【バスケ】第99回関東大学リーグ戦 第1節 対順天堂大 大事な初戦白星発進!

第99回関東大学バスケットボールリーグ戦(2部)
2023年8月26日(土)対順天堂大@帝京平成大学池袋キャンパス
#24安原明優をキャプテンに、今季こそ一部昇格を目指す法大。順天堂大を相手に迎え、法大は自分たちのバスケットボールを展開し76-54。大事な初戦を見事な勝利で飾った。

▲円陣を組む法大。ベンチも一体となってつかみ取った勝利だった。

試合結果

トータル試合結果

76
法政大学
18 1Q 16 54
順天堂大学
23 2Q 9
20 3Q 17
15 4Q 12

法政大学スターティングメンバー

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#3 今池翔大(文4) PG 法政第二 10 1 3
#7 本山遼樹(法2) PG 福大大濠 8 5 0
#23 堤玲太(文3) SF 九州学院 7 5 0
#6 杉澤ロメオ(文4) PF 東海大札幌 10 6 0
#74 長橋冬真(営4) C 國學院大久我山 8 11 2

法政大学ベンチ入り選手

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#32 菅野汰樹(環1) PG 法政二
#10 坂本温人(現2) PF 法政二 4 6 0
#24 安原明優(キャ4) SG 八千代松陰 3 1 0
#25 鍋田憲伸(法1) PG 福大大濠 4 2 0
#11 岡部雅大(国文3) SG 國學院大久我山 7 2 2
#8 石田泰三(法3) PF 北陸学院 6 3 1
#32 住吉大和(営1) SF 中部第一
#75 柳田大斗(営2) C 國學院大久我山 2 6 3
#21 藤平皓成(営3) PF 正智深谷 6 2 0
#14 佐藤正樹(済2) SF 法政二 1 0 0

試合経過・日程(1巡目)

日付 対戦相手 結果
8/26 順天堂大 76ー54  WIN!
2 8/27 明星大  ー
3 8/30 東京成徳大  ー
4 9/4 帝京平成大  ー
5 9/5 関東学院大  ー
6 9/9 玉川大  ー
7 9/10 東洋大  ー
8 9/13 青山学院大  ー
9 9/16 国士館大  ー
10 9/17 上武大  ー
11 9/23 駒澤大  ー

戦評

ゲリラ豪雨がやみ、晴れ間が広がったころ、四年生にとってはラストシーズンとなる秋の初戦が始まった。迎えるは速いパス回しと高いオフェンス力が持ち味の順天堂大。手ごわい相手だが、入念に対策を練り準備してきたためか、選手の顔には不安がない。tipoffのベルが体育館に鳴り響く。

第1Q。198cmの長身を活かし#74長橋冬馬がジャンプボールを制した。法大ボールで試合が始まると、序盤から#3今池翔大を中心にゲームを運ぶ。立ち上がりは完全に法大ムードだったが、順天堂大も反撃に出る。順天堂大#22鈴木隆太郎の突破力を前に一度は逆転を許した。しかし、#23堤玲太のインサイドで押し負けないプレーや#8石田泰三の3Pが最後に決まり、18-16。2点リードで第2Qへ。

▲バスケットカウントや連携で圧倒的な存在感を見せた#23堤玲太

 

第2Q。第1Qの終盤からリーグ戦デビューを果たした#25鍋田憲伸が、広い視野でコートを見渡し攻撃を展開。鮮やかなロングパスを#6杉澤ロメオが沈めた。そしてこのピリオドは#21藤平皓成が躍動。ゴール下でのフィジカルを活かしたプレーに3Pまで決めてみせた。インサイドが機能しリバウンドも多く取り、強固なディフェンスを披露。第2Qは相手の得点を一桁台におさえ、試合は後半戦へ。

第3Q。#7 本山遼樹が順天堂大の速いパスまわしに順応。スティールから一人でゴール下まで運び、最後はバスケットカウントを獲得した。大きな3点プレーで会場も盛り上がりを見せる。#10坂本温人の相次ぐ好プレーや#11岡部雅大の切り込みによって終始法大が主導権を持って試合を運び、61-42で最終Qに臨む。

 

▲1年次からリーグ戦で活躍した#7本山遼樹。今季はさらに磨きがかかっている。

そして最終Q。#6杉澤ロメオのリバウンドや気迫溢れるプレーがチームをさらに勢いづける。順天堂大にボールを持たせても、速いパス回しを徹底的なディフェンスで機能させなかった。終始法大がゲームを掌握し、最後には我らがキャプテン、#24 安原明優が美しい弾道の3Pを沈め、76-54。

インサイドのビッグマンを中心に、ディフェンス力の高さを痛感したゲームだった。福大大濠出身の#25鍋田などフレッシュなメンバーも加わり、1部昇格が明確な目標であることを実感させられた。惜しくも今日はベンチ入りを逃していても、試合に積極的に絡める実力ある選手が多いという法大。選手層も厚く、これからどう勝ち進んでいくのか。観る度に進化の可能性を秘める法大バスケ部は刮目に値する。

 

選手コメント

安原明優(人環4)

ー今日の試合振り返って
初戦ということで結構みんな緊張感あった中での戦いだったと思うんですけど、しっかり最初の出だしをみんなで意識して自分たちのバスケットボール、相手が結構外のシュートとか打ってくるチームなので、そこに対しての対策の中で自分たちの良いところが出せたかなというところで、勝てて良かったなと思います。

ー順天堂大、ゲームプランは
順天堂さんの試合展開ってアーリーの中でどんどんパス回してトップでシュートが強みだってところで、相手の22番さんとかキーマンをウチのディフェンスでどうおさえるかっていうところに注力して今週準備してきたので、そこしっかりと打たせないところを出せたっていうのは良かったところかなっていう風には思います。

ー自身のプレー振り返ると
少し最後出させてもらったんですけど、4本くらい外したかなってところで、まあそのうちの1本仲間がつないでくれて、そこをしっかり決め切れたっていうのは良かったと思うので、今後のリーグ戦もしっかりと決めたいと思います。

ーチーム全体の印象
1年生の中でも試合に絡む選手も出てきたと思うので、そこの選手とかはうちのバスケットボールをしっかりとやってくれているので、まあその中でどんどんどんどん、まだ今日ベンチ入っていない選手もうちで活躍できる選手はたくさんいるので、各々の個性を発揮できるようなチームづくりであったりとか、雰囲気を作っていけたらなと思います。

ーファンの皆様へ
リーグ戦始まりました。順天堂大学初戦ということで、まず勝てたことがうれしいです。これからも明日試合またあるので、しっかり準備して勝ちたいと思うので、応援よろしくお願いいたします。

今池翔大(文4)

ー今日の試合振り返って
立ち上がりからディフェンスが機能していて、前半で点数差をつけられたのでそれが良かったかなと思います。

ー自身のプレー振り返ると
今日の自分の出来が良かったかと言われれば別にそうではないんですけど、でもその分チーム全体として良いプレーができていたので、それは良かったかなと思います。

ー自信の持ち味は
今年はすごいシュートを磨いてきたので、そういった部分では自信を持ってリーグ戦通して打ち続けていきたいかなと思います。

ー今日よかった選手
インサイドの人たちが頑張ってくれてて、そこでうちがアドバンテージ取れたので、それが良いリズムにつながったかなって思います。

ーリーグ戦意気込み
これから2ヶ月間リーグ戦続いていくと思うので、一試合一試合大事にして、一つでも多く勝ちを積み重ねていけるように頑張っていきたいかなと思います。

ーファンの方へ

リーグ戦自分たちは最後の年ということで、最後までチーム一丸となって戦っていきたいかなと思っています。応援よろしくお願いします。

 

写真提供=法政大学バスケットボール部

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