が張ってて、リンクも柔らかくて。多分みんな良いタイムは出てなかったんですけど、自分は昨日からタイム変わらないってことは、昨日の普通のリンクで走っていたらもっと速いって考えています。今日のこのリンクであのタイムが出たってことは、良かったんじゃないかなと思います。
1000㍍は、去年の年末にエムウェーブ(屋内リンク)であった全日本スプリント選手権での1分13秒80が自己ベストだったんですけど、今日自己ベスト更新できてとても嬉しいです。

-昨日に比べて良い結果になった要因は
今年の年末の全日本スプリント選手権の権利を本当に取りたくて。気持ちが入ってたっていうのがあります。短距離種目3位以内と、タイムランキング28位以内が全日本スプリントに出られる条件で。それをクリアするために頑張ったんですけど、どちらもクリアできませんでした。今日の500㍍は4位で、自分的にその順位は嬉しいんですけど、(全日本スプリントに)出たかったんで、本当に悔やんでますね。どうせなら(28番以内に入れる)タイムで切っていきたかったですけど、それもできなくて。500㍍の後は相当落ち込みました。

-1000㍍の基準タイムは
500㍍の方は36秒76を切ったら28番以内だったんですけど、1000㍍は本当にレベルが高くて、1分13秒1くらいで切れちゃうんですよね。自分はそんなタイムは遥か彼方みたいな感じで、全然予想もしてなくて、それぐらいのタイムでは走れないって思っています。なんですけど、まあ取るためにはそれぐらいのタイムを狙っていかなきゃいけないので、500㍍の後は頑張って気持ちを切り替えて滑りました。でも全然及ばなかったです。

-ケガに関して、具体的にどんな部分のケガになりますか
腰から左脚にかけてがすごい痛みますね。前屈とかできないんで。スケートの姿勢って曲げるじゃないですか。夏場は本当に、スケートのフォームを取っているだけで痛かったんで、その後ちょっと休養させてもらって。みんなが夏合宿で追い込んでる時に自分だけ別メニューって感じでやらせてもらっていたので、今シーズンはあまり良くない成績になると思います。大会を重ねるごとにタイムが上がってきて、インカレに間に合いそうなので、そこは良い感じで。嬉しいです。

-次に出場される大会は
スプリントの権利が取れなかったので、インカレです。

-インカレに向けて
500㍍でポイント取るって言ったら、出る人が自分くらいしかいないので。初日なんで、自分がいかにポイントを取れるかがカギになってきます。法政を勢いづけられるように、6位以内に入賞はしたいです。ただ、今日で4位だったんですけど、この他にワールドカップとか選ばれてる人とかも出るので、相当きつい展開になってくるとは思います。そこをなんとか頑張って勝ちたいと思います。

矢島友喜

-今日を振り返って
実行委員の方をやっているので、朝から晩までずっといるんですけど。めまぐるしく変わる天候と、リンクの氷が柔らかくてつらかったです。あと風もあったんで、あんなもんかなと思います。

-今年をここまで振り返って
練習不足の言葉につきますかね。インカレまであと半月あるので、反省を生かしてインカレ頑張ります。

-次に出場される大会は
インカレです。

-インカレに向けて
出るのは多分500㍍になるのかなってちょっと思ってるんですけど、点数取れなくても全力で。チームのために何かしらの貢献ができたらいいかなって思います。

AR選手コメント

三輪準也

-今日のレースを振り返って
レース中止になってほしかったです。

-タイムについて
10000㍍は結構気合いいれていったんですけど、1500㍍は気持ちが入らなくて、適当な感じになってしまいました。最初から上手く行かなかったんで。レース前に葉っぱを踏んでしまいエッジがなくなってしまったので、何も考えないで、転ばないように滑り無難な感じで終わらせました。ああいうレースはいけないなって思いました。これから屋内リンクの大会が続くんで、こういう雨で延期とか、遅れたりはしないと思うんで、心配してないんですけど。こういう自分でコントロールできないことで今日は鬱になってしまったので、自分の滑りとかに集中しなきゃなって思います。

-暗いと滑りづらくなりますか
いや、今日はもう時間が遅れたので、精神的にやりたくないなあって気持ちが強くなってしまって。最近レースが楽しみだったんですけど、今日は本当にやりたくなかったです。そういうところがレースに出てしまったのかなと思います。

-昨日に比べて調子は
体の調子は悪くなかったんですけど、精神的な部分で良くなかったのかなと思います。

-総合成績に関して
2番は何とか死守しようと思ったんですけど、10000㍍で予想外にリンクが荒れていて。霜がかかっていて、とても苦手なリンクだったので、どうしようもなかったです。

-10000㍍で準優勝した伊藤選手(日大)について
日大の1年生で、今年から出てきました。10000㍍は本当に強い選手で、5000㍍も強いです。(シーズン)前半5000㍍もかなり負けてたんですけど、距離別で同走になり、10秒以上やられました。とりあえず伊藤には負けないようにって思って、5000㍍は勝てたので、まあいいかなと思います。

-今大会全体を振り返って
この大会は小川翔也(専大)と同走の5000㍍をすごい楽しみにしていました。楽しみなレースができて、収穫もなくはなかったですし、5000㍍はちょっと自信も出ましたね。まだ昨日のレースが終わって余力もあったので。前半お互い抑えすぎて悪い展開になってしまったんですけど、まだまだやれるなって感じですね。まだ1ヶ月時間もあるので、インカレではもっとやれると思います。

-具体的な収穫の内容は
自信がついたのが一番大きいです。距離別とかの感じだと、全く話にならない状態なんですけど、今はもう相手がちょっとミスれば勝てる状態にいるし、そういう所まで来ているので。もう少し自分が上がっていけば、もう勝てるので。自信を持って、これからレースできるのかなあって思います。

-今年をここまで振り返って
まあ毎年思うんですけど、夏場にしっかり練習やっときゃ良かったなと。でもまあ何とか間に合って、前半は本当にひどかったので。そこから比べれば。全盛期ほどじゃないですけど、かなり戻ってきてます。全盛期より良い部分もあるので、これからまだまだ成長できるのかなと思います。

-次に出場される全日本選手権での目標は
8番以上です。かなり強豪が多い大会で、大学生以外にも強い選手がいっぱい出ます。今回の10000㍍は気持ちが切れてしまったので、その10000㍍を滑れたらいいなって。(10000㍍を滑るためには)最終種目まで8番以内でいなきゃいけません。10000㍍の選手ではないんですけど、今日のはちょっと悔しいタイムなので、もうちょっと全部滑れるとこ見せたいなって。なんでなんとしてでも8番に残って、10000㍍を滑りたいです。

-インカレに向けて
僕は1500㍍、5000㍍に出ます。5000㍍は今楽しく、好きでやってるので、5000㍍で小川と伊藤に負けないことがこれからの目標です。この2人がトップ争いというか、専大と日大と争うことになるので。その他に大林(山学大)と一戸(信州大)っていう2人強い選手もいるんですけど。まずはそこ2人には絶対勝ちたいと思います。

8
3位入賞となった三輪
 

佐藤裕斗

-今日のレースを振り返って
1500㍍は風が強いと分かっていたので、その風に負けないように上体を低くしたりなどフォームのことを意識していました。あとは最後までラップを落とさないように気を付けていました。10000㍍は3周ぐらい滑ったあとから足に疲労が溜まってきてしまって「これは完走できるかな?」という思いもありながら滑っていたのですが、そのなかでも極端にラップが落ちることもなかったので、今年10000㍍初レースにしてはインカレにつながるレースだったかなと思います。

-結果としては
1500㍍と10000㍍で4位というのは悔しいです。両方ともあと少しで表彰台に乗れたので。

-今日のレース前に意識したことは
ラップがどんどん落ちていかずにキープできれば良いかなと。昨年のインカレのラップを参考にしてレースに臨みました。今回はインカレより10秒ほど遅かったですね。リンクの状況も良くはなかったので、あとはインカレに向けて調整していけば良いタイムが出るのではないかなと思います。

-夜のレースとなるとタイムに影響は
基本は夜の方が滑れると思います。今日は気温が高かったりしましたが、夜の方がリンクが良いのでタイムは出ると思います。

-今大会を振り返って
昨年、10000㍍に出られなかったと考えると順位が上がっているので良いのかなと。棄権している選手も何人かいたので、その人たちに追い付けるように頑張りたいです。

-課題などは見つかりましたか
自分で気持ちが最後まで続けば良いタイムが出るとわかっているので、レースの途中で気持ちが切れないようにレース展開などを考えられれば良いと思います。なので、課題は気持ちを負けないようにすることです

-今後の大会出場予定は
全日本選手権とインカレ、国体、ジャパンカップですね。

-次の大会に向けて
自己ベストを出すこととインカレにつながるレースをしていけたらいいかなと思います。

10
あと一歩で表彰台の佐藤

大竹拓三

-今日のレースを振り返って
1500㍍であんなにひどいレースをしたのは初めてです。すべてがダメでした。リンクの状態というよりは、体の状態が良くなかったですね。体がふわふわした感じでした。氷を押せる感じの体調ではなかったです。

-道具を変えたとおっしゃっていましたが
それはもう少し乗り込めば良くなると思います。あとはタイミングだとかを修正してインカレに間に合うように調整していかないといけないなと。

-道具を変えた理由は
前に使っていたのが壊れたというのと、オランダで靴を作りなかったので、ちょうど時期が合いました。自分はオランダで作ろうと思っていました。けっこう強い選手が使っているので、良い道具なのかなと思って。靴の柔さとかカーボンの入っている場所などが違いますね。あとは徐々に慣れて、それでスピード練習をして使い方が分かれば何とかなるかなと。

-今大会を通して、次の練習につながれば、とおっしゃっていましたが
全体的に練習不足な部分がハッキリと出てしまいました。正直、こうなることは分かっていたのですが。良い結果を出したかったのですが、出づらいなとは思っていました。インカレは5000㍍と10000㍍なので、ちゃんと長距離の練習をして調子を合わせていけば、だいぶ滑ることができると思います。

-今後の出場大会予定は
全日本選手権とインカレと全日本ジュニア、国体とかですね。

-次の全日本選手権に向けて
全日本選手権は長野でやって滑るリンクなので、全種目でベストを大幅に更新して、勢いをつけてインカレにつなげられたらなと思います。

杉本宇晃

-今日のレースを振り返って
だいぶ風が強かったのですが、ベストを出せたので良かったですね。

-以前までのベストは
エムウェーブで1分57秒97だったので、今回は室内より速いタイムが出たのは自分としては良かったです。

-雨が降ったりしていましたが、リンクの状態は気にしていましたか
とりあえず風が強かったので、それをまともに受けないように上体を低くすることを意識していました。上体をあげると風を受けてしまうので、なるべく風の抵抗を受けないようにしました。

-ラップはどのように意識しましたか
最初はできるだけ速いラップで入って、最後はいつもタイムが落ちてしまうんですけど、そこまで後半に足を止めないようにと意識してました。

-ジュニア選手権のタイムを切りたいとおっしゃっていましたが、出場可能タイムは
1500㍍は2分01秒ですね。5000㍍は7分18秒です。今回はタイムを切ることができたので、ジュニア選手権はオールラウンドで出る予定です。

-ジュニア選手権で出場される種目は
今回は前の大会と色々と変わったので、まだ調べてないですね(笑)。2月に開催されるので。

-今後の大会出場予定は
次は地元の競技会に出て、大きい大会では10000㍍に出場します。それに向けて練習できていけたらなと思います。

-今大会を振り返って、収穫や課題は
とりあえず、がむしゃらにやって自己ベストだけを狙っていました。1秒でも速く滑れるように考えていたので、来年はレース展開などを考えて、10000㍍に残れるように頑張りたいです。

-最後にインカレに向けて
2連覇できるように1ポイントでも多くとれるように、頑張りたいです。

河野綜太

-今日のレースを振り返って
一応自己ベストだったのは自己ベストだったんですけど、やっぱり周りの選手が速いので、それに比べたらまだまだだなあと。

-悪天候の中のレースとなりましたが
先輩方は天気が悪くても、自分のパフォーマンスをしようと努力していたので、特に影響はなかったですね。

-リンクの状態は
滑ってるとは思います。ガタガタとかではなかったです。

-昨日と比べて
昨日よりは足は動いたんですけど、昨日の方がまだ良かったかなっていうのはあります。

-4年に関して
今はもう4年生がいなかったら法政は成り立たないっていうか。インカレでも全然活躍できないし、優勝もできないと思うので。今年はがむしゃらに4年生みたいに、ポイント取れるようにしっかりしたいなと思います。4年生がキーマンというか、絶対点を取ってきたり、表彰台とか入賞とか確実にしてくるので。やっぱりそういう選手になりたいです。

-次に出場される大会は
インカレです。

-インカレに向けて
ちょっとまだ出れるか分からなくて。出れないんだったらしっかりサポートして、出れるんだったらそれまでしっかり練習して。自分の課題を克服していきたいなと思います。

フォトギャラリー

  • 15SP部門で優勝を果たした藤野
  • 13AR部門で3位の三輪㊧と佐藤
  • 4惜しくも全日本スプリントの出場を逃した阿部
  • 3学連としての仕事をしながら出場の矢島
  • 5大会を通し自己ベストを更新した杉本
  • 2納得のいくレースができなかった大竹
  • 7今後の活躍に期待の懸る河野
  • 1昨年よりも順位を一つ落としてしまった中村

関連記事一覧