【バドミントン】全日本学生選手権 女子 個人戦 宮浦・勝俣ペアが圧倒的な強さで全国制覇を果たした!
全日本学生選手権 女子 個人戦
2016年10月17(月)〜20日(木)
千葉ポートアリーナ
団体戦で準々決勝敗退となった女子が個人戦で強さを発揮した。ダブルスでは、宮浦玲奈(国3)・勝俣莉里香(営2)ペアが堂々の優勝を飾り、シングルスはベスト16以上進出者が5名と大健闘を見せた。
試合結果
シングルス
選手名 | 結果 |
---|---|
前田悠希 | ベスト8 |
伊東佑美 | ベスト8 |
酒瀬川美波 | ベスト16 |
宮浦玲奈 | ベスト16 |
東久留望 | ベスト16 |
上野亜実 | 3回戦敗退 |
工藤ひな子 | 2回戦敗退 |
ダブルス
選手名 | 結果 |
---|---|
宮浦・勝俣莉里香 | 優勝 |
上野・長谷川由季 | ベスト4 |
伊東・清水一希 | ベスト16 |
酒瀬川・前田 | 3回戦敗退 |
戦評
シングルス
2回戦で工藤ひな子(人2)が敗れたものの、6選手が3回戦に進出した。3回戦では最後のインカレとなる上野亜実(人4)が今大会覇者となる下田菜都美(龍谷大)に敗れた。
迎えた4回戦。勝利すれば全日本総合予選への出場が決定する。挑んだ選手は5選手。
主将の酒瀬川美波(国4)は高校の同期である大久保敦美(筑波大)と対戦。幸先よく1ゲームを奪う。しかし試合は相手ペースに。最後は体力で負けたと悔しい敗戦。法大でのバドミントン生活にピリオドを打った。また昨年シングルスで全日本総合予選出場を果たした宮浦玲奈(国3)がフルゲームの末敗れた。団体戦からチームを引っ張ってきた大黒柱は体力面で厳しいものがあった。それでも前田悠希(営3)、伊東佑美(営1)が勝利し、準々決勝へと駒を進めた。
準々決勝では前田が重山智佳(専大)と対峙。1ゲーム目は相手に押され奪われたものの、第2ゲームは積極的に攻めて、点数を重ねゲームを奪い返した。運命の最終ゲームは接戦となるも、最後は相手に逃げ切られ17-21で敗れた。法大シングルス勢の望みを背負って試合に臨んだ伊東。序盤から相手に圧倒されてしまう。コートの奥のシャトルを拾いきれずに失点してしまう。流れを変えようと懸命にプレーするも展開は変わらず。ストレート負けで万事休す。ベスト4進出は叶わなかった。
悔しい結果に終わった女子シングルス。しかし、ベスト8が2人、多くの3選手が3回戦に進出するなど昨年を上回る成績を残した。来年はシングルスでも栄冠をつかみとることが大いに期待できる。躍進を信じて前に進み続ける。(石川大悟)
ダブルス
ダブルスでは酒瀬川・前田ペアが3回戦、伊東・清水一希(人1)が4回戦で敗退したものの、1回戦から準々決勝まですべてストレート勝利と順調に勝ち上がってきた宮浦・勝俣莉里香(営2)ペアとフルゲームに及んだ4回戦と準々決勝に勝利した上野・長谷川由季(法4)ペアが準決勝に進出。決勝進出をかけた負けられない一戦はこの両ペアによる同校対決となった。
第1ゲーム、開始直後は宮浦・勝俣ペアには動きに硬さが見られ、上野・長谷川ペアが一歩リードするも、長いラリーをスマッシュで制したのを皮切りに連続8得点を挙げ逆転。上野・長谷川ペアも巧みなコンビネーションで相手のミスを誘発させ流れを取り戻そうとするが、調子を取り戻した宮浦・勝俣ペアが勢いそのままに21-13で第1ゲームを先取した。続く第2ゲームは開始から一進一退で試合が進む。10-11と上野・長谷川ペアの1点リードでインターバルを迎えると、その後も点を取ったら取り返す緊迫した攻防が続いた。しかし終盤、宮浦・勝俣ペアのたたみかけるような攻撃を前に「逃げにまわっていた」と長谷川。守りに入ったプレーの隙を見逃さず、最後は宮浦がスマッシュを決め21-19で、法大の同校対決は宮浦・勝俣ペアがストレートで制し、決勝進出を決めた。
そして迎えた決勝の相手は、準決勝で龍谷大をストレートで下した明大の瀬川桃子・村上晃ペア。決勝戦にふさわしく、試合は序盤から互いにきっ抗した競り合いを見せる。法大は相手のスマッシュにも落ち着いたレシーブで対応するものの、長くラリーが続けばおのずとミスは増え、8-11とリードを許してインターバルを迎える。しかしその後、勝俣が前に引き寄せてから宮浦がコート際スレスレにスマッシュを決めるなど、息のあったプレーで徐々に試合の流れをつかみ始める。17-16と逆転に成功すると、法大の勢いはさらに加速。明大もコートの幅をめいいっぱい使って応戦するも、最後までリードを守った21-18で第1ゲームを奪取した。そして第2ゲーム、序盤から体勢を崩されたところにショットを打ち込まれるなど1-4とリードされるが宮浦・勝俣ペアの強さはそれだけで崩れるようなものではなかった。勝俣が根気強くスマッシュを打ち込めば、宮浦は長いラリーから生まれた浮いた球を相手コートに突き刺し、確実に得点を挙げる。また相手に押される場面でも宮浦が「ガマンガマン!」と勝俣に声をかけ、粘り強い守りを見せた。終盤にかけて法大の攻撃はますます冴え渡り、疲れの色が見え始めた明大を尻目に点差を広げる。最後は宮浦のスマッシュが決まり、21-13でこのゲームを奪い、法大女子ダブルスとしては2年ぶりの優勝を決めた。
優勝の瞬間、宮浦・勝俣は満面の笑顔で喜びを爆発させた。女子は団体戦で悔しい3回戦敗退に終わっただけにその喜びもひとしおだろう。個人戦ではシングルス・ダブルスともに多くの選手が好成績を残した。それは個人戦でも「ひとりひとりがチームである」(長谷川)ということを忘れずに戦った結果であり、宮浦・勝俣ペアの優勝はまさにそれを象徴するような勝利であった。宮浦・勝俣ペアの優勝、また上野・長谷川ペアのベスト4と輝かしい成績で飾ることできた今大会。この勢いそのままに、来る全日本選手権でも彼女たちの躍進に期待したい。(本間美来)
選手インタビュー
酒瀬川主将
ー今日の試合をふりかえって
相手が高校の同期で、お互いに打ってくる所も分かっているので長い試合になると思っていたんですけど、体力面で自分が負けていたので最後は体力負けかなと。
ーどのような気持ちで大会に臨みましたか
この大会が大学生活最後の試合になるので、1試合1試合悔いが残らないようにやろうと思っていました。
ー悔いが残らないプレーはできましたか
最後は勝ちたかったですけど、ここまで来られたのでやりきれたと思います。
ー主将としてプレーされて大変だったことは
団体戦に出られていなくて、実力もないので、チームの役に立てなかったことが申し訳なかったので、個人戦で結果を出してチームに何かを残したかったのですが最後負けてしまったので、自分の実力が足りなかったと思います。
ー4年間を振り返って
楽しいことばかりではなく、辛いこともあったし、チームでぶつかり合ったこともあったのですが、法政に入ってバドミントンできたことは、これからの人生にも生きてくると思うので、ここで学んだことを次のステップに生かしていきたいです。
ー法政でプレーして良かったことは
今年のチームは個性が強かったので、明るいチームだし、練習も毎日、全員で雰囲気良くできたので良かったです。
ー同期の上野選手、長谷川選手について
2人は個性が強くて、勝ちに対する気持ちも人一倍持っているので、気持ちで4年生らしさを出していたと思います。
ー後輩たちに期待することは
みんな実力があるし、バドミントンに対する気持ちもすごく強いので、今年は1つも団体で優勝できなかったので、来年は優勝してほしいです。
上野亜実・長谷川由季ペア
ー今の率直なお気持ちを
上野:バドミントン人生が終わったなっていう感じと、自分の中でのやりきった感じがあってすっきりしています。全日本総合選手権への出場は決まったんですが、目標としている試合として1年間この大会を目指してきたので、今は終わったんだという気持ちが強いですね。
長谷川:すっきりしています。
ー同校対決でした
上野:練習でもあまりやっていなかったですし、ちゃんとした大会で直接対決というのは初めてだったので、あとは自分たちがやるだけだなと思っていました。緊張はしていなくて、自分たちがリラックスしてやれていましたね。とにかく楽しくやろうって考えて、最後までそれができたのでよかったです。
長谷川:いつも私たちは最終日が一番気持ちが入らなくて、それで逆にすっきりした中でやれたので後悔はないです。試合内容は自分たちの持ち味が出せていなかったかなと思いました。
ー宮浦選手や勝俣選手と試合前にお話などはされたのでしょうか
上野:どっちが勝っても恨みっこはなしで、お互い全力でやろうという話をしました。
ー持ち味が出せなかった具体的な要因は
長谷川:スマッシュを全然打ってなかったっていうのと、逃げてたってことですね。後ろからも全然打たないで逃げに回っていたなと思います。
ー最終日に気持ちが入らないというのは
長谷川:安心感とやりきった感は私の中にいつもあって。気合が入らないわけではないんですけど、東日本インカレのときも最終日にはなんだかいつもより動きが鈍くなっている部分がありましたね。
ーインカレ全体を振り返って
上野:団体戦で負けて気持ち的にも落ち込んだ部分があって、次の日はなかなか立ち直れなかったですし、苦しいことが続いたインカレだったんですけど、あきらめなかったからこうやってみんなで入賞できるし、苦しかったけれど楽しかったなと思います。
長谷川:私は1ヶ月前の東日本インカレが終わってからけがをしていて、ずっと練習ができない状態からやっと1,2週間くらい前から練習し始めたんですけど、不安ばっかりで。団体戦も出ることになっているのに練習も全然できなくて、団体戦も個人戦もどうなるかなっていう不安のなかで戦いました。結果団体戦は全然ダメだったんですが、そこで負けてしまった分、みんな個人戦で結果を残せるように頑張ろうということになったので、全体の個人戦の結果がよかったんだと思います。
ー上野選手は、シングルスでは今大会で優勝した選手と対戦し敗戦となりましたが振り返って
東日本終了後に怪我したってこともあって、全然練習できてなくて、団体でも出れなかったのでもともと自信はあんまりなかったんですけど、相手に食いつこうと思って最後までできたのでよかったと思います。
ー長谷川選手は、毎年異なるペアでインカレに臨んでいたと思いますが
高校のときから毎年ずっとペアは変わっていたので、それに関しては慣れていたというか全然抵抗はなくて、そのペアで長く組んでいるからとかその期間が短いからではなく、自分が頑張れば勝てるので自分次第でどこまででも頑張れるって思っています。私たちは1年生のときにも組んでいたペアなんですけと、1年生の時が1.2.3年のなかで1番成績がよかったのでいけるかなとは思っていました。
ー団体戦、個人戦と戦ってきてやはり疲れはあったのでしょうか
上野:ありましたね。気持ちの面でももたない時もありましたし、けがもしてきたので苦しかったです。
長谷川:私は元からみんなより体力がないので本当にきつかったのですが、それをどれだけ気持ちでカバーできるかっていうところが勝負どころだったと思います。昨日の試合で全部を使い果たした感じがあって体がもうバキバキでしたね。
ー最後のインカレを迎えるにあたって監督とお話しされたことは
上野:リーグ戦と東日本インカレでたくさん試合に出ることになってて、体はキツかったんですけど、それを無理させてごめんっていうことは言われて。でも4年生だし私はそれが責任だと思ったので、それは自分の仕事だと思っていますという話はしました。
ーここまで1年間チームをけん引してきた酒瀬川主将にむけて
上野:私は副キャプテンだったんですけど、全然力になれなくて…一人で悩んだこともあったと思うんですけど、こうやって最後までチームがバラバラにならずにいられたのは引っ張ってくれたのが酒瀬川だったからだと思うので、そういうところは酒瀬川のすごくところだと思うし、この先絶対に活きていくものだと思うので、すごいなとしか言えないですね。
長谷川:去年はチームはバラバラだったんですけど、今年は酒瀬川のおかげでチームはまとまって応援とかもみんなで頑張ろうっていう気持ちがあったので、団体戦は負けてしまったんですけど、個人戦はひとりひとりチームだということを忘れないで戦い抜けたと思います。
ー4年生のお二人から見たこのチームの良さというのは
上野:東日本インカレでも前田が優勝したり、今回こうやってダブルスでも優勝する選手が出てくるということは応援している下級生からしたらとても刺激になることだと思いますし、負けてられないという思いもあると思うので、それを全て練習や大会にぶつけてほしいなと思います。
長谷川:みんなでまとまって応援するっていうのはとても力になると思うし、そういう雰囲気を来年も大事にして、1人でも多く上に上がっていけるチームにしてほしいと思います。
ー次期キャプテンを務める宮浦選手へ向けて
上野:チームを引っ張るということは大変だと思います。団体で勝つっていうこともキャプテンひとりひとりの練習で変わってくると思いますし、チームの雰囲気も変わってくるので、自分個人のことも大変かもしれませんが、第一に周りを見ることができれば絶対来年優勝できると思うので、自信を持ってほしいなと思います。
長谷川:宮浦はこれからシングルスもダブルスも出なきゃいけない状況で、エースとしてやっていかなければいけないし、キャプテンということでとても重いものがのしかかると思うんですが、それを乗り越えて団体戦優勝してほしいです。
ー全日本総合選手権へ向けて
上野:そのことは実際あんまり考えてなかったんですけど、でも楽しんでやれたらと思います。
長谷川:実業団の選手がいるっていうことは、負けることは当たり前というわけではないんですが、思い切ってやるだけなので、楽しんでやろうと思います。
宮浦玲奈・勝俣莉里香ペア
-優勝となりましたが、今のお気持ちは
宮浦:嬉しいって気持ちが一番です!
勝俣:同じくです!
-2,3年生でのペアでしたが
宮浦:やっぱり2,3年生で、失うものが何もなかったので、思いっきりいけたんだと思います。
勝俣:自分は2年生で、来年以降もあった分そういう気持ち的にはまだ楽にできたかなと思います。
-今日の試合を振り返って
宮浦:思いっきり2人で自分の今やれることができたかなって思います。
勝俣:声も出てたし、1本1本丁寧というか1ラリー1ラリーごと気持ちがちゃんと入ってできていました。
-準決勝は同校対決でしたが
宮浦:やっぱり先輩でも負けちゃいけないっていう気持ちが強かったので、そこが全面に出てしっかりプレーにも出せたかなと思います。
勝俣:1番緊張したのですが、やっぱり負けたくなかったし、本当に優勝したかったので、その気持ちだけで頑張りました。
-決勝でもストレート勝ちでした
宮浦:やっぱり集中力が切れなかった、切れかけてもお互いどっちかが支えて合えたのが大きかったと思います。
勝俣:自分たちの集中力が切れなかったし、それで逆に相手がミスしてくれて。相手より自分たちの方が我慢してバドミントンできました。
-相手のプレーで何か苦しめられたことは
宮浦:スマッシュのレシーブが上手いですね。いくら打っても決まらなかったのでラリーが長くて、そこがきつかったです。
勝俣:いつも決まる球が決まらないし、ラリーがめっちゃ長かったのですが、そこでも相手がミスするまで自分が我慢して我慢して最後は決められました。
-身体が万全な状態ではない中で臨んだ試合だったと思いますが
宮浦:やっぱり真っ向勝負の世界で、正々堂々戦うところなので、そういうのは関係なく。けがは言い訳にはできないので、自分のケア不足でこういうけがにつながっていると思うので。そこはなしで言い訳にせず最後までやりきれたと思います。
勝俣:自分はもうそんなに足もそんなに痛くなかったので全然大丈夫です。普通にやりました。
-団体戦はベスト8という結果でしたが、どのように個人戦臨みましたか
宮浦:団体戦で悔しい思いをした分、しっかり個人戦にぶつけて。法政として頑張っていかなければいけなかったので、その気持ちだけを悔しさだけをぶつけました。
勝俣:団体戦ベスト8は結構悔しかったんですけど、それを引きずってちゃ個人戦もだめだめになっちゃうと思うので、ちゃんとその日に心の切り替えができて。それで個人は団体のことは考えないでできました。
-宮浦選手は東日本インカレの時期に合宿があったとお聞きしましたが、そこではどんな収穫がありましたか
世界学生の方で結構イメージの仕方が変わりました。立ちの仕方だったり足の運び方だったり、それがすごく大きかったかなと。意識を少しでも変えていくことをずっとすることでやっぱり身についていくと思っていたので。やっぱりその意識というものを変えて、身体の入り方、立ちの仕方とラケットの出し方とか、そういうのが今回の勝ちにつながる要因のひとつでもあったのかなと思いました。
-具体的にどのような合宿だったのでしょうか
日本のトップレベルの人が集まっていたので、やっぱり強いですね。普通に強かったですみんな。練習がすごくレベルの高い練習だったので。
-2選手ともに東日本インカレでは欠場していましたが、そのときはどんな気持ちでしたか
宮浦:やっぱりお互いがしっかりやることを、勝俣はけがを治すということを専念してほしくて。わたしはわたしでしっかり経験を積むという自分が今できることをお互いしっかりやるということを意識していました。お互いがそういうことをしっかりできていたので良かったです。
勝俣:自分は東日本インカレのときはけがをしていたので見るだけだったのですが、そこで色んな人たちの試合を見れたことも今回の優勝につながったと思います。そこで無理しないでしっかり休めたのも良かったというか悪化しなかったし、ちゃんと治ったので休めて良かったと思います。
-このペアで組むことになったのはいつごろからなのでしょうか
宮浦:関東選手権の後、7月ですね。
-どういった経緯で組むことになったのでしょうか
宮浦:なんでしょうね。たぶん勝ちを目指すならこう組もうっていう感じです。
-組んでから2,3ヶ月、いかがでしたか
宮浦:大変でした。やっぱり勝俣にとってダブルスをそこまでやっているわけじゃないのに、ダブルスばっかり狙ってるようなこういうタイプの人と組むのはすごくプレッシャーだったと思います。
勝俣:宮浦さんと組んでからすごく変わりました。宮浦さんはやっぱりすごいなって思っています。ついていかなきゃなと。
-宮浦選手は昨年ベスト4という結果でしたが意識していた部分はありましたか
宮浦:今回はもう2人でやれることをやるだけだったので。狙っている部分はあったんですけど、優勝というよりも自分たちのやれることをやろうという感じで。まあ意識は2人ともあったと思います。ちょっと「優勝が目の前にある!」みたいな感じではあったんですけど、やっぱりそれよりも自分のプレーを集中してできたかなと。
勝俣:もう宮浦さんは結果を残しているからわたしもとりあえず必死に、変なことは考えず1戦1戦戦いました。そんな変に考えなかったです。
-改めてインカレ全体を振り返って
宮浦:やっぱり団体取りたいですね。それだけです今は。個人戦取れたからだと思うんですけど。やっぱりみんなでチームで優勝というものを経験したいですね。
勝俣:自分も団体、今年優勝できる可能性が合ったので。悔しかったし、来年も優勝狙えるので練習頑張ります。
-今回で全日本総合選手権の出場が決まりましたが目標は
宮浦:実業団選手と高校生がたくさんいるんですけど、やっぱり勝負の世界ではそれは関係ないので。しっかり上を目指して頑張っていきたいです。
勝俣:自分は全日本総合初めてなのですが、自分たちがどれだけ戦えるかっていうのも楽しみだし、全日本総合という舞台を楽しみながら頑張りたいと思います。
-最後に、これで引退となる4年生に向けて一言
宮浦:こんなに良いチームにまとめてくれて本当に感謝しています。
勝俣:すごく楽しかったし、本当にわいわいしていて、ほかの大学にはないようなくらい元気なので、毎日楽しくできました。お疲れ様でした。
フォトギャラリー
- 表彰式での宮浦と勝俣
- 歓喜のガッツポーズを何度も見せた
- 相手のレシーブに苦しめられながらも果敢に攻めた
- 体勢を崩しながらもシャトルに食らいつく宮浦
- ベスト4に入った上野(右)・長谷川ペア
- 準決勝では全力を出して戦い抜くも勝利ならず
- 決勝では部員全員で応援
- 準決勝で同校対決となるも最後はお互い笑顔で喜びを分かち合った