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【バスケ】第92回関東大学バスケットボールリーグ戦 対江戸川大  前半リードも流れ掴めず敗戦

バスケットボール

【バスケ】第92回関東大学バスケットボールリーグ戦 対江戸川大 前半リードも流れ掴めず敗戦

第92回関東大学バスケットボールリーグ戦 対江戸川大
2016年10月29日(土)
日本体育大学世田谷キャンパス

最下位での入れ替え戦行きが濃厚となった法大。残り2戦となった今日の相手は江戸川大だ。
前半はアウトサイドのシュートが好調でリードを奪ったものの、1点差で折り返した後半から一気に突き放されてしまう。そのまま追い上げることはできず、2部リーグ最下位となってしまった。

1 R
ダブルダブルの活躍を見せた米山

試合結果

トータル試合結果

66
法政大学
17 1Q 14 78
江戸川大学
16 2Q 18
20 3Q 25
13 4Q 21

 

法政大学スターティングメンバー

選手名 身長/体重 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#6 中村太地(法1)  190/65 PG  福岡大附属大濠 16 0 1
#14 植村哲也(文3) 175/74 PG 明成 10  1
#11 中野広大(法4) 182/77 SF 土浦日大 8 5 0
#23 戸堀勇吾(法3) 190/79 PF 國學院久我山 3
#12 柳川知之(法3) 192/82  C 明成  6 5 1

法政大学交代選手

選手名 身長/体重 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#1 米山滉人(営1) 194/83 PF 湘南工科大附 11 11 0
#2 田勢陸(法4) 170/65 G 法政二 0 0 1
CAP#7 藤井裕太(社4) 175/65 SG 厚木東 7 2 1
#8 新沢亮太(経4)  182/73 SG 新潟商  0 0
#10 和田直也(法3) 187/81 F 幕張総合 3 0 0
#13 鈴木蓮(現3) 180/69 G 東北学院 1 1 0
#57 玉城啓太(法2) 175/65  PG 京北 1 0 1

戦評

第1Q。試合開始から復帰2戦目の中村がリングにアタックし、フリースローを獲得。流れをつくる。その後も中村、中野が3Pを沈め順調に得点し、相手にリードを許さない。さらに負傷欠場中だったキャプテン藤井も待望の復帰出場。積極的に声を出しキャプテンシーを存分に発揮した。終盤に14-14の同点とされるも、最後は中野が2本目の3Pを沈め、17-14で第1Qを終えた。
 
 続く第2Qでは、田勢、和田が登場。その和田がいきなり3Pを沈め、主導権を握る。外からのシュートを警戒されはじめた中野も、冷静にシュートフェイクからのミドルシュートで相手をいなす。しかし、31-23で迎えた残り3分、ターンオーバーから江戸川大#12ジャガニーにダンクを決められたあたりから少しずつ流れが江戸川大に傾きはじめる。プレスを中心にしたディフェンスに法大は手を焼き、最終的に33-32と、嫌な流れで前半を終えた。
 
 第3Q。植村、藤井が3P、速攻と大暴れ。なんとかリードを守っていたが、終盤に江戸川大が躍動。この日20リバウンドを記録したジャガニーや、エース#23保岡らに苦しめられ、一挙9点のビハインドを背負う。しかし、最後の最後で米山のバスケットカウントが決まり、53-57となんとか食らいついた。
 
 第4Qの入りでも、米山がインサイドで踏ん張り1点差に。そして本日好調の中村が3本目の3Pを沈め逆転。ここままの勢いを持続したかったが、前半シュート不発だった#23保岡が完全に復調。勝負どころで2本の3Pを沈れられ、法大は窮地に追い込まれる。対する法大は肝心な場面でシュートが沈黙。2桁のビハインドを背負っての残り3分、オールコートプレスを仕掛けるが、簡単に穴をつかれてしまい、失敗。逆に相手のプレスに引っ掛かってしまい、逆転への流れをつくることができなかった。結果66-78での敗戦となった。
 
 この敗戦で2部10位が確定し、入れ替え戦は3部1位の神奈川大学との対戦となった。3部で15勝1敗。100点ゲームも記録するなど、勢いに乗っているチームを相手にすることとなる。そのため、最終戦となる東洋大戦での結果は、入れ替え戦に向けてかなり重要な意味を持つことは間違いない。(戎井健一郎)

選手コメント

藤井裕太

 試合を振り返って
今日はもう入れ替え戦が決まって、正直勝たなくてもいいというか、勝敗は関係ない試合だったので、入れ替えに向けて自分たちの決めたこととかチームとして徹底することを最後までやり抜くってことをチームとして決めて、やろうという話をしていました。まあまだまだとは思うんですけど、今まで以上にチームとして最後まで気を抜かずにできたのかなと思います。
 
ー徹底すると決めたことというのは
低いレベルの話であるかもしれないんですけど、最後まで声を出す。あとはスタッフに言われたディフェンスのチェンジングだとか、そういうことを最後までコミュニケーションをとってやることですね。
 
ー前日の練習から課題があるというお話を伺いましたが昨日はどのような練習をされましたか
先週は法政の負け方として、後半が失速してっていうことがあって、先週の練習も水・木がよかったんですけど金曜日がダメで。試合で出ている(悪い)ところが練習でも出ていたので、そこらへんは今週修正点だと思っていました。やっていることとしてはいつもと変わらないんですけど、昨日は雰囲気良く、活力をもってできたので良かったのかなと思います。
 
ー今日明日の2試合、法大2勝東洋2敗で法大の順位はひとつ上がります。そのところ意識などされなかったのでしょうか
そこはもう、入れ替え戦が決定しているのであまり順位とか気にしていなかったですね。
 
ー途中プレスディフェンスに変わりましたがどのような指示があったのでしょうか
練習でもそういう練習はやるんですけど、入れ替え戦まではあと2試合あるので、そういうのを試していこうということでした。
 
ー他に入れ替え戦に向けて試していることはありますか
ゾーンからマンツーに変わったりだとか、今日でいうと23番が持ったらマンツーに変わるだとかそういうことをチームとしてできるか試すというか練習するというかそういう感じですね。
 
ー相手のディフェンスに苦戦していた印象でしたが
相手がプレスできたとき、前を見れなくて横ばっかり見てターンオーバーっていうのが続いたのでそこは反省して、前を見て逃げずにやれればと思います。
 
ー最終Qはチーム全体で13得点とスコアが伸びませんでした
後半は相手がタフに来てて、逆に自分たちは外のシュートばかりソフトに攻めてしまった部分があったので、そこが原因かなと。相手はタフに来ていたのでそういうところを見習いたいと思います。
 
ー藤井選手自身の調子のほうはいかがですか
今週復帰したんですけど、思ったより感覚も鈍ってなくて、平気かなと(笑)監督も普通にやれるだけやってこいみたいな感じでしたね。
 
ー明日の試合に向けて
今日はゾーンが簡単にやられる部分とか、後半タフにいけなかったっていう課題があるので、そういうことを意識しながら明日もやっていきたいです。
 
 

和田直也

ー今日の試合を振り返っていかがですか
出場時間が短い中でいかに自分の役割を果たしていくかっていう目標が自分のなかにあるので、それをどうやってやっていくかというのを意識してやってきたので、まぁ。塚本さんには打ったシュートは全部決めろっていつも練習中から言われてるので、まぁ今日は打ったシュート全部は決めれなかったんですけど、まぁ、頑張ってシュートを狙っていこうと思いました。
 
ー今日は選手の入れ替わりが激しかったですが、塚本コーチから試合運びに関して何か指示はありましたか
今週は結構ゾーンの練習が多くて、それで上がってる二人のガードはいいんですけど、下の三人の動きが結構遅いので、それを意識してやっていこうとコロコロと変えて頑張ってるつもりでした。でもまだちょっと遅いので、そこは僕らのポジションがしっかり意識してやっていかなきゃいけないなと思います。来週までの練習は頑張っていこうと思います。
 
ー後半から勢いが失速した印象がありましたが、それについてどう思われますか
後半は5人がゴールに全然向かってないっていうのがやっぱり印象的で、塚本さんもみんな5人横向いてパスばっかり意識しちゃって全然ゴールに向かってなかった、こういうときに江戸川の選手はみんなゴールに向かっているのに、なんで法政の選手はゴールに向かっていかないんだって言われてたので、そこは自分たちの反省点だと思います。
 
ー明日の試合への意気込みをお願いします
入れ替え戦は決まっているので、この試合をどう入れ替え戦に活かしていくかが大切だと思います。出場していない選手も出る機会が多いと思うので、出たからには全力で頑張っていこうと、みんなでやりたいです。

 

中村太地

ー今日はシュート好調でしたが
昨日シューティングしたとき、コーチ陣に言われて。今までガードやってて考えすぎてたというか。組み立ての方に頭がいってたんで。今回はまずはシュートを意識してやりました。ガードと一緒に試合出ることが多くなったんで、その点安心してできたのかなと思います。
 
ー今日の試合展開について
踏ん張れない。相手の時間になったときにどうしてもいかれちゃうところがありますね。今日は飛ばしすぎましたね、前半。
 
ー入れ替え戦は神奈川大学との対戦になると思いますが、対戦経験は
一回やりましたね。ガツガツくるんで。今日みたいにみんな横見ちゃうとやられちゃうんで。縦を見れば問題ないかなと。あとはリバウンドですかね。
 
ー「横を見る」とは
横ばっかり見てガード陣だけでやろうとしちゃうところです。
 
ーゾーンディフェンスを攻略されてしまう場面も見られました
下が動けないから。ガード陣のところはいい感じなんですけど、ウイングがコーナーに出れないっていうことが多くて。(マンツーとゾーンを平行してやっているのは)中途半端にどっちもやることで、相手のガード陣に「どっちやってるんだろう」って迷わせたら勝ちなので、それで時間かけさせて、外からシュート打たせてリバウンドとろうと。
 
ー明日の試合に向けて
今日みたいな感じでどんどんつないで。雰囲気は良くなってきたのでがんばります。
 

フォトギャラリー

  • 1 Rダブルダブルの活躍を見せた米山
  • 2 R中村は16得点を挙げる大車輪の活躍
  • 13 Rガード陣とインサイド陣の連携が鍵を握る(植村)
  • 4 R中野の3Pシュートが決まると希望が見える
  • 5 R右肩脱臼で戦線離脱していた藤井
  • 6 R難しい姿勢でのシュートも難なく決める柳川
  • 7 R体を張ったプレーでなくてはならない存在となった戸堀
  • 8 Rけがのため離脱していた藤井、中村が戻り全員が揃った
 

 

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